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1.  
色彩がすごく美しい。この頃からから、ある種の様式美に黒澤監督は移行しようとしていたのだろうか。テレビで見たんだけど、それでも画の強さに圧倒された。映画というより、絢爛たる襖絵を次々と見せられてる感じ。黒澤作品中、もっともペシミスティックな映画だろう。それにしても本当に黒澤監督って「姿三四郎」の時から日本では苛められてるんだな・・・・。淀川さんが「黒澤さんはね、磔になったキリストなの」と言ってたのが、よくわかるよ。  それにしても、城が燃えるところ、あの燃え盛る凄まじい炎の美しさ、凄さ、あれがこの映画の命みたいなところでもあるのに、誰もそれを言わないし、誉めないね。あれだけの炎を出せる人はいないと思うけど。
[DVD(邦画)] 8点(2016-02-06 22:19:54)
2.  ラストマン・スタンディング
絶えず、渋く眉間に皺寄せてるブルースウィルスといい、舞い立つ砂埃といい、痛いバイオレンスシーンといい、オリジナルに敬意を抱いてるのはわかれるし、ちゃんと撮ってるし、頑張ってるんだけどな・・・・。どなかたも指摘されたように、モロにハードボイルドを意図した演出が仇になってると思う。オリジナルは、結果として完璧なハードボイルドになってるが、こっちはハナからそれを意図してるところが大人と子供の差がある。残念な作品。ライクーダーの音楽は良かった。
5点(2004-06-13 11:19:03)
3.  ラストタンゴ・イン・パリ
0点にしたけど、これは駄作と言う意味ではない。安易に答を出したくない映画だということ。若い人が、これを見ても退屈な駄作にしかないだろう。若さゆえの想像力の無さから来る錯覚だ。この映画のマーロン扮する初老の男が性を核にして自分の生命力の残量を測っている、その切実さは若者に実感としてわかれと言っても無理。あまりにテーマの敷居が高すぎる。自分が年老いた時に見たら、テーマの持ってる恐ろしさに慄然とするだろう。かく言う僕にも、まだこの映画の本当の深さはわからない。レンタルで見たときも退屈だった。今じゃ、正直言って、ほとんど記憶にも残っていない。でも、自分が老人になって見たら、さぞかし打ちのめされるだろうと思う。ある年代にならないと、わからない映画というのは確実にあるのだ。もっと謙虚になったほうがいいと思うよ。これ見て思ったけど、ベルトリッチって谷崎潤一郎好きなんだろうな。これ谷崎の世界だよ。とにかく、この0点は「未知数」という意味の0点。
0点(2004-06-12 15:49:39)
4.  ライムライト
ほとんど絶望、そんな気持の中で撮ったんだろうな。諦観、プライド、不安と当時の自分をそのまま描いている。何て正直な人だろうと、そのことに感動した。説教臭いという人いるが、チャップリンのように説教の似合う老人になりたいよ。この映画の中で語られる一言一言が哲学だ。自分の孤独、周囲の無理解、悪意、そういう人間のいやらしさを逃げないで、とことん取っ組み合った果ての結晶がこの作品だ。それにしても、この作品でのチャップリン、何て立派な顔だろう。俺、こんな老人になれるかな・・・・。反省。
9点(2004-05-23 01:59:53)
5.  らせん
サッパリわからんかった、つまらんかった。
2点(2004-01-19 23:39:22)
6.  羅生門(1950)
ファーストシーンのあの雨!凄い雨だ!これぞ日本の雨だ。カメラワークが圧巻。影の主役は鏡。その鏡を使った光と影の絶妙。眠ってる多襄丸の顔に木の葉の影が映っている。その影がユラユラと揺れる。たったそれだけで風が吹いてきたのがわかる、その巧み。封切り当初から「わけがわからない」「難解」と酷評された。確かに黒澤作品中かなり前衛的な作品ではある。しかし、何ら難しくはない。一つの殺人をめぐって目撃者の証言が食い違う。人間は、いつも自分に都合のいい理屈を持ってきて人を責め自分を正当化する。そのエゴを抉って見せた映画。ラストで樵が捨てられてた赤ん坊を「一人育てるのも二人育てるのも同じ苦労だ」と抱いて帰ることを「甘い」と断じた批判は当時からあった。ここにもそういうコメントが見られるが、それに対しては黒澤監督が、まっこうから反論している。当時の日本の映画ジャーナリズムも、同じことを言って、この映画を酷評したがベネチアで賞を獲った途端、手の平返して誉めそやした。ラストに希望=甘いという子供っぽい視点は、いまだに変わってないのだと実感。僕はラストはあれでいい、いやああでなくてはいけないと断じて言う。僕の好みの黒澤映画ではないが名作であるのは間違いない。ところで、森田義光の「模倣犯」のラストって、「羅生門」のラストの真似じゃないの?
8点(2003-11-07 22:33:16)(良:1票)
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