Menu
 > レビュワー
 > にじばぶ さんの口コミ一覧。3ページ目
にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3241
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  ふきげんな過去 《ネタバレ》 
これは久しぶりにつまらない日本映画を見てしまった。 前半で嫌な予感がし、いやいや後半に盛り上がるのでは?と薄い期待をするも、つまらないままエンド。 なんというか、題名が現すように二階堂ふみが不機嫌過ぎて、見ていて嫌になる。 最後は笑顔で終わるが、それだけでは回復できず。
[インターネット(邦画)] 2点(2020-11-17 14:11:21)
42.  ブワナ・トシの歌 《ネタバレ》 
寅さんでない渥美清が主演。 話としては大した事はないが、渥美清が演じているから自然とユーモアが出てくるし、とっても楽しい。 撮影当時のアフリカを堪能でき、非常に貴重なフィルムとなっている。  特にウケたのが渥美清が下元勉から若造扱いされ、おまけに冷たく追い払われるシーン。 渥美清が「なんだあの薄情野郎!ゴリラに食われちまえ!」と吐き捨てる。 それとヤケクソになった渥美清が泥酔し、愚痴をたれまくるのも面白い。  本作は寅さんシリーズ以上に渥美清の魅力が詰まった作品だ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-09-27 23:30:10)
43.  復讐するは我にあり 《ネタバレ》 
日本映画が語られる上で必ずと言ってよいほど名前のあがる本作。 ようやく鑑賞する事ができた。  ただし、そこはやはり今村昌平監督作品。 とにかく濡れ場がしつこい。  緒形拳と三國連太郎の共演は魅力的だが、直接に絡むシーンが少ないのが残念。 だけど二人の掛け合いは見応え十分!  日本各地のひなびた旅館が出てくるのも風情があって良い。 そこで巻き起こる男と女の人間模様が本作の魅力の一つ。  評判ほどの凄みは感じなかったが、普通に楽しむ事はできた。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-08-22 20:42:15)
44.  不倫純愛 《ネタバレ》 
矢崎監督らしく映像が穏やかで美しい。 それだけで画になっている。 内容は意外にもサスペンス調。 濡れ場は少々しつこい。  内容は結局、純愛じゃないじゃん!とツッコミたくなる。 嘉門洋子の演技と体型は、如何なものかな。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-19 22:49:51)
45.  プール(2009) 《ネタバレ》 
なんていうか、方向性は好きなんだけど、内容が真面目過ぎるんだよな。 この女流監督と感性が合わないのかな。 女の子も何故ここまで中性的なのを持ってきたのか? これも女性監督だからかな、たぶん。 もう少しカワイイ、マシなのを持ってこいよ!と。 そして、もっとチェンマイの自然を見せてくれよ!  それはさておき… もたいまさこの生き様。 退屈とかそういう問題ではなくて、好きな生活をしながら人生を終える。 それが良いのだ。そういうメッセージを強く感じた。 人はいずれ死ぬ。だから好きなようにすれば良い、と。 あれこれガチャガチャと遊び散らしたところで、そんなものは儚い一時的なものに過ぎない。 最期は穏やかに終わってこそだ。 その穏やかな最期が、チェンマイの自然に囲まれた穏やかな日常なら良いのか? 考えさせられる、意外と深い作品だった。 眠気がさすほどに退屈で罰ゲームの様だったけどね。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-18 23:31:41)
46.  ブッチャー・ボーイ 《ネタバレ》 
ニール・ジョーダンって、こんなに解りにくかったっけなぁ・・・というのが、まず第一の感想。  少年に降りかかる、不遇な出来事を描いているのだけは理解できたが、つながりが悪い印象。 出来事が、つらつらとただ描かれていく。 描き方が悪いのか、私の理解力が足りないのか。 いずれにしても、一つ一つのエピソードが、すんなりと頭に入ってこなかった。  少なくとも言えることは、もっと明快に理解できたとしても、面白い内容ではないということ。 かと言って、ど肝を抜かれる様なエピソードも無く・・・  この少年の不幸な生い立ちを散々見せて、結局、何を言いたかったのか。 その部分も理解できない。
[ビデオ(字幕)] 3点(2016-09-14 23:00:02)
47.  フィラデルフィア物語 《ネタバレ》 
