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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  ビブリア古書堂の事件手帖 《ネタバレ》 
原作は未読です。古書にまつわる物語、と聞いて想像するようなミステリーとかロマンとか、全体的にちょっと物足りなかったです。古書に歴史あり、ならば時の経過を感じたいところですが、今と昔を行ったり来たりでは、過去から時系列で丹念に描くほどの大きな感動は得ません。そしてこの題材ゆえに、小道具や美術には手を抜いてほしくないですが、う~んどうだろう? NHKの朝ドラとあまり変わりませんね。その代わりと言っては何ですが、五浦くんの洋服にはやたら気を遣っていましたね。どうやら数着のTシャツとパーカをローテーションして着回していて、何が何でも襟付きのシャツは着ないというこだわりぶり、、ここに衣装さんのお仕事はよく伝わってきました。そこにはこだわるのかい! って感じですが。否定的な意見ばかりになりましたが、想像を搔き立てる要素がてんこ盛りという意味では、そもそも映画化 (映像化) 自体のハードルが高かったように思えるのですが・・。
[DVD(邦画)] 4点(2019-10-01 00:06:12)
2.  ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ 《ネタバレ》 
とにかく、驚くほどユーモラスで軽快なタッチです。実はかなりシリアスなテーマなんですけどね。重たいテーマもきっと料理の仕方なんでしょう、あの9・11を笑いのネタにする気概に拍手。ラブストーリーとしては王道で目新しさはありませんが、大金かけて大コケの映画が多い中で、改めてこういう映画っていいなぁとしみじみ思いました。たぶん、人種違えど愛し合った"本人同士"が結ばれるのはそう難しくないと思います。むしろ難関はその先にあるもの、つまり本作のテーマは、相手の家族や二人の関係に偏見の目を向ける人たちといかに良好なコミュニケーション (人間関係) を築けるか、にあると思いました。だからこそ、クメイルとエミリーの両親たちとの関係に時間を割いているのもご理解いただけると思います。物語の展開としては、どんでん返しに値する驚きはありませんが、最後に映画に仕掛けられた "秘密" (サプライズ) に驚くお話しですかね。 (予備知識なく鑑賞してよかったです) 欲を言えば、せっかくパキスタン人が主人公なので、彼らの国の文化 (料理など) をもっと観たかったかな。個人的にはエミリーの両親、すべりまくりのお父さん (笑) とキュートなホリーハンターお母さん、この二人がかなりツボでした。好きだったなぁ。
[映画館(字幕)] 6点(2018-03-05 15:35:49)(良:1票)
3.  ひそひそ星
不謹慎な言い方かもしれませんが、宇宙船の船内は前にTVのニュースで見た東日本大震災の仮設住宅を思い出しました。殺風景な住まい、孤独な日々、気の遠くなるような時間。そういう時こそ、宇宙を旅しているくらいの想像力をもって生きてください、といった監督なりのメッセージなのかもしれない。あの時にあなたが失った大切なもの、いつかあなたのもとに届きますように。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-02-20 23:02:09)
4.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 
美佐子が目の不自由な方たちを前に、音声ガイドの試写会をしている場面などは、まるでドキュメンタリー映画のような見せ方で、淡々と物語は進んでいく。中森と美佐子の出会い、それは彼の叱咤に始まり、河瀨監督らしくカメラをきっかけにして、やがて打ち解けていき、いつしか深い信頼関係で結ばれていく。重苦しい題材の中にも、微笑ましい食事の場面などが存在し、抜け目なく二人の"喜怒哀楽"は描かれている。老いとその先に待つ死、しだいに見えなくなるこの世界の風景。誰にとっても、生きていくことは苦しくて、ときには立ち止まりたくなる。だが、俳優重三は、待つよりは険しい坂を登ることを自ら選んだ。「大丈夫だから。俺がそこに行くから。」この中森の言葉は、前進する覚悟をしたという、美佐子への誓いも含まれているだろう。その二人を祝福する、燃えるような夕陽。その先に何が待とうとも、生きることを恐れずにただ前進すること。一人では苦しくて険しいその道に、愛が力強く寄り添う時、そこに初めて希望という"光"が射す。
[映画館(邦画)] 8点(2017-06-15 21:29:03)
5.  ピース オブ ケイク 《ネタバレ》 
"ピースオブケイク"の題名通り、恋のつまみ食いが好きな女のお話。彼女は恋愛にはだらしなく、いつも自分の考えを相手に一方通行。はっきり言って苦手なタイプの女でしたが、いつも内に隠さず思ったこと言いたい放題の彼女が内心羨ましかった(笑)。未婚率の上昇が示すように、今って人が恋愛に奥手な時代だと思う。愛するより愛されることに執着する人が増えたようにも感じます。思えば彼女の行動力には見習うべきことも多いですね。これは田口トモロヲ監督の恋愛普及映画。お前たちもっと本音で目の前の女(男)とぶつかり合えよ!といった監督のメッセージも感じるし、観た人の多くに"愛したいパワー"を与える映画だと思いました。愛するきっかけは、、そうですね、風が吹いたからとか、歌が聴こえたからとか、そんな理由でどうでしょう?
[映画館(邦画)] 7点(2015-09-23 23:32:12)
6.  HICK ルリ13歳の旅 《ネタバレ》 
何と言ってもクロエのヴィジュアルに尽きます。子供でも大人でもないこの年齢ならではの色気と言いますか、とにかく本作で彼女が放つフォトジェニックな存在感は素晴らしい。もちろん、コスチュームもキャメラもクロエファンへのサービスが満載。でも残念ながら見どころはそれだけでした。ロードムービーは退屈にする方が難しいと思うが、本作はちょっと退屈だったかな。物語の構図は、都会に憧れる田舎娘の話と言うよりは、"大人の世界"に憧れる田舎娘の話でした。でも、ルリが想像していた以上に大人の世界は怖かったはずです。子供は背伸びをせずに子供の世界を生きればいいと思います。どうせいつかは嫌でも大人になるのだから。
[DVD(字幕)] 6点(2015-02-17 19:38:13)
7.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 
題名でもある有名な絵画"ビッグ・アイズ"の魅力よりも、作者マーガレットの魅力よりも、その夫ウォルターの存在感で話をぐいぐい引っ張ります。彼を形成する特徴を簡単にいくつか述べましょう。罪悪感の欠如、名声欲のかたまり、それと政治家顔負けの口八丁。はい、絶対に友達になりたくありません(笑)。でも不思議、彼は間違いなく悪人だけど、なぜか憎めない求心力のあるキャラクター。監督ご自身も親しみを持って彼を描いていることは明らかです。たぶん、彼の人間性・手段はさて置き、一貫してブレない絵を売ることへの"信念"から、夢を売るエンターテイナーとしての哲学を少なからず感じたのではあるまいか。映像は全体を通してほどよく明るい色使い。この映画の内容(というよりは彼のキャラ)にはよく似合う能天気な色彩でしたが、やはり本作はティム・バートン監督の映画。いつものようなダークな世界観を期待していたので、点数は低めで。
[映画館(字幕)] 5点(2015-02-03 23:42:44)
8.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
死者と交信する男。臨死体験をした女。兄を事故で亡くした少年。"死" にかかわる、稀有な体験者であるこの三人の人生が、運命に導かれるように交差する物語。私はこの映画の魅力に取り憑かれ数回鑑賞したが、特に少年がジョージを介して兄と交信をする場面について気が付いたことをコメントしたい。交信中、「兄が遠のいてきた」とジョージは言った。確かに、この時点で兄との交信は途絶えたと思う。この後に少年に伝えた「僕はお前でお前は僕なんだ。一卵性は二人で一人だ」の言葉、これは実はジョージの "嘘" だ。死者にいつまでもすがりつく少年の将来を危惧し、踏ん切りをつけさせようと思いついた嘘ではないか、と私は確信している。この言葉は、迷える少年を救うためにはこれ以外は考えられない素晴らしい嘘だ。事実、この言葉によって少年は立ち直った。そして、立ち直ったのは少年だけではない。ジョージは嘘で一人の少年の人生を救ったことにより、これこそが霊視者としての自分に与えられた本当の使命だったと感じたはずだ。彼にとってその能力は重荷でしかなかったが、この時ついにその呪縛から解放されたように思う。こう解釈すると、ジョージが突然に明るい未来を思い描き、唐突に思えたラストも違和感無く繋がる。マリーの手を固く握りしめても、もうそこには死の淵も冥界も見えない。傷ついた者が傷ついた者を救う。少しの思い遣りで支え合い、助け合う。その先には、幸せな未来と希望だけがどこまでも広がるのだ。
[映画館(字幕)] 10点(2014-01-19 16:35:13)(良:1票)
9.  ヒミズ 《ネタバレ》 
まるで「冷たい熱帯魚」の同窓会のようなホームレスの面々が笑えてくる。 内容としては、あの大震災とその再生と同じように、登場人物たちによる0 (ゼロ) からの再生が (表向きの) テーマですが、いったい善悪とはなんぞや? という裏テーマも含んでいる気がした。ヤクザたち、住田と茶沢の親たち、無差別的に人を襲ったヤツら、、。「悪」にも色んな種類があるもんだ、と感心する。しかし、悪人もこれだけいると食傷気味になって、善人のふりをした悪人はおらんか? となってくる (笑) 例えば、渡辺哲のオッサン。人を殺してまで600万を手に入れて、その金で人助けはだめだろう。こいつは、悪と言うよりは "偽善者" と言える。住田と茶沢が不登校になっても、何の対策もフォローする事もなかった担任の先生。こいつは悪人でも偽善者でもないが、苦しむ生徒を助けない先生は善人とも言えないだろう。 茶沢さん。善意の押しつけは偽善にすぎないが、彼女の場合はちょっと違ったようだ。 あの大震災の混乱と絶望のなかでも、善悪や損得勘定を超越した心、つまり真実の愛もいくつかは生まれたんだろうな、と思いたい。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-10-14 03:40:26)
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