41. 街の灯(1931)
チャップリン映画の中では一番好きな作品。 久方ぶりに再視聴したら、ハラワタが捩れるほど笑えて、やっぱり面白かった。 無声映画だが、バックに流れる音楽がきれいで途中で飽きるということもない。 全体が一つのストーリー仕立てになっており、コントギャグが約8割、 盲目の少女とのエピソードが2割程といった構成。 欲を言えば、少女とのお話はもう少しシナリオを練り込んでほしかったかな(特にラスト)。 笑った後にほっこり温かい気持にさせてくれるという点では、 チャップリン作品の中でもダントツの出来映え。お薦めです。 [DVD(字幕)] 9点(2011-07-22 05:43:45) |
42. マトリックス
まさに映像革命。お話の設定はかなりぶっ飛んでおり、 面白そうなんだが、なぜか面白いとは感じられない。 バーチャルの世界もいいけど、ここまであちら側の世界に行ってしまうと、 お話についていけず、ただ絵とアクションシーンを見ているばかりだった。 ワイヤーアクションだけは本当にダサい。最近はさすがに見なくなったけど。 若い男性向け作品。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-16 08:22:32) |
43. マイ・フレンド・フォーエバー
見せ所の難しいジャンルだとは思うけど、ベタなお涙頂戴シーンはほぼ皆無だった。 主人公の少年は観ていてちょっとハラハラするが、彼の友人を思う気持ちもよく伝わってくる。 二人の子役はもちろん、友人の母親役アナベラ・シオラの演技もいい。 それ以上に良かったのは小道具の使い方で、(う~ん、なるほど)とやたら感心してしまった。 余計なセリフを排したラストの演出は秀逸な出来ばえで、制作者側のセンスの良さを感じる。 お薦めの良作。 [ビデオ(字幕)] 9点(2011-07-13 02:06:59) |
44. 魔女の宅急便(1989)
メルヘンと現実世界のバランスがよく、 村や街の風景、小道具など、 細部までディテールが施された絵は見てても全く飽きない。 ラストは尻切れトンボのような印象を受けたが、 少女の自立と成長というテーマは伝わってくる。 違和感のない独特の世界観を表現している所はさすがジブリ。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-10 02:18:38) |
45. マジンガーZ対デビルマン
タイトルからして、二大ヒーローが戦うのか! と子供心に期待したんだけど、 よくよく考えてみたら、 そんな内容で話の収拾がつくはずもなかった。 このときの自分は完全にデビルマン派だったが、 主役はあくまでマジンガーZ。 かなりがっかりして映画館を後にした記憶があり、 これでアニメからは完全に卒業することになった。 個人的には思い出の作品ではある。 [映画館(邦画)] 3点(2011-07-08 02:54:30) |