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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  フェリーニのローマ
フェリーニらしいといえば間違いなくフェリーニらしいんだけど、こっちのフェリーニはあまり好きじゃない。こっちというのは、ケバい方のフェリーニ。まあ後期の方。このケバさが「生」とか「活力」を表現してもいるのだろうってことがこの作品でよくわかった。過去から現代へと移りゆくごとにそのケバさが薄れていき、同時に憂いを帯びてゆくから。まあそれはそれ。とにかくのれなかった。劇なのか劇中劇なのかよくわからん冒頭のシーザーから既に躓いた。世界史に疎いってのも影響してるかも。あと、おそらくテレビ画面で見る映画じゃない。←負け惜しみ
[DVD(字幕)] 4点(2011-04-12 16:01:00)
2.  フレンジー 《ネタバレ》 
主人公を信じる唯一の女がほんまもんの殺人鬼の部屋に誘われるままに入ってゆく。閉じられた扉。その殺人鬼の変態的な強姦殺人をすでに見ている観客は想像し愕然とするしかない。そしてその想像が間違っていないことを確信させるかのようなカメラワーク。音の無い空間を浮遊しながら現場から離れてゆく。徐々に街の音が入り、カメラが外に出た途端に広がる喧騒。その瞬間に感じる開放感はやはり建物内が狂気の世界であることを逆説的に決定付けている。映画のヒロインかと思ったらここで消えちゃうなんて『サイコ』じゃないか。そういえばこの殺人鬼、お母さんを嬉しそうに紹介してたな。不気味な料理を出す警部の奥さんの名推理ぶりが往年の探偵ものを彷彿させて楽しい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 16:51:58)(良:2票)
3.  ブラック・サンデー 《ネタバレ》 
イスラエルとパレスチナの関係を簡単に説明しているがその説明があきれるくらい単純化されてて、かえって天晴れというか、娯楽に徹した映画なのだなと。シリアスにテロリストとイスラエルのエージェントの戦いが描かれるんだけど、思想だとか政治的背景はほとんど無視。そのぶん目的のテロ行為へと準備を整えてゆくテロリストたちとそれを阻止すべく行動するエージェントの攻防に見るサスペンスを単純に楽しむことができる。加えて街中の銃撃戦、ヘリと飛行船の空中バトル、スタジアムに大接近する飛行船と大観衆のパニック描写等々見所満載の娯楽作。テロリスト側の男女のドラマが若干冗長か。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-18 17:22:30)(良:1票)
4.  復讐するは我にあり 《ネタバレ》 
凄い。唐突に始まる惨劇。その男の半生を振り返るがそこに殺人鬼の明確な根源は無い。しかし殺人鬼になるべくしてなったと思わせるものが緒形拳から発せられる。逃亡先で犯す殺人。逃亡資金を得るため?いや、ここでも殺人の意味を描かない。突発的なものではなく計画的な殺人であるにもかかわらず無差別に殺す。そこに怒りや快楽を描かない。ただ殺す。しかもその理不尽を必然のように思わせてしまう。この説得力はどこからくるのだろう。そして殺人鬼の妻と殺人鬼の父が最後に見せる喜劇的ショットに仰天。遺骨を放り投げても落ちてなるものかと空中で止まろうとしているのか。緒形の演技は圧巻だったが遺骨となってもまだ存在感を発揮する。凄い映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2009-04-24 10:59:35)
5.  フレンチ・コネクション
ニックネームの由来の説明が無くても、乱暴で型破りな男をポパイと呼んでいることになんの違和感も持たせないどころか、他の呼び名は考えられないくらいにまで馴染ませているのはハックマンの容姿によるところが大きいのだろうが、それでもよりにもよってポパイですよ。ハリー刑事がダーティ・ハリーと呼ばれるのとはワケガ違う。ポパイというニックネームにリアルさがあるし、ポパイというニックネームを耳にしても不自然にならないリアルな世界観が作り上げられている。個人的にはイーストウッドやマックィーンのかっこいい虚構の刑事が好きなのだが、ちょうどそんな虚構のヒーロー刑事が活躍していた時代に突如現れた不健康そうで汗臭そうで胡散臭そうで言葉遣い最悪で、それでいていかにも存在してそうなオッサンってのは衝撃だったと思う。