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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  八甲田山 《ネタバレ》 
橋本忍脚本にアクションを加えたらどうなるか? もうそれだけで、一見の価値がある。  見事なリーダー論になってる。 二つの隊が、雪の中の行進をする。 それぞれの隊のリーダーの在り方で命運が変わる、と言ってもいいくらいの違いがある。 吹雪の中、あと2キロの目的地に行くか行かないか、土地に詳しい案内を頼むか頼まないか・・等々  中盤、北大路欣也の部隊が全滅したあと、高倉健の部隊が進むかどうか、 軍本部は中止させたいが、連絡方法がない、というとこは、もっと見せ場にできたと思う。 ラスト、生き残った部隊が、日露戦争で全滅したという説明書きが出て、鑑賞後、凹んだ。 (実話ですよね。簡単にコメント言えない)  木村大作の撮影が見事!さすが日本を代表するカメラスタッフ!
[DVD(邦画)] 7点(2024-04-07 21:10:13)
2.  ハウス/HOUSE(1977) 《ネタバレ》 
分かるな~、この味♪  この作品は、令和の若者みたいにネットやコミケなどない昭和の少年たちの性の悶えに 応えた、江戸川乱歩、推理小説、エロ本、ヒッチコック等々怪しげな趣味がてんこ盛り。 特に、エロ本に今でいう同人誌のようなアリスという雑誌があり、 その流れが、ゴスロリやらに繋がっていくんだね。 大林さんのこのセンスが尖がったのが「時をかける少女」じゃないかなぁ。  しかし、少女のお叱りもあってか、大林さんはその後、エロには進まず、 もっと広く社会問題にも目を向けていくんですね。  大林アリスとして、彼の映像の才能が爆発した、特筆すべき作品。
[DVD(邦画)] 7点(2023-07-22 21:58:36)
3.  ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 
祈りのない映画。 つまり、これほどニューシネマらしい映画はないくらいのラスト。 あのBGMが聞こえてくると、近くにブギーマンが!って感じで、非常に呪い度の強い映画。  映画とは落とし前の芸術だと思ってる僕には、非常に不安な気持ちが残ってしまい、 低評価を与えたいが、カーペンターの奇才ぶりのつまった内容から、やはり低評価は与えづらい。  とにかく尻軽カップルのイチャイチャなところは、小生もむかつく。 これが、イチャイチャ斬殺ホラーの始まりなのだろう。 カーペンターの発明したモノは、後世色々なところで応用されてる。  ダースベイダーばりの息づかい、夜の密室・女性一人で不審者に立ち向かう、などなど。 (しかし、あの白い覆面の下にちらりと見えるイケメンが不死身のブギーマンってとこが未消化なんだよなぁ) でも、今観ても新しい、カーペンターの鋭角なセンスには、ただただ舌を巻く。  前の方のレビュワーさんの、映画には必ずしも過剰なサービスは必要ないのでは、という意見に 我が意を得たり!です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2023-03-04 22:16:37)(良:1票)
4.  ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 《ネタバレ》 
前作同様、女にもてる探偵シリーズをポールニューマンが演じる。  しかし、今回はカメラの照明が悪く、テレビシリーズか!?と思うくらい・・  ただクライマックスは、今までで初めて見るアクションシーン。 まぁ「タワーリングインフェルノ」の火事を消すとこや、 「シェイプオブウォーター」の半魚人とのラブシーンで、 部屋から水があふれるのは、見たことあるが・・  ビショビショの男女の半裸体をニューマンがエロくなく演じるのは流石! でもこのシリーズでは、ニューマンらしさは出し切れてない感想を持つのは、 前作同様。  ニューオリンズの音楽が、ハードボイルドに合うのは狙ってたんでしょうか?
