Menu
 > レビュワー
 > rhforever さんの口コミ一覧
rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 825
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  秘密(1999) 《ネタバレ》 
 作品の本質にかかわるネタバレをしますので、絶対初見の人は読まないでください。   本当に1回限定の映画。できたら、この映画に関する記憶を消してもう一度見たいくらい。 そうすれば、娘の身体の中から徐々に消えていく、妻の切ない思い。そうして夫婦の二度目の、そうして本当の別れにかなり感動することが出来るだろう。(でも、感動が深ければ深いほど、結末に唖然としてしまい、席を立てなくなるかもしれないが)   ところが、結末を知っての上で見てみると、もう直子の敢えて言おう「猿芝居」が鼻について鼻について、たまらない。よくあんな臭い、しかも不必要に手が込んだ芝居が出来るものだと、ほとんど見るに堪えられない。  しかも、その直子の動機が・・・・・・・ おそらく原作も、それから映画の表面上の流れも、そして直子自身の表面的な意識、建前は「夫を苦しめないため」ということに、なってて、それをそのまま受け止める方も大勢いらっしゃるだろうし、自分だって、そんな純な心になれたらと思わないわけではないんだけどさ、 どう考えても直子の中に、「せっかく与えられた20年の人生を別の形で行きたい」という気持ちが全く無かったとはだれも否定できないと思う。  そもそも、夫婦生活ってプラトニックでは絶対成立しないのか?直子が夫を想う気持ちが真実なで、それをぶつければ、あのままの生活をそのまま続けることはできなかったのか? 別に娘の身体の中に転生することは、まあ滅多に起きないとはしても、何らかの事情で夫婦間の行為がダメになってしまう夫婦なんてざらなんだが。  あと、物語としては本当に脇の部分なんだが、バス事故の原因と、それの受け止められ方もちょっと。  托卵されて産まれてきた息子を、それでも大事に育てるまでは、とても立派、いい人だなと思うんだけど、他人の子供を妊娠したままで結婚し(っていうことは、同時に複数の男と関係してたわけだ)、5年間も偽り続けた元女房が病気になったからと言って、超荷重労働を行い、あげくが何十人の人間を道連れに死んでいった男の話に、どこが感動する余地があるのか不思議で不思議でしょうがない。 単なるお人よし、しかも家族の幸せが大事かもしれんが、家族以外の幸せには極めて無責任な、お人よし。 こんな話にどこが感動しろと。 原作未読で軽々に判断するのはどうかとも思うが、どうも東野圭吾さんは、身近な愛情をそそぐ人間の命と、そうではない他人の命の扱いにあまりに差をつけすぎるような気がする。 そりゃ、誰だって近い人間の命の方が、自分とは全く関係ない命より絶対大事、大切なのは当たり前なんだけど、その本音をむきだしにして感動しろと言われるのには、抵抗しか感じない。  無茶苦茶、批判してしまったが、広末涼子が超絶可愛いのには、今さら驚き、昔本当に好きだった気持ちを思い出し懐かしく思ったし、(実はrhforever のrhって広末涼子なんだよなあw)竹内まりあの主題歌も大好きで毎日のように聞いているんだが・・・・ なんか淡く感動した思いを残してた映画だけに見直してがっかり。DVDなんか買ってなきゃよかった。
[DVD(邦画)] 6点(2022-12-06 19:29:36)
2.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
