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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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21.  汚れた英雄(1982)
角川春樹が逮捕されたときには、待ってましたとばかり、“汚れた英雄”の文字が新聞の見出しに踊りましたが。そんな、ハルキさんの初監督作品。 物語らしいものは殆どなく、草刈正雄のハダカとレースシーンが見せ場。というのがなかなか大胆です。 変に気取った構図の映像が多かったり、奥田瑛二のセリフが説明口調だったり、色々と気になる部分があって、特にクライマックスのレースシーンはあまりに高速度撮影に頼り過ぎでいささかかったるさを感じるのですが、しかし。 そういった点は一方で、通り一遍の作品にはするまい、という意気込みの表れのようにも感じられます。また、演出上の多少ギクシャクした感じも、叩き上げのプロ監督ではない門外漢(しかしズブの初心者でもない)だからこそ可能な「逸脱」であり、それはそれで一つの可能性として、注目したい点でもあります。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-06-12 08:32:41)
22.  夜は短し歩けよ乙女
ホラー映画ならぬ、ホラ映画。デタラメがデタラメを呼んで、どこまでもホラが連鎖してきます。学生生活「あるあるネタ」の体裁でありながら、実際はほとんどが「無い無いネタ」ばかりという・・・。 デフォルメされたアニメーション、スピード感あるアニメーション、デタラメ極まり無い展開に、ワケわかんなくとも退屈しない。というか、退屈したくとも退屈しているヒマがないのですが、終盤はちょっとモタついた印象で、主人公ふたりの関係に主軸を置くなら確かにこれがクライマックスということになるのかも知れないけれど、正直、ソコは元々どうでもイイのであって。引っ張った挙句に最後、ああやっと夜が明けたか、とは思うものの、何だか印象の薄い普通の夜明けだな、とも。 京都=学生の街、ということで、同じ登場人物があちこちにグルグルと再登場するコミュニティの狭さがまた、学生生活っぽさを感じさせたりも。だもんで、基本的にはデタラメなのにどこか懐かしく、懐かしいけどワケがわからない。 まあ、この作品、「やったもん勝ち」みたいなところは、ありますね。
[地上波(邦画)] 6点(2020-03-07 16:51:37)
23.  容疑者 室井慎次
『交渉人 真下正義』が「動」なら、本作『容疑者 室井慎次』は「静」。スピンオフ2作品を対照的に製作したということなのかも知れませんが、どうしてもコチラの方が印象が薄くなります。 冒頭の空撮でちょっとワクワクして、さあこれから何が起きるんだろう、と期待してしまうのですが、やや動きの乏しい物語。 事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだあっ、という観点からすると、どっちかというと会議室側の人間をタイトルに持ってきたこれら2作品。本作はギバちゃんにフォーカスされている、その一方で、彼をサポートする役割の人間として哀川翔が登場し、2人が並んでるのを見ると、「おっこれは一世風靡セピアじゃないの」とは思うんですけれども。だったらもうちょっと哀川翔には暴れ回って欲しかったなあ、と。 本作ではむしろ、初代なっちゃんこと、田中麗奈が、重要な役割を果たしてます。もう、彼女が本作の主人公と言っちゃってもいいんじゃないですかね。オジサンたちに代わって、彼女が走り回ってみせ、映画に動きを与えます。もうちょっとカッチョ良く走ってくれると、なお良かったんですが。 八嶋智人演じる弁護士のイヤらしさ以外になかなか盛り上がるポイントが無いのが、ちょっと寂しいんですけれども、都会を舞台にした作品ながら「風」や「雨」を積極的に取り入れているのは、印象的でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-29 20:30:40)
24.  妖星ゴラス
これぞ“センス・オブ・ワンダー(笑)”。この映画をどうにかして褒めようというヒトのために存在してくれているような言葉ですね、これは。まさに、なんでもアリアリ、まるで、企画段階で行ったブレイン・ストーミングのメモをそのまんま映画にしちゃったかのような、闇鍋ワールド。あの「隼号」って、宇宙船じゃなくてどう見ても潜水艦ですね。宇宙飛行士っていうより、兵隊さんですね。そういう要素も入れたかったんですね。怪獣も一匹お願いします。大災害もちょっぴりお願いします。等々等々。気合いの入ったセットに気合いの入った特撮、その割に、何だか底が思いっきり抜けてしまっているような作品です。ちょいと残念なのは……「盛り込み過ぎ」の自覚があるのか、映画を何とか段取り良く進めようとして、その結果、せっかくのハチャメチャな内容の割には意外に整然とした、理屈っぽい印象を受けてしまうところなんですけれども……。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-17 08:34:19)
25.  夜霧よ今夜も有難う
