Menu
 > レビュワー
 > nanapino さんの口コミ一覧
nanapinoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 186
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
心から求めてる相手と一緒になれない。 片思いじゃなくて両思いなのに、こんなに苦しいことは無いですね。  世間体や、カモフラージュ、子どもの頃から植えつけられた結婚観、それで結婚したとしても、求めてるのは心身ともに愛せる相手。 それは、異性愛者でも同じだと思いますが、この偏見と差別の強いアメリカ南部では、同性愛者が愛を貫くのはほぼ不可能。  二人で過ごした最後のキャンプで、ジャックの「俺たちには、あのブロークバック・マウンテンしかない!」という叫びは痛々しかったです。  イニスが、ジャックの死後、ジャックの実家へ訪ねていき、老いた両親に会うシーン。 遺骨はブロークバック・マウンテンに撒いて欲しいというジャックの遺言に対し、家族の墓に埋葬するという父親。 イニスを暖かく迎え、息子のシャツを黙って持っていかせる母親。 二人とも、薄々ジャックとイニスの関係に気づいている。 拒否する父親と許容する母親の対比が良く描かれていました。  そして何より、そのシャツ。 最初の別れの際、「シャツを山に忘れてきた」と言ってたイニス。 実はジャックが持ち帰ってて、クローゼットに自分の着てたシャツの下にしてハンガーにかけていたことが、ジャックの部屋に行った時にわかります。 自分のシャツで包み込むように。 せめてシャツだけでもずっと一緒になれるように、シャツの袖まで通して。  それを持ち帰り、今度は自分のシャツを上にしてクローゼットにしまいます。 クローゼットの扉の裏にはブロークバック・マウンテンの写真。 そして「永遠に一緒だ」とつぶやくイニス。  死によって結ばれるという結末は好きではありませんが、このシャツのシーンは秀逸だと思います。 主演二人の熱演もあり、見終わってもしばらくいろいろ考えさせられました。 
[DVD(吹替)] 8点(2014-11-29 15:51:15)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS