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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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1.  ローマの休日
15歳の時、当時の水曜ロードショーで何の気なしにかかってた映画を観たのが始まりだった。それまで映画に全く興味の無かった俺は「ローマの休日」の白黒映像にのっけからやられた。観衆に手を振るアン王女の美しさ、日本とは別世界のローマの高貴な街並み。男くさく自分とは正反対のナイスガイ。王女と新聞記者の禁断の恋。全てが斬新で全てに魅了された。「こんなに映画って美しいのか」と思った。このショック、この時の感動は今もなお忘れる事はない。それから暫くして誕生日に「ローマの休日」のビデオを買って貰った。字幕でノーカットで観た最初の感想。これがオードリーの声なのか、バイクのシーンはこうなっているのかあ、などカットされてた部分が自分の頭の中に吸い込まれていき、また別の感動があった。  そして、それから12年、、、。ノイズや音声全てが修復された決定版がついにDVDになった。涙が出るほど嬉しかった。こんなに素敵な作品は他にない。俺の映画バカの原点はここ。「いまを生きる」のラストで声を出してまで号泣した事や、「ショーシャンクの空に」で何度ラストを観ても鳥肌が立つ事も、「ニューシネマパラダイス」の晩年のトトが、キスシーンを繋げたフィルムを見て感動するシーンで一緒に泣いた事も、全部全部ローマがあったから。だから俺にとって、生涯のナンバー1は「ローマの休日」と誇りを持って言える。100点満点を付ける映画は何本かあるけど、120点という、絶対にあり得ない点を付ける唯一無二の作品。  最後は切ないけど、あの切なさも心地いい。本当に愛し合ってお互いが立場をわきまえあって、思い出として心に残す。直接的に公でそれを言えない2人が「間接的」に「1番好きな場所は(病気だと公式コメントしたにも関わらず)ローマです」と言い、「王女の望む友好の気持は、決して裏切られる事はないです」と間接的に「2人の思い出は絶対に表に出さないよ」と伝えた新聞記者のジョー。最後のプレス会見の時、最初にジョーが目に入った時の「なんでいるの?」っていうアン王女の表情が、また会えて嬉しいけど切ないわって表情に変わり、最後は笑顔でお別れをする。あの1場面だけで彼女の色々な表情が見れる。俺は多分もう100回以上はこの映画観てるけど、じじぃになるまで見続けたいと思う映画です(=^^=)   この作品に出会えて本当に良かった…。
[地上波(吹替)] 10点(2004-09-22 19:04:40)(良:11票)
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