21. ビジター/欲望の死角
《ネタバレ》 テレビ放映で見たので、詳しく覚えているわけじゃないんです。ごめんなさい。だけど、「ブルースチール」の犯人と「ゆりかごを揺らす手」の犯人が(この人たちのコワサ、どちらもハンパじゃなかった!)、今度は襲われる側の役、というのがどうも信じられなくて( ̄◇ ̄;、もしかしたら、どこかで本性を現して、逆に襲ったりするんじゃなかろうか、と気がきでなくて、素直に楽しめなかったような・・・。ま、そういう意外性も味わえる作品ではあります。未見の人は、こっちを見てから両作を見ては?と思いますが、この映画を探すのは至難の業かもしれませんね。 [地上波(字幕)] 6点(2003-06-13 17:58:28) |
22. ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)
ファッションをはじめとして、細かいディテールに、見どころがたくさん! ラブコメの定石を踏んでいる上に、新しさもあって、特に前半がGOOD。冒頭シーンがまず、TVドラマには出てきにくいシチュエーションだから、「これは映画だゾー」という主張をしてるようで、なかなか痛快。しかも、女の子からはちょっと言いづらいことをキッパリ言ってるから、ここでジェニファーは女性ファンをググッとつかんだよね、きっと。そして、友達の結婚パーティーのシーンも面白い。こういう場面に身を置いたときの微妙な心理も、かわいく表現されています。若い女の子だったら、この映画を見たらもう絶対に好きになるんでは?と思うなあ・・。但し、ラストは納得いかない。だからここはちょっと減点の6点としました。(→7点に変更しました。2010/12/8)とにかくオシャレで楽しい! ここを見てね。(登場する男たちは、まあふつうでしょ。可もなく不可もなく。ケビンも、どうぞあれでひっこんでてください。ここを読んでる殿方たちは、間違っても、イケスカナイあの男にも、一縷の望みはあるだろう、なんて思わないように。) [ビデオ(字幕)] 7点(2003-06-04 19:24:38) |
23. ビューティフル・マインド
私の親友は、統合失調症のためだったろうと思いますが、8年前に亡くなりました。たくさん振り回されたのですが、本当に才気のある、また可愛いところもある、大切な友人でした。何もできなかった自分がはがゆかったので、もっと以前にこの映画が作られていたら、たくさんヒントをもらえたかもしれないなあ、と思いました。 (ちなみに、旧・病名:精神分裂病は、主として病気について誤解を与える意味合いがあるから、という理由でだったと思いますが訂正され、現在の正しい病名は「統合失調症」です。ご存じない方もいらっしゃるようですので、お知らせしておきます。) 単なるお涙ちょうだいものの映画だと勘違いして敬遠していたので、同じように敬遠している人がいたら、そして、家族とか友人に統合失調症の人がいる人はなおのこと、ぜひ見てみてほしいと思います。 映画としては、ラッセル・クロウは迫真の演技で素晴らしいと思うのですが、出だしとラストに工夫が足りないと思うので、6点か7点か迷いました。でも、大勢に見てもらいたいので、やっぱり7点! 7点(2003-05-31 15:33:39) |
24. ピンポン
これを見ると、邦画もすてたもんじゃない、と思う。「ナマミの人間が動いているマンガ」というタイプの映画、大好き。ARATAは「ワンダフル・ライフ」もよかった。不思議な役者、と思っていたら、役者じゃなかったのね。スマイルにはピッタリだった。ARATAみたいな表現者を前にしたら、もろに向かい合ったらけっこうビビルのではないかと思うのだけれど、窪塚がちゃんとペコになっていて、いいハーモニーになっていたので、すごいと思った。窪塚は私には何故出たのか理解不能な映画にも出ているようだが、少なくとも「GO」やこれを見る限りは、いいブレーンにめぐまれているのではないかと思われる。(そうそう、私が好きだ、好きだと言っていたら神様が会わせてくれたのではと思うのだけれど、ロケに偶然遭遇して握手してもらったの。うれしかった~。それにみんななんだかんだいって彼のこと好きなんじゃないの? 私がうれしがってその話をいっぱいしたら、「おすそ分け、おすそ分け」とか「ごリヤク」とか言っちゃって、何人も私に握手しに来たわよん!) 9点(2003-03-21 05:25:48) |
25. ビッグ
中古のビデオも、持ってるの、私。でもって、何十回と見た今でも、見るとたいてい泣いちゃう。そんな私を、家族も友達も「ヘン!!」と言うんだけど、いいのさっ! 私にとって、「ビッグ」のトムは、永遠に不滅です。 10点(2003-03-20 22:41:26)(良:1票) |