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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  緋牡丹博徒 鉄火場列伝 《ネタバレ》 
いやー、これはまず、鶴田浩二と待田京介のキャストは逆でしょう!前後の見境なく単身で突っ込んでしまう三次はやっぱり京介さんだし、堅気と任侠の間でハムレットのごとく逡巡する幸平は、鶴田浩二で見たかった。そういえば、幸平の最後の処理も、えらく中途半端だったな。●そして、丹波哲郎の関西弁は、絶望的なほど似合っていない(笑)。加えて、現場に出てあれこれする丹波さんも似合っていない。この人はやっぱり、大座敷の奥にでーんと構えているのでないと。●と、何だかんだ突っ込みを入れつつ、細やかな美術関係、任侠モノならではの台詞回し、そしてお竜姐さんの美しさにじっくり浸れる110分は、やっぱり至福なのであります。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-19 01:52:13)
22.  緋牡丹博徒 花札勝負 《ネタバレ》 
最初の20分くらいで、詰め込まれる情報量の多さに唖然。しかしそのすべてを取り落とすことなく全部抱え込んだ上で最後まで突っ走る熱さ。今回はタイトルどおりに花札シーン見せまくりなのですが、その撮り方も美しい。●おたかさんと富士松は、短い出番でもつい微笑みが出てしまいます。いつもずっこけてばかりの熊虎親分も、今回は格好良い見せ場あり!●中盤、日本映画には珍しい「馬車と馬のチェイシング」まで(ストーリー上はなくてもすむのに)わざわざねじ込んでくるサービス精神には、何をかいわんや。●ちょっと残念だったのは、最後の殴り込みが洋風建物だったこと。やはりこういうシーンは和様式でないとね。それと、お竜はともかく、今回は富士松には(そして健さんにも)対金原の直接的な報復動機はないので、何か討ち入りの迫力が弱まっている気が。西之丸の誰かにもうちょっとスポットを当てて、その人を連れて行く、とかではだめだったのかな。
[DVD(邦画)] 7点(2021-09-24 00:22:41)
23.  緋牡丹博徒 一宿一飯 《ネタバレ》 
お竜様を美しく撮ろうという点に関しては一貫しており、そこだけで十分に価値があります。凜とした正面アップの連打もいいけど、実は一番ぞくっとしたのは、賭場の仕切りでの背筋の伸びた座り姿。●一方で、演出はどうも今ひとつで・・・とにかく敵の陰湿ぶりに気合が入っており、主人公側がほとんどやられ放題になっている。ラスト10分のオーソドックスな殴り込みだけで逆転というのはちょっと無理があります(あそこまで敵の描写が行ってるのだったら、制裁で製糸工場を全焼くらいはしてほしかった)。中盤の「自分の身を掛けた丁半勝負」は反撃ポイントなのですが、相手の賭博師(白木万里!主水の奥さん!)と後で和解みたいな感じになるので、パワーが弱まっている。山城新伍のコメディパートは浮きまくっている上に、なぜかしれっと最後は殴り込みの側近みたいになっている。西村晃の「男でなくなった」という設定は重すぎ(の割に生かされていない)。文太の使われ方も中途半端。
[DVD(邦画)] 6点(2021-09-23 00:49:27)
24.  陽だまりのイレブン 《ネタバレ》 
邦題からすれば、ジーコの下にサッカーチームが集い、修練と挫折と再起を経てさらに一致団結して・・・みたいな爽やかスポコンの流れを想像しますが、全然違っていました。まず、そもそも原題は「ジーコの冒険」。まだこっちの方が内容に近いです。しかし実際の中身はさらにぶっ飛んでいて、何か変な科学者とその手下が登場し、ジーコをコピーして二人にしてしまいます(!)。もうこの時点でまともなスポーツものというのはありえないのですが、その後「コピーすると性格が両極に分裂する」という都合の良い設定を生かして、厳しい指導と楽しい指導のそれぞれが展開される。ただ、このどちらも指導として間違いではないというか、実は両方必要である、というのがミソです。よって最後は、敵役チームのメンバーも合流して、みんなでサッカーをしよう、で美しくまとまっています。というわけで、中身はむしろ少年探偵団系(?)なのですが、ジーコの二役という貴重なものが割とたくさんみられたり、中心人物的な女の子(男の子としてチームに潜入)もキュートだったりして、それなりに見所もあります。
