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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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21.  ファンタズム(1979) 《ネタバレ》 
この不思議な恐怖感がいい。奇妙な世界観が面白い。 変な球体とか、葬儀屋の怪しいおっさんとか、不気味なドワーフの存在がとてもいい。 血が黄色かったりするのは不思議だ。 ホラー映画で、とてもスケールの小さい話だと思っていたのに、実は次元を超えていた話だったりすると、ちょっと興奮する。 少年が少し美少年だったので、最後が少し妖しかった。 ちょっと古いホラーの雰囲気や音楽がとてもいい。 どこまでが夢でどこまでが日常かの境目の曖昧さが心地よい。 何より米ホラーといえば、ゾンビか悪魔憑きか殺人鬼に恐怖感を依存する場合が多いのに、 ほぼ未開のもので恐怖演出を切り開こうとしたのが凄い。 恐怖演出が、サスペリアやジェイソンなみに成功している感がある。 そしてB級ながらに本格臭がするホラー映画だ。 美女が葬儀屋のオッサンに変わる場面は、リンチに迫る映像魔術だと思えた。 これは某オークションで低価格でDVD-BOXを落札していて正解だった。 実は1ヶ月ぶりに封を開けた、、、それまでほとんど放置プレイ状態でした。 球体から刃物が出て血がチョロチョロと流れ出る場面は多くの人に見て欲しいですね。
[DVD(吹替)] 8点(2011-05-08 23:26:30)
22.  プロムナイト(2008) 《ネタバレ》 
なかなかの青春絵巻なんですね、プロムいいですね。 そんな楽しそうなプロムの場面は良しとしましょう。 たぶん彼らにとっては、人生の中で一番楽しい日なんでしょうね。 彼らとっても輝いてます。 「仲の良かった俺たちもこれからはみんなバラバラの人生」「今日を最高の思い出にしようぜ!!」的な。 そこには様々なカップルがいて、それぞれの思いがあるのでしょう。 そんな人生で最も輝いている中で変態スラッシャーが現れます! って、そんだけの内容だったと記憶しています。 人生の最も輝いている瞬間に殺人鬼を投入して惨殺映画を作るなんて、 よっぽど監督製作者たちが、そういった楽しそうな青春野郎どもに対して嫉妬の念を抱いているんでしょう。根暗さのレベルがまるで窺えそうですが、実際のところはどうか分かりません。 おいおいそれは自分の事だろうと、書いている自分がB級ホラー映画を見るのもそれとほぼ同様の理由なんだろうと思いました。  だいたい「テメーらそんなに仲良く青春ごっこしやがって」「何を楽しそうな仮面被ってみんな一緒に旅行になんか行ってんだ、そりゃ楽しい青春物語の主人公にでもなった気分だろうよ」的な非常にダークな嫉妬の念も抱けば、「●んだらええのに」 なんて思っちゃった暗黒青春時代もあったもんです。  そんな嫉妬心がキャラ化したものがスラッシャーなんでしょうね。空想の中の代行者です。 殺人鬼は突然何も無いところから生まれるものではない。 美しい人や成績の恵まれた人間の影で暗い青春を生きる。 まるで“楽しい青春”は競争率の高い奪い合いであり、姿形の美しい人間、性格の美しい人間(要領のいい人間)、成績のいい人間(特にスポーツが出来る男)どもが剥奪し、貴いとって、それを喰い散らかす。 残った敗者はその残飯の程度の青春を不味そうにすする。栄光などはあたらない。 暗い青春を送った人間の心の闇が熟すと、やがて美しい青春を送った人間の「美しい部分」を喰ってしまいたくなる。そいつの楽しかった思い出を丸ごと奪ってしまいたくなる。   殺人鬼は普通すぎてなんだかなぁ。怖くないし、最後の方は僅かに不気味ではあるが まったく地味な印象。ただのストーカーじゃん。 彼女の今後の精神状態は心配ですが、それ以前にレビューを書いている自分の精神状態が心配になりました。
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-26 01:41:59)
23.  ブラッド・シティ ~ L.A.ヴァンパイア~ 《ネタバレ》 
