1. リトル・チルドレン
屈折した性意識などかなり見応えがあり力作だと思うが、終盤のラリーの変身やブラッドのスケポーには安易というか疑問に感じた。だが素っ裸でセックスする主人公二人はもちろんのこと、元警官の異常なまでの執着ぶりや、性犯罪経験者ロニー、外見まともなリチャードの変態など、出演陣の熱演はすごい。ケイト・ウィンスレットの主演女優賞逃しは残念だが、ジャッキー・アール・ヘイリーは十分助演男優賞に値するほど際だっていると思うのだが・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-28 02:13:26) |
2. リメンバー・ミー (2003)
《ネタバレ》 モニカ・ベルッチが目当てで借りたDVDだったが、映画の主役はファブリッツィオ・ベンティヴォリオとラウラ・モランテが演ずる夫婦とその息子と娘の4人家族。モニカは夫の昔の恋人で浮気相手の愛人なのだ。この家族は良い意味で家族のプライバシーに干渉しないと言えそうだが、てんでんバラバラの家族なのだ。それぞれがそれぞれの道を突き進み、家族は崩壊寸前。そのとき事故が起こり・・・といったストーリーで、最後に家族がひとつにまとまってめでたしめでたしとなるように見えて、火種は残ったままエンディングとなる。いかにもイタリア的なコミカルなタッチと開放感、それにフランスのお洒落感覚、そしてドラマティックな進行と私にはお気に入り映画。たくさんの挿入された歌や曲が聴けるのも良い。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-24 11:04:27) |
3. 理想の彼氏
ちょっと無理な設定かと思いつつもまずまず。時々出てくる下品なことばにはちょっとだけ顔をしかめたが・・・。それはそうと、性格は良くてもいつまでも両親が登場してくるアラムは成長したのだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-29 17:20:41) |
4. リメンバー・ミー(2000)
《ネタバレ》 「オーロラの彼方へ」「イルマーレ」「リメンバー・ミー」と時空を超えた愛をテーマとする映画がよくぞ2000年という同じ年に作られたものだ。どれが先でどれが後なのかは知らないが、この映画が一番切ない。21年の年月を超えた交信相手が、自分の恋人と親友の息子だと知ったときは大変ショックだったろうと思う。私も二人が同じ病院に入院したとき、もしやとは思ったが的中してしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 11:16:09) |
5. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 同じイングランドの炭坑町とストライキの時代を描いた「ブラス!」とともに、私の好きな映画です。私も男のダンサーなんてと思っていた口でしたが、父親や兄、ウィルキンソン先生、皆いい人ばかりで心打たれました。祖母も痴呆が治ったみたいだし・・・。 父親の「ビリーには未来がある」と兄に話すシーンでは、子を思う親の気持ちがじーんと伝わってきました。 [DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 00:16:41) |
6. リトル・ミス・サンシャイン
個性豊かな人間の集まりのバラバラな家族が、末娘のコンテストに向け旅するうちにしっかりまとまるというのは、何と言ってもほほえましい。 最後のダンスでは、さすがじいちゃんの指導と拍手喝采でした。 [DVD(字幕)] 8点(2011-03-01 19:14:38) |
7. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 韓国映画にはまるきっかけになった映画。猟奇的という言葉に抵抗があって、しばらく様子を見ていたけど、あまりにも評判がよいので思い切って見たが正解だった。 前半はとてもおもしろく笑い満載、しかし徐々に感情が高まってきて、終盤で彼女が山で叫ぶシーンには、ぐっときた。前半部分のゲロは醜い、描写しなくても・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2011-02-18 09:44:41) |