[DVD(字幕)] 5点(2021-08-19 14:30:37)
25.  人質
とにかく、警察の捜査の段取りが信じがたいほどいい加減で、その時点で真面目に見る気が起きない。最後まで何とか見られたのは、1人で頑張ったエイドリアン・ブロディの演技を確認するという、ただそのためだけ。
[DVD(字幕)] 3点(2021-06-18 00:24:49)
26.  ビッグ・ダディ 《ネタバレ》 
しつけのできてないガキは大嫌いなので基本的イメージは良くなかったが、ネタがたくさん盛り込まれていて、一応退屈せずに見ることができた。ただし、法廷の場面は無理矢理盛り上げすぎで、かえって興ざめ。レイラ役の女優さんは初めて見ましたが、なかなか魅力的ですね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-04-06 23:51:57)
27.  ビール・ストリートの恋人たち 《ネタバレ》 
前作「ムーンライト」でもそうだったような、ちょっと突き放したような感じの冷めた描写。冤罪逮捕勾留という一大事も、割と淡々とした視点で進んでいく。わざとらしく盛り上げないところは一応好感が持てますし、時系列操作なども工夫が窺えます。ただそれが、突き抜けたところまで成功しているかといえば、そうでもないのですが。●ところで裁判は結局どうなったの?肝心の証人が行方不明という台詞がありましたが、それだけで公判は飛んでしまうんじゃない?何で長期間拘束されてるっぽいのか、そこからしてよく分かりませんでした。●主演のキキ・レインは、これが映画初出演のようなのですが、いい感じの目力と存在感で、今後に期待です。
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-02 00:58:09)
28.  ビューティフル・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
実在のムエタイ選手、パリンヤー・ジャルーンポンの半世紀です。家計を助けるためにムエタイのトレーニングや試合を積み重ねながら、同時にトランスジェンダーという自分の内面にも(そして外からの偏見にも)向き合わなければならなかったという、そこだけでもいろんなドラマが予想されますが、作品としては比較的淡々と素直に順を追っていっています。わざとらしい盛り上げとかはありません。むしろ、主人公が成功すればするほど、かえって孤独が浮かび上がってきています。クライマックスは東京ドームでの井上京子との異種格闘技戦が始まって、ええっ?と思ったのですが、これも実話通りなのですね。また、パリンヤー選手本人(選手引退後は女優)も、主人公に女性ホルモン剤を渡すエステティシャン役で出演しています。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-14 23:55:52)
29.  非行少女ヨーコ
タイトルがすべてを物語っているといいますか、とにかく、主人公ヨーコの希望なき怠惰な破綻した生活を追い続ける一品です。ただその中でも、あれこれ手を広げるわけではなく、終始軸足になっているのはずばり「薬」です(といっても麻薬とかそっちの方ではなく、市販薬の過剰摂取か脱法ドラッグっぽいですが)。これはもしかすると、「ドラッグストア・カウボーイ」や「レクイエム・フォー・ドリーム」に遥か先んじて存在した第一級のドラッグ・ムービーかもしれません。ストーリーらしいストーリーはなく、むしろ着地部分などはほぼ滅茶苦茶なのですが、その中でも主演の緑魔子の存在感が作品を支えています。●それから、若き日の石橋蓮司先生のオカマトークが全編にわたって満喫できるという点でも貴重かも・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2020-12-21 00:34:46)
30.  陽が西から昇ったら 《ネタバレ》 
手紙のやりとりの中でいろんな感情が動いていく切ないラブロマンスかと思っていたのに、肝心の手紙の中身はほぼ関係ないじゃん!しかもほとんどは、何で入ってくるのか分からない野球とか審判関係のシーンばかりです。もちろん、この2人がどこでどうなったことによって最後に結びつくのかは全然分かりません。これはハズレの部類でした。