同じ1940年に製作されたケイリー・グラント主演『ヒズ・ガール・フライデー』と同様、ケイリー・グラントが離婚したばかりという設定。 これは嫌な予感が・・・と思っていたら、、うーん、やっぱりかぁ。 またもやケイリー・グラントが総取りかよ!と思ったが、本作の方は少し趣きが異なっていて、ケイリー・グラントがそこまで完全無欠ではない。  優しさを持ったキャラクターになっており、主演のキャサリン・ヘプバーンを支える優しい男を演じていた。 本作では、男連中は皆、キャサリン・ヘプバーンに夢中なのだが、そこまで魅力的な女性には見えず。 観ている私も、夢中になれるような女優が演じていたら、もっと感情移入できて、楽しめたとは思う。  そこまでガチャガチャとうるさいコメディ映画ではなかったのも救い。 ムード溢れるシーンも随所にみられ、ロマンス映画としても楽しむことができる。  上流階級の世界を描いていて、その辺りの描写も興味深い。 上流階級に限っての話ではあるが、この時代でも十分、豊かな生活をしていたんだなぁと感心。 人間が物質的に豊かな暮らしをしていく上で、この映画で描かれていた生活レベルでも十分な気がした。 現代の物質的豊かさは、必ずしも必要じゃないのでは?と。  もちろん上流階級で、召し使いが何でもやってくれる生活じゃないと成立しないが、家電やIT技術など、余計なものにさえ感じた。 70年以上経っても、意外と人間の暮らしの豊かさって、そこまで変わっていないのでは? 科学技術は格段に進歩したが、その科学技術の進歩の割に、人間の生活水準って、そこまで上昇していないようにさえ思ってしまった。  この時代の上流階級の暮らしぶり、とても豊かで、十分に満たされている。 この映画が作られた5年後に、日本は焼け野原になっていたかと思うと、かなりショッキングな生活ぶり。 そういう視点で見ると、衝撃を受ける映画。
[ビデオ(字幕)] 5点(2016-04-18 14:30:34)
48.  ファーゴ 《ネタバレ》 
コーエン兄弟にハマり始め、評価の高い本作をワクワクしながら鑑賞開始。 期待が大き過ぎたせいもあるが、やや不満。 でもそれは決して駄作とかいうレベルではなく、コーエン兄弟の代表作として観たからこその不満であって、十分に楽しめる作品である。  ピーター・ストーメア演じるグリムスラッドが、個人的にかなりヒット。 とにかくかっこいい! 髪の毛の色、髪型、目つき、体格、全てが魅力的だ。 コーエン作品には、映画の主題とは別の部分で、こういった魅力溢れる変人キャラが登場するから、病みつきになってしまう! 『ノーカントリー』のハビエル・バルデムにしても然りだ。  ややアウトローな内容ながら、正義感抜群の警察官が小気味良く事件を解決してしまう辺りに違和感。 もっとアウトローで、不幸な結末でもいいじゃないか! それこそ、グリムスラッドの独り勝ちで幕を下ろす、、みたいな。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-18 04:10:38)
49.  ブラッド・シンプル ザ・スリラー
適度な尺と相まって、最後まで一気に楽しめる。 無難な良作。 出てくる俳優陣が、見た目的には全く垢抜けず、個性ばかりが際立つ。 キャスティングにこだわりが感じられる。  夢オチは少し古臭いか。 古臭い部分が散見される。 だが、シンプルなスリラー映画としての魅力は、十分に備わった映画。 映画を観ているという、愉しみを与えてくれる映画。
[DVD(字幕)] 7点(2014-12-29 03:48:19)
50.  blue 《ネタバレ》 
引き気味のカメラと暗めの映像。 苦手な部類の映画。  あまり見所もない。 強いて言えば、同性愛者の切ない青春時代を描いた部分だろうか。  小西真奈美が絶対に高校生に見えないのも、よろしくない。
[DVD(邦画)] 3点(2014-11-10 02:29:19)
51.  豚と軍艦
この作品って、邦画の歴史上、必ずといってもいいくらい名前の挙がる有名な作品。 だけど、意外とそんな良いとは思わなかった。  これだけ評価されている理由はよく分かる。 豪華キャスト、人物描写の細かさ、終盤のド派手な演出もあり、人間ドラマとしてもよく出来ている。  だが、しかし、これは好みの問題だろうけど、終始うるさいというか、なんだか深みが感じられない。 悪い作品では決してないのだが、心に深く突き刺さるものがない。  この時代の邦画は、全体的にレベルが高いので、本作が特別に傑出した作品だとは思わない。 よくできた作品ではあるが、邦画の歴史に名を刻む作品としての凄みは、それほど感じられなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-10 01:39:58)
52.  ふたり(1991) 《ネタバレ》 
