81. ミセス・ダウト
《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムスでなければ、ここまで上品な作品にはならなかっただろう。笑わせる中にも、哀しさ、淋しさを十分に漂わせており、途中では十八番のマシンガン・トークも披露し、しかも女装にもさほど違和感がないのだから素晴らしい。また、そのロビンの仕掛けを一般人の立場からきちんと「受け」てみせて、彼の面白さを際立たせたサリー・フィールドの功績も見逃せないだろう。不自然な状況にきちんと落とし前をつけて、同時にメッセージをも含んでいるラストも良い。 [DVD(字幕)] 8点(2003-12-24 02:50:45) |
82. 身代金
誘拐ものには優れたミステリーが無数に存在しており、それに比べるとこの作品はほとんどひねりがありません。もっとも、巧みな演出のおかげで、一応退屈せずに見ることはできました。ただし、あれだけ心理戦をやっていたのだから、最後は知的に解決してほしかったとは思うが。 4点(2003-12-04 03:09:35) |
83. ミストレス
脚本が全然整理されてない上に、センスがありません。ただ単に話が進んでいっているだけです。 2点(2003-11-26 22:44:50) |
84. ミッドナイト・ラン
冒頭の5分間で、最小限の描写で必要な情報をすべて提示する手際の良さに恐れ入る。速すぎず遅すぎない全体のテンポ配分も絶妙。まさに職人芸を感じさせる映画。 [DVD(字幕)] 7点(2003-08-25 03:23:25) |
85. ミュージック・オブ・ハート
《ネタバレ》 前半は主人公と子供たちのコミュニケーションの変化が面白くて集中して見ましたが、最後の方は人間のドラマではなく単なるイベント実行ドラマになってしまったのがちょっと残念でした。ただし、人の心が持つ希望とか前向きな意欲といったものをきちんと正面から称賛してみせた制作者のスタンスは評価したい。最後のメリルの笑顔もいいですね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2003-03-27 00:26:16)(良:1票) |
86. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 K・S・トーマスが開始後早々に退場してしまうというのは実に腹立たしいが、その後で前に出るのがエマニュエル・ベアールとレッドグレーブなのであれば、まあ許してやってもいいか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-03-16 23:31:00) |
87. M:I-2
《ネタバレ》 普通に単純に楽しめる作品だと思います。それ以上でもそれ以下でもありません。ただし、敵のアジトを脱出してからが長過ぎ。 [映画館(字幕)] 5点(2003-02-04 20:01:49) |
88. ミッション
要所要所で出てくる「滝」の迫力には瞠目せざるをえないし、西欧諸国の他国侵略における暴虐ぶりをきちんと示した点も評価はしたいのだが・・・そもそも、導入部で行われる主人公による「布教」、それ自体がすでに1つの攻撃性ある行為ではないのか?という疑問は拭えない。また、デニーロが改心するまでのドラマに比べて、その後の描写が抽象的・観念的であるのも気になる。 [映画館(字幕)] 5点(2003-01-20 00:42:14) |