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1.  ピンポン
リオ五輪の卓球を見ていたら、無性にまた見たくなって久々の鑑賞。  この映画、とても気に入っていてすごく面白い、もう14年も前の映画になっちゃったのか・・・ 曽利監督もクドカンも窪塚も獅童も人生最高のパフォーマンスだろう、他の役者は後にも頑張ってる  才能と努力、この比重の対比が物語をドラマチックにする、当然両方が必要だが上限があることへの葛藤 ストイックに磨く刃により女子の不必要なストーリーに緊張感が増してゆく  アクマに負けたペコに、チャイナに負けたスマイルがコーチとの確約により「ペコ、先に行くよ」という 台詞の重みが物語を大きく動かし始める、これより凡人代表アクマ(大倉孝二)が出るたびに涙を誘う  実写のCGも当時としては上手く使えてるし、音楽の入りも秀逸、こういう完成度の高い映画は気持ちいい  今回知ったが、ラスト前スマイルが教えている子供が染谷将太だったなんて、なんか得した気分
[DVD(邦画)] 8点(2016-08-15 15:51:20)(良:1票)
2.  空気人形
これはファンタジーなのだ!と思い、割り切って観る、しかしすぐ話に引き込まれる。フッとありえないだろー的なシーンで我に返り、ファンタジーだと思い直し観るが、またすぐ話に引き込まれる。これの繰り返しが数回。話に引き込むのはペ・ドゥナの表情、我に返すのは周りの人間のエピソードとしょぼいCG、この構成が故意かどうかは解らないが、この緩急が「心」というテーマの軸をブラさずに続くので。後味は悪くない、そして何度もいろんなシーンを思い出す。 病んだ世界にポン!と放り出された、何かと対話するための生まれた特定の能力を持つ少女、心の部分には何も書き付けられていない、そこに人間との接触を通していろいろなものを書き付けていく、そこに書かれたものは愛なのか、悲しみなのか。そういう時にいやなものを書き付けないような人間になりたいものだ。これはアニメ「エウレカセブン」の1部分に良く似ている。 周期的に何度も観てみたい作品、気に入りました。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-22 10:39:29)
3.  アバター(2009)
予備知識として。観たことのあるストーリー、上映時間の長さ、以前観たファイナル・デッドサーキット3Dのいまいち感などで、かなりハードルを下げて望んだが・・・全てを圧倒する3Dのリアリティに目が釘付け、162分非常に楽しめた。かなりスゴイ!!あの映像、ほぼCGなのだろうが、画面一杯に広がる映像の情報量に感動しきりだった、端にいるナヴィや動物たちの筋肉や翼の動き、モニター画面のそれぞれになにやら表示されているものやら・・・恐れ入りました。こりゃ本当に映画が変わっていくかも。たしかにストーリーはあれだけど、あの情報量で複雑なストーリーだったら途中で放棄したかも、あまり考えさせずに映像でグイグイ引っ張ったのは今回の作品では成功しているんじゃなかろうか。ひとつ気になったのが字幕、しゃべっている人にピントが合い手前にいる人がぼやけている時、その人が字幕に被ると字幕を覆い隠しそうな感覚になる、実際にはぼやけた人の上に字幕が残るのだが、ちょっと変な感じ、脳が混乱してるのがわかる、英語が解ればいいんだけど解んないし、それでも字幕なしの上映なんてないし、吹き替えはちょっとヤだし困ったもんだ。それでもこの映画は映画館で観る価値のあるものでした。大満足。
[映画館(字幕)] 8点(2010-01-08 10:20:03)
4.  イングロリアス・バスターズ
あまりにスンナリ観終わっちゃうので、びっくりした。これまで直球を途中で曲げたり、変化球をさらに変化させたり、暴投をクッションさせて戻したりでストーリーの違和感が味でもあったのに今回そこは一切いじらない。そのかわりに台詞回しと音楽がまた絶妙。そして女性の美しさ過去No.1の「シン・シティ」を超える美しさ、泥まみれの後や足に指を突っ込まれた後に見せる妖艶な美しさといったら・・・ブラッド・ピットはほぼ眉を八の字にして「俺が主役じゃねーのかよ!もっと見せ場作ってくれよ!サイドストーリーの脇役かよ!」という声が常に聞こえてきそうなくらい霞んでいた、しかしこれも合意の上の作戦か。とっても映画な映画でした。満腹。
[映画館(字幕)] 8点(2009-11-23 14:42:38)
5.  サマーウォーズ
本当に面白い!  OPが終了するまでに上田に連れて行かれ、あっという間に観終わる。 登場人物が多く、それぞれのキャラが立っているうえ、各人見せ場があるため 多少消化不良になってはいるが、それでも十分楽しめる。 「時をかける少女」でもそうなんだけど、あの入道雲少しずつちゃんと動いてるんだよねモクモクと。 私は「鉄コン」も「ポニョ」もかなり気に入っているので 宮崎を越えたなどという評価はしたくないけど それぞれがまた次にもっと面白いものを見せてくれる事を期待しています。
[映画館(邦画)] 8点(2009-08-05 08:27:39)(良:1票)
6.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