石田ひかり第一回主演作品、らしい。 石田ひかりは最近ほとんど見かけなくなったが、これは嬉しいことだ。 なぜなら、石田ひかりに女優としても女性としても全く魅力を感じないからだ。  若い頃の本作の石田ひかりはどうだろうか? やはり魅力を感じない。 それどころかウザイ。  本作に関して、全体的にキャスティングが好みに合わない。 大林宣彦監督と、とことん生理的に合わないようだ。 エンドロールでテーマソングを歌ってる男は、まさか大林宣彦監督じゃないよねぇ?! だとしたら、最高にウザイ。  ウザイ事てんこ盛りの作品。
[ビデオ(邦画)] 1点(2013-07-12 09:28:40)
53.  フェティッシュ 《ネタバレ》 
(どもった様なしわがれ声で)「ガッ、、ブリエラッ、、」  この一声が全て。  好奇心と恐怖心が同居し、時には恐怖心も襲ってはくるが、やはり好奇心が勝ってしまう。 これは私にも経験がある。  よくできたホラー・コメディだが、いくなんでも血生臭過ぎる! 最初から最後までけっこー血だらけ。  鑑賞後、腹がへったので、ローストビーフを食べた。 まずかった。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-09-16 14:15:48)
54.  PLASTIC CITY プラスティック・シティ 《ネタバレ》 
映像的な面で、非常に個性を感じた。 ただ、個性があることと、映像センスがあることとは別。 本作の映像センスが優れているか、私には何とも判別し難いものがあった。  あらゆる映像表現に挑戦し、更には、香港とブラジルの要素も入り混じっており、映像面において、見所が多い。  ただ、少しファンタジックな映像を格闘シーンなどで使ったのはどうだろうか。 チャレンジマインドは感じられたが、浮いた感は否めないだろう。  アジア特有の美しさも随所に感じられる。 特に、オチョを演じたホァン・イーが美しかった。  又、闇社会のボスとして成り上がったアンソニー・ウォンの凋落、そして死に至るまでの顛末。 人間ドラマとして楽しめる。 オダギリジョーの、ボスとの絆の深さもよく描かれており、映像面だけではない、人間と人間との精神面でのつながりをも描いているのは評価に値する。  敢えて苦言を呈すれば、中国・香港・ブラジル・日本の4か国が製作に参画したことにより、映画全体が悪い意味で混沌とし、バラバラした感を否めないのが惜しい。 その点が、観る人によっては、わけの分けらなさにつながるやもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-11 02:18:40)
55.  不安 《ネタバレ》 
不倫に関わる、ややもすると単純になりそうな話を、見事なまでにサスペンス風味満載に仕上げた作品で、いつ殺人が起るとも分からない雰囲気が全編に渡り漂っていて、緊張感を持ったまま最後まで観ることができた。  ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンは実生活でも不倫関係にあったが、本作はその不倫関係をまるで鏡の様に映しこんだ内容である。 結果、ロッセリーニは、不倫というものを深くリアルに追究し過ぎ、本作をもってバーグマンとの不倫仲も終りを遂げる。  ロッセリーニが、自身のプライベートをさらけ出してでも撮ろうとしたその意気込みを評価したいが、その一方で、単にロッセリーニの女グセの悪さを見せられているだけの様な気がしなくもない。  不倫とはいかに不誠実で、リスクが高いか。 単純に言えば、そんなことを訴えている作品である。 そんな単純な題材を、ロッセリーニは独自のセンスで、サスペンス劇としても十分に楽しめる作品に仕上げてみせた。  ロッセリーニは、イタリア近代映画の草分け的存在の監督だけあって、その完成された演出手腕には、さすがの貫禄を感じた。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-14 16:54:51)
56.  ふゆの獣 《ネタバレ》 
全国公開初日、本日映画館で観て来た。 舞台挨拶があったが、監督と出演者たちが皆、初々しく、新鮮な気持ちになれる舞台挨拶だった。  私が一番好きな映画祭「東京フィルメックス」で、去年グランプリを勝ち取った作品。 観る前からハズレは無いと、確信に近い気持ちで映画館に入った。  デジタルビデオで2時間長回し、それを監督が編集し、しかも出演者達は全てをアドリブで演じたという、非常に野心的な作品。 昨今の、有名なテレビタレントが出ているだけのメジャーな邦画とは、明らかに一線を画す作品。  序盤、決して観やすいとは言い難い手ぶれカメラの映像と、聞き取りにくい台詞に一抹の不安を感じた。 しかし、物語が進むにつれ、どんどん作品の中に引き込まれていく感覚をおぼえた。 この感覚が、傑作を予感させた。 そして更に話が進むにつれ、東京フィルメックスでグランプリを獲得した無名監督の実力を、まざまざと見せ付けられることと相成った。  どうしようもない男と女の恋愛観のズレを描いた内容なのだが、それをストレートにリアルに表現している。 無名俳優たちの渾身の演技にも圧倒される。 そして監督の編集も素晴らしい。  「全てを包み込む女性特有の大らかさ」 「若い女性に特有の恋愛観」 「モテナイ男とモテル男の描き分け」 などなどが実に的確、見事。 そしてリアル。  どんなに冷たい男でも、それに一度惚れた女性は、並大抵のことではその男を嫌いにはならない、いや、嫌いになれない。 そんな女性を翻弄し弄ぶ男と、そんな男に敵意を持つモテナイ男。 恋愛における男女の違いや、性格の違いなどを鋭く的確に描いた監督の手腕に、手放しで拍手を送りたい。 