なかなかのB級ヴァンパイア映画であった。 何より乱交パーティーがエロくて、妖しい雰囲気が出ていたと思う。 また、ゴス音楽やヘヴィーロックが妖しい雰囲気を効果的に助長する。 最初の悪魔の絵画も、下手糞ながら、邪悪な雰囲気で素晴らしい。 しかしブサイクな奴らだな。 奴らのツラを見ると、マイケルのスリラーのPVを思い出した。 もちろん比較するものおかしい話が、そこまで素晴らしいエンターテイメント性はないのは当たり前。 あと、洋楽「アイアンメイデン」のジャケットの看板キャラ“エディ”を思い出した。 最後はビビッた~! 結局、B級バンパイア映画なんて、「エロ」だけです。 バンパイア映画の欧米での根強い人気は、結局エロにあるのでしょうか。 もう、エロだけです。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-26 00:38:14)
24.  ブラッド・ヘブン<OV> 《ネタバレ》 
出ました!ホラー映画のクセして、恐怖描写そっちのけのエロ最優先な糞C級ガバガバなエロホラー。 やっぱり男はエロに走るんですね。 そりゃまあ、サキュバスがテーマだからエロになるのはしょうがないか? しかしタイトルとパッケージからして、ヴァンパイア映画だと思って借りたんですが、、、 しかし本編でも、サキュバスが「ヴァンパイアじゃねぇ!間違えるな!」みたいに怒ってた記憶があるから、やっぱりみんな間違えやすいんだな。 サキュバスさんも結構その辺は気にしているみたい。 ちょっとデリケートな問題です。 つまらない映画だが、エンディングでのNG場面集を見ると、どんなつまらない作品であろうと楽しそうに撮っているのだと、どんな糞作品であれ人と人との繋がりやドラマがあるのだと実感する。するとレンタルビデオ屋の膨大な数のビデオDVDにも、そのひとつひとつにそれを作った人達のドラマや、人と人との繋がり、膨大な時間と労力、そしてそこにかける熱い想いがあるとすると、それはとても気が遠くなることだと思った。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-24 02:38:21)
25.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 
メリケン・ヒーロー・アクションものとしましては、まぁ普通なんでしょうか。 ヒーローものが好きな友人がつまらないというのですから、相当につまらないんでしょう。。。 ま、私はアメリカンヒーロー物に関しては初心者なんでして、的確なことは当然いえませんや。 各個人が超能力に目覚めたことを自覚する辺りが(自分的には)一番面白かったと感じました。 だって自分の新しい才能を発見したら嬉しいじゃないですか。 岩男がだいぶ落ち込んでいましたが、あの岩野郎がいなかったらこの作品は売れていなかったようにも思いますけどね。 岩男のルックスが一番に個性的だったし、一番おいしいキャラだったと思いますけどね。 もちろんアメリカンティーンエイジャー向けなんですが、見る側も10代に気持ちを切り替える必要はあるかもしれませんが、それでも普通に楽しめました。  映画は非日常を楽しむものであるから、こういう映画は現実味が「ない」ところが面白い。 とくに仕事に明け暮れて、あんまし「華」の無い生活をしていると、その人の心は「ヒーロー」というものを必要とすると思うし、 そういう場合は「ご都合主義なアメリカのヒーロー」を心に投入してあげれば、 その人の生活にだって潤いが出てくるというもんでしょう。 だって彼らってそのために存在するんだから、そういうところで働いてくれないとね。
[地上波(吹替)] 5点(2010-08-13 02:41:30)
26.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 
あまり面白くなかったです。だけれども決して嫌いなワケではない! 実は1作目だと思ってみてしまった(←アホ)。だから1作目は未見なのだ。 何が嫌いじゃないって、この個性豊かなキャラだ。 アメコミにしか出来ないこのキャラの(ナン)センスはなかなか楽しい。 全世界規模で起こる危機ですが、それがほぼ自分中心的なスケール感でしか起こっていない感じがするのは、流石だ。 しかしこういう作品を観ると、自分はなかなかアメリカンB級ヒーロー物が好きなのだと実感した(ホントだってばよ!)。 このコーラとポテチを飲み食いしながら楽しむ感じ? この日現実感がたまらない。 映画は非日常を楽しむものであるから、「リアルじゃ無いほど良い」というのも大いにあり得る。  そしてこの作品は、いかにもアメリカ・ヒーロー物ではあるが、日本で始まり日本で終わるという感じが少し嬉しい。 最後の結婚式の場面では、日本的美意識が強調されている反面、ちょっとバカにされている感じもありますよね。 しかし、こんな慌ただしい結婚がありますか。  