[DVD(字幕)] 2点(2020-10-05 23:56:31)
31.  127時間 《ネタバレ》 
亀裂の底で腕を岩に挟まれて身動きができなくなりました、さあどうしましょう、という設定なので、場面も限られれば、カメラワークなどはもっと限られる。それをどうするのかだけでも大変なのですが、さすがダニー・ボイル、進行もカメラもあれこれ手を変え品を変えて、きちんと作品として成り立たせていますね。回想や幻覚の織り交ぜ方、ハンディカム映像や(たまに入る)外側の風景など、技術面では水際立っています。一方で、話の性質上、助かって終わり、にはなってしまい、それ以上の発展の余地に乏しいので、結局はエピソードを見せられただけ、という気もしなくはないですが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-09-01 00:58:14)
32.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 
前半は何とものんびりした雰囲気で、やっぱりヒッチコックは、ずれた人とか間が抜けた人とかの方が本領発揮だよなー、こういう真面目な正統派サスペンスは向いてないよなー、と思わせます。ところが博士との対決から脱出に移行するにかけて、まるで別映画のように分かりやすくスリリングになってきます(それはそれでヒッチコックらしくない、と言えば言えるが)。脱出に自転車!バス!という身近なツールでかえって生々しさを感じさせ、ただ単に「関係ない郵便局職員が何回も出入りする」というだけで危機感を醸し出す。この辺りの職人芸は見事なのですが、逆に敵警官があちこちで再三登場するのはかえってだれてしまいますし、劇場のシークエンスもむしろ凡庸でした。●「フライパンで膝のお皿を打つ」というのは想像するだけで痛そうだなあ。あれは利きそうだ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-08 00:44:20)
33.  ヒトラーに屈しなかった国王
せっかくの題材なのに、調理法が伴っていないというか・・・まず、このような国策の形成過程を描く作品であれば、それぞれのキャラの役職だったり立場だったりを正確に提示するのは必須です。それがないので、みんなでああだこうだやっているうちにいつの間にか国王が決めていたようになっています。また、細かく揺れまくるカメラは、その手前のスタッフの存在を同時に想起させて、興醒めです。作品によってはそういうのもありですが、こういう史実再現作品でそれはだめでしょう。あと、日時や場所を逐一字幕で出すのも、あまり機能していなかったような・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2020-06-27 00:13:07)
34.  病院坂の首縊りの家
美術陣と照明陣の驚異的な頑張りでそれっぽい感じにはなっていますが、中身は完全なハリボテです。登場人物のやりとりにしても、ネタの設定や割り方にしても、テレビの2時間ドラマでもこれより上のものはいくらでもあります。見所は導入部の写真撮影部分のみ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-06-26 00:41:01)
35.  ビッグムービー 《ネタバレ》 
設定はすごく面白いはずなのに、ネタがついていっていない感じ。大体、マーティンがやっていることが滅茶苦茶なのだから、マーフィの方はそれを「一般人の立場から」受けてこそ面白さが引き立つはずなのに、精神的に不安定になって宗教(?)に逃げ込むという受け方では、仕掛けが仕掛けになってません。主演二人の演技も、お互いに遠慮したのか、何となく腰が引き気味になっています。
[DVD(字幕)] 4点(2020-06-24 00:04:27)
36.  緋牡丹博徒 《ネタバレ》 
導入部で、賭場の緊張感の中であっという間に話を展開していく手際の良さ。その後も、単に主人公が啖呵を切って活躍して終わり、ではない、なかなか考えたストーリーを提示してくれます。そしてその中で、フグ新とか富士松とか、多くの映画だったら鉄砲玉として速攻でいなくなりそうなキャラクターにスポットを当てているのが良い。また、短時間とはいえ盃固めとか襲名などの儀式関係もきちんと描写しているのも好印象です(欲を言えば、熊虎と岩津の「手打ちの儀式」も見たかった気がするけど、それをするとバランスが崩れるかな)。難点は、藤純子の九州弁が下手なこと(というか、脚本がそもそも熊本弁になっていない)。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-01 01:31:10)
