21. ブラック・スキャンダル
《ネタバレ》 ジョニー・デップの存在感は際立っていたが、ストーリーが凡庸。デップにしろエドガートンにしろ、裏世界や悪事で成り上がっていく様、そして転落する様がさらりと描かれすぎている。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-11 12:03:54) |
22. ブラックハット
《ネタバレ》 夜景に浮かび上がるネオンにパソコンの光。マイケル・マンらしい大人の映像は健在。ただ、映画としての盛り上がりや緊張感はイマイチ。特に香港を出てからは単なる復讐に走っている違和感が強く、物語の着地点もすっきりしない。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-07-21 09:34:25) |
23. ブラインドネス
《ネタバレ》 突然盲目となったときに現れる人間の悪しき面や欲望を描いているのだが、リアルでない。悪意に走る人間を多く映し出す反面、友好を重んじる人間たちの影が薄い。街に出て、協力し合いながら生きている人間たちの姿に救われる。絶望から“生きる”道を見出す姿勢こそ人間の本意であり、悪意の反対側として心に響くものだと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2008-12-03 22:55:16) |
24. ファウンテン 永遠につづく愛
《ネタバレ》 中盤までは、なんのことやら話が掴めませんでした。中盤以降、イジーの病とそれを治そうとするトミーに焦点が当たってからはそれなりに楽しめたかな。全体的にゆっくりと話が進み、『レクイエム・フォー・ドリーム』のような惹き込まれる感じがなかったです。未来の宇宙船の映像世界はキレイで、特にラスト、未来から過去へと至るイメージ群は陶酔感を得られました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-13 21:20:34) |
25. ブラックパンサー
《ネタバレ》 歴史映画のような世界観をアメコミの世界に織り込んだような展開。敵役は、父親の仇を討つ形で母国に乗り込み、新しい王に戦いを挑む。全体的にストーリー展開が強引すぎて、世界観に乗り切れなかった。チャドウィック・ボーズマンの単調な演技もその一因か。ストーリー上あって然るべき苦悩や葛藤が見えてこない。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-01-28 21:26:04) |
26. ブラック・ダリア
ジェイムズ・エルロイの原作のよさが出ている「L.A.コンフィデンシャル」に対して、原作のよさが損なわれている感じがします。ヘンにキャストが豪華すぎて、当時の雰囲気が際立ってこない感じでしょうか。次はエルロイ原作の「ホワイト・ジャズ」をG・クルーニー主演、ジョー・カナーハン監督みたいです。期待します。 [DVD(字幕)] 4点(2007-07-26 15:03:02) |