[地上波(吹替)] 5点(2010-08-13 02:29:04)
27.  フライトプラン 《ネタバレ》 
あ~面白かった。 後半は普通な感じだったけれど。 いや、僕は変な勘違いをしてた。 予告を間違えて解釈し「ジョディフォスターと少女以外の全員の乗客が消える」という内容だと勘違いをしていた! もしそうだと「空飛ぶ機内で姿を消した乗客たちはどこへ!?」といった物凄い謎が立ちはだかるのだから、それを見るのを凄い楽しみにして今まで鑑賞するのを先伸ばしてきた。 しかし、いざ見てみると消えるのは少女一人!自分の中でかなりのスケールダウンにガックシ(これは自分の問題)。 、、、話は変わり冒頭の地下鉄の空虚な雰囲気は好きだった。 あとジョディと少女が航空機の窓から見つめる場面が美しすぎた。 ジョディさん歳とったなぁ。この映画を見るちょっと前に「白い家の少女」をみたからそう思ったのかも。 ところで刑事さんは眠たそうな目をしていた。 僕はジョディに感情移入していたときは、かなり気まずかった。 日本語吹き替えでボソボソっと言う背景の言葉が胸に突き刺さる。 人は本当に愛するもののためには自己中になる。それは必死というのか。 しかしそんな必死なジョディを見ていると、周りの誰かにふと感情移入の矛先が変わり、 「この女うるさいなぁ」「周りの人が迷惑しているぞ」になってしまう。 これは自分の心の冷たさである。 なんのこっちゃ。 
[DVD(吹替)] 5点(2010-07-13 03:05:36)(笑:1票)
28.  ファイブ・ガールズ 呪われた制服 《ネタバレ》 
こりゃまたお気楽なクソB級サタニック女子高生ホラーでした。 タイトルから「宇宙戦隊モノかしら!?」とも思いましたけどね。 主役の金髪美女が可愛かったからまだ良かったですが、、、 しかし外出の禁止された学園での少女達に対する教育というのは、エロ妄想が駆り立てられますなぁ!(なんて、誰もノってこなそうですね) 問題児な少女ばかりが集められているだけあって、個性豊かな感じで良かったです。 それでそれで「ロストチルドレン」のゴリラみたいな人が出ていましたね、、、ビックリしちゃいました! そのゴリラ風な神父様がエロ暴走しそうでしたね。 窓から差し込む光が綺麗でしたね。 なんだか自分の好きなサイレントヒルっぽい音楽があって、その曲だけは気に入りました。  
[DVD(字幕)] 4点(2010-04-03 00:26:29)
29.  プレスリー VS ミイラ男 《ネタバレ》 
もっとクソ映画かと思ったのですが、そうでもありませんでした。 ミイラがショボいですが。齢はとりたくないなぁと思ってしまいます。 物語の最初のエルヴィスと、最後のエルヴィスとの心の変化が面白いです。 最後のエルヴィスには清清しさが満ちているように思われます。満足した表情です。 エルヴィスにとってミイラ男とはどのような存在だったのでしょうか? というのも、ミイラ男と戦っているエルヴィスの心は輝いて見えたからです。体は年老いていますが、心は完全に若返っていたと思います。エルヴィスの心を若返らせたキッカケの一つとなるのがミイラ男ではないでしょうか?エルヴィスとケネディとの友情は素晴らしいです。そしてこの二人の友情が美しく見えたのもミイラ男によってではないでしょうか? まぁ、クソな映画だと思いますが、、、クソB級なワリには映像と音楽がしっかりしていたなぁ、、、って、気のせいかしらん?。 
[DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 20:53:55)
30.  ブリザード・エッジ 《ネタバレ》 
超おB級なブリザード・ホラー!  雪景色とか雪山って好きなんですよ~。 「遊星からの物体X」とか「死霊のはらわた」とか「悪魔のいけにえ」とか、いろんなものを連想させる箇所があって良かったです。 雪が積もっているところと積もっていないところがあって、その差が良かった。 山小屋でアホな人間ドラマが展開され、そうかと思えばショボ過ぎエイリアン蜘蛛の登場だ! しかし小屋の爆破とか、背景とか、こんなショボ過ぎなCG技術を見たのは久しぶりだぁ。 これ作っている人たちって超平和だな。
[DVD(邦画)] 2点(2009-12-31 18:18:20)
31.  ブラッドシェッド 《ネタバレ》 
