21. マイ・ビューティフル・ランドレット
《ネタバレ》 ○あまり見ることの少ないタイプの映画だった。○移民問題の映画かと思えば同性愛描かれており、凛とした主人公が印象的であった。○ブレイクしたころのダニエル・デイ・ルイスを見られるという意味では貴重な作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-03 20:58:17) |
22. マイ・ガール
《ネタバレ》 ○トーマスの死は無理やりな気もするが、ベーダが抱く将来への不安や様々なことへの好奇心など思春期の少女が描かれている。そのベーダも活気があって魅力的。○ベーダがどんな女性に成長していくのか想像するだけでも楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 21:33:39) |
23. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 ○一見王道にも見えるが、セルフパロディながらディズニー世界の根幹を揺るがす作品となっている。○プリンス、プリンセスが結ばれるという童話を否定し、新たに出合った人物と恋に落ちる。運命の出会いからの結婚というある種神話から、デートをし、相手を知り結婚するという現実にプリンセスが引きづり込まれていくという流れが面白い。ただそうなるが故、王子は出会ったばかりのロバートの恋人をあてがわれるという皮肉な結末。無理やりハッピーエンドにされているのはどうなのか。○アニメから実写への流れは割と自然。○どうしてもショー的な側面が強く、心理描写が少ない。ロバートの恋人が許してくれるシーンや使いが寝返りするところなど。○また魔女の行く末も分かっていながらあっさりしすぎではないか。スーザン・サランドンという大女優を使いながらCGのモンスターがやられるのもな。○あと、序盤から気になっていたが、なぜもっと若い女優、俳優を抜擢しないのか。プリンセスも王子も30代。もちろん悪い俳優ではないが、終始気にかかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-12 20:33:35) |
24. マネーボール
《ネタバレ》 ○野球映画にしてあまり観たことのない設定だったので楽しめたが、ドラマの部分に重厚さが感じられなかったのが残念。○一瞬イチローが映っておぉってなった。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-06 23:14:44) |
25. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
《ネタバレ》 ○主人公の境遇はいろいろ変わるが、ほのぼのさせられる。思春期のちょっとしたエロもいいスパイス。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-03 01:13:34) |
26. マレーナ
《ネタバレ》 ○なんか薄い印象の映画。○モニカ・ベルッチの色気。環境や時代に影響される主人公。戦争と群衆心理。コンパクトに描かれているんだが、それなりになんだな。○家族シーンなどトルナトーレらしい。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-22 23:24:18) |
27. マジェスティック(2001)
《ネタバレ》 ○なんかダラボンらしいな、いかにも映画だなって感じはするがどこか軽い。○展開もべたもべた。長い割にという印象。ジム・キャリーは悪くないが、及第点という感じ。適役はほかにいたはず。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-22 23:14:26) |
28. 摩天楼を夢みて
《ネタバレ》 ○豪華キャスト共演。それだけでも一見の価値あり。ブレイク前のケヴィン・スペイシーもいる。○内容としては、気が付けば終わっていた感じ。あまり良い意味ではなく。テンポよく進んでいくのだが、オチが弱いというかなんというか。キャストの共演と楽しめば良いかな。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-18 06:49:36) |
29. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 ○主人公の生き方は間違っていないし、他者を否定している訳でもないので特段嫌味を感じることもなく、良い塩梅の人物設定。○一方で、そんな彼を人とのかかわりを大事にしていないと否定してくる新入社員の女の子が登場する。そんな彼女が提案するのが、面と向かってではなくテレビ電話で解雇を言い渡す効率的なシステム。主人公が面と向かってやろうという考えを持っている点など、設定の妙がある。○主人公はやがて、結婚に躊躇する妹の婚約者を説得したり、気軽な関係と思っていた女性に惚れてしまったりと現実を目にすることで少しずつ気付き、成長していく。○物語として唐突に感じる部分もややあるが、割とセンシティブな部分をドラマよりのコメディタッチで軽快に進んでいくのは心地よかった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-03-24 20:38:22) |
30. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 ○生と死を暗示するオープニングから出てくるエピソードたちを集約しながらマルコヴィッチの穴へと進んでいくプロットは面白い。○ちょっとした思いつきなのかもしれないが、マルコヴィッチ本人が穴に入った時のマルコヴィッチだらけのレストランはわろた。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-29 16:50:25) |
