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かっぱ堰さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1251
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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1.  魔女の宅急便(1989) 《ネタバレ》 
魔女といっても特別のものではなく、基本的には絵描きやパン職人と同列ということらしい。キキが商売を始めるに当たってまず電話を引こうと考えたのは偉いが、それを聞いたおソノさんがさらに現実的な提案をして、夫婦との互恵的な関係に組み込んでくれたのはさすが大人と感じられる。 本人としては好意を届けたつもりでも好意が返るとは限らないわけだが、思いがけずちゃんと好意で報われることもあり、その相手にまた好意を返せば好意が循環していくことになる。終盤ではキキが街じゅうの願いを一人でかなえる形になっていたが、これが好意の循環の範囲を都市全体に拡大させるきっかけになり、結果としてこの街に欠かせない唯一の存在としての位置づけを確固としたものにしたと思われる。いったん突き抜けてみれば、身なりがどうとかいう問題もどこに消えたかという感じになって、このことがまた周囲との壁を取り払うことにつながっていたようだった。  ところで初見時(90年代)には、途中でジジがしゃべれなくなったのを見て自分としても世界の終わりが来たような気がしたが、しかし改めて見てみると単にジジ側の事情でそうなったのであり、キキの落ち込みとたまたま時期が重なっただけらしい。これは運が悪かったともいえるが、彼女の場合はちゃんと周囲の人が応援してくれており、見ている側としても嬉しくなる。世の中いい人ばかりでもないわけだが、結果的にいい人に出会えるのも才能のようなものだろう。天に祝福されたようにも見えている、本当にかわいい魔女さんである。 なお映像的には、夜空の月を背景にした場面をはじめ全編を通じて絵が美しく、また高空を颯爽と飛ぶのが見ていて心地いい。本来こういう類の話は趣味でも何でもないのだが、見れば楽しくしあわせなアニメであり、同時に優れた映像作品と感じられる。
[DVD(邦画)] 8点(2014-03-14 19:55:22)(良:1票)
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