1. 裸の銃を持つ男
テレビで観たのに、笑いすぎて死にそうになった。レスリー・ニールセンは現代アメリカ最高のコメディアン決定。笑いのみを追求した結果、それ以外の全てを殺ぎ落とし孤高の地位を占めるにいたった名作。 10点(2003-10-29 21:03:50) |
2. ヴィンセント
はじめから終わりまでどの瞬間も最高。少年の持つ闇への憧れと恐怖が見事な白昼夢のかたちをとって描かれ、ティム・バートンのエッセンスがすべて詰まっている。デビュー作としてこの7分間に勝るものはない。Nevermore! 10点(2001-09-30 14:23:32) |
3. ニュー・シネマ・パラダイス
駅での別れのシーンのアルフレードの言葉が、忘れられません。社会に出る前にこの映画に出会えて本当に良かった。 10点(2001-01-12 12:21:02) |
4. タイタンの戦い(1981)
やはりハリーハウゼンはいい。ダイナメーション部分ではどうしても鼻息が荒くなる。目が血走る。話が頭に入ってこないほど興奮する。もう、最高。モー帝国、最ッッ高ォォォ! 9点(2003-11-12 21:18:24) |
5. フランケンウィニー(1984)
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの前座として上映されていた小粋な白黒作品。結構古いけど、バートンテイスト満載で楽しい。細かい笑いをとる工夫がされていて、見飽きるということがない。欲を言えば、最後は悲劇で締めてほしかったなあ。 9点(2003-11-08 12:56:49) |
6. スタンド・バイ・ミー
近所の神社や植木畑が探検の舞台だったあの頃。時期的にはこの映画の公開と重なります。80年代も半ばを過ぎてから59年のアメリカ少年と大差ない事をしてたんだなあ。ここまで劇的なことは起こらなかったけれど、犬に追われるのも蛭に吸われるのも経験済み。 9点(2001-09-16 16:45:29) |
7. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
何がどう良いのか、自分でも分からんが、とにかく良い。プロジェクトXの「H2ロケット打上の巻」みたいな話やなーと思いつつも,森本レオのモサモサした口調に引っ張られるままに一気に最後まで観てしまった。打上の直前,ようやく主人公が吠える場面と宇宙から語りかける口調が印象的だったが,前半の人工衛星についての凄く分かりやすい説明も秀逸。森本レオ節とでもいうのかね。あれ、いいね。ジブリ作品に比べて絵が垢抜けてないのも、好印象だった。 8点(2004-08-17 18:39:07) |
8. 風が吹くとき
小さい頃、父親に連れられて市民会館で観たのをかなりはっきり憶えている。アンパンみたいにまん丸な二人が、放射能の影響で痩せ衰えていくのは本当に恐ろしかった。政府の垂れ流す放送を信じ、愚かしくも見える準備を進める老夫婦の悲惨さを理解したのは、何年経ってからだったろうか。この映画を今こそ、世界中でリヴァイバルしてほしい。戦争が何をもたらすのか、その時自分達はどうなるのか。 8点(2003-11-18 21:25:59) |
9. 3人の逃亡者
中学3年の時、理科の授業時間が余ったと言って上映会を決行してくれた岩崎先生ありがとう。とても、とても面白かったです。なんだか落語みたいな話ですね。オチもいい。滑稽味のある人情噺として、落語家の誰かが仕上げてくれたらなあ。長すぎるかな。 8点(2003-11-16 21:36:50) |
10. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
辛いこともそりゃあるけど、全体の雰囲気はほんわかしてると思う。死んじゃったコルセット好きの爺さんとか、屋根をトンカン叩く人とか、どっかコミカルだし。サッカーやらボクシングやら楽しそうでいい。ボクシングと言えば、イングマル・ヨハンソンってボクシング選手の名前だったんだね。原作読んで知ったけど、観た時は何のことかよく分からなかった。 8点(2003-11-06 23:01:45) |