 フィクションはフィクションとして楽しめと言われそうだが、やはりどうしても引っかかる点は引っかかるわけで。 以前から、引っかかってた外国人がロシア国内をそんなに好き勝手に動き回り、そんなに自由にロシア人に話しかけられるかという点は、まあ、スターリン死後ということもあり、多少は緩和されてたのかなと。(でも映画撮影時点でも、外国人の移動はモスクワ周辺に限られてたそうで、だからソ連側は撮影現場はウクライナではないと言い張ったとウクライナ大使館のホームページにありましたが) あと、ロシア国民の明るくて楽しそうな生活についても以下同文、フルシチョフっていうのが、それほど嫌いな政治家じゃないんで、まあスターリン統治下に比べたら多少は改善されてたかと。  でも、これはない、絶対あり得ないと思ったのが、第二次世界大戦中(当然スターリン統治下)に、イタリア兵の命を救い、助けられたイタリア人がそのまま夫として暮らし続ける。唖然とした。 スターリン統治下のソ連でそんなことが、許されるわけがない。夫は即捕虜収容所、妻はスパイ容疑で収容所。これが当然。 大げさだと思われるかもしれないが、今の中国よりもさらに厳しい専制国家だったと言えば、ご理解いただけるか?  少し調べてみたら、ソ連が後援した映画だった言うこと。 独裁専制国家の後援を受けて、それを美化する映画を作るのはどうなんだろうと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-11 15:24:08)
3.  羊と鋼の森
 ずいぶん難しい原作を選んでしまったなというのが正直な感想です。 原作ならあくまで文字での表現ですむわけですが、逆に映像化、音声化してしまって、調律前、調律後の音声を差異をきちんと表現できているのか、そしてそれをきちんと判別できる客がどれくらいいるのか。(恥をさらしますが、幼稚園小学校かけて黄バイエル終了直前まででやめた人間ですが、全く違いがわからなかった。私ぐらいのピアノとの接し方をした人間ですら、5人に一人いるかどうか。そしてこの映画での差異(自分は分からなかったけど、あるとしたら)をきちんと識別し、楽しめる客がどれくらいいたか。  もうひとつ、双子であるのと姉妹であるのとでは全く意味が違ってきます。 姉は好きな女優です。(ていうか、カルタ映画が好きすぎて、全出演者が絶対肯定の対象だから) 妹も初見ですけど、普通に可愛いかな。  しかしながら、キャスティングの都合で、双子を姉妹に改変するのはどうでしょう 物語への理解、リスペクトが十分感じられる脚本だから、製作サイドに、双子だからこその彼女たちの物語世界内での意味は理解できないわけはないと思われるんですが。
[映画館(邦画)] 6点(2018-06-26 07:04:58)
4.  羊の木 《ネタバレ》 
分類するとしたら、ファンタジー映画なのかな?クライマックスのけりのつけ方を見ればそう受け止めるのが自然でしょう。 しかしファンタジーだからといって現実的な部分まで適当であり得ない流れでいいのか? 市長といち課長が直結で、他には知らされないプロジェクトってなによ?w 予算はどうするんだよ。ていうか市長は独裁者かよw 自治体が身元引受人になるという発想そのものは悪くないが、それなりに責任を伴う以上しっかりした体制づくりが必要で、いち課長がごそごそ動いてどうにかなるレベルではない。 さらに同僚が上司のコンピューターを盗み見るというあまりに非常識な行動を取り、なおかつそれに基づいてプロジェクトを阻害しかねない行動をとっても(実際に阻害した)、全く何ら止めようとしない主人公もおかしい。 また6人の受け入れ先にも、警察にも「個人情報」の一言で前歴を知らさないというのも。受け入れ先に対しては、あまりに不誠実。もしも問題が発生して損害がおきたら(映画上では起きてるわけだが)、誰が責任をとるのか。市の職員に詰め腹を切らせてすむ話ではない。 警察に関しては、論外。考えても見てくださいな。彼らが性犯罪の前歴者だったとしても同様でいいのか?それこそ責任の所在がかなりの大問題になると思う。 これはあくまで自分の偏見かもしれないけれど、いったんファンタジー映画というくくりになってしまうと、もう「細かいことはどうでもいいんだよ」と、ご都合主義まるだしのまるで細部の詰めが甘い脚本が多すぎるような気がする。 (例えば、超有名なアニメでいうと、タイムスリップ、男女入れ替わりみたいな超常的な現象が起きている以上、娘がどのようにしてまるで説得力も根拠もない話で父親の市長を動かして行動をとらせたなんてことはどうでもいいんだよ、みたいなw) ファンタジーの名のもとのご都合主義的な脚本って、ファンタジーに対するひどい冒涜だと思うんだが。 と、ここまで思いっきりくさしたが、実は印象はさほど悪くない。もう一回なんかのついでがあれば観ても悪くないと思うほど。 木村さんのとんがった美女ぶり、優香さんの色気と巨乳w 映画を観るうえで女優要素がしめる割合が非常に高い自分としてはそこそこ楽しめた。 だから二人のファンだったら観にいってもいいかも。
