1. わが街(1991)
《ネタバレ》 時たま流れてくる穏やかな音楽とどうという事のない日常の雰囲気が見事なアンサンブルを奏でていてとても良いです。ちょっとしたことが人生の転機になる、そんなことを教えてくれる映画。群像劇ですが、人数も程よい数ですし、何よりも、ラストのグランド・キャニオンの雄大な景色は、冒頭でサイモンが言っているように、自分の悩みはなんとちっぽけなんだろうというような浄化の効果をもたらしてくれます。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-06 01:40:53) |
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地雷鳴
《ネタバレ》 一応ワンチャイシリーズってなことになってるみたいですけど、実際これって黄先生は主役じゃないんですよね。一応出てくることは出てくるんですが、脇役みたいな感じで、主人公はドニー演じる傲慢で我侭な若造なんですよね。ま、ション・シンシンの黄先生もなかなか様になってますし、ドニー・イェンとション・シンシンの対決なんかも結構見ごたえがあったり、後半の酔拳を使うドニーなど、いつもとはちょっと違うドニーが見れるので良いんですが、問題が二つ。ストーリーが相変わらず「…」な事と、まるでファミコンのようなBGMは何とかして欲しい。 6点(2004-09-06 16:24:52) |
3. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー
ぶっちゃけこれはツイ・ハーク版のワンチャイよりも面白い。というのも、ツイ・ハーク版は1対1の闘いの場合、地上戦よりもアクロバット思考でワイヤーをやたら使いすぎるのでリンチェイの実力を殺しているのに対し、これはワイヤーは使うにしろどちらかと言えば地上戦(屋根の上も)のほうが多いためにドニー君の素早い動きが生きてきます。しかしワイヤー使用が氾濫してるなかでワイヤー無しで魅せられるアクターってのはドニー君やリンチェイ様、あとはトニー・ジャーくらいしかいなくなりましたね。ジャッキーは歳のせいもあって落ち目だし…出来ればもう一度、リンチェイ様とドニー君の闘いをワイヤー無しで映画化して欲しいもんです。 8点(2004-08-30 13:30:19)(良:1票) |
4. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲
《ネタバレ》 カンフーと西部劇!東と西の娯楽要素が手を組んだとくりゃそれだけで俺はもうノックアウトですよ!今回ウォン先生の付き人が鬼脚ことチャトってところを見るといつものフー君はお留守番なのかな?(笑)しかし先生もチャトも動きが尋常じゃないくらい速いですな~。目にもとまらぬ速さとはこのことですね。本当にこの人たち人間なんでしょうか。やっぱり圧巻は中盤のウォン先生の記憶を取り戻そうとチャトが先生に勝負を挑むシーン。ここで2作目の天地大乱ネタが出てきたときはニンマリしたけど、あれ?よく考えたらおかしいなぁ?この頃はまだチャトは弟子になってないはずなのに、なんでクン太子やラン提督のこと知ってんのかなぁ?(笑)ま、いいってことよ。おもしろけりゃ。観客を楽しませてなんぼの映画だし、俺は充分に楽しんだよ、この映画。 8点(2004-03-24 14:05:12) |
5. ワイルドシングス
《ネタバレ》 まあ、確かに前半から後半にかけての謎の拗れは見ていて面白いけど、あまりにも変わりすぎて何が何だか(笑)いや、ちゃんと判りましたけど、そうかこれがこういうことだったんだと思ったら実はそれも嘘を隠すための作戦だったりとか…結局、全員グルだった、ってことですか。マット、ディロンやデニス・リチャーズ、ネーヴ・キャンベル、ビル・マーレーなら判るけどケヴィン・ベーコンが出てたのが…初め「お?久しぶりのまともな役?でも、この人いつも陰り(トレマーズ除く)があるからな~」なんて思ってたらやっぱり共犯…ん~この人悪役ホントはまり役です。まとめて、謎が謎を呼ぶみたいな構成は良かったけれども、もう少し人物描写や心理などを細かく描いて欲しかった、ということで5点。 5点(2004-02-23 03:39:58) |
6. 101
ダルメシアンは可愛かった。だけど所詮漫画だよね…。いくら子供にもわかりやすくとはいっても悪役の名前をあからさまにDe・Vilにはしないでくれよ。しかも何気に他のディズニー映画からもパクってるしねぇ。でも、子供を捜すために動物たちが協力して捜すのはすごい。違う種でも言葉は通じるのか?という突っ込みはあるけど、動物たちの感覚は我々人間よりも遥かに鋭い。つまり、動物の捜査網を侮っちゃいかんということですよ。 5点(2003-11-22 14:24:04) |
7. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地激震
《ネタバレ》 ことの始まりは“天地大乱”と間違えて借りてしまったこと。まあ同じシリーズだから良いか、なんて思ってたのが間違いだった。この映画はリー・リンチェイのシリーズとは全く関係が無い!それどころか恐ろしいほどいい加減な作品だ。まず、時代からして大きく違っている。確かにウォン先生も柳生十兵衛も実在の人物だが、前者は19世紀、後者は17世紀の人間だ。十兵衛はタイム・スリップしてきたとでもいうのか!?しかも、明らかに中国人の顔だし、妹のさくらと話す時まで中国語だ。何故中国語がそこまで上手い!?その前に同じ日本人なのに何で中国語で話す必要があるんだ!?まあそれはまだ許せる。しかし、しかしだ!ストーリーの方もとんでもない事になっている。物語中盤で、その土地一帯を統治する総督とちょっとした騒動を起こすのだが、そこに十兵衛乱入、ウォン先生すかさず「こいつと決着をつけるために3日くれ!」といい、暫し猶予を貰う。そしていざ決闘。ここに関してはなんら問題は無いが、問題はその後。十兵衛さん負けちゃって「武士道を知らんのか?武士は決闘に負けたら自害しなくてはならん」え、ちょっと待って、刀の使い方、明らかに中国武術なのにここにきて武士道持ち出すんスカ?なら初めからカンフーなんか習うなよ!さらにウォン先生、自害をやめさせ「カンフーは寛大だ。また一からやり直そう」と、十兵衛改心、修行に目覚めるのであった…終わり…え゛…ちょっと待って!総督との決着はつけないんカイ!?と、、最後の最後まで何がやりたいのかわからん映画だったとさ… 3点(2003-11-03 09:15:42) |
8. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇
(この前ついついこの3部作のDVDを衝動買いしてしまいました)前2作ほどアクションは派手ではないですけど、それでも十分楽しめる作品です。アクションはとうとう人間業をはるかに超越し“過ぎ”てますけど、それよりも気になったのは、ウォン先生…何か前と感じが違う…。前作までは意外と硬派だったのに対し、今回はなんだかコメディータッチなのですよ!字幕で見ると案外そうでもないんですけど、吹き替えで見ると…結構イイキャラしてます(笑) 7点(2003-09-29 00:56:39) |
9. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
(リンチェイ主演3部作を借りたつもりが、何を血迷うたかこれの代わりに“~天地激震”なるものを借りてしまった…)天地黎明の方がアクション的には好きですけど、こちらもなかなかいい出来です。前作をはるかに超えるほどの人間離れした技がたびたび出てきますが、ワイヤーで吊ってると判りつつも積み上げられた椅子の上や梁の上での格闘戦は見ごたえ十分。その他にも、リンチェイの実力がはっきりとわかるほどに激しい棒術戦など、アクションにかけてはまさに一級品です。 8点(2003-09-29 00:43:55) |
10. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
初めてこの作品をビデオ屋で見かけたときに、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”とあまりにも題名が似てるため、ぱちもんか?と思いましたけど、全然違う話でした(笑)…以下感想…初めのうちは真剣にストーリーを追おうとしたんですけど、後半になるにつれてなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。深く考えるより、目の前の映像を楽しんだほうがいいって。さすが、中国全国武術大会で5度にわたって総合優勝に輝いているジェット・リーだけあって、その体さばきはまさに本物。常に心を乱さず、正確な脚さばきで相手を蹴散らし、着地のあとは余裕の表情。辮髪も何気に似合ってるし。“マトリックス”の後の口直しに最適です。 7点(2003-09-26 00:12:38) |
11. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。 6点(2003-09-24 02:58:24) |
12. ワイアット・アープ(1994)
映像や音楽は好きだし、こういった1人の人間にスポットを当ててその人間の半生をじっくり描くといった映画も好きだけど、それをこの人物でやらなくても良いんじゃないかと。有名なOK牧場の決闘が出てくるけど、ワイアット・アープの名を一躍有名にした出来事のはずなのに、その描写が非常に少ない。ならば“OK牧場の決斗”を見たほうが遥かに面白い。回想録としてはそれ程悪い出来でもないんだけど、西部劇としてみると、やはりそのテンポの悪さ、盛り上がりのなさ、そしてこの長さが玉に傷かと… 3点(2003-07-20 17:35:23) |