[DVD(字幕)] 7点(2022-12-04 20:05:16)
5.  裸の十九才 《ネタバレ》 
原田大二郎が大きすぎて、中卒に見えない。 なので、高卒の集団就職とばかり思ってた。 後で、DVDのパッケージを見て、そうだったんだと理解。 もうちょっと童顔の少年を起用しても良かったのでは? ただ後半のHシーンの多さに、さすがに純朴な少年の起用は無理だったか・・ 十九歳といえば、「十九歳の地図」という傑作がある。 あちらは共感できたんだが・・  東京に集団就職、都会の洗練を受けて、あえなくドロップアウト。 心身ともにすり減ってるときに、拳銃を手にする。 そして多数の犯罪。 そうですね。前のレビュワーさんも言われてましたが、誰もがこういう立場になるというのが、ヒシヒシと伝わってきますね。  話は、彼の親のなれそめまでさかのぼり、乙羽信子が熱演してた。 新藤監督と言えば、乙羽信子。 華やかさはないが、手堅い演技で脇を固めていく。
[DVD(邦画)] 7点(2021-09-19 17:24:12)
6.  花と龍(1973) 《ネタバレ》 
前半の金五郎とマンの夫婦の生き様は、 「日本侠客伝 花と龍」の方がまとまってて、分かりやすかった。  が、後半の息子のカツノリが成長してからの話は、やはり原作に忠実な本編ならでは。 恐らく、このカツノリが原作者の火野葦平なのだろう。  ストライキつぶしに刀で斬り合うなんて、本当?と思ってしまうが、 北九州は、こういう町なのだろうか?う~む・・ ここが「日本侠客伝」との違い。 「日本」は組の抗争で蝶々牡丹が活躍するのだが、 本編では組合のストライキつぶしの抗争(でも結局、組同士のつぶし合いなのだが・・)で 蝶々牡丹の、しかも娘が活躍する。  同じ原作使っても、料理は様々ですね。
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-24 12:39:19)
7.  パラダイス・アレイ 《ネタバレ》 
レスラー映画って少ないんですよね。 ミッキーロークの「レスラー」とか「カリフォルニアドールズ」とか・・  それを「ロッキー」のスタローンが監督。 同じく下町風で、いい塩梅に仕上がってる。 しかもスタローンは、強い弟の美味しい役はやらず、 ちょっと調子のいい次男役を好演。  これが後で効いてくる。 下町の苦さを一番味わう役どころ。 今までの敵役レスラーと酔っぱらうシーンは名場面でしょう。  派手さはないけど、中々の佳作です。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-23 19:18:02)
8.  はなれ瞽女おりん 《ネタバレ》 
この世の地獄が見えぬよう、神様が眼を見えなくしたと教えられて育つおりん。まさしくこの映画での展開は、地獄模様。かくしておりんは絶望して、自ら命を絶つ。本当に救いのない映画だった。一体、監督の言いたいことは何だったんだろう?無常だろうな・・。岩下志麻の美しさが、それを際立たせていた。花は萎れるがゆえに美しい。そんな世の無常を謳った映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2016-08-27 20:08:47)
9.  パワープレイ 《ネタバレ》 
え?これってブラックユーモア?キューブリック並みじゃん!?でもクーデターで政権誕生のラストにするなら、前政権の腐敗ぶりをたっぷり描くべきだろう。じゃないと感情移入、危険すぎてできないよ!こんな危険な人物(ピーターオトゥール演じる不倫はするわ、クーデター仲間のボスを平気で殺すわ)が、大統領になったら、嫌だな~、俺。それにしても訓練がクーデターな訳ないじゃん!?どこまでも指揮官に忠実な軍隊は、おバカ?・・つまりそこまで腐敗していたってことか!?う~ん、ギリギリセーフの内容だな、こりゃ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-11 01:50:26)
10.  博多っ子純情 《ネタバレ》 
そのまんま!まったく同じ温度で自分も中学生ばおくりました。博多区やなかばってん、福岡の城南区のもんです。南区に中2までおったけど。     大好き!この映画!源ちゃん、気持ちは嬉しかばってん、ちょっと違うごたる。でも嬉しか!