[映画館(邦画)] 6点(2018-02-05 19:51:00)(良:1票)
5.  火花(2017)
最近、年齢のせいがこらえ性がなくなって、本当にくだらないものを見させられるとその場で席を立ちたくなって困る。 この映画の場合、コンビの解散時の、あの逆表現の漫才?もどきとそれを観客が白けも起こりもせずに感動して聞き入るという独りよがりのシーン、よくあんな恥ずかしい台本書いたものだ、あきれ返ってひっくり返る。そこに至るまでいっさい客との関係性を描かないでいてお前らがちゃちゃいれてくれたから(応援してくれたから) 不幸せだった(幸せだった)と涙ぼろぼろ流されても。  そもそも冒頭から違和感がきつすぎたのは神谷という存在。主人公が瞬間的にほれ込みあこがれついていく存在としての描写、エピソードが全くなかった。ただ、目の前には主人公が彼にほれ込みましたというそのまんまのストーリー展開がまるでト書きのように放り出されるだけ。 自分にとっては、この時点から白けがちの映画でした。 全く予備知識のない人間なので、有名な漫才師が書いた原作の映画化だから、売れない漫才家が苦闘、努力のすえのし上がっていく話かと想像して観に行ったのですが、結局漫才にほとんど興味もなければ、どうしてもこの世の中に必要とも思えない人間にとっては、全く意味のない漫才論?が延々と繰り返される退屈極まりない映画。  これほど限られた対象相手の映画を、メジャーでいっぱい箱や席とって上映しちゃうのってどうかと思われ 木村さんだけは良かったけど、彼女の映画、これで自分的には3連敗、ちょっとねえ もう少し作品を選んで出演してほしい
[映画館(邦画)] 3点(2017-11-24 05:21:38)
6.  HERO(2002) 《ネタバレ》 
 二転三転と変化していくストーリーは面白いし、映像的にも綺麗でした。(特に、マギー・チャンとチャン・ツィイーの剣戟最高、あとあのものすごい量感の矢も好きでしたね)  ただ、なんか「広大な国家、民族を統治してる政府は偉大で、個人的な感情で批判すべきでない」みたいな中国の現政権賛美みたいなものを感じたのはうがちすぎでしょうか?  平成24年3月25日再見 ほんと古い言葉なんですが社会主義リアリズム(社会主義を称賛し、革命国家が勝利に向かって進んでいる現状を平易に描き、人民を思想的に固め、教育する目的を持った芸術)なんて言葉を思い出してしましました。少し上記とかぶりますが、国家の統一、安泰のためなら独裁政治も善であるなんて描写とかね。ただ、その独裁者ですら「法」には、従うべきであるという方向性は、かの国の現政権の性格をあらわしているとしたら、すごく興味深いです。たとえば、もし毛沢東の個人崇拝が行われてる時代に製作されてたとしたら、結末で無名の運命もまったく違ったものになっていたのでは? プロパガンダ映画でも例えば山本某あたりが濫造したできの悪いものなら、ここまで嫌悪感を持つことはないと思うのだが、 なまじっかとても面白く映像的にも美しく、本来なら少し観て保存か廃棄か決めるのを最後まで見てしまったのは口惜しい。 国が分立してるから戦乱の世になり人々が苦しむ  なんという強引な誘導なんだろう。 中国くらい広い面積と多種多様の民族が暮らす地域なら、むしろヨーロッパのようにいくつもの国に分かれてる方がごく自然なんだが。 それが統一 平和というお題目のもとにチベットを併合し、少数民族を抑圧する。 そんな国策べったりな題材を実に面白く映画にしたことと、面白いと感じる自分にものすごく嫌悪感が感じるので自信を持って0点に変更かつ廃棄
[DVD(字幕)] 0点(2017-07-04 19:18:51)
7.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
