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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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1.  モネ・ゲーム 《ネタバレ》 
一応コメディとして製作されているようですが、どうにも笑えない。オープニングでアニメを使っているので、『ピンク・パンサー』の路線を狙ってるのかと思いましたが、どうもよくわからない。犯罪がらみというのは共通していますが。しかし犯罪にしても、壺を盗むあたりのドタバタはどう見ても必要とは思われないし、なにがやりたいのかよくわからないところも。最後のオチは「なるほど」って感じで、コン・ゲーム映画としてはなかなか面白いです。  見終わって「これは誰のために製作したのだ?」という疑問が浮かびました。主な舞台はイギリスですが、どうもアメリカっぽい雰囲気がうかがわれます。もしかしてアメリカの観客を喜ばせるために作ったとか。つまり、アメリカ人というのはああいうバカバカしい、ある種下品なギャグを喜ぶものではないか(と、製作者は考えているのかも)。そう考えると、途中での日本人の描き方も、いわゆる「白人至上主義者」が喜びそうなものです。もっとも、最後に逆転されるわけですが……。  もしかすると製作者たちは、アメリカ人に対する大いなる皮肉をもってこの映画を作ったのかもしれませんね。そもそも原題の"Gambit"というのは、チェスでの捨て駒を使った戦法を指すようです。本作で捨て駒にされたのは誰か……ということを考えると、そんな気がします。最後に次の標的として挙げられている人物を見ても、「ある種の」アメリカ人を皮肉る、あるいはからかうことを目的としているのかもしれません。  そう仮定するとなかなか愉快ですが、もちろん本当にそういう意図をもって製作されたどうかはわかりません。それに、意図はともかく話としてあまり面白くないことには変わりませんし。最後のだましがまあよかったので、点数はオマケしておきましょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-20 21:39:55)
2.  桃太郎侍(1957) 《ネタバレ》 
『桃太郎侍』というのはもともと山手樹一郎の小説なのですが、有名な高橋英樹のテレビドラマはかなり内容が異なるようです。この映画は、比較的原作に忠実なようです。  お話としては、娯楽の王道。お家乗っ取りを防ぐ物語に、別れ別れになった双子の兄弟の人情噺がからみ、時代劇らしい時代劇になっています。敵と味方がはっきりしていて、敵役もいかにもそれらしい。特に河津清三郎の格好良さが魅力的で、悪役はこうでなくてはいけません。ショボい悪役なんて見ていられませんからね。木暮実千代の小鈴師匠のみ、悪役ながら桃太郎に思いを寄せるという役回りで、単純になりがちなお話のいいアクセントになっています。堺駿二はおちゃらけが少なくシリアスな部分が多いのですが、こういう役でもちゃんといい味を出しています。  冒頭、桃太郎の助けた女が実はスリで、善側の神島伊織の密書をスリ取っていたとなるあたり、話の展開もなかなかうまい。それほど長くはないのですが、敵味方入り乱れて波瀾万丈の物語が展開し、見ている方を飽きさせません。このあたりは原作に負っているのでしょうが、先にも書いたように正統派の娯楽作品となっており、かなり楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-01 22:37:58)
3.  モンパルナスの灯
美術にはまったく興味がないので、モディリアーニという名前は初めて聞きました。おそらく絵も見たことがないと思います。  で、内容的には破滅型の芸術家の話で、特に珍しいとも思えない。私のような俗物にとっては、こういう人の心情はまったく理解できないので、特に共感もできません。正直、こういう人がどう生きようが、関心ありません。リノ・ヴァンチュラの画商がちょっと面白かったくらい。映画としては特に悪いとは思いませんが、どうでもいいような内容なのでねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2016-12-01 11:35:30)
4.  モホークの太鼓
「アメリカ人の・アメリカ人による・アメリカ人のための映画」って感じ。アメリカ人(非インディアン)が喜べばそれでいいような気がするので、日本人には受けなくてもいいんでしょう。ジョン・フォードらしいユーモアがそこここに見られますが、それが本筋の戦いなどとかみ合っていないようにも思われます。一応退屈はしませんでしたし、カラーは奇麗でしたが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 20:26:51)
