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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  東のエデン 劇場版 II Paradise Lost 《ネタバレ》 
TV版、『Ⅰ』も含めての感想になります。 『100億円使って日本を救え』と言う設定こそ面白かったが、そこから展開される話がまぁ詰まらない。 この後作った009もそうだが、この監督はやたら『劇パト2』っぽいものを作ろうとしているのだが、単に実力が伴っていないのか自分なりのオリジナリティを入れようとして失敗したのか、とにかく『劇パト2』の僅かな雰囲気程度しか模倣できていない。 『対価の金を払うことで願いが叶う携帯(ジュイス)』も、願いを叶えるまでの過程や叶えた事による結果が説明されないor展開が強引なものばかりで『何故そうなるの?』とか『そうはならないだろう』とご都合全開で魅力を活かしきれていない。 例えばTV最後のミサイル攻撃の場面、ニート2万人にミサイルの迎撃方法を募ったが、ほとんどがその言葉をすぐに信じて行動するのはその最たるもので、状況的あの場面で主人公の言葉を鵜呑みにする根拠も無く、しかもその迎撃方法もどんなものか説明されておらず(映像を見る限りそんな特殊なものではなく、単にジュイスに『ミサイル迎撃して』と言えば済んだ程度のもの)、単にそのシーン(三人寄れば文殊の知恵的な演出)をやりたいが肝心の部分はアイディアが思いつかずぼやかしているみたいで興冷め。 他のお願いも大体こんな感じで、主人公の取った行動に説得力や理由付けがなく、なのにその行動で上手い感じに物事が進んでしまう。更にお願いを使わない行動も『捕まった主人公を見張りも付けずにトイレに行かせて、顔を隠した状態の身代わりを確認せず本人と思い込みそのまま連行(顔を隠している事には周りの人間にバレないですむ的な言い訳が入っているが、少なくても連行する前に当人たちは確認するだろ?)』『公安の分際で、カモフラージュすらしていない隠し通路の入り口を見逃し逃亡される』等ご都合展開のオンパレードで失笑すら出ない。  総評 ラストの目的とそれを成す為の手段(携帯電話)こそ魅力的だが、ソレの活かし方(キャラクター達の行う行動や展開)が余りにも稚拙過ぎるし、TV11話、劇場2本もやっといてこれだけどっちらかってしまったのはただただスタッフに実力が無かったとしか感じられない。 確かに個人的に劇パト2は好きだが、色々と重過ぎるのでキャラ原案を人気漫画家に依頼したり等エンタメ要素を盛り込もうとしたのは分かるが、差し引きがつりあっておらず大幅マイナスになっている。 同じタツノコ製作且つ『日本に漂う空気と戦う』作品としては、この後製作されたガッチャマンの方が万倍も良い出来。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-26 05:41:19)
2.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
洋画では珍しいアクションも派手CGもSFもない純粋にストーリー勝負の作品・・・なのだが、この手の作品を米自体が作り慣れていないので粗が多い。 まず主人公は当初盗みに失敗し奪われたノートを取り戻すためにヒロイン祖父の元で働く。ここは少年の更生も描くべきだが、その描写が少なく結局話を進めるだけになってる。ノートの行方も曖昧。 登場人物も駅を舞台に皆がハッピーエンドに向かうのだが、本筋と絡まない。例えば少年を追う警官が最後花屋娘と仲良くなるが、それも逮捕対象の少年と娘が仲良しで、少年をきっかけに仲良くみたいな方が良いし、別の老人老婆なんて絡みすらなく『何でこんなシーン入れたの?』と疑問レベル。 重要人物も伏線無しで突然登場したりとお粗末。 本筋は映画史を振り返りながら初期活躍した監督の栄光と挫折と悪くは無いが、結局主人公達は推理等せず老人に詰め寄り本人から語られあっけない。 少年が色んな人と係わり、その人共々ハッピーエンドへと集約していく演出は良いが、その描写が弱かったりチグハグだったり投げっ放し。 上述した洋画が得意な設定や演出も無く少女との恋愛描写も無いので、本当に『話』が面白くないと誤魔化しようがない。 それこそ『映画好きな主人公と映画史』と言う設定を活かし追手犬を怪物にしたり住んでる時計塔をダンジョンにしたり(ザ・ビーチ的演出)等画的に面白くすれば良かったのに。 そして本作は内容的に比較対象がアクション等他の映画ではなく、本作にはできなかった『集約』ができてる日本の有名な『漫画』や『アニメ』等との比較になるのでどうしても粗が目立つ。 ドラマ系映画でも本作のように本筋に謎要素があり『オチ』が予想できない作品は嫌がおうにも期待値が上がるが、その期待に応えられる内容でもなかった。 初めて映画を見た人々が飛び出してくるのかと思った汽車映画を本当に3Dで飛び出させたり等、監督の演出やキャラを通して感じられる『映画への愛』は十分伝わったがそれ『以外』の1時間以上の出来が悪い。 しかし、この様なラブやアクションに頼らない『ストーリー重視』な作品が米でも作られるのは嬉しい。 本作自体『歴史を交えたヒューマンドラマ』なのに、予告の汽車シーンやタイトルで変にファンタジー(ラストアクションヒーロー的映画と現実の融合)を期待させる作りにした広報にも問題。てかヒューゴの発明じゃないし。
[映画館(字幕)] 5点(2012-03-03 21:20:38)(良:2票)
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