21. メリーに首ったけ
キャメロン・ディアスの出世作らしい。それに関しては頷けなくはないけど、お話がつまらなくって自分には合わない映画だった。キャメロンがさほど好きじゃないからだろう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-08-15 14:07:45) |
22. メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
《ネタバレ》 本作で分かった一作目の謎。主人公を始めとした周囲の仲間たちには、この作品世界に蔓延しているゾンビもどき病への免疫があるようだ。その免疫力を治療に役立てる研究をしているのがWKED(だっけ?)という組織らしい。だた、その研究は成果をあげておらず、免疫者の命を犠牲にしているのが現状。主人公は研究側にいたけど、人体実験的な作業に嫌気して対立組織に情報を流し、その謀反がバレて迷路に放り込まれた。つまり一作目はお仕置きでした。 では、なぜ迷路が必要だったのか? 迷路は免疫の有無の判定に役立つみたいだけど、その理屈は本作を観てもよく分かりません。設定的にはそれなりのロジックがあるのでしょうが、ストーリー的にはどうでもいいみたい。鑑賞側をバカにしてますな。 本作の感想ですが、さして複雑でもない上記の状況を語るために既視感満載の追いかけっこを延々と繰り返します。実際のところ、かな~り退屈でした。 思わせぶりな謎への興味で続編以降へ引っ張る手法は海外ドラマの専売と思ってましたが、近頃はこんなシリーズ映画が増えてますね。初作を観たと云う理由で続編を観ている自分などが優良なカモです。2時間前後でテーマを語り切るのが「映画」だと思うのですけどね。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-06-02 01:12:37)(良:1票) |
23. メランコリア
《ネタバレ》 「うつ病」なるタイトル。接近する巨大惑星も同じ名前だったりする。世界をうつ病で覆い尽くせ、という監督の願いなのか? この監督は本気で「こんな世界は滅んでしまえ!」と思っている気がします。 こんな世界とは、自分勝手で主張の強いクソ女が生きにくい世界。その生きにくさを前半の披露宴シーンでしっかりと見せてくれます。でも、彼女はうつ病というより単に我儘なだけに思えました。うつ病の人は積極的に他者に迷惑を掛けないと思います。ひたすらに不快だったその無軌道ぶりが、世界の終わりという絶対的な平準化を前に意味を変える。死んじまえばみんな同じ、です。世界を憎んでいるクソ女が終末を歓迎するのは分かる。でも、幼い子供を持つ母親を並列に描くことに激しく嫌悪しました。世の中を憎む者の意趣返しとして「滅亡」を描くことに意義があるのでしょうか。本当にそんな日が来るのだとすれば、逸脱者の安寧というレベルで語るよりも描くべきことがあるはずだと思うのです。 適当にお茶を濁す映画とは別格の着眼や主張を持った作品で、その姿勢は高く評価します。でも、語られる内容には同意したくない。キルスティン・ダンストは元々が大嫌いな女優ですが、演技者として見直しました。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2013-11-04 01:38:18) |
24. メテオ(1979)
《ネタバレ》 大昔に劇場で観て以来の再見でしたが、マジメに評するならとてもバランスが悪い映画だと思います。小粒の隕石落下による災害描写と米ソの核ロケットが同じ目的を持って飛ぶあたりが見せどころなのでしょうが、クライマックスは主人公たちの地下からの脱出劇になっていて、視点が分散します。考証の弱さと特撮のショボさも否めない。特撮は当時としても大したことは無かったです。加えて、人間ドラマの部分もバカにされているようなレベルです。世界各地の災害映像を見ながらソ連の通訳を口説くショーン・コネリーは、ジェームズ・ボンドの癖が抜けていません。最後は一件落着的な見せ方だけど、マンハッタンを直撃した隕石被害は地下鉄構内から脱出できたから喜べるレベルじゃないはずなんだけどね。それらしい題材をそれらしく寄せ集めた似非SF映画でした。そうそう、地球へ向かう大隕石が「スー、ハァー」と呼吸をしています。このベイダーのモノマネは必笑です。 [映画館(字幕)] 2点(2013-04-01 01:34:33) |
25. メトロポリス(2001)
う~ん、スピード感なさすぎ。新しくないテーマにだるいストーリーが付いているだけ。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-08-15 14:03:34) |