本編にでてくる「悪魔」は非常にB級なんだが、チープな人間ドラマについつい見入ってしまった。 車椅子に乗ったイケメン風のサムが「僕は君を愛せないんだ」っていいながらパソコンでエロ画像をみている場面は、B級ホラーらしからぬ深いというか感じる部分があった。 だからサムの怒りは少し分かるような気がする。 剣を持ったハンターみたいのが子供っぽいなぁ。 [悪魔][性欲][炎]がこの作品の中では深く結びついている。 けっきょく「悪魔」に打ち勝つのは、愛の力のだけようです。 なんだか「アラジン」に似ているところがあったような、、、 4点にしても良かったんだけれど、とりあえず3点にしましょ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-12-21 20:27:45)
32.  ブラッド・フィースト 血の祝祭日2 《ネタバレ》 
美女が殺されて食材にされるという悪趣味な映画が見たい方は、この作品をオススメします。 なかなか内臓に力が入ってます。 内臓を弄ぶところで、ネクロフィリア度が結構高いなと思いました。 少女の手を肉のミキサーにかけるところなんて、嫌悪感を示すか興奮するかのどちらかです(僕は半々です)。バカらしくて笑っちゃう人もいるかもしれませんね。 顔の皮剥ぎは気に入りました。一生忘れないでしょう。 変な人形が好きです。偶像崇拝みたいな、、、けっこう呪術的な感じが、、、 最初のホームレス同士の殺し合いも面白かったです。 このホームレスたちの、笑いながら死ぬところを見ると、もしかしたら本作は平和で清々しい天然癒し系ホラーなのかもしれませんね。 しかし僕はこの作品を見て、自分はなかなかのサディストなのだと実感させられました。 
[DVD(字幕)] 3点(2009-12-17 02:22:35)
33.  ファンハウス/惨劇の館 《ネタバレ》 
トビー・フーパー作品として非常に素晴らしいスラッシャー・ホラーでした。 もちろんトビー・フーパーは「悪魔のいけにえ」というとても偉大なものがありますから、肩透かしを喰らった感を抱く人の方が多いに決まっています。 「悪魔のいけにえ」と比べると迫ってくる感じが無かったなと思ってしまうかもしれません。僕も思いました。 しかし、それはしょうがないことでしょう。「人は意識に反応せずに無意識に反応する」と誰かがラジオで言っておりました。 それで乱暴な言い方をしてしまうと、「悪魔のいけにえ」ではトビーフーパーがあまり意図し過ぎずに、彼の「無意識」の部分で映画を作っていたのだと思われます。 だから忠実に観客に恐怖(他いろいろなもの)が伝わったのだと思われます。 無意識で作ったほうが純度の高いものが出来上がるのでしょう。 しかし、それ以降の彼はあまりの成功に「意識せずには」いられなかったのかもしれません。 だからいろいろと「意識して」ホラー映画を作ってしまうために、観客に伝わりづらいのかもしれません。「空回り」「スベる」といっても良いでしょう。 しかしトビー・フーパーの「狂気」というものがちゃんと彼の無意識にあって、それが彼の意図しない部分で自然に作品に表れているような気もします。 よく分かりませんが、、、おっちゃんが車の中から子どもにショットガンを構えて爆笑する場面ではなかなかの狂気を感じましたが、これはトビー・フーパーならではの侠気の人物描写だと思います。 この作品では、サーカス小屋や見世物小屋での「見てはいけなかったものを見てしまった」ような感覚を味わえるかもしれません。 子供向け(?)でありながらも毒々しくグロテスクな人形達が見事に「狂気」を演出しています。 畸形殺人鬼の狂気とか本気度は、やはりこれはトビーフーパーにしか撮れないものだと思います。この殺人鬼の暴走度は、かつて「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスで感じたそれです。 でもオーソドックスなせいか、ポッカリと空虚感を味わうかもしれません。  しかしB級レトロホラー、B級ゴアスラッシャーとして、ど真ん中に位置しそうなこの作品を、僕は愛さずにはいられないのです。  この監督はこの作品で「サイコ」のパロディやったり、「悪魔の沼」でもバスルームの1場面を見ると、相当に「サイコ」が好きなんだなと思います。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-04 22:49:52)
34.  プラン9・フロム・アウター・スペース 《ネタバレ》 
そんなに悪くはありません。 ただ一言いわせてください。アホかぁ~~っ!!       「聞いたことの無い金属音だぞ」ポヨーンポヨーンって、、、。アホかぁ~~っ!! 