相棒のロイ・シャイダーが目立たないのもまたリアルなんだけど、こちらはもうちょっと活躍してほしかった。そんなリアルな世界でのカーチェイスは言うまでもなくシビレル!この作品の最大の魅力であるリアル感は、実在の刑事と実際の事件をモデルにしているというところからも得ているのだろうが、リアルに描こうとする部分と楽しませる部分が相反しないことを証明しつつ、ちゃっかりと豪快なカーチェイスやスリリング且つコミカルな尾行シーンなどの「見せ場」も用意する。これがまた中途半端にならないのがアメリカ映画のソツの無さでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-14 15:58:24)
6.  プリティ・ベビー 《ネタバレ》 
この作品は超美形と妖艶さと幼さを同時にかもし出すあの時期あの一瞬のブルック・シールズを起用したというただそれだけで映画が成り立ってしまうくらい彼女の魅力が映画を支配している。12歳の娼婦、そして少女のヌードというセンセーショナルな話題先行によって正当に評価されていないような気もしますが、センセーショナルさを奪えばストーリーそのものも活きてこないのでしょうがないところでしょうか。愛を売るという環境の中で愛を求めてしまう、そして本当に求める愛は男からの愛ではなく母からの愛という結末を納得させるだけの少女の少女たる子供っぽさを大人びた美貌の中に確かに映し出していた。そういう繊細な描写がルイ・マルの映画であり、話題づくりに脱がせる安易な作品とは異にする作品であることを物語っていると思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-19 14:44:05)
7.  ブラック・ムーン
ルイ・マル作品の中で今のところ一番多く観ているのがこの作品。それほど面白いのかと言われると全然面白くなく(笑)、おすすめ作品なのかと言われると絶対おすすめしない作品(笑)なんだけど、なぜか何度も観ている。何度観たって内容はさっぱりで、ただ大人とも子供ともとれる女が不可思議な世界をバタバタと走りまわってるだけな映画。そのバタバタと走る姿や好奇心の旺盛ぶりが子供っぽい反面、胸元の大きく開いたブラウスや足を露わに映し出した描写はエロティック。そんな主人公のフシギちゃんぶりがこの映画の魅力といってもいいかも。それ以外にも惹かれるものがあるかもしれないが、それがなんなのか私自身にもよく解からない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 15:29:03)
8.  ブルジョワジーの秘かな愉しみ
食欲、性欲、睡眠欲が人間の三大欲と言われます。登場人物を全てに満たされた上流階級の人間とすることでより明瞭に人間の欲深さが描かれる。同時に睡眠中の夢を通して人間誰しもが持つ無(死)への不安を描く。この作品もまたどこからが夢なのか、はたまた全てが夢なのか、、。贅沢な文句を言いながらいつまでたっても食にありつけない様で、一度手に入れたものは離したくないという人間の欲深さをあざ笑う。地位欲とでも言おうか、それこそ上流階級の人間らしいと言える欲も描きながら、人間を面白可笑しく描いてゆく。果てしない欲に向かって真直ぐに歩いてゆく人間たち。まるで人間ではない人が人間を観察して作ったような作品。我々もここに描かれる人々を高見の見物的に見ると、人間って愚かで滑稽だなぁと思うと同時になんとも可愛らしい生き物だなぁと思ってしまう。流麗なカメラワークと極端なアップからのズームアウト、この小ばかにしたようなギャップも面白い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-28 15:00:14)
9.  ファントム・オブ・パラダイス
展開が雑でストーリー自体も幼稚。デパルマならではのカメラワークもかえって陳腐に見える。ところがこのB級の臭いが妙に魅力的でもある。エンディングの軽快な音楽にのってのキャスト紹介がこれまたB級の臭いプンプンなのだが結構気に入ってる。10点連発には驚いたが解かる気もする。
7点(2003-09-02 10:11:58)
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