21. ロード・トゥ・パーディション
期待したほどではなかったなあという印象です。トム・ハンクスと息子が逃避行する途中で立ち寄る家に入るシーンで、青空が印象に残りました。おそらくそういう心象風景のような描写をあちこちにちりばめているのが、「映像が云々」という評価になるのでしょう。仕事熱心なあまり息子と距離ができた父親と、ちょっとひねくれた息子の信頼回復の6週間。まあ、言ってみればそれを描く一種のロードムービーなんだと思います。ただ、アル・カポネの対応が手ぬるいなと疑問はありますが、最期まで偏執的に仕事に徹するジュード・ロウとか、全編に流れるピアノ曲が印象深いですね。 7点(2003-04-24 23:48:55) |
22. ロード・オブ・ザ・リング
私は20数年前に原作を先に読んでいます。その印象では、主人公はフロドであるはずだったけど、映画では完全にガンダルフでしたね。ニュージーランドロケの自然の美しさは大画面で観たら綺麗だったでしょうね(私はビデオだったので)。CG技術の進歩で、"中つ国"の世界が見事に再現されているとは思うのですが、原作があまりに長いので、映画の脚本は端折りすぎだなという印象が否めません。第一部の中では、個人的にはトム・ボンバディル(というより彼の奥さん)がお気に入りだったのですが、登場しなかったのは残念です。原作のストーリー展開を知っていると、なぜフロドが旅に出る気になったかの説明が不足していたような気がします。全体に画面が暗い部分では、オーク鬼やゴブリンとの戦いがよく見えなかったのも残念です。暗すぎてよくわからなかった(笑)。ところで、ガンダルフは生きています。決して死んでいません。パワーアップして帰ってきますから、お楽しみに(笑)。それにしても(←口癖(笑))、実際の"サー"や"ナイト"がたくさん出てくる作品ですね。イギリス人の原作だから、シェークスピア演劇の俳優が多く使われていたのでしょうか?ビルボ役のイアン・ホルムは「フロム・ヘル」を観ていたので、すぐにわかったのですが、ジョン・リス・デイビスはキャストを見るまでわかりませんでした(汗)。それを見てからもう一度ビデオを観直すと、確かに彼の声でした。でもあんなに大きな体の役者が、小さくなってしまうのだからCG技術は凄いですね。どなたかがホビットを"子供"と書いていらっしゃいましたが、あれで彼らは大人です。体が小さいだけで、精神も強いし、勇敢だし、一人前の戦士として戦える素質があるということが原作には表現されています。指輪を捨てに行く旅が続くので、どうしても第2部に続くために尻切れトンボの感が否めない終わり方なのが残念ですね。これでは8、9点はあげられません。ところで、ビルボに指輪をとられたのが"ゴクリ"だと思っていたのに、映画の字幕では違っていたのが、大きな違和感でした。最後になりますが、ボロミアの変節は見事に描かれていたと思います。 <2004年2月9日追記>「二つの塔」を観てからもう一度本作を見直すと、思ったより酷くないんだなという気がしてきましたが、いきなりこれだけを観たら、今ひとつかもしれませんね。 7点(2002-10-12 10:22:23) |
23. ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
こういう脳天気なシャローン・ストーンは大好きです(笑)。 7点(2002-04-28 16:49:53) |
24. ロケッティア
いいですよ、この映画。空飛ぶものはいろいろありますが、時代設定といい、なんとなく19世紀のSFもの小説って感じでいいです。やっぱり映画館の大画面で観ないと、ロケットで飛ぶ感じは伝わりにくいかもしれませんね。でも、ストーリーも単純明快で楽しめます。 7点(2002-04-28 16:41:13) |
25. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
はい、皆さん。こんにちは。今日の作品は、恐竜がいっぱい、いっぱい、いっぱい出てくる映画ですね。あのティラノサウルス・レックスって怖いですねえ。子供を守るために頑張るお母さん。人間も恐竜も女は強いねえ。なんでもできてしまう母性本能は、私のような凡人には、とっても、とっても、とっても真似できませんね、はい。後半は一転して恐竜版"キングコング"といった様相になってしまうけど、現代のアメリカの街に現れた姿は、怖いですねえ。ものすごく速く走るんだけれど、あれは実際は違うらしいね。ちょっと知り合いの科学者に聞いたところ、T-rexはあんなに速く走れないらしいね。え?なんでお前がそんなこと知ってるかって?はい、おじさんはいろいろな知り合いが居るんですよ(微笑)。この歳になると、顔が広くなるんですね。ということで、今日もまた時間になりました。それでは次回まで、皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。 6点(2004-01-12 13:22:10)(笑:3票) |
26. ロジャー・ラビット
バッグス・バニーのようなロジャー・ラビットの動きと実写を重ねるのは面白いのですが、ストーリーは他愛ないものですね。 6点(2003-11-20 08:06:12) |