[DVD(字幕)] 4点(2008-12-15 04:37:15)(笑:2票)
35.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
とても面白かったです。 メチャクチャ映像カッコイイです。 常識が変わる瞬間。そんな感じを一瞬受けました。 「セブン」「エイリアン3」と同じ監督だとか。 「エイリアン3」は否定されていたけど、凄い監督さんなんですね!  なんだか「おまえらそれでいいのか?」的なメッセージを感じました。 観ていて「タ●シードライバー」を思い出しちゃいました。 両者は全く違うと思いますが、 両作品に共通しているものがあるとすれば、「主人公が不眠症」であって、そこから物語の不条理さが生まれてくるのかなぁと思いました。  アブノーマルなゴス女が変なセクシーさを出していて魅力的でした。 「セブン」では都会の闇の部分が描かれていたと記憶しています。 この「ファイトクラブ」にもそのような闇の部分がいくらか表れているように思われます。 、、、この作品はそういう部類に入るか謎ですが、「夢」と「現実」のちょうど中間にいるような作品が大好きです。 不条理なストーリー展開と暴力シーンは合いますね! 凄い作品なのでまた見たいです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-15 04:12:39)
36.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
これは昔に観て、不気味な感じが怖くてとても気に入った記憶があって、でも今回観たら思ったよりもイマイチでした。 「本当にありそう」って言うのが怖いだけど、もう初めからウソだって分ってますから、 インタヴューとかクソ退屈で、、、 周辺の人々が魔女について怯えているような不吉な感じもあまり伝わってこなかったように思います。 でも、本当っぽく見せようという努力は評価いたします。 自分は呪術とか好きなんで、木の人型の文様とか「カッコイイ~」とか思いましたが、 木の束が置いてあっても「ただの木の束やん、そんなん怖くないわぁ!」っていう人は沢山いると思います。 「それがどうしたの?」っていう風な。 ほんとに雰囲気だけのこの作品は「それがどうしたの?」なんて言われたら何の価値も無いです。 でも僕は背後に呪術的な何かがある、森の奥に大きな暗黒が潜んでいる、というそんな雰囲気が好きです。 最初のビデオ映像でお菓子とかを買い込んでいる日常風景から、彼らのごく普通の若者の感じが良く表れています。 そしてそのごく普通の若者が邪悪な存在に挑もうとする感じも好きです。 この作品はDVDのジャケがとても不気味な感じで良いですね。 その場面、女性が家族とか友人に謝罪している場面は良くできていたと思います。 ただならぬ雰囲気が緊張感ありました。 最後の手形とか、、、怖!! 「ファ×ク!」とか叫んでいた男の人は、嘘なのによくあそこまで狂えるなぁ、、、 やっぱり森とか行くと憑依するんですかねぇ。。。 雰囲気は好きですが、でもイマイチ。 「見たら最後、あなたはもう二度と森へは入れない」 、、、イヤ~、そんなことないっスよ。 でも、僕は森に囲まれた地区に住んでいるのですが、夜の森はヤバいっす、ホント。  
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-05 23:42:00)
37.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