5.  モンテ・ウォルシュ 《ネタバレ》 
終わりゆくカウボーイ時代への挽歌。そんな風潮を感じつつ、前半は仲間で楽しく仕事をしている。しかしそれだけに、ちりぢりになった挙げ句殺し合いまでする後半が切ない。仕事が先細りになり、かつての仲間が結婚して転職したり、泥棒や強盗に走ったりする中、モンテの哀しさわびしさを全身で表したリー・マーヴィンに泣けてくる。友や恋人を亡くし、ひとり去ってゆく背中も泣いている。派手なアクションはなく、全体として落ち着いた雰囲気なのですが、それだけに荒馬を乗りこなす豪快さが記憶に残ります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-14 20:19:39)
6.  モスラ(1961) 《ネタバレ》 
日本の怪獣映画の流れを変えた、エポック・メイキングな作品。これまでの怪獣映画といえば、どちらかというと暗くて重めの作風でしたが、本作はそんなものをまったく吹き飛ばしてしまっています。ファンタジーの要素もありますが、とにかく華やか。モスラ(成虫)の羽根模様もさることながら、劇中での小美人のショーが華やかです。こんなシーンの出てくる怪獣映画なんて、国内外を探してもほかに見つからないんじゃないでしょうか。それと、頻繁に出てくるユーモラスなシーン。あちこちで笑って楽しめる映画です。重要な役どころで子供が出てきますし、ファミリー向けを狙っていることはたしかでしょう。それまでの怪獣映画も基本的に娯楽作品ですが、これは娯楽の方向性が違う。そして今後、東宝の怪獣映画はこの方向性に向かって進むこととなります。ただそのために、単純な善悪二元論に陥ってしまったのは残念でした。 とはいえ、個人的にはこうした方向性が好みなので、高く評価したいです。歴史的な意義や特撮(特に合成)のみごとさも含めて。(レビュー700本目)
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-01-21 19:21:20)(良:1票)
7.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 
基本的には娯楽映画ですが、そこに拝金主義や観光開発といった風刺、さらには人間不信の問題を投げかけるという味付けをしています。本作が製作された1964年は、東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通した年。今から考えれば、「オリンピックによる国際化」の名の下に、古きよき東京(江戸)の風景が消滅していった時機でもあり、そうしたことが背景にあるのかもしれません。また、オリンピックを控えて「人間不信」を取り上げるというのは、まだまだ冷戦時代だったことも考えると、なかなか興味深いです。いずれにせよ、こうした風刺やテーマが娯楽性を邪魔することなくうまく機能しているあたりは、うまいと思います。 特撮面では、合成の使い方がうまいです。特にゴジラが名古屋城を襲う場面、ぎりぎりまで実景との合成を見せておいてミニチュアワークに移行することで、リアル感が増しています。港でゴジラが山の上から顔を出す場面も、非常に印象的でした。また、こうした映画では遠景に怪獣・手前に人間という構図が常套手段として使われますが、本作でもかなり効果的に使われていました。ただ残念なのは、画面全体が白っぽくなってしまったシーンがあったことです。怪獣同士の戦いでは、最初の成虫モスラ戦が、ぬいぐるみだけでなくギニョールを使ったり、コマ落としでスピード感を出したりして、見ごたえがありました。 個人的には(作品の出来は別にして)、おそらくゴジラ映画でこれがいちばん好きな作でしょう。怪獣映画を単なる娯楽ではなく、「人間不信」というテーマを取り入れたあたりが気に入っております。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-01 21:58:32)(良:1票)
8.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
やはり、序盤での大量生産工場の非人間性を風刺した部分が圧倒的に面白い。肝心の娘が登場してからは少々失速気味。というか、せっかく夜警の仕事を手に入れたのに、デパートでのんきに過ごすってどうよ。今から見ると、あまりにもお気楽すぎて現実味に欠け、共感できません。しょせんは夢物語。もうちょっとそれらしい展開なら、喜んで見られたと思いますが。「ティティナ」のシーンは文句なくすばらしいです(あれはイタリア語に聞こえましたが……?)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-01 21:54:30)
9.  モーリス 《ネタバレ》 
以前、イギリス製のミステリー・ドラマ(原作もの)を見ていたら、毎回のように同性愛カップルが登場してのけぞったことがありましたが、ことほどさように、かの国では同性愛が有名というか、多いようです(ほとんど伝統文化?)。特に本作にも名前の出てくるオスカー・ワイルドをはじめ、男性文化人にその気が多そうですが……。 それはともかく、すでに指摘されている方もありますが、本作では単に同性愛を扱っているだけではなく、イギリス独特の階級差というものがそれに絡んできているようです。クライヴは上流階級で、おそらくパブリック・スクール出身。そこで男性に目覚めたということはありえます。そこでモーリスに手を伸ばしたものの、上流階級には“noble obligation”(いわゆる「貴族の責務」)という考えがあって、そうそう反社会的(!)な関係を続けるわけにはいかないようです。しかし労働者階級であるモーリスには、そういった考え方はあまり理解できなかったのではないでしょうか。それは感情というよりは、階級によるすれ違いだったと思われます。 モーリスの相手がスカダーになると、これはもう下層階級へと自分から「堕ちて」いったことが明白です。クライヴとの間では越えられなかった階級の壁を克服しましたが、それによってモーリス自身の大切な「何か」も失われてしまったようです。クライヴとはかなりプラトニックな関係だったものが、スカダーでは大きく変化したもの象徴的です。 などともっともらしいことを書いたものの、やはりゲイの映画は苦手です。レズビアンならまだ大丈夫だと思いますが、それは私が男だからでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-30 22:41:25)
10.  モロッコ 《ネタバレ》 
主役2人がとにかく格好よすぎ。ハンサムなディートリヒにやられてしまいました。しかし、リンゴを売るというのは笑っちゃいますね……。大男のクーパーも、キザなところがたまりません。お話はたわいないといえばたわいないのですが、各人物が相手をいたわり合う心情がよく出ていたと思います。とはいえ、基本的にはクーパー/ディートリヒのカップルを鑑賞する映画でしょう。ただ、ラストはやられた。パラマウントのロゴに“The End”の文字がかぶさってもなお、音楽と風の音が鳴り続けている。粋なこの映画にふさわしいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-30 11:47:48)(良:1票)
11.  モンスターVSエイリアン 《ネタバレ》 
こういう、過去の作品に多くを負っているものは、評価が難しいですねぇ。パロディとかオマージュといえば聞こえはいいですが、要するによそからアイデアを借りてきたわけですから、二番煎じ感は否めません。本作に関してはパロディ要素てんこ盛りで、ここまで詰め込めばむしろご立派だと思います。いろいろなところから引っ張ってきて、無理なく一本の映画にまとめた手際も鮮やかかと。なんといっても、蠅男・大アマゾンの半魚人・人喰いアメーバ・モスラがチームを組んで戦うという発想が楽しいです。惜しむらくは、前半巨大ロボットとの戦いはかなりよかったのですが(特に金門橋は名場面!)、それに比べると後半の敵円盤内での展開がいまいちでした。わかりやすいテーマを軽くさらっと入れて、基本的に娯楽に徹したのも結構でした。小難しいことを考えず、90分間気楽に楽しむにはもってこいです。CGアニメはあまり好みではないのですが、これは見て損をしませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-10 08:58:16)(良:1票)
12.  モンティ・パイソン/人生狂騒曲 《ネタバレ》 
モンティ・パイソンを初めて見たのは、NHKの放送で。数回しか見たことがないので、ほとんど初心者です。この映画はエロ・グロ・ナンセンスと三拍子そろっているので、いつ製作されたのかと思ったら、1980年代ですか。モンティ・パイソンといえば70年代のイメージなので、意外です。全般的に内容が“濃い”と感じられるのは、製作年代が原因でしょうか。 で、とりあえず面白かったです。全体的に相当笑えました。中でも気に入ったのは、「全ての精子は神聖なり」で『オリバー!』のパロディが出てくるところ。音楽もよく似せてあります。最後の死神はパターンですが、楽しめました。また、冒頭の短編やレストランでのエピソードなど、バブル崩壊を予見したようなものもあって、そのあたりはさすがですね。 ちなみに日本未公開のようですが、なるほど納得です。次はホーリー・グレイルが見てみたい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-18 20:05:25)
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