これは相当面白い!一気に観せるし、話もグッとくる。純粋なエヴァラーではないだけに世界観に対して多少の突っ込みどころはあるけど(何故あんな危ない街に多くの人が住んでるのか?等)面白いことには変わりなく完全に引き込まれた、私はあの2曲もそんなに違和感がなかったです。ここからは勝手な解釈。TV版も以前見たけど、アクション好き、精神的ストーリー好きの両方のファンを投げ出して終わった感があり、なんじゃコラと思っていた。数年後、パチンコで興味を覚え、ネットで詳細や解釈を知り「序」をDVDで見て、さて・・・と思っていたが、やられた。これは、TVエヴァ終了後、不満を抱いた当時の猛者たちが、類似品と言われながらもリスペクトしつつ、いくつかのアニメを創り(私は特にエウレカセブンが好きだが、今回特に影響を感じた)エヴァを補足していたのではないか、そしてエヴァ側がやっとそれに答えているのではないかと凄く感じた。「破」の出来が良くストーリーが結構進んだので「Q」で以前の間違いが起こらないことを切に願います。日が射すシーンで「太陽を盗んだ男」で聞いた音楽が流れたけど、なんていう曲なんだろう。
[映画館(邦画)] 8点(2009-07-03 10:33:14)
7.  鉄コン筋クリート
こ、これは面白い!!驚くべき出来栄え。オープニングのスタッフクレジットからもう釘付け、予備知識がほぼ無かったのでびっくりした!声もいい、ストーリーも問題なし。何度でも観てみたい作品です。やはり日本映画で世界に出せるものはアニメーションしかないのかもしれない。アニメだとこれだけの事が出来るのに、実写映画も相当頑張らないと・・・
[地上波(邦画)] 8点(2009-01-12 17:16:52)
8.  崖の上のポニョ
本当にすばらしい作品だ。前半部分はなぜか涙が止まらなかった。映画である以上、今まで観た事の無い映像が目の前に展開され、その中に自分が引き込まれどっぷりつかる体験が出来たことを幸福に思う。くだらないエピソードを極限まで省き、骨格となるストーリー以外は絵を見せる、シンプルでしかしすごく難しいことを宮崎監督はやってのけた。嫌いではないけどメッセージ色が強くなりすぎていた彼にとって本来の自分に帰った作品だと思う。世間的にはあまり評判がよろしくないが私の宮崎No.1は「紅の豚」だ、でもポニョに変わったかも、DVDが出たら何度も見たい作品です。
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-07 22:54:29)(良:1票)
9.  嫌われ松子の一生
下妻物語を高く評価していたので、2匹目はいないぞーと意気込んで観始めたが、あっという間に引き込まれた。中島哲也さん、あんた凄いわ!下妻物語でもそうなのだが、映画公開時に観に行く気がしないのはなぜなんだろう?共にDVD鑑賞になってしまった。3匹目は通常いないけど、もう1本作って下さい。今度は前宣伝がどうであれ映画館に行きます。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-14 16:43:46)
10.  デス・プルーフ in グラインドハウス 《ネタバレ》 
いや~爽快、爽快。最後の爽快感のために、長ーい会話やフィルム傷や次から次にかかる音楽やらが、効いてるねぇ。前半終了時呆気にとられたが、また最初から始まるのかと思わせておいて、画質のクリアと共にスピードUP、そしてあのラスト。いろいろ言われてるけどやっぱタランティーノ目が離せないわ。
[映画館(字幕)] 8点(2007-09-11 10:18:49)
11.  シン・シティ
登場人物の顔が映る・・数秒後、この人物の全体像が即理解できる。モノクロの画面に男の顔は凹凸が多く陰影がありいかつい、女の顔は驚くほど滑らかで美しい。話は簡単、愛する女のための復習劇3つだ、複雑にする裏切りなども最小限に抑えられており(Mマドセンはいかにもだし、青い目の少女はまあ許せるレベル)クールでスタイリッシュな映像に時間を忘れてあっという間の2時間だった。ただ、万人向けではない、いろんな映画を見てきた人を「ほぉ~」とか「むむっ、これは!」とか「こんなのもアリだね」などと唸らせる映画。テレビドラマ育ちには「なんじゃこりゃ?」と言われる可能性有り
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-03 09:00:25)
12.  川の底からこんにちは
「愛のむきだし」からイチオシの満島ひかりだが、本当に良い作品に出会えたし、良い監督に出会えた、まさか結婚するとは思わなかったが。 この子は演出に応える可憐さ、エグさ、自然さ、クドさなど多くの顔を使い分ける、演出するほうは楽しくてしょうがないだろう、まったくたいした女優だ。 映画は現代の若者をうまく切り取った、多少特異な例だが物語としては十分受け入れられる、登場人物は本当にダメな人ばかりで話がこのままグダグダになりはしないかとヒヤヒヤしたがガッツリ切り返して大変楽しめる。社歌の所は笑いながら涙がこぼれてきた。ラストがスッキリとはいかないが、それも今の時代を映していて興味深い。 彼女にはこれから何十年もがんばってもらいたい。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-14 09:42:39)(良:1票)
13.  エグザイル/絆
2010年度キネ旬6位を見て、そこまで言うならと先にこれを観てみました。 お、面白い。これこれ、こういうのが観たかったのだ。オープニングから洒落た緊張感、多少の?を残したまま話はどんどん進みこっちが追いついた時には、ドップリ浸かってました。出血のシーンなど結構チープだがそれでも構わず、男達は彷徨い目的が明確になると一気に進む、なせるのは絆・・・うひょーシビレル。 解りやすく張った伏線も全てちゃんと回収して非常に見事。ラストシーンもクサいほど決まる、敵役も、医者も、女も、新しい仲間もキャラ立ちまくり、皆がタバコを吸いまくるのもいい。もうお腹一杯です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-31 09:47:34)
14.  月に囚われた男
なるほど!こりゃ結構面白いですなぁ~。 少ない予算ながら使うべきところにちゃんとお金を使っている感じに好感が持