[映画館(邦画)] 8点(2011-07-03 02:15:07)
57.  プレデター
何度も観ているが、観れば観るほど、つまらなくなる、娯楽映画の欠点を知ることのできるアメリカ映画。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-05-18 18:26:10)
58.  フォー・ルームス
多数の出演陣の中では、やはりマドンナがインパクト大。 アントニオ・バンデラスも怖すぎる男が見事にはまっていた。  和田誠監督の『怖がる人々』を想起させる作品だった。 タランティーノの手腕がそれほど発揮されてはおらず、凡作のオムニバス映画という印象。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-03-20 19:55:42)
59.  ブルース・リー/死亡遊戯
ラストのブルース・リー本人によるアクションシーンのみが見所の映画。  黒人の巨人がとにかく印象的。 カリーム・アブドゥル=ジャバーという、伝説的バスケットボール選手らしい。 身長はなんと218cm!! でも、あの動き! 異常なほどの身体能力だ。  同じく、異常なほどの身体能力を持ったブルース・リー。 この二人の激突! だからこその迫力。  この二人に言えることだが、あの速さは超人的。 二人のスピード・スターによる競演こそが、この作品の最大の見所だ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-19 22:31:03)
60.  ブラック・ムーン 《ネタバレ》 
今まで観てきたルイ・マル作品のイメージとは毛色の異なる作品で、ファンタジー色が全開。 そこにチラリズム的エロスが散りばめられていて、大人のいたずら心が感じられる内容。  胸の開いた白いシャツに淡いピンク色のカーディガン。 そして赤いスカートを身に纏った“少女っぽい”大人の女性が主人公で、すごく美人というわけではないのに、妙にそそられる不思議な魅力を感じた。 26歳とは思えない雰囲気だが、よ~く見るとやっぱりそれなりの年齢も感じたりで、作品の内容と同様、幻惑させられた。  暖炉の前の椅子に寝そべり、スカートから脚が伸びている。 そこに男が近寄り、脚をなでまわす。 このシーンはこれ以上なくエロく、その後に出てくるパイオツ丸出しのシーンなんかより、ずっと興奮した。 それを見て怒り出す醜い老婆がまた余計で、とてもウザく、美と醜の対比を感じさせる。  舞台になっている世界全体が不条理な空気で包まれており、次に何が起こるか分からない面白さもありながら、一方で、ああだこうだ言いながら、そこに居続ける少女にイライラしたりもする。 あんな屋敷なんか抜け出せばいいのにとか、老婆の居る部屋に自ら何度も入るのがおかしいとか、その設定そのものが不条理だったりする。  結局、少女はその不条理で狭い世界にはまり込んでしまうわけだが、夢オチの方が良かったのではないかとも思う。 いや、むしろ夢オチにしてほしかった。 夢オチを嫌いな私が、初めて夢オチにしてもらいたいと思った、貴重な作品。  美しい世界でありながら、同時に不愉快な世界でもあり、何度も観たくなる不思議な魅力に満ち溢れた作品である。  (P.S.) むむ、そういえば肝心なことを書き忘れていた! 前半に登場した、巨大な節足動物。 ムカデのハサミがないヤツというか、なんというか。 あんな虫が本当に存在している(撮影したわけだから)こと自体が、マジでおぞましい。 あのムカデもどきはマジで怖い。 おそろしい。 ヘビなんかよりずっとキモい。 他にもキモい小動物が盛りだくさん。 これこそが、本作の隠れた見所!!
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-19 00:05:50)
0431.33%
1772.38%
21344.13%
32517.74%
42918.98%
563819.69%
685326.32%
769621.47%
82016.20%
9471.45%
10100.31%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS