41. ブラック・スキャンダル
皆さんおっしゃるようにジョニデの演技は必見です。浪平ヘアーとハリセンボン箕輪はるかと同じ歯なのに、、おぞましいほどの恐怖感が伝わってきます。まさに役者冥利に尽きます。 実話が元になっているのでストーリー自体は結構地味です。コノリーが主役のはずなのにバルジャーの怖さばかりが際立っていて、ストーリーがいつ破綻するかといったヒヤヒヤ感は感じません。むしろ、バルジャーの静かで淡々とした恐怖ばかりが目立って悪寒がしてくるほどです。 大したメッセージ性もないのでサスペンス物、ジョニデファン、新しいもの好きな方以外にはあまり収穫がない映画かもしれません。あと一ひねりの起伏を作ってフィクションとしたほうが映画としては華やかになったかもしれませんね。この部分が少し惜しいような気もします。しかし、バルジャーの母親の一件や息子の一件、弟とのやり取りなど雰囲気としては非常に素晴らしいものがありました。 もう少しやりようがあったと思われるだけに、、惜しい映画です。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-03-04 12:58:47) |
42. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
《ネタバレ》 一作目のラストで何となく綺麗にまとまっていたのに、、なんというか前作の延長のようなグダグダな流れに脱力感も半端ない続編でした。まさに成長も何も無いって感じです(笑) でも前作同様音楽の使い方は非常にウマいですし、何より主役のブリジット・ジョーンズを演じるレネー・ゼルウィガーがとてもキュート。ベッドからシーツをひっぱって起き上がるシーンなど妙に可愛いのです。 中身などほとんど無いアラサー~アラフォー独身向けの軽い映画ですが主役三人の安定した演技はかなり見ものです。タイの留置所で男の悪口を言うシーンで、他人と比べて実は自分の物がとても良く見えてくるところは凄く共感(笑)で、この映画を二本続けて観て感じるのは、やっぱり女性は素直なのが一番かわいいということ。 イイ映画だとは思いますが見たら忘れる系のテレビドラマ程度の軽さなのでこの点数にしときますが、レネー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラントという超贅沢な三名が続投していますので、何らかの魔力がありそうな映画だったりもします。 [DVD(字幕)] 4点(2015-09-18 18:22:57) |
43. プラダを着た悪魔
アグリーベティとどちらが先なんでしょうかね。両方ともKTの音楽も使われていて、内容的には酷似しています。アグリーのほうが連ドラなのでより深く掘り下げられていますね。 さて本作ですが、メリルストリープの魅力が凄い。リアルに上司として終わっているとは感じますが、ファッション誌のカリスマ編集長という特殊な地位になると魅力的です。周りの出演者も結構魅力的な人が多くて面白いのですが、肝心の主人公(アン・ハサウェイ)の魅力が無さ過ぎて映画として半分駄作になっています。 裏を返せばメリル・ストリープでもった映画だと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2014-09-29 14:09:34) |
44. プロメテウス
《ネタバレ》 鑑賞後開口一番「リドリー・スコットさん、あんたどうしちゃったんだい?」 随所でエイリアンに直結している部分は素晴らしかったのですが、全体的に唐突でイミフなシーンが多かったです。最初、白い人がなんか飲んで苦しむのもまるでイミフだし、乗組員にウイルスを飲ませたアンドロイドの行動もイミフ、乗組員達も途中で別行動になったり安易にヘルメットを脱いだり、挙句には未確認生物相手に「ほらほら~ 猫ちゃんおいでぇ・・」には絶句しました。 文句を書けばキリが無いほど沢山でますが、最も嫌な点は、、映画内で「エイリアン1」よりもずっと進んだ技術を使っていたのは絶対に許せなかったです。(自分が生んだ名作エイリアン1なんですから、もっとリスペクトして欲しかった) やはり私の中ではエイリアンは1-4までで完結し、この作品は無かったことに決めました。。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-09-23 11:24:16) |
45. フィフス・ウェイブ
発想は悪くないのですが、、いかんせんクロエの鼻の穴ばかり気になってダメでした。あと、中盤以降ボーイスカウト物になっちゃうのもホントいただけませんね。これ子供抜きでやれませんでしたか?大人だけじゃダメだったんですか? 再度書きますが発想が良いだけに本当に残念な映画でした。クロエってホント出演作選ぶセンスが悪い。もう少し自分の価値観やセンスを磨いたほうがイイと思うなぁ。いい女優さんなだけに残念。。ガンバです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-08-16 16:03:05) |
46. フィフティ・シェイズ・フリード
前2作は見ていません。よって本作のみの評価ですが、びっくりするほど面白くなかった。何なのこれ?死ぬの?そういうレベル。 拘束器具系のエロ目当てでしたが大してエロくもなく、サスペンスのほうもかなりチープ。結構バカにしてきたトワイライトシリーズのほうが大分マシに思えるレベル。ハッキリ言ってこれがTVドラマシリーズだったとしても、これはないといえるほど程度が低い作品。アナ演じるダコタ・ジョンソンも皆さんがおっしゃるほど美しいとは思えず、特に加点にはつながりませんでした。(前二作は見る予定なし) [インターネット(字幕)] 2点(2019-09-19 13:37:19) |
47. 複製された男
監督の名前から一抹の不安がありましたがやはり・・ 致命傷だったのが全体に流れる暗さ。内容が面白ければ救いもありますが、内容も絶望的に退屈でつまらない。これでは鑑賞後に調べようという気持ちすらおきません。(もしかして自分のバカさ加減を宣伝してる?) この監督さんの映画は「ブレードランナー 2049」「メッセージ」「ボーダーライン」「プリズナーズ」「複製された男」と、凝りもせず何作も見てきたわけですが、特徴としては全体を覆うトーンがやたら真面目で暗いです。例えばノーラン監督の「ダンケルク」や「ダークナイト」などはまさしく重厚だったと思いますが、ヴィルヌーヴ監督の作品は全体的に重厚というより単に暗いだけといった印象です。とにかく観客を引き付ける魅力ある要素が少ない時点で最初だろうがラストだろうが映画としては致命的だと感じました。 通ぶって背伸びしてみましたがやはりちょっと無理でした。監督の作風なので仕方がないですが、私には合いませんね。(ブレードランナー2049とボーダーラインはまあ一応は許容範囲内の評価を付けてありますが、もう一度見るか?と聞かれたらやはりNoです) [インターネット(字幕)] 1点(2018-07-23 11:01:35) |