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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  リフ・ラフ 《ネタバレ》 
もうほんと、自分で言うのもナンだけど、生活が社会の底辺でさあ雇用主はバカヤローで、社会の体制そのものがくそったれで毎日生きるのに精一杯よ、と夜の飲み屋でクダ巻きながら話を聞いてもらい、似たような話を聞いてあんたも大変だねえと相槌打ちつつ、ちょっとづつ元気を取り戻す、そんな映画。 イギリスの労働者階級は色んな映画で観て来たけど、数ペニーのことで大の男がケンカするほど困窮してる。でもそんな状況をシニカルに自己観察しているようなとこがあって、完全な絶望に堕ちないタフさとユーモアがある。そこにとても魅かれる。モデルルームのトイレを無断借用し、新入りの宿無しのために不法入居ビルを探してやり、ガスも通してやる。彼女との引越しもタダで手伝ってやる。ビンボーでもちゃんと人の心は持ち合わせてるんである。ラスト、経営側への腹立ちが高じて現場へ放火する場面も良いですよ。警備員の犬に見つかるも、こいつが飼い主に噛み付く駄犬ぶりを発揮。二人をまんまと逃がすケン・ローチ、あなたは素晴らしい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-01 00:00:02)
2.  リトルマン・テイト
子供にとって一番大切なことは何なのか、監督ジョディの主張は明確だ。ちょっぴり教養のたりない母親も、学者の先生も愛の形こそ違えど、この子を想っている。ジョディ・フォスターの、全人物への視線が優しい。最後のパーティーのシーンは、全てを包み込むように融和して、和やかで美しい。出来の悪いジェーンのケーキの方を選ぶなんてねえ。鼻の奥がつーん。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-12 00:07:15)(良:1票)
3.  リバー・ランズ・スルー・イット 《ネタバレ》 
レッドフォードはこの映画の主役を”川”にしたのですね。悠久に流れ続けるその不変さ、神々しさに比べると、次々現われては消えてゆく人間の営みなどちっぽけなもので。牧師一家のドラマも極力淡々と描かれている印象です。弟の死すら台詞で知らされるのですから。 それにしてもブラッド・ピット。彼の存在意義はその若い一瞬の美しさでもって、川と一体化すること。光る川面にキラキラとフライ・フィッシングのワイヤーが弧を描き、金に輝く髪の美しい青年がそこに立つ。まさに一幅の絵のよう。この1ショットで彼の映画となりました。 騒がず、慌てず、誠実で正しい。レッドフォードの映画はいつもそう。そしてこの監督が凄いのは、そういった資質が退屈さを誘うのでなく、心にしっとりと余韻を残す作品に昇華しているということ。「監督 レッドフォードかあ」と観る前はやや渋々ではあるのだけど、「観てよかった」ともいつも思うのです。
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-25 23:53:01)(良:1票)
4.  リプリー 《ネタバレ》 
“太陽がいっぱい”のリメイクではあるけれど、主人公トム・リプリーの造形がオリジナルと大幅に違う。アラン・ドロン版の野良犬的なぎらつき感は印象強烈だった。M・デイモンリプリーはコンプレックスが裏返って愛憎感情へひた走る。なまっちろい身体に蛍光パンツ(!)のとんでもないダサっぷりでドロンとの違いが際立ち、これはこれで別作品として成功してると思う。デイモンの内向的でやや粘着気味にロウを見つめるうっとうしさ、こりゃJ・ロウでなくともうざったくなります。マットデイモン、すごく上手い。上手いといえば、実のところゲイだったリプリー、そういえばグウィネスを見る目とかに全然色気が無かったもんね。こんなとこにもデイモンの達者ぶりを感じるなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 23:32:14)
5.  リービング・ラスベガス
重くてつらくてやり切れないストーリーの中にあって天使のごとき存在感を放つE・シューに感嘆。絶望を静かに湛えた微笑みに痺れた。すごい女優さんになったもんだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-07 17:53:12)
6.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 
映画作品としては十指に入るくらいのバッドエンド。たしかにあの幕引きには充分驚いたんだけど。 でもこの映画、冒頭の入り方がちょっと強すぎないですか。白昼血を流しながらふらふらと住宅街を歩く少年、だよ?白目を剥いて腕は血まみれ。発見者のJ・ブリッジスが助けを求めても誰も出てこない上、看護婦とのやり取りでのブリッジスの絶叫「僕はあの子の名前も知らないんだ」。ここでワタシは予想したわけです。身元不明の少年と成り行きで関わることになった主人公、少年を狙ったサイコパスの引き起こす連続事件に否応無く巻き込まれてゆくのだった・・。全然違ったけど。だってあまりにインパクトが強かったんだもん。だもんでその後父親同士の腹の探りあいになってっても、あの子の怪我の真相は?という思いがずーっと消えなくてどうも集中しきれない羽目に陥りました。やっぱり強すぎでしょスタート演出が。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-05 21:09:03)
7.  リバース(1997) 《ネタバレ》 
20年も前の作品とは思わなかった。カイリー・トラヴィスはヘアスタイルもファッションも全く古臭くない垢抜け美人だし、おもに舞台となる車もむこうの車ってあまりデザインが変わらない(ように見える)しで。怪しい研究所のコンピュータの古色蒼然とした佇まいが、さすがに「これ古くない?」と思わしめたけど。 ”短いスパンで時を繰り返す”ジャンルの「走り」の作品だと思えば、この粗さとか詰みの甘いのにも納得。後作品はもっと練られてるのが世に出てますよね。 やたら身体を張るカイリーと、スピード感のある展開はぐいぐい引っ張ってくれますし、「やり直し」にわくわく感は持たせてくれるんだけどちょっと期待値以上の内容にならないんですよね。はっきり言うと同じことの繰り返し。幕切れもそんな感じ?とあっけない。ちゃんと当時に観て新鮮に驚きたかったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-10-17 00:17:17)(良:1票)
8.  リアリティ・バイツ 《ネタバレ》 
90年代のニュージェネレーション世代ってこういうこと?あんまりぱっとしない連中だなあ。70年代のヒッピーのように思想に突っ走ることもなく、80年代の「レス・ザン・ゼロ」の金持ちコドモのようにクスリとパーティに溺れることもない。自信過剰で口ばかり大きいことを叩くけど、”現実は厳しい”ので就活の傍らバイトで糊口をしのぐ。ドラッグは忌避するけどセックスにはゆるく、エイズ検査の結果が気になって怖くて仕方ない。 というわけで、あまりドラマ性の無い薄味な若者たちである。極端なエピソードや事件が無いのがリアルっちゃリアルだけど。 リアルで近しいからこいつらが好きかと言われればそうでもないかな。ウィノナの下半身もゆるいしバイト先でのキレ方も爽快ではないし男二人天秤にかけるし。 ただもうウィノナ・ライダーという女優のピーク時の輝かしさ、その白目の驚くほどの綺麗さでこの映画はもっている。 気の利いた台詞に多々助けられているイーサン・ホークは随分得をしているな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-13 00:19:59)
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