 日本が単一民族の国で良かったです。いろんな配慮で時代劇に黒人出さなきゃいけないとしたらさぞ興ざめでは。 映像、音楽の美しさだけでは中盤過ぎまでのストーリーの退屈さ、そして中盤以降の唐突さを乗り越えるのはしんどかったです。 野獣や、家来たちに最初からどうしても恋愛を成就させなければならない切実な事情がある設定の物語を、ピュアな恋愛ものとして受け止めるのは私には無理です。
[映画館(字幕)] 5点(2017-05-09 05:54:44)
8.  蜩ノ記 《ネタバレ》 
原作がそこそこ良かったのでこちらも見てみることにしたが、あまりにも志の低い改変が多くて。 原作から重要なエピソードや登場人物をばっさりけずって、それを埋める努力が全くなされてないからダイジェスト感が強すぎる。 主人公が村を訪れてからさして重みがない2、3シーン後にお前が行ってからもう一年とか言われてもひたすらしらじらしくて。 しかも原作をぶった切った分の辻褄を合わせるために下手な原作改変。例えばなぜ秋谷が黙って罪をかぶってるかの理由を実に安っぽいものにしてしまってるのは最悪。 キャスト的にも、藩を大きくゆらがし、年を重ねても綺麗な尼といわれる役どころが寺島ってwww。もう少し何とかならなかったのかw まあ原作にも問題が無いわけじゃないが、原作者は「腹は借り物」という言葉や、現に綱吉の生母が八百屋の娘だったという公然たる事実もしらないで歴史小説を書いてるとしたらちょっと引く。 少し時間を無駄にした感がある映画鑑賞
[DVD(邦画)] 2点(2017-04-06 19:12:14)
9.  HERO(2015) 《ネタバレ》 
所詮はキムタク物で、主人公のキャラクターにリアリティをも求めるのは無理な注文なのは最初から承知。 だからと言って、ストーリー全般でリアリティをないがしろにするのはどうなんだろう。 で、なおかつその無理くり作ったストーリーが案外面白くない。 結局事件を最終的に解決したのは、主人公達の努力よりも相手側大使 の人柄によるものなので意外性も驚きもない。 もし自分が脚本書くならこんなのどうだろう。 主人公は事件が起こった時、都内で大使館ばかり狙う連続窃盗犯を追っていた。 そして窃盗予告が入った大使館側の依頼により、中 に入り込むと。 で中で危険薬物を発見! ○○を追っていてとんでもないものを見つけてしまった! 失礼しましたw
[DVD(邦画)] 6点(2016-06-30 09:00:26)
10.  100回泣くこと 《ネタバレ》 
設定とか、アイデアはそんなに悪くないと思いますよ。ただ、ストーリー展開がちょっと稚拙かな。 みなさんの低い評価もわかるような。記憶を取り戻していく過程でもう少しいいエピソードを入れれたらね。ちょっと残念です。(心の扉みたいな感じにね) な~んて上から物言ってますが、実はこの映画一回録画したDVDを捨ててます。(オールドタイプの自分はどうしても気に入ったドラマや映画をDVDで持ちたいので、その結果として絶えず収納という問題と戦う日々。だからこりゃあかんと見極めつけたら迷うことなくゴミ箱に) ところが最近、自分のランキングで桐谷さんの順位が上がってきて、そういう暖かい目で観れば二周目ですが完走。しかも今回は保存です。 ぶっちゃけ桐谷さん、病人設定ですからあまり綺麗に撮ってもらってません、それでもそこそこ愛おしく見えるということは大分来てますね、自分。 ところで、あさが出てますねえ。最初見た時は、この女優さん気にもとめませんでした。びっくりぽんや
[DVD(邦画)] 5点(2016-06-27 15:56:04)
11.  ヒロイン失格 《ネタバレ》 
 まず最初に、まあ正直こちらのレビュワーさんたちはあまり食指を動かしそうもないこの映画を、よく登録してくださってた。感謝します。 本当に久しぶりですよ、映画見てる最中からああ、このことも書きたい、あのことも書きたいって気持ちが湧き上がってきて終わった瞬間、ひたすら一時でも早く感想を書きたくて帰路についた映画って。本当に面白かった。見に行って良かった。 こっから先、面白いところみんな言っちゃいますから、まだの人は絶対読まないでくださいね   まずは桐谷がいい! これだけ女優のルックスの特性を把握して作られた映画も珍しい。桐谷美玲って、世界でも第6位に選ばれるくらい本当に整った顔立ちの美女なんですよ、基本。ところがちょっと崩れた表情をある角度から見るとあべさだおに似たようなブサイクな表情に見えてしまうという極めて特徴のあるルックスの持ち主です。その桐谷に、変顔、変顔、また変顔、ブサ顔、ブサ顔、ブサ顔 いやあ昔北川景子の変顔に魅かれたこともあったけど比じゃないです。単純で馬鹿ででも純真な性格とも相まって本当に大好きなヒロインでした。  あと、ギャグが面白かったなあ、普通、女子高生にトーストくわえさせて「遅刻しちゃう」って走らせますか、実写であなた。それから六角さんをカメオ出演させて、女子高生に「指紋取ってください」って群がらせますか?ヒロインが恋敵に「あばよ」ってタンカ切ってこちらを振り向いたら柳沢信吾ってなんじゃそりゃ?人をどれだけ喜ばせるんだよw キャストも良かったなあ、特にヒロインの恋敵 安達さん役を演じた我妻さん、よく見つけたなあ。この役難しいんですよ、六角さんに似てるという設定で基本的にはブサイクなんだけど、よくよく見ると可愛い要素もあるというルックス。彼女の役が完全なブサだったり、あるいは中途半端に可愛かったりすると映画のリアリティがかなり損ねられたと思うので、とにかくこのキャスティングは見事というしかない。(自分的には、どこかで進化の方向を誤った能年玲奈っていう印象でした。同じニコモだし)  とにかくいわゆる正統派の映画ファンは、まず食指を伸ばさないような映画なんだけど、騙されたと思って是非。 自分も、何週間かして一人か二人で観れる状態になったらもう一回行きますよ。(何しろ、自分以外は、中学生女子、親子連れ、カップル だけでもうアウェイ感が強くてw まあそんなもの恋空やホットロードで体験済みですがw) いくら気にいった作品でもあいだ一週間で観に行くもんじゃないですね。ちょっと粗が。上記に挙げた点は全く変わりありません。というか、今回はおっさんが自分以外に二人もいたんで心強くて大爆笑させてもらいました。(全くの赤の他人が、同じものを見て同じ気持ちを共有するのって楽しくありませんか?ああ、あまちゃんの再放送終わって実況なくなったらどうやって生きていこうw)我妻さんのルックスが微妙でいいというのも変わらず。 問題は、ラスト、クライマックス 筋がわかってみてると非常に退屈でうたたねしかけました。もう少し弘光君の気持ちがよくわかるような描写を積みかさねてもらえれば、多少は面白かったかも。 演技、演出は最高なんだけど脚本がちょっと 9→8
[映画館(邦画)] 8点(2015-09-28 15:43:33)
12.  ひまわり(2000) 《ネタバレ》 
 行定さんのファンタジーに対する緩さがどうしても嫌なので、購入することにかなり躊躇いがあったんですが、買って良かった。 おそらく人生のあの時期にしか体験できないような、本当にピュアな初恋に胸が打たれました。また、特に子役の朋美が光に包まれるシーン等、この監督の数少ない美点である映像美も堪能できました。そしてなんと言っても、麻生久美子!かねがね、この人の一番の長所は、儚げな美しさと思ってたので本当に良かった。子役の子もなかなか可愛くて違和感が全く無かったですね。  それと、今から見ると男性陣のキャストが凄い。 戸田昌宏さん、光石さん、北村一輝さん、津田寛治さ、堺雅人さん、田中哲司さん、現在映画やテレビドラマで活躍してる人をよくこれだけ揃えたなと。このキャスティングのセンスには頭が下がります。 ただ、残念な点のは、いくつか明らかに不要なシーン、設定があったこと。 まず、この映画には、いくつか笑いを取りにきてるシーンがありますが、必要ですかね、この映画にそんなもの。それからもっともっと不要なのが、紺野の現在の彼女(河村彩?)が絡むシーン、塚彼女の存在そのもの。全くストーリーに必要ないですよね。。 袴田君のモテ設定よりも、彼女の美人設定の方がきついな。自分には。  あと、行定さん的には、やはり主人公以外全員死亡というつもりだったんでしょうね。あの、テレビのテロップが流れる際に、わざとらしく雑音が入ったり画面が乱れたのは、「ここからは、ファンタジーなんだよ」ってつもりでしょう。だけれど、そんなもんいったい映画館で初めて見る人間がどれだけわかる?