冒頭で教授が作品について解説しているが、その場面が一番怖いかも。 一番ぶっ飛んでいる。 光の当たり方のせいか、かなり教授が変に歪んでみえる。  フランケンシュタイン博士の精神的に病んでいる感じが表情にとてもよく出ていた。 なにかにとり憑かれた様な彼の表情にはとても威圧感がある。 重苦しいお墓の曇り空や枯れ木、髑髏の像がとても不吉な印象を与える。 教授が脳について授業している時と違い、誰もいなくなった教室はとても暗くて不気味だった。変に静まり返っている。 骸骨の標本がね、講義のときはみんなの笑いモノにされていたけど、 暗い講義室ではとても不気味な影をつくっている。 急に音がするけど、あの音もとても怖いと思う。  フランケンシュタインの研究所(見晴台?)も不気味。 階段とか部屋のパースがメチャクチャだった。 パースが歪むとそこに変な奥行きが存在する。  「怪物」がとても扱いにくい危険な存在として描かれていたのがとても怖かった。 怪物は恐怖の象徴だ。怪物の冷たい笑顔は死を連想させる。 あの冷たい無表情(笑顔も冷たい)、大きな手と指がぎこちなく動く感じ、黒い服、角ばった骨格に大きな身体、のっそりのっそりと歩く姿、、、とても不吉な感じ。 ドアをこじ開けようとする怪物の狂暴さがとても怖かった。 先頭シーンからも怪物の怪力、凶暴さが伝わってきて緊張感があった。 また、研究所で怪物の「影」がとても上手く効果的に使われていて、 怪物により巨大感をあたえて、迫ってくる感じがした。  召使の悲鳴、死に方がとても不気味。  少女の「バイバイ」の仕草が好き。それに答える父親の仕草も好き。 少女を湖に落としたとき、怪物はとても慌てた表情をする、その表情が印象的だった。  でも怪物よりも人々の結束が怖かった。あの火の明かりが大量になって迫ってくる迫力、村人が束になったときの迫力はとても凄かった。そういうのが何故か怖かった。  最後の岩山も風車もとても陰鬱なんだよね。 あの風車が燃えるシーンは、いろいろな作品に影響を与えているかもしれない。 燃える火の中での怪物の叫び声がとても凄まじかった。 暗くて不気味な作品です。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:53:31)(良:1票)
38.  フランケンシュタイン(1994) 《ネタバレ》 
雰囲気がなんとなく素晴らしいです。ダークで重い感じがします。 時代背景も良いです(え!中世ヨーロッパじゃないんですか?)。 壮大な音楽も素晴らしいのでサントラ買いました。 元の「フランケンシュタイン」をここまでストーリーを面白く豪華に再現したのは素晴らしいです。  オリジナルのフランケンシュタインの怪物はあまりに冷たい無表情が死のイメージですが、 このリメイク版フランケンシュタインの怪物には「心」があります。 それが温もりになってしまうので、オリジナルのフランケンシュタインの怪物の持つ「冷たさ」とは異なるものになってしまったと思います。 この冷たさこそ非人間的なんですが、リメイク版の怪物はまだ人間的です。  怪物に「心」があったら怖くない。人間的に共鳴してしまうから。心が通じればもはや怪物ではない。 そこがなんか違うんだと思う。 元のフランケンシュタインの怪物の表情は死そのものだ。 リメイク版は怪物が笑った時に「あ、デニーロだ」って親しみをもって思ってしまう。 ロバート・デニーロの笑みは怪物の冷たい笑みとは異なりすぎる。 でもこのリメイクの怪物はマントをまとい、森を歩く姿などは童話のようでとても神秘的な感じがして良かった。 怪物を「森の精霊」と喩えたり、木笛の暖かい音色など、そういった童話のような幻想的な雰囲気があって好い。おじさんが鍋でシチューを煮込んでいる画もファンタジーだ。 映画「フランケンシュタインの花嫁」からもレディ・フランケンが登場しますが超キモいです。女性にとっては残酷だと思います。  「フランケンシュタイン」っていえば、未だに博士ではなく怪物を連想してしまう。 それだけインパクトのある名前だ。 このフランケンシュタインは娯楽性も高く、映画として面白いです。  ホラーですがファンタジー色が強いダーク・ファンタジーという趣です。 寒々しく悲しすぎる壮大なラストは非常に心に残り続ける名場面です。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:39:03)
39.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
面白かった。 まず、「色」がとても綺麗です! 海の「青」が美しく、そして藻やサンゴ礁がとても色鮮やかで宝石のように神秘的だった。 海の中が宝石箱のような賑やかさ。 大量のクラゲ発生の場面も凄く神秘的な美しさで圧倒された。 CG技術がとても素晴らしいですね。CGって個人的に冷たい印象があるけど、 これはとても柔らかくて優しい感じがして良かった。 動きがとても滑らかだから、イソギンチャクとかの動きにこの世のものじゃないような、とても不思議な美しさがある。 『もちろん、「美しい」というのはCGだけのことを言っているのではなく、もっと感覚的なことを言っているのです。柔らかさとか、光の当たり方とか、色を効果的に使っているとか、(グラフィック主義の方には分からないでしょうが)そういうセンスの事なのです。珊瑚礁が美しいのはもちろん当然ですが、それを美しく表現する技術と感性はハンパな事ではありません。 そこに驚きを感じないというのはとても悲しいことです。』  ニモが可愛かったなあ、ニモの声優が良かった。 それで、キャラクターがみんな愉快でユニークな仲間達。 「クジラ語」が面白かった! 歯医者の水槽の中にリーダーみたいなヤツがいて、そいつの傷跡が痛々しかったです。 この作品を観て、「他人をもっと信用しろよ」と勉強になりました。 「幼稚だ」と捉えるのも良いですが、幼稚さを受け入れられる寛容さも重要なのかもしれません。  余談だけど、テレビでやってたピクサースタジオの雰囲気が良かった。とても広々として開放的な感じで。 
[地上波(吹替)] 7点(2008-04-24 02:07:21)(良:1票)
40.  ブレインデッド 《ネタバレ》 
廃盤のため高値で取引されてるブレインデッドの正規版DVD。 最近はヤフオク等で1500円ほどで買えるみたいだけど、 調べてみたら韓国仕様で所々カットされたものだそうだ。 またヤフオクなどで「デッドアライブ」と入力すれば 日本語字幕付きのDVDが1,500円くらいで買える。 自分の中で“3大スプラッタ”といえば“悪魔のいけにえ”と“死霊のはらわた”とそしてこの“ブレインデッド”だ。 ブレインデッドはその中でも並外れてゴア度が高い。 ブレインデッドほど血の量が多いホラー映画はまず無いと思う。 それでテンションがやたらと高く 本気度が漲っていて迫力が凄い。 この監督が描くゾンビの発想力は、他のゾンビ映画とはまるっきり並外れている。 従来のゾンビの在り方に囚われることなく、あまりにもユニークすぎるコイツ等はゾンビを超えている。 ゾンビとゾンビでゾンビの子が生まれるという、まったく常識ではないところが良い。 ウィルス感染型ゾンビなのか死霊系ゾンビなのか判断に困る。 この映画が他のゾンビ映画よりも特殊なのはファンタジー色の強さでもある。 徹底してグロいのに突き抜けて明るい。 グロさの中にコメディがあって低俗なんだけど最高。 5回くらい爆笑した。 牧師の強すぎる格闘シーンがアホで最高!世界一美しく死にます。 チンピラが死ぬときがまた名場面だ。 デブの包丁さばきが正にキチ×イ。 母親の存在が恐ろしすぎる。 向こう見ずな迫力とバカっぽさがホラー映画として魅力大。 以後こんなホラーは絶対に生まれない。 ホラー映画史上に新しい武器の登場(流行らなかったけど)によりスプラッタのお祭りで 死のパーティーは大盛り上がり。血飛沫からマイナスイオンが出てるかのよう。 血と肉がルナティック。これぞレジェンド。ロード・オブ・ゴアニズムだ。 (変更したのは最初にデッドアライブの話をして、それを僕は日本語吹き替え版と大嘘をいってしまったけど、 それが日本語字幕版の間違いでした。うっかりミスで間違った情報をすみません) 
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 01:59:40)
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