31. マルコムX
《ネタバレ》 ○スパイク・リー渾身の一作だろう。彼にとってマルコムXもデンゼル・ワシントンも大きな存在だろう。○恥ずかしながら、マルコムXについてはあまり知らなかったので、良い勉強になった。○約3時間半というかなりの長尺だが、テンポが良く観られない長さではない。○皆の知るラストへ向け、徐々にサスペンス味を帯びていく様子が上手く表現されている○暗殺シーンは「ドゥ・ザ・ライト・シング」のラストと通ずるものがあり、どこかエネルギッシュな印象。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 20:06:13) |
32. 招かれざる客(1967)
《ネタバレ》 正直なところ、白人のリベラル派の作品という位の位置付けだろうが、なかなかの秀作。ストーリー展開も小気味良い。キャストもそれぞれ好演。また、これだけ邦題がきれいに決まる作品も観たことがない。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 11:04:23) |
33. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 ○贔屓のマイケル・マンなのだが、全くの期待はずれ。最後の銃撃戦こそ多少の見所にはなっているが、マイケル・マンらしい極太のドラマはゼロ。○そもそも登場人物のキャラが立っていない。一応ダブル主演だが、どう見てもソニーの方が目立っている。その割りに、イザベラとの色恋は全く持って共感できない。二人ともただの遊び人で、真面目な話をされても説得力がない。一方のリコはソニーとイザベラが目立っているため、消えている時間が多く、それを払拭すべく奥さんが誘拐されたと見られても仕方のないほどだった。○余韻や映像美を象徴するシーンばかりに時間が割かれているため、男たちの極太ドラマはゼロだった。マイケル・マンは当たり外れの多い監督のようだ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-12-20 17:00:26) |
34. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 痛烈なアメリカ批判映画。火星人との最初の対面シーンで、「アメリカ軍は世界を守っている」って発言しているところが印象的。そして、金持ちばかり優遇される社会の中で下層の人々がたまたま地球を救ったり、友好を示しつつも背を向けられたら核兵器を使ったりするのも皮肉。ラストの演説は余計だった気がするが。レトロな火星人のキャラクターも違和感がなく、豪華キャストもそれに負けない存在感を示した。ティム・バートンの傑作。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-09 09:40:26) |
35. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 ○出会ってそこそこで結ばれると言うのはやはり共感しがたいものの、上質な恋愛ものとなっている。○主演の二人、ゆとりある映像美、脚本と申し分ない。音楽も多用せず、出すぎていないのも良い。○現代の乾いた冬の寒さと、昔のいい汗をかけそうな夏の暑さが良いコントラストにもなっている。○あまり恋愛ものを見ないのだが、こればかりは雰囲気に酔いしれてしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-31 11:00:48) |
36. マルクスの二挺拳銃
確かに面白いシーンは部分的にはあったが、全体的に観るとそうでもなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-08 12:41:44) |
37. マルサの女
《ネタバレ》 後半に前半のテンポの良さがあれば良かったと思う。あと、後半はドラマが取って付けたような感じになっているのも違和感あり。でも、主要キャストのキャラ、聞き覚えのある奇妙な音楽が良い味出してたし、内容としては素直に面白いと言える内容。 [DVD(邦画)] 7点(2008-07-08 23:46:05) |
38. 真昼の決闘
《ネタバレ》 ジョン・ウェインなどかつての西部のヒーロー像を覆すような作風は確かに斬新だ。しかし逆を返せば、主人公を疎む動機がそこまでしっくりしない。確かに主人公が逃げれば面倒はなくなるのだろうが、後で殺されたなんて知らせが入ればやりきれない気持ちになるはず。リアルタイムで進行していくため、これまでの主人公を取り巻く環境などの描写が足らず、全ての展開においていまいち納得がいかない。そのリアルタイムで進んでいくのもそんなに効果が得られていないように感じる。そして、主演のゲイリー・クーパーもオスカー獲るほどの演技だったとは思えない。しかし、内容自体はそれほど悪くないし、リアルタイムで進行すると言う設定にしなければそれなりのドラマは得られたと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-24 12:57:15) |
39. マトリックス
一対一の決闘。スローモーションに二挺拳銃。そしてハトが飛ぶ。いや、新聞紙だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 23:20:14) |
40. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 サイレントでこんなに感動を得られるとは思っていなかった。チャップリンの自己犠牲の精神は素晴らしい。更にいつものコメディもあって面白い。カメラの引きとアップの塩梅も完璧で、特にラストシーンのチャップリンの顔のアップがすごく効いている。本当にチャップリンって偉人だな。 [DVD(字幕)] 10点(2007-12-25 10:23:02) |