21. フォーガットン
半年以上前にアメリカの映画館で見た。死んだ息子がはじめから存在しなかったことになっている謎を解く物語ということで、『どんでん返し』に期待していった。が、見に行ったことを心から後悔した。こういう映画では、現実に起こるかどうかは別として、映画の中で話のつじつまがあっているべきだと僕は固く信じているわけだが(さもないとどんでん返しの部分でも驚きようがない)、そういう意味でこの映画のとってつけたような終わりの部分は到底受け入れられるものではない。強いて見てよかったシーンを挙げるなら、夫であるアンソニーエドワーズがヒロインに流産したことを説明するシーンが、ERのマークを思い出させるということぐらいで(現に映画館でも『あの人どこかで観たことあると思ったらERの・・・』といった会話が聞こえた)、それだけのためにお金と時間を使う価値はなかった。 [映画館(字幕)] 2点(2005-05-17 11:23:30) |
22. フローレス
脳梗塞前のデニーロもいつもどおりいいなのだが、倒れた後の演技は彼のすばらしさを再認識させる。でも基本的にデニーロの出ているシーン以外はいまいち。 6点(2004-12-05 02:02:44) |
23. フレンチ・キス
メグライアンの作品の中では、そこそこによくできているとおもう。最後に二人をくっつけなくても話を成り立たせることはできたような気はするけれど。 7点(2004-10-19 10:18:01) |
24. プルーフ・オブ・ライフ
先週見て、見終わったときはそこそこ面白いと思ったけれど、今思い出そうとしてもどんな映画だったかあまりよく覚えていない・・・。そんな感じです。終盤の迷彩服着たアクションシーンはラッセルクロウの持ち味なのかもしれないけれど、それまでの流れをあまり汲んでいない感じがしたのを覚えている。 7点(2004-10-08 09:55:13) |
25. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 ラジオを聴いて、電話で悩みを打ち明ける人々が、ジェフブリッジズに何を求めているのかは良くわからないが、殺人を犯した彼だけでなくほかの人に対するあしらい方を見てもまともな救いがないことは明らかなので、電話での対応が直接殺人に結びついたと考えるのはちょいと短絡的過ぎる気もする。まあしかし、自分がかかわった人が人を殺したとなると多少精神的にまいるのもわかる。そして殺された人にまつわる人と知り合うというのはやはり大変なものなのだろう。この映画では、ジェフの心の持ちようの変わり方が、まずまずうまく描かれていたように思う。病院での合唱シーンはいかにもロビンだなあっていう感じ。終わり方は意外にさわやかだった。 7点(2004-07-23 05:22:42) |
26. フロント・ページ(1974)
ビリーワイルダーらしいどたばたを交えたコメディ。ジャックレモンが結婚のために退職しようとする新聞記者で、そこそこ面白いが、彼の作品の中にはもっと楽しいのがたくさんある。 7点(2004-06-21 01:03:19) |
27. フィラデルフィア物語
話としては最後の急展開が楽しかったが、キャサリンヘプバーンはあまりよくなかった。個人的には彼女の演技は中年以降がよい。 7点(2004-06-20 11:35:55) |
28. 普通の人々
もともと『普通』に見えた人たちが事件を通して実際の姿をあらわしていくということなのだろうか。実際の事件は映画が始まる前に起こっているので、映画の中の時間は淡々と過ぎていていつの間にかあっけなくエンディングという感じだった。もう一度見るともっと深いところが見えるのだろうか。 6点(2004-06-20 11:23:17) |
29. プリティ・ブライド
結婚式の始まりで3回逃げ出すというのもどうかと思うけれど、中盤からのストーリーは大体予想通りに進む。ソファでくつろいで気楽に見る映画としてはいいんじゃないかと思う。 6点(2004-06-17 06:59:45) |