ヒロイン以外の名前を記憶にとどめて、そのすぐ後の場面で「あれ、この人死んでるはずなのに」って気づけってか?そんなの普通は無理に決まってる。映画って他者への表現なんだから、自己満足もほどほどにしてほしい。だいたい、死亡してるとしたら、著しくストーリーの整合性がそがれると思う。そもそも死亡はヒロインだけという設定で行われてる葬式が成り立たない。ヒロインの両親はなぜ死んだはずの娘の旧友が葬式に現れて不審に思わない?それから、だいたい一艘の釣り船の乗客が、一人の女性の小学生時代の旧友と、大人になってから交際した男性たちって、どっからそんな偶然出てくる?本当に、この監督のファンタジーという名の下の適当さ、いい加減さには毎度いらいらする。 再度見直して。例のニュース、被害者として最初に名前があがるのが「北岡洋平」、はっきり発音され画面に文字がテロップで映ってる。だのに主人公は無表情。この時点で完全に反則で、わずか数分の麻生さんの表情を除いては私にとって全く価値がない糞映画決定です。こんなのよく610円で買ってくれるな。amazon、ありがたい
[DVD(邦画)] 4点(2015-06-09 13:28:34)
13.  昼下がり、ローマの恋
 3部だけだったらモニカ・ベルッチのフェロモンを十分堪能、楽しめます。 (ぶっちゃけ、1部、2部はあまりに日本人の感覚からずれているので、しんどくて。まともに見たら3部になるころには気力がなえ果ててると思うので、第3部だけ見るのをお勧めします)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-01 15:43:23)
14.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
 ジョルジュ・メリエスにさほどの思い入れがない人間にとっては、かなり大風呂敷の伏線のわりには、こじんまりと回収されたなという印象は否めません。(要は、一人の人間の精神的な復活ですから)   やたら派手な歯車集団で動かされる時計で象徴されるようなファンタジックな舞台設定な割には、ストーリーもごくごく現実的で。  ただ、それにもかかわらず自分にとっては、クロエ・グレース・モレッツという女優を知ることができたという唯一点でかけがえのない映画となりました。 (「涙そうそう」麻生久美子、プリティプリンセス(ハサウェイ)、ブレイブハート(ソフィ・マルソー)、アルマゲドン(リヴ・タイラー)つぐない(シアーシャ・ローナン)と並ぶくらいにw) なんて好感が持てる容貌なんだろう  2013年11月7日再見 前回観た時ねてたんだろうか、ずぶん。この映画の、こんな雰囲気の良さに気がつかないなんて。本当に、この映画の中の世界に入っていきたいほど、素晴らしい雰囲気の映画でした。また、登場人物が鉄道公安官も含めて全員愛おしくて、こんなことも珍しい。 ヒューゴをやった少年とクロエ、数か月だけクロエの方がお姉さん(いわゆる学年が上っつうやつね)なんだけど、随分クロエの方がお姉さんに見えました。 これくらいの年代だと、女の子の方が少し年上の方が絵になりますね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-11-07 08:32:00)
15.  ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を
まず、7点は能年玲奈の可愛さに。沖縄の方言のでぇじぇっていうのが、じぇじぇみたいでこれがまた可愛くて、愛おしくて。  ただ映画としては、いや敢えて言おう、プロパガンダ映画としても完全な失敗作だと思う。  プロパガンダの目的は何かと言えば、多くの人に、自分たちの考えを知らせて賛同して貰うことにあると思う。  そのためには、自分たちに都合のいい情報も、都合の悪い情報も表現すること、それから、できるだけ多くの人に通用するような価値基準に基づくことも必要なのではないだろうか。自分たちだけに通用する価値基準で映画を作って身内だけで楽しむなら、無駄としか言いようがない。  