141. 八月の濡れた砂
《ネタバレ》 当時はセンセーショナルで退廃的な青春映画だったんだろうけど、今見るとどうにも救い難いダサさ。 村野武範が、これまた魅力がない。 1970年代の悪いところばかりが詰め込まれた作品。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-05-01 01:30:19) |
142. パリの大泥棒
ベルモンドは魅力的だが、内容的に少々、退屈感あり。 泥棒稼業の内幕を描いており、興味をそそられた部分はあった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2016-08-21 02:10:13) |
143. 初恋の想い出
《ネタバレ》 ラストシーン。 二人は記念撮影を行う。 この時の、ヴィッキー・チャオの涙顔は、さすが女優!と言わざるを得ない素晴らしさ。 その後の微笑みも、また格別。 寂しげな表情でカメラに向う二人のシーンは、ラストに相応しい余韻を残す。 ただ、親同士のしがらみによって、その子供同士の恋愛が成就しないという筋は、理解し難いものがある。 父親が末期ガンになって、ようやく娘のことを思い、二人を結びつけようとするが、それもいささか無理を感じた。 死に際にいきなり信念を曲げるというのも、私の人生観に合わない。 それなら、最初から娘のために結婚を容認すればよかっただろうに・・・ 脚本もまどろっこしく、時間が長く感じた。 ラストシーンは素晴らしかったが、それまでのほとんどが凡庸なだけに、満足とは言い難い。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 00:42:58) |
144. バウンス ko GALS
《ネタバレ》 コギャルという生態を色物的に描いた前半から、まともな青春モノとなる後半まで、実にアンバランスな一品。 はっきり言って、賞味期限切れな作品なのだが、今となってみると一つの時代を描いた作品として貴重とも言える内容となっている。 残念なのは、作品としての全体的な印象が、どこにでもありそうな適当な邦画のように感じられるところだ。 こういう軽いノリの作品なら、最後はあそこまでマトモにしめることなく、最初から最後まで軽いノリでいってほしかった。 もしくは、最初から最後まで社会派的な作風にして、重厚にまとめ上げるとか。 ただし、この作品の素晴らしいところは、コギャルや援助交際といった、当時社会的問題となったネタを、余すところ無くストレートに映像に残しているところだろう。 そういう点では、その時代を映した他にはない貴重な作品として、後世に残る可能性も秘めた作品である。 [DVD(邦画)] 4点(2009-08-29 02:54:31) |
145. 番場の忠太郎 瞼の母
はっきり言って、話の内容は古過ぎて面白くはない。 きっとこれは、無声映画独特の雰囲気を味わうべき作品であろう。 [ビデオ(邦画)] 4点(2009-04-19 00:17:52) |
146. バンド・ワゴン(1953)
長くは感じないんだけど、やっぱりダメ。 アメリカ風味が効き過ぎ。 みんな都合良く上手く踊りすぎ。 [DVD(字幕)] 4点(2008-04-09 00:49:30) |
147. 灰とダイヤモンド
灰とダイヤモンドとの分かれ目。 それは、ほんの些細な運命の別れ道。 そして男女の運命的な出会い・・・ まあ、内容はともかく、退屈な作品だ。 全体的に映像が暗すぎるのも観ていて疲れる。 長く感じた。 ただし、主演の女優さんはとても綺麗だった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-01 21:48:23) |
148. 母を恋はずや
《ネタバレ》 最初と最後が欠落している点を抜きにしたとしても、それほど良い作品だとは思えませんでした。 小津監督のサイレント作品で現存するものはほとんどを観ましたが、その中でも出来は良くないほうだと思いますね。 [ビデオ(邦画)] 4点(2008-01-04 22:04:24) |
149. 巴里祭
泣く子も黙るルネ・クレールの代表作の一つですが、どうも楽しめませんでした。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-14 17:40:48) |
150. パラダイスの夕暮れ
アキ・カウリスマキ監督が苦手だということを再認識した作品。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-11 08:42:28) |
151. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
こういうどんでん返しを狙っただけのハリウッド映画は苦手です。 [映画館(字幕)] 4点(2007-10-10 20:23:12) |
152. ハズバンズ
《ネタバレ》 ワンシーンがいちいち長く、そして退屈。 一人一人が歌をうたう場面、おばさんをいじめるシーンも最悪。 オッサンたちの悪ふざけに付き合わされた2時間超だった。 [インターネット(字幕)] 3点(2022-12-10 18:47:17) |
153. ハッピーメール
《ネタバレ》 ライトな恋愛モノと言いたいところだが、正確には薄っぺらい恋愛モノ。 マッチングアプリであそこまで相手のことを好きになるのが不自然な上、ラストもとってつけたように収束し、ハッピーエンド。 主役の男女4人、いずれに対しても好感は持てず。 特に女性陣に魅力がない。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-09-17 20:41:07) |
154. ハゲタカ
《ネタバレ》 話しはよく出来ている。 だがしかし、作りから音楽から雰囲気まで、そのすべてがTV的であり、映画的空気感を感じられない。 言ってみれば、連続TVドラマをつなげた感じ。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-07-08 00:24:49) |
155. 薔薇の名前
《ネタバレ》 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-06-10 23:29:13) |
156. 巴里のアメリカ人
《ネタバレ》 タップダンスをひたすら見せられる内容。 確かに凄いダンスだけど、別に面白くはない。 ヒロインはかわいくない。 よっぽど金髪のおばちゃんの方がマシ。 [インターネット(字幕)] 3点(2021-03-25 09:47:03) |
157. 白蛇伝
《ネタバレ》 宮城まり子のおばさん声が気持ち悪いです。 小学生向けと思われる内容で、最後まで見るのがしんどかったです。 パンダの無敵ぶりに驚かされました! [インターネット(邦画)] 3点(2020-12-16 21:14:58) |
158. 花を摘む少女と虫を殺す少女
矢崎仁司監督が放った大長編。 その尺、実に236分。 しかも休憩がなかった。 途中でトイレに向かう人たちが多い中、私はなんとか我慢した。 題名にあまりリンクしない内容で、つかみづらかったというのが第一印象。 しかも、ほとんどが字幕なので、読むだけでも相当疲れた。 本作を観た印象として、まっさきに思い浮かんだ作品が、ジャン・ユスターシュの大長編『ママと娼婦』。 エピソードを積み重ねていき、長い尺でもって、登場人物たちのキャラクターや関連性が浮き彫りになるという仕掛け。 しかし、その『ママと娼婦』と比べると、本作は予想以上につまらない。 結局、断片的な映像の数々が、まとまっていない。 映画を観終えた後、喫煙所で監督本人に遭遇したので書きづらいが、この時分の矢崎監督って、まだ何か挑戦中で、自分の作品の型が定まっていなかったんじゃないかと思う。 何故なら、最近の矢崎作品は、面白いものが多く、矢崎カラーみたいものが一つまとまった形で感じられるからだ。 発展途上にあった矢崎監督の、貴重な大長編。 期待には遠く及ばなかったのが残念だ。 [映画館(邦画)] 3点(2012-07-13 21:02:44) |
159. パッチギ!
《ネタバレ》 大衆に媚びた井筒和幸監督が退化し、それをさらけ出したかのような作品。 良かったのは、ラストシーンで車に乗り込むかわいい沢尻エリカを観れたことと、故加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」がエンドロールで流れたことくらい。 テーマ、映像、出演陣その他、全てに魅力なし。 [DVD(邦画)] 3点(2010-03-14 01:13:28)(良:1票) |
160. 巴里の屋根の下
平和なフランスの、古き良き時代の雰囲気が感じられて、幸せになれる良い作品だが、なんでか知らないが異常に眠かった。 良い作品なんだけど、何故だか眠い。 いや、退屈。 それが私とルネ・クレール監督の相性か。 『巴里祭』も同様の感じだった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-11-21 15:14:44) |