1. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 冬から始まって、春、夏、秋、そしてまた冬。ここでちょっと驚いた。この冬は5年後なのだ。そしてもっと驚いた。なんと二人は結ばれていなかった…。これにはミアを応援してきただけに、裏切られた気分にさえなったが、最後の最後、見つめ合う二人の表情を見ちゃうと、もうね…。もがき続けた夢追い人同士だからこそ、失恋にさえ納得がいく。あのときの選択、「今」の尊さ、二人は分かりあってる。もはや、こちらとしては口を挟む余地が無い、といったところ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-06 00:21:54)(良:1票) |
2. LIFE!(2013)
《ネタバレ》 <オリジナル版未見>25番ネガ自体に意味はなく、それを探させることがショーンの目的だった。ウォルターはいろいろな国を旅し、素晴らしい風景を目にして人生が変わる。←こんなオチならちょっとガッカリだけど、ネガには「なるほど」と唸ってしまうようなものが写されていた。それは幻のユキヒョウでも、雄大な大自然でも、異国の子供たちでも、もちろんビッグフットやユニコーンでもない。あの一枚を見て、退屈だった序盤パートで切らず、観続けて良かった~と思った。「普通の人」の枠内にいる者ではなかなか気づけないが、枠外の芸術家から見ればまさに「人生の真髄」。そして地味であってもその真面目な仕事ぶりをあなたの知らないところで評価してくれてる人がいるかもしれない。そんな温かいメッセージが心に染みる良作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-03 11:14:34)(良:1票) |
3. ラストスタンド
《ネタバレ》 シュワ保安官が守る国境付近の田舎町をジョン・アブルッチの軍団が襲う。FBIも軍も間に合わない。「30分、背を向けてりゃいい」と逃げ腰の副保安官。しかしシュワちゃんは戦う。それがヒーローだから。「軍隊」とまで言われる強敵をわずか5人で迎え撃つ… これは盛り上がるぞ~ワクワク。ところがどっこい、いざ戦いが始まるとお粗末な印象。だって、お互いにただただ撃ちまくるだけなんだもん。アメリカンな町を舞台に戦争ごっこがしたかっただけ?。小が工夫を凝らして大を倒すという醍醐味が無い時点でこの映画は失敗してる。その後はレースごっこ、最後に肉弾戦をやって、シュワちゃんはまだまだ強いぜっていうお約束展開。なんだかな~。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-25 23:45:22) |
4. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 面白かったな~。「ダッド!」「キャル」「キャル」「ジェシカ?」「バーニー?」 この後リンハーゲンまで現れてもう手が付けられないっていう… 上手い脚本だった。ダメ中年の改造計画を見て楽しむ前半、後半はそれぞれの愛の物語。「お約束の雨」(キャル談)に打たれながら「何やってんだ俺は…」と落ち込んでも、最終的には恋や愛に幻滅した13歳に「人を愛することは素晴らしい」「真実の愛はある」と言える大人であったこと。これはすべての世代に向けられたメッセージ。幸せの映画をありがとう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-15 09:33:11)(良:2票) |
5. ランゴ(2011)
《ネタバレ》 ペットとして飼われていたカメレオンが砂漠の町で保安官として大活躍。マカロニ・ウェスタンへの愛にあふれた映画で、趣がある。なんとクリント・イーストウッドのような人物まで登場。ちなみに日本語吹き替え版では山田康雄に声が似ていると評判の多田野曜平が声を担当。死神ジェイクまで兼ねてるのは予算の問題なのか、少し残念ではあるが、なかなか気が利いている。その他「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」などを彷彿とさせる場面もあり、娯楽映画としてのポイントをしっかり押えていることが分かる。映像も素晴らしく、ちゃんと面白い映画だった。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-10-30 18:00:22) |
6. ラスト・ソング(2010)
マイリー・サイラスって良くは知らないけど、アメリカでも屈指の人気アイドルのようで、結局、この映画に限っては一番の売りも「マイリー・サイラス」になっている。つまり内容では勝負出来てない。それは原作の問題なのかもしれないけど、とにかくベタで、「そこそこの映画を作るためのマニュアル」があったとするならば、それによって作られた映画はこうなるだろうな、というような無難さ、薄っぺらさが感じられる。そこに気付くまではまあまあ楽しめたのだが、後半は少々嫌気が差してしまった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-29 18:07:44) |