21. レベッカ(1940)
これは高校生の時、無謀にもヒッチコック先生に挑戦した最初の映画です。なるほど、前の奥さんが出来すぎていたので、新しい奥さんがプレッシャーを感じる映画で、こういうサスペンスもあるんだなぁと思いました。ところがそれから色んな映画を観ましたが、こういう設定のサスペンスは珍しいことが分かりました。ヒッチコック自身もこれはヒッチコック映画ではない、と言っており、女性映画と位置づけているようです。珍品だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-02 06:22:38) |
22. レスラー
良かった。男の顔は履歴書というが、ミッキーロークはいい顔している。「ナインハーフ」の頃のたらし屋の顔ではない。ストリッパー役の女優(マリサ・トメイ)はきれいなのに、あんな役までやらされて、それでも演じちゃう。ああいうストリッパーって日本よりも敷居が低いのかな?客とはちゃんと一線ひくし。まあ、なにせ凄い。最後の「みんながオレの家族だ!」というセリフ、いい事言うと思ったが、ちょっと寂しい感じもした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-28 20:40:22) |
23. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 いや~面白かった!個性派軍団の劉備玄徳たちがいつ出てくるか、楽しみでした。もう少し大暴れして欲しかったですが。張飛が何本も弓矢がささって平気なのは、ちょっとマンガちっくですねえ。相変わらず趙雲は人気があるんでしょうね。見せ場がたくさんです。呉の国の孫権はなんであそこで弓矢をひかないかなあ。じれったかった。とにかく三国志の中でも面白い部分、満喫しました。ただ、中村獅童は戦闘のすさまじさを際立たせるために出演させたんでしょうか?原作(マンガ)にいたっけかなあ。主要人物で死ぬのはこの人だけでしょう?まぁ、いいですけどね。ただ、追い詰められている側の方が人材がそろっているような描き方だったので、曹操軍に凄さが感じられなかったです。大軍に追い詰められて、大暴れという点では「ロード・オブ・ザ・リング②」の方が迫力あったように思います。でもジョン・ウーさんのアクションシーンは分かりやすく、観やすいと思います。お腹いっぱいという感じです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-09 00:02:03) |
24. レッドクリフ Part I
横山光輝のマンガで大筋は知ってますが、その中に出てくる人物がこのように映画の中で活躍しているのを見ると、嬉しくなってしまいます。映像もきれいし、アクションシーンも格好いいし、お色気の場面もいい!次回期待!それにしても、トニーレオンが出てくると、「ラストコーション」のHなシーンを思い出して、戦いに向いているのかな、この人、と思ってしまう。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-17 23:55:25) |
25. レディ・チャタレー(2006)
《ネタバレ》 自分の感情に素直にしたがった女性の映画。最後の幸せそうな二人を見てると、あ~良かった、と思った。変な噂が広まり、二人の恋は引き裂かれるかとハラハラしてたが、そういう事もなく、観終った後はじわ~っといい感じがする。こんな毒のない映画の原作がなぜ、表現が過激だと言って、裁判になったのだろう?そんなら今、あっちこっちにある、毒のある映画を何故訴えない。しかし、まあこういうストレートなラブストーリーもいいね。観てて、「ピアノレッスン」を思い出したが、自分にはこの作品の方が良かった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-06 16:24:42) |
26. Ray/レイ
《ネタバレ》 目の前で弟が事故死して、何も出来なかった兄であるレイ。失明しても、世の中で生きていけるよう、優しくしなかった母親。心が固まってしまったレイは、薬や女におぼれる。音楽の世界で生きていけるよう面倒を見てくれた音楽会社。彼は情に流される事なく、大手の音楽会社に行ってしまう。そんな心までも「失明」してしまったレイは映画の最後に、とうとう心を溶かす。次から次へと自分の気持ちを表すように音楽が生まれる瞬間や厳しい黒人差別の問題にも興味をひかれたが、やはりこのドラマ性が良かった。沢山の家族に恵まれて、どんな祖祖父になったろう?そこも観てみたかった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-18 00:40:06) |
27. レディ・ジョーカー
《ネタバレ》 分からないところが何箇所かあるのですが、レビュー見てると、原作を読まなきゃいけないみたいですね。でもいいとこもありましたよ。吉川晃司はかっこよかったし、これからも映画界で暴れて欲しい。渡さん、大杉漣も加藤晴彦もよかった。邦画では本格的な映画だった。この贅沢な感じが嬉しい。観終わっての感想は、あれ、もうコレで終り?って感じです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-04-14 03:14:12) |
28. 恋愛小説(1994)
《ネタバレ》 味わい深かった。パッケージの主人公インゲボルガ・ダプコウナイテさんのドキッとさせられる写真を見て、借りました。いきなり訪れる官能的な愛。平凡な彼女に強烈なインパクトを与えたのでしょう。あのラストはもう約束されたようなもの。このような悲劇は映画の中だけにしたいと思いました。でもあんな綺麗な人妻がほったらかしにされてたら、そりゃこんな事だっておきるわい!旦那がマザコンでダメだ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-07 23:23:57) |