21. ブレス
《ネタバレ》 一言もしゃべらずにあそこまで表現できる美しい瞳のチャン・チェンに危うく惚れそうになるが、全体的に痛い映画だった。笑って良いんだか分からないシーンで、血迷った中年主婦の音痴な振り付きの歌を何度も聞かされるのは正直苦痛だった。ただし、ラスト近くのありえないラブシーンは露出が少ない割に妙にそそられるので、途中で見るのをやめなくて良かったと思った(笑) [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-30 22:10:13) |
22. フィアレス
そりゃ、薹が立ったイザベラよりロージーの方が可愛いさ。でもやっぱり立場的に一番近いであろう主人公の妻に感情移入してしまって、どうにもこうにも見ていて辛かった。事故に遭って一番辛いのは本人で、奇行の数々を無碍に責めることはできない。かと言って、支える側にも感情はあるわけで・・作品の主題とは若干ずれるのだろうが、事故が被害者だけでなくその家族の生活にも非業な影響を及ぼすことが痛いほど伝わった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-21 16:18:30) |
23. ブタがいた教室
《ネタバレ》 一生懸命演じたであろう子役達が可哀想だが、美しくまとめたつもりらしい無責任なエンディングに反吐が出た。もっともらしい食育論を語るくせに、結局行き当たりばったりで結果的に子ども達に辛い選択を強いておいて「これこそがいのちの授業だ」なんて勘弁して欲しい。はっきり「最後に食べようと思います」と言って連れてきたのだから、むしろ最初から「ペットとして可愛がるのではなく『食べるために肥育』する」その違いについて子ども達と考えて、覚悟させるべきじゃなかったのか。生き物を慈しむ心を育てるのと、人の営みとして肉食の業を自覚させるのとを混同してしまうのは、あまりにも酷ではないか。星先生のキャスティングもなぁ・・・妻夫木ではいかにも新任の思いつき先走り教師に見えてしまって、高邁な教育理念を語る姿が痛々しかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-03-06 09:08:12)(良:1票) |
24. ブラインドネス
《ネタバレ》 バニック・ホラーとしては設定に無理があって突っ込みどころ満載。そこに宗教的な意味を見いだせるなら、話の流れの荒唐無稽さにも納得できるのかも知れないが、そういうバックグラウンドを持たない自分には展開毎のクライマックスシーンで登場人物の行動に必然性が感じられずぶった切り感があった。集団レイプとそこに至る展開がひどすぎるので2度と見たくはないが、スーパーの地下倉庫のシーンで、観客にも失明を疑似体験させる演出には感心した。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-11-02 21:37:33)(良:1票) |
25. ファム・ファタール(2002)
バイクに乗ったバンデラスが初代仮面ライダーに見えて仕方がない(^^;) 彼の役は、個人的にもうちょっとナイーブなイメージの俳優をキャスティングしてほしかったです。冒頭の針金衣装にも笑った。スリルもサスペンスもなく、私にとっては小綺麗なコメディ映画でした。 4点(2004-10-08 12:39:53) |
26. ブロークン・イングリッシュ
外国人の友達が絶賛していたので期待しすぎてしまったか。アメリカ人がフランス映画の雰囲気を出したくて頑張ったらこうなっちゃいました、という中途半端な印象。盛り上がりどころがどこなのかよく分からなくてイライラした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-04-18 16:40:29) |
27. フォーガットン
景気よく吹っ飛びます。途中まで引き込まれた私の期待感も一緒に・・・。拉致といえば隣国を連想する日本人が多いと思うが、アメリカでは真っ先にこっちを想定する人が多そう。なんだかなー。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-11 02:07:29) |
28. 普通じゃない
ユアンのダメ男っぷりはなかなか良かったけど、可愛い気のないキャメロンは本当に可愛くない。自己保身のためなら殺人だって犯しかねない天使というのは初めて見た。彼らのキャラは面白かったが、他に見るところ無し。クライマックスの「ハートに矢」は笑うべきなのか、感動すべきなのか・・ワケワカラン。さらにエンディングでダメ押しされた。 3点(2004-12-10 23:53:26) |