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Nujabestさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 112
性別 男性
自己紹介 10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。
9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。
8点---- 良作。ちょっと気になる点も。

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1.  松ヶ根乱射事件
おそらく、津山30人殺し事件を意識したであろうタイトル。そしてファーゴのようなパッケージ。八墓村みたいなことになるのかとドキドキしながら観賞したが…。見事に期待を裏切ってくれました(笑)ファーゴの仮面を被ったブラックなビッグリボウスキといった感じか。シニカルでオフビートな感じも嫌いではないですが、心に残る作品とまでは行かず。正直、この手の閉塞した田舎で血の繋がりが濃いい関係を泥臭く描いた大傑作と思っている小説があるので、それが足枷となって感動には届かなかったのかもしれない。シナリオの外し加減は絶妙で、なかなか書けるものではないと思う。欲を言えば、ラストにかけて登りつめるパワーが欲しかったな。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-27 07:34:19)
2.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
この映画の何が上手いって、クライン医師の登場のさせ方につきる。ロイは導入部で段々と潔癖症だと分かっていく。カーペットの上のゴミ一つ許せない、脅迫的に掃除するシーンを先に見せる。そこに、ガサツな相棒が、自然な流れでやってくるのだが、ジャンクフードらしきものを食らいながら突入してくるし、土足で踏み込んでくるわで、見てるこっちもロイと同様にイライラ。ロイが一生懸命に掃除してた、塵ひとつ落ちてないカーペットを汚しまくる。そんな折に、タイミングよくクライン医師をロイに紹介。普通に紹介してたのなら、あんな怪しい男が紹介するセラピストなんて信用できるわけが無い。しかし主人公は電話してる際も、指紋の方が気になっていて疑う余裕すら無い。相棒もちゃんと拭くと言いながらケツに挟んで受話器を拭く(笑) これは後半、空港で使った詐欺の手口と同様で、他の事に気を取られている隙に騙すテクニックそのものである。この辺りの一連のシーンの流れの上手さには唸った。自分は最初からこのセラピスト怪しいなと思っていた。なぜなら、靴を家具の上に投げ出す不遜な態度でセラピーにあたるからだ。しかし、このことは後半で職業を見破る際の伏線として回収しており、そういう疑い深い人たちの疑念を薄くする仕掛けまでほどこしてある。そもそも、"罪悪感で、葛藤し精神病に陥る詐欺師"という設定がとても良いし、脚本にまで詐欺師のテクニックを上手に応用して使っているのは素晴らしいの一言。ただし、あのコンゲームの歴史的名作のような爽快感がないのは、あの映画とは逆に完膚なきまでに騙されてしまったからだろう。ロイの精神的成長につなげているのは素晴らしいが、ドラマの爽快感としてはやっぱり敵わないな。余談だが、詐欺にかかりやすい人というのは、弱点を持っている人、確固たる自分を持ってない人、他人の評価に左右されやすい人etc…だそうだ。"弱点を持っている人”というのも、この脚本では上手いこと使用してある。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-16 13:34:05)
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