[DVD(邦画)] 10点(2013-06-12 01:51:02)
11.  白熱(1973) 《ネタバレ》 
この映画に、後の名作「ロンゲストヤード」と「トランザム7000」の萌芽が見てとれます。特に話らしい話はないのですが、おちゃめになる前の、バートレイノルズの精悍な感じが印象に残ります。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-08 06:34:03)
12.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 《ネタバレ》 
なぜニューシネマは、こうも人を不快な気分にさせるのだろう。ついこの前まで、それがカッコいいと思っていた。だが、今、自分が世に出てみると、映画の、特にニューシネマで描いているような世界は、「変」だと思うようになった。お婆さんと感受性の強い、自立もしてないような男の子が結ばれるなんて話は、気持ち悪い。これじゃ三島由紀夫の「金閣寺」を読んだ時の不快感そのものだ。設定は面白いと思う。狂言自殺ばかりする男の子がいても全然不思議じゃない。一方、苦労しまくり、自由奔放なおばあさんがいても、これまた不思議じゃない。だが、この二人が結び付くという話が「変」なのだ。僕はこのお婆さんが、この男の子とセックスしないで、真っ直ぐに生きていけるような指南するような話だったら、この話は、本当に最高だと思う。でもそういう話にしないところがニューシネマのダメなところだ。もっと登場人物を愛せよ、と言いたい。愛したら、最後の車が崖から落ちて、男の子が踊りだすシーンなんて描けるはずないじゃないか!図式的に考えすぎだ。あのままでは、あの男の子はクズのままだ。僕はいっそあれで死んだ方がハッピーエンドだったと思う。あー、この映画もそうだけど、ニューシネマは理屈っぽくて厭だ。確かにベトナムでアメリカが色々答えを模索していたことは認めるよ。でも人間の幸せとは何か、という視座を失ってはダメだと思う。観たかった映画だったけど、正直がっかりした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-07 03:31:45)
13.  パララックス・ビュー 《ネタバレ》 
「大統領の陰謀」のアランJパクラらしく、静かなサスペンスである。物語は常に主人公の視点から語られ、組織の恐さがヒタヒタと伝わる。しかし、編集長が殺されてからの、主人公の心情がどうなるのかが描いてないので、あれ?とここで観ている者は取り残される。復讐?好奇心?正義感?最後の議員暗殺の場面は何のために主人公が動いているのかが分からない。だから主人公が殺されて、恐らく彼のせいにされるんだろうけど、そこが映画を観てて、主人公の無鉄砲さだけが印象に残り、「バカだなぁ」と思ってしまう。特に入り口に向けて走っていくラスト。誰かいるに決まっているよ!大体、あんな恐ろしい組織に単身乗り込むなんて無茶だよ。でも当時はそんな映画がなかったから、斬新だったかもね。ただ、殺しではなく、病死や単なる事故死にみせる暗殺集団のやり方に平和に見せかけてる今でも実はこのような暗殺が行われているのじゃないか?と思ったね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-06 19:57:32)
14.  バニシングIN60”
「自由」な「男」の映画ですね。話的には主人公がこれだけ町をかき回しておいて、何事もなく帰っていく結末は良くないんでしょうけど、この映画はそういう「話」の要素はそんなに比重を置いてなく、ただ後半のカーチェイスを描く為に「話」を創った、という感じ。追跡のシーンも色んな人のカーライフエピソードが挿入されてて、一瞬あれ?って思う場面がある。でもそれは重要な場面でなく、公道であれだけの運転すれば起きるだろう、色んな危険な場面を挿入している。面白かったのが、ヤクをやっている黒人6人組。ノー天気な彼らがカーチェイスの緊張感を緩めてくれます。この監督ハリッキー、生きてたら永遠の不良青年だったろうに。残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-10 09:19:49)
15.  バニシングIN TURBO
後の「ブルースブラザーズ」の原点を見た!という感じだ。はちゃめちゃな映画。監督は若き日のロンハワード。(監督第1作目?)とにかくサービス精神旺盛。何と言うこともない映画だが、そのサービスッぷりに+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-10 09:07:57)
16.  バニシング・ポイント(1971)
この作品はニューシネマの他の似たような「ダーティメリー、クレイジーラリー」などと比べて、主人公が悪人ではないですね。なのにあのラスト。大衆から支持されていたヒーローが自爆っていうのは、当時のアメリカの閉塞感というか、不安というか、そういうのが深かったのでしょうね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-21 13:28:04)
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