11. ラビリンス/魔王の迷宮
変な生き物がたくさん出てくるだけで、なんか「ボロ儲け!」気分。パペットってんですか、いやぁCG以前のファンタジーはどれもいいなあ。一番好きな変な生き物は指で顔を作る気持ち悪い奴ら。あれ、考えた人偉い。さらにミュージカルシーンもあって「お徳さ2倍!」な感じ。格好いいんだか悪いんだか微妙なデビット・ボウイも聴かせてくれます。変な生き物もちゃんと歌ってるし。愉快愉快。 8点(2003-11-04 21:37:22) |
12. となりのトトロ
塚森。こういう環境で暮らしたかった。今も暮らしたい。うちの近所にもああいうお化けおらへんか。おったらええのになぁ・・・。 8点(2003-10-08 21:36:45) |
13. 天空の城ラピュタ
好きだけど、そこまでの思い入れは無い。金曜ロードショーで観たからかな。それにしても、ジブリ作品のアウトロー連中はどいつもこいつもキャラが濃ゆい。二重丸。ドーラを主役にした映画があったらいいのになー、と観るたび思うんだけども。やらんかね、ジブリ? 8点(2003-10-07 21:43:44) |
14. サボテン・ブラザース
あざとくない“とってつけたような”笑い。書割のセットで堂々と歌うこの清々しさ。なんかもう、最高。 8点(2001-06-23 17:54:26) |
15. シーキャット
「風が吹くとき」の同時上映として1回、さらにもう1回何かの前座として観た。2回とも市民会館だったような気がする。冷戦下で作られた反戦映画の一本であるが、子供にも分かりやすい題材を選んである。と言うか、その当時小学生だった私でも理解できた。人間に捨てられた猫が海に流され、ラッコに育てられるという「ほのぼの漫画」のようなストーリー。でも、重いテーマ。テロとの戦いが声高に叫ばれる今日、こういう映画をずらっと並べて上映する映画館ってどこかにないかな。 7点(2003-11-24 17:54:38) |
16. レインマン
阿刀田高氏がエッセイの中で「初めてダスティン・ホフマンをこの映画で観たので、彼に自閉症というイメージがついてしまう」と書いておられたが、正にその通り。私も彼とのファーストコンタクトをこの映画で果たしたため、「卒業」でも「ジャンヌ・ダルク」でも自閉症やのに頑張ってはるなぁと思ってしまう。それだけ、名演やったってことやね。 7点(2003-11-16 22:16:57)(笑:1票) |
17. ゴーストバスターズ(1984)
吹替え版で見たほうがしょうもないことを言いまくっているのがはっきり分かって面白い。それにしても、マシュマロマンのデザインってスゲーなあ。あれには感心する。 7点(2003-11-14 20:54:10) |
18. セロ弾きのゴーシュ(1982)
宮沢賢治の原作にほぼ忠実な「セロ引きのゴーシュ」です。忠実な分だけ遊びの部分が少ないですが、安心して観られるのはとても気持ちがいいです。一番印象的だったのはベートーベン。「カッコウ!」の一言しか台詞ありませんけれど、かなり強烈でした。窓から見える風景も綺麗。 7点(2003-11-08 21:58:13) |
19. リトル・マーメイド(1989)
ディズニーの「お姫様もの」なのでストーリーは直球。故に音楽やサブキャラクターが命。で、まずは音楽。コックの歌以外はいいものが揃っている。脇役ではなんと言ってもセバスチャン。それとアースラ。吹き替えが森久美子ってのは体型で決めたんだろうか。でもハマリ役。 7点(2003-10-27 21:05:57) |
20. ネバーエンディング・ストーリー
小学生の頃にテレビで吹き替え版を見た。ロックバイターが出てきた辺りからハマッてた。人外魔境みたいでグッド。歌もいいね。歌いたいけど歌えなかったのも思い出の一つ。 7点(2003-10-27 20:35:34) |