確かに小学校へのジェット機墜落事故は、二度とあってはならない悲惨なものだし、あるいな、沖縄に基地が集中してること、あまりにも不平等な地位協定等等、本土の人間だって誰もそのままでいいとは思っていない。  しかし、その反面沖縄に米軍が存在することのメリットを、現地の人に職を与え、お金を落とすだけみたいに描くことは、あまりに近視眼的ではないかと感じた。今、現在、近隣の独裁国家が沖縄を自国の領土とし主張し、挑発行為を繰り返してることを映画世界からは、全く除外し、沖縄から基地さえなくなれば、永遠の平和が訪れるような表現は、 あまりにもファンタジックで無責任。それともこの映画に携わってる人たちは、沖縄が中国統治下に置かれることを望んでるんだろうか。(そこまでは悪く思いたくないんだけれと、基地反対運動には、中国語のプラカードも掲げられていられるそうだし)  あと、いくらプロパガンダのためとはいえ、アジアで現在、少なくともアメリカ軍による戦闘行為は行われていないのに、「普天間から飛び立った戦闘機がアジアの人々を殺し、基地で働く沖縄人も共犯」みたいな全く事実無根な中傷はやめてほしかった。ほとんど2chレベルの罵詈雑言に感じた。ほかならぬ沖縄米軍基地で現に働いている沖縄の人を貶める表現では
[映画館(邦画)] 7点(2013-07-18 14:53:54)
16.  ヒミズ 《ネタバレ》 
 原作にまったく関係ない(そうな)大震災を取り入れるという、ある意味相当不謹慎とも受け止められないことをしてまで、伝えたいテーマだとは自分には感じられませんでした。そもそも、あの泥棒になんで二人の人間が必要なんだとか、通り魔をこちらも刃物を出して威嚇したり、あるいはバスの中の通り魔を殺しかけても全然警察が関与してこないとか、殺人事件重要参考人と決定しながら一晩放置とか、細かいリアリティを無視するような作風は、大嫌いな部類です。できたら今後は避けたい監督ですね。 あと、監督の指示か、本人が意識してやってるんかわかりませんが、自分に容貌が似ている有名女優の演技を模倣してるのがみえみえで、どうしても不快な印象をもってしまいました。(自分の知る限り、桐谷美玲がガッキーの真似したの見たことないですw) あと、18歳未満の女優の下着姿、よもや単純所持に該当しないでしょうね。こんな微妙な印象の映画を録画したものを所持してて逮捕されたり、名誉を失ったりしたら、やりきれないですw
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-04-06 12:26:11)
17.  白夜行 《ネタバレ》 
 例えば、大河ドラマの最初の2、3回と、それから最終回と総集編だけを見て、登場人物たちが「篤姫様は素晴らしい方です」なんて台詞を言うのを見て、「ふーん、そうなんだ」くらいの薄い感想を持つ、それと同じくらいダイジェスト感が強い作品でした。  最初の殺人事件はネタがわかってても、塚ネタがわかってるからこそ一層面白かったんですよ。主人公の少年少女の行動の裏にある思惑や心理が楽しめたし、船越刑事が、この時点では、あと一歩のところで真相にぶつかりそこなうのも面白かった。  ただ、そこからが走る、走る。あまりにも飛ばしすぎで説明不足に感じました。一例をあげるなら主人公の夫、それなりに有能そうな男性が。結婚したらいきなり時間が飛んで、「彼はもう駄目です」なんて状態に変わってる。こんなのとか夫の妹との短いエピソードで主人公の性格を理解しろと言われても。  あと、これは映画のみならずドラマなんかも、日本の推理物にありがちなんですが、被害者がどんなに鬼畜生(この事件の最初の被害者二人+質屋の店員は、鬼畜生とかけだものとか蛆虫とか言ってもなお足りないんですが)でも、とにかく罪は罪で、老刑事とかが執念を持って追い続けるってパターン多いですよね。自分なんかは、こんなの殺されるのが当たり前なんだから、もう放っておいてやれよってつい思いがちで。(ただ残念ながらこの二人は関係ない人間も殺したり、死なしたりしてるので、特にそうはいかないんですが)  最後に、あくまで主観ですが江利子役の女優さん、もう少し力入れてキャスティングしてほしかったです。いじめられ役の地味な感じはよかったんだけど、着飾った時ちょっと「プリティウーマン」って感じは?
[DVD(邦画)] 6点(2012-09-17 13:20:40)
18.  HERO(2007) 《ネタバレ》 
 ものすごく残念な映画です。 裁判で、ものすごく重要なことを丁寧に描いてるんで、本来なら10点満点なんですが。 残念な点がいくつか。 1 木村拓哉さんが演じる主人公。 彼が嫌いなわけじゃありません、むしろ好きな俳優です。 けれども、映画の中の人物としてのキャラクターづくりよりも、彼の個性がそのまま優先されるのって、もうその時点で真っ当な映画として失格です。 ラフな髪型、ラフな服装で法廷にいる時点でリアリティぶち壊しです。  2 全く無駄な韓国部分 説明する必要はありませんね。 ここまでは、批判ばかりだが、それにも関わらず、この映画が本当に素晴らしいと思うのは、裁判のあり方です。 弁護士によって、「被告人は有罪が決定するまでは無罪であり、立証責任があるのは検事側であり、弁護側には無罪を立証する義務はないんだ」と語られ、主人公はごく当然のことと受け入れ、おそらく観てる大部分の方も当たり前のことだとそんなに深く、受け止めなかったと思います。  ところが、現実の裁判は違ってきているんですよ。、ある裁判では、遺体も見つかってない、動機も全く無い犯人が控訴審で「無罪とすべき合理的な理由が無い」という理由で有罪にされてます。つまり、弁護士に無罪を立証しろと! こんな裁判がまかり通る今の日本で、裁判のあるべき姿を説くこの映画の素晴らしさは、どれだけ強調しても足りないと思います。だからこそ、上記のようなものすごくつまらない理由で、この映画の価値が減じているのは残念で仕方がありません。  平成24年4月15日再見 つくづく一見さんお断りの、ドラマファンだけのための映画だなと。もともとのドラマがそうかもしれないけど、犯罪の捜査を扱ったドラマで、ほとんどトリックも意外性も伏線や落ちもないのは、思入れのない人間には無理。 自動車が縁石をこすった痕とか、駐車場のスペースとか、単なる警察の初動捜査のミスを検察が補ってるだけにしか見えず、それこそテレビドラマとしても並以下のレベル。  あと、確かにこのドラマは上記したように裁判のあるべき姿なんだけれど、自動車のタイヤ痕が現場に残されてて、その自動車が翌日に処分されてたら(たぶん被告は自動車を処分した合理的な理由を説明できないから)もう状況証拠としては裁判官もしくは裁判員の心証を決定するのには十分でしょ。いくらなんでも現実離れし過ぎ。 
[DVD(邦画)] 6点(2012-04-16 10:10:10)
19.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
 随分リアリティの無い強引な話だなと思ったら、「さくらん」の脚本を書いた人が監督、脚本でした。そりゃ無理ない、見たほうが悪いという感じで。  留置制度というのは、犯人の証拠隠滅、逃亡などを防ぐために行われる制度で、その恐れがなければ保釈が認められるのが普通です。従って、主人公が近所・知人にばれるほど長期間にわたって留置所に入れられている時点で、リアリティ0です。もしどうしてもそういう設定にしたいなら、何らかの保釈されない事情の肉付けをしないと。単なる手抜きか、勘違いか、もっと冷たく言うなら、単に自分の書きたい話を書くために細かいところとかどうでもいいということか、どうも最後があたっていそうで。 (罰金の代わりに労働していたという見方もありますが、作中に「お姉ちゃんが自分で払った」という台詞がありますから明らかに違います)  あと、半年に数百万稼ぐパート労働者ってのもすごいなあ(笑)  どうも、最近の若い脚本家さんって、自分の知らないことは、「えいやっ」て感じで適当に書いてるなって感じることが多すぎますね。  今は無きある歴史小説作家は、新しい小説を書く毎に、古本屋の棚一つからにしたそうですが、自分の書く作品にそういう真面目さを持てって、そんなに無理難題でしょうか?
[地上波(邦画)] 5点(2011-02-16 23:46:23)
20.  ビーチレッド戦記 《ネタバレ》 
 日本軍の指揮官がどうみても白人とか、艦砲射撃を受けたわりには全く無傷で生き残ってる海岸陣地とか、呼べばすぐ来るのにそれまで全然来ない空軍とか、下の方が指摘した最後の出鱈な作戦(どこそんな大量米軍の軍服あるんかい)とか、日本軍兵士の回想シーンに出てくる子供がどう見てもフィリピン人とか、もうとにかくつっこみどころには事欠きません。  ただ、戦場においての個々の兵士の心情は真面目に描こうとしてたと思います。特にラスト、親しい戦友の死に対する悲しみ、ほんの少しだけ心が通じて煙草を放ってくれようとした日本兵の死に対する気持ち、いろいろな思いが重なってただ静かに涙する新兵の姿には感じるものがありました。  あと、日本軍を鬼畜ではなく、同じ人間として描いているのも評価できます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-22 06:50:30)
080.97%
1242.91%
2202.42%
3414.97%
4445.33%
512214.79%
624129.21%
721325.82%
8607.27%
9283.39%
10242.91%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS