21. プラトーン
これを観たあとにいつも考えるのが自分だったらエリアスとバーンズのどちらについたのだろうか?ということ。多分自分はオニールみたいなタイプだからバーンズかもしれない。エリアス派の他人種OKの気風は好きだけどなんと言っても戦争ですから生き残りたいものです。上官にゴマ擦り続け、屍に隠れてでも戦争という狂気から逃げようとしたオニールは別に極端ではないし恥でもないと思う。逆にこういう奴こそが結構最後まで生き残ってから天寿をまっとうしてるんじゃないかなぁとも思う。戦闘マシーンとなり己の正義しか信じられなくなったバーンズ、あくまで理性こそが信条とつらぬき通したエリアスのこの二人はともかく、”生”に執着し勝つことより生き抜くことを糧としたバーンズの視線で観るとまた違った感覚で観れたりもします。 8点(2004-06-05 15:01:10) |
22. ファーゴ
雪とブシェーミのコントラスト。これもまた芸術です。 7点(2004-06-05 00:08:10) |
23. 普通の人々
《ネタバレ》 母親は相当息子(兄)を溺愛してたんでしょうね。父と息子が苦悩するなか何事も無いように普段の生活をしようとする母の強さ(ただのエゴの塊?)が観れました。この母親役のメアリー・タイラー・ムーアって方の演技はすごいですね。自分がここまでその役柄に怒りを覚えたことはないのにこの母親だけにはムカついてしょうがなかったです。それゆえこの人の演技がすばらしかったのでしょう。 8点(2004-06-04 20:32:34) |
24. フルメタル・ジャケット
これ観たとき頭がぶっとんだような感覚に陥りました。戦争とはなんたるやもありますけど多分スタンリー・キューブリックという人間に衝撃を受けたんでしょうね。ラストの「M・I・C・K・E・Y・M・O・U・S・E~♪」のメロディが一時期頭から離れませんでした。 9点(2004-06-04 15:19:26) |
25. プレデター2
出だしのギャングVS警察の銃撃戦は結構見ものです。1では分からなかったけどプレデターはただの殺人狂じゃなくて宇宙規模の頭蓋骨収集家だったんですね。一体どういう基準で選んでいるんでしょうか?宇宙の頭蓋骨コレクター”プレデター”の美的センスに注目。あと妊婦を殺さなかったのはお腹に入っている胎児の頭蓋骨があと20年後ぐらいにはちょうどいい形になる為に殺さず生かしておこうと換算していたとするとプレデターはなかなか計算高い奴だとも言えます。 7点(2004-06-03 20:34:39) |
26. プレデター
この作品はこれからアウトドアを始めようとする方々に森に対する”恐怖”という先入観を植え付けてしまう恐れがある。私はよく山に行きますけど「ガサッ!」と音がした時その方向を見ても大抵そこに”獣”の姿など見えることはありません。となるとやはりこの『プレデター』という作品を思い出し終始ビクついて周りの”音”というものに過剰に反応してしまう状態になる。まあ「プレデターなんかいるわけねぇよ」と否定しつつも、心の中では「まさか見張られてるんじゃ・・・」という妙な期待感を感じさせるこの作品は結構どころか私の心をガッチリと掴んで離さない。もしかして日本でも沖縄諸島の森や富士の樹海には2~3匹(?)棲息しているかもしれませんね。まあ居ても分からないけど。 9点(2004-06-03 20:28:35) |