37.  ヒッチハイク(1976) 《ネタバレ》 
あらすじからは「善良な夫婦がたまたま出会った暴力ヒッチハイカーに制圧されさんざん理不尽な目に遭わされる」みたいな展開を期待(?)していたのですが、まあ何というか、随分呑気というか、のんびりしてるというか。まず、そもそも元の段階で夫が十分に妻に対して理不尽であるため、むしろその関係性を揺さぶるヒッチハイカー、もとい強盗犯が、ある種の正義の味方ででもあるかのように見えてしまいます。また、夫と強盗犯が途中で執筆をめぐって半ば意気投合みたいな雰囲気になるのですが、これも、ストックホルム症候群ならではの哀しさというよりも、むしろもともとこの2人に波長の共鳴性があったようにしか見えません。まあ、途中でいきなり割って入って、しかも返す刀で退場させられる共犯2人組など、流れを単調にしない工夫はされているので、緊張を続けながら見ることはできます。ただそれでも、脱出後はかなりダラダラしていたような・・・あの爺さんとか不良4人組とか、いる?
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-30 00:04:22)
38.  ビリー・リンの永遠の一日 《ネタバレ》 
アン・リーがこんなシニカル目線100%の作品とは珍しいな、と思いながら見始めたのですが、やはり前半は今ひとつぎこちないというか、「周りの無邪気で脳天気な人たち」が類型的で面白くないというか。ただ、ショウが始まってからのいろんな収斂がもたらす引き締まり力はなかなかでしたし、気がつけばきちんと話を1日のうちに収めている(回想とかはありますが)様式美も評価したい(その点からすると、この邦題は原題よりも良い)。それから、チアガール役の彼女は、ちょっとはにかんだ感じがアメリカン・ヒロインには珍しくて、良い感じではないですか?ほかの映画にはあまり出ていないようですが。●難点は、やっぱり主演の彼の演技力がこの物語の標準に達していないこと。それと、敵ボスみたいな存在のあの役がスティーブ・マーティンって・・・何をどう真面目に悪ぶって演じても、あなたはいつでも歌って踊り出しそうな雰囲気満載であり、真剣にやればやるほど笑いが出てきてしまいますから、無理をしないでください。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-19 00:26:13)(笑:1票)
39.  ヒトラー 最期の12日間
一歩誤ったら批判の集中砲火に遭いそうな題材をあえて選択し、しかも、当のヒトラーをかばうわけでも同情するわけでもなく、かといって、過剰な演出により悪性を誇張するわけでもなく、淡々と地道に事実のみを積み重ねる。まるで本当に当時の地下室にカメラを入れたような緊迫感と生々しさがあり、実に難易度の高い作品造形をクリアしていると思う。ナチスやヒトラーは、その当時においてはある種のモンスターだったのかもしれないが、モンスターだとして片付けてしまうことは、それ以上の認識と分析を遮断するだけであり、今後の我々が実感をもって明日のナチスを防止することはできない。その意味で、この作品が持つ意義は大きい。また、描写の手法としては、地下室のみにとらわれずに、砲撃や包囲の描写も随時挿入し、他方、食事などの日常生活のディテールにもこだわっている姿勢が、作品に一本の筋を通している。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-04-17 01:35:34)(良:1票)
40.  美女と野獣(1991)
まさに直球ど真ん中のハッピーエンドアニメ。余計なことをしていないのがよい。たまにはこういうのを見て、基本を思い出さないといけない。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-12 16:55:43)
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