この映画、ジャンルとしては“ポリティカル・サスペンス・アクション映画”な訳ですが、そこにあのマッタリとした主題歌「よぎり~よ~ぎり~~」ですから、まあ、観てて眩暈も起こそうというもんです。主演の裕次郎、すでに私の世代に馴染みのある丸々とした顔に近付いてきていて、要するに「裕次郎って、こう見えても昔は男前だったらしいぜ」という顔になってきてます。で、この裕次郎フェイスが、映画の要所要所においてアップで挿入される。これが結構キツイので、油断すると笑ってしまう。油断禁物。でまあ、とにもかくにも“ポリティカル・サスペンス・アクション映画”、裕次郎の表の顔はバーのマスターだけども、実は裏では困っている人たちの密航を手助けしている。しかし、ある外国政治家の密出国に関わろうとしたことから、危機が迫ってくる。しかもそこに、裕次郎の元フィアンセであるリリー松岡ルリ子との再ロマンスも絡んできて・・・という訳で、溝が出来た2人の間が縮まっていくところが見どころ。最初は2人の姿を別カットで、それも遠目に描いていたカメラが、徐々に2人の距離を近づけてゆき、ついに打ち解け合った時、またカメラが引いていく、しっとりとした演出。実にまどろっこしい(笑)。ベタな映画を楽しみたい方には、お勧めです。あとちょっと気になったこと、二谷英明が自室でタイプを打っているシーンで、窓から景色が、どう見ても書割にしか見えなくて(しかし“空気遠近法”が活用されている)、まあそれはいいのだけど、その書割の絵にシワが寄っているように見えるのが、これはもう気になって仕方が無いのです。見間違いだったらゴメンよ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-11 08:53:02)
26.  四谷怪談(1959) 《ネタバレ》 
え~四谷怪談って、こんな話だっけか~?という映画。何しろ、登場するのは「善いイエモン」(とは言えやっぱり結構ワルいけど)。こういうイエモン役だから長谷川一夫なのか、それとも長谷川一夫を呼んでしまったから仕方なくこういうイエモンになってしまったのか? まあとりあえずは四谷怪談らしくお話は進みます。それにしても、お岩さんには映画の最初からすでに生気がありません、すでに生前からユーレイみたい。出世欲の無い伊右衛門をなじる父との会話、父「岩も肩身が狭かろう」、お岩「いえ私は」、父「お前は黙っておれ」。う~む自分で話を振ったくせに、だいぶ理不尽だ。お岩さんの幸薄さをすでに感じさせます。でまあ、いい感じに不幸への階段を滑り落ちていって、ついに恒例の変身(?)シーンへ。ここがもっとも切なくもコワい見せ場、と思いきや、わりとアッサリ目の描写(でもちょっとコワいよ~ん)。問題は、伊右衛門は陰謀に加担しておらず、むしろ騙される側、被害者であるという点。だもんで、クライマックスは、陰謀を知った伊右衛門が悪党どもを叩き斬っていくという展開へ。うひょ~これじゃあ、恐怖映画じゃなくてチャンバラ映画だよ。というわけで、なかなか意外な展開が楽しめるのですが、その分、焦点がボケてしまっていささか即物的、深みへと掘り下げることには必ずしも成功していない気が。可もあれば不可もあり、ってとこでしょうか。
6点(2004-10-24 00:52:12)
27.  横浜暗黒街 マシンガンの竜
「マシンガンを振り回すギャング」なんて、映画の中ではよく見かける気がするけれど、いざ現実世界では誰もみたことがない、誰もその実在を確認していない、一種のUMAみたいなもんですね。 その未確認生物を演じているのが菅原文太で、何だか知らんけど岩城滉一その他、街のアヤシイ連中からはアニキとして一目置かれ、慕われている。しかしその母親(・・・三益愛子さんです)がその上を行く大ボスだったりして。ギャングの母子同士、仲睦まじく一緒に入浴したりしてるのが、倒錯的なのやら、健全な親子関係なのやら、何だかサッパリわからんのです。 で、敵の組織との抗争があったり、小池朝雄刑事に母親をつるし上げられたり(もちろんコロンボの声で)、ひととおり揉め事には事欠かないのですが、どうも物語が全体的に、締まりません。どこにももうひとつ思い入れを感じさせるシーンがなく、求心力が無いまま、何となくショボショボとお話が続いていっちゃう。 そんな中で、中島ゆたかさん、素敵ですね~いいですね~、このちょっと冷たい感じ。いいんですけどね。ですけど。クライマックスで、ここに書いちゃうのはもったいないような、実にトンデモな迷シーンを、炸裂させてくれちゃうのです。観ている誰しもが、「わはは、なんじゃこれギャグなのか」「うへー気持ちわりぃなあ、もう」「おお、これぞ純愛!」というまったく相容れない3つの感慨に、同時に襲われることでありましょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-14 14:53:16)
28.  妖怪大戦争(1968)
うぉー、カッパが可哀想だ、何て事をするんだ。しかもろくろ首にもそんなことするなんて! さあ、古代バビロニアの妖怪と日本の妖怪の大戦争だ! と書いてるとちょっと寂しくなってきました。ところで、本当にリメイクするのかい?
5点(2003-09-20 01:01:21)
29.  予告された殺人の記録
ま、確かに、原作ほど面白くないんです。原作を読んでいる人間にしてみれば、それを忘れて映画を観るっちゅうわけにいかない以上、これだけ著名な作品を映画化するには、やはり比較されるリスクは避けられないわけで。男の死体をこれ見よがしにジャーンと映すのも、ちと興醒め。
5点(2003-06-08 01:29:04)
30.  4番目の男
監督がバーホーベン、カメラがヤン・デ・ボンとくれば、イジワルな期待がついつい膨らむ、考えようによっては贅沢な、オカルトテイストのサスペンス映画。謎が謎を呼び、チープなショックシーンに脳震盪を起こしそうになりながら、腰砕けのラストへ。いやいや、悪い映画じゃないですよ。たぶん。
5点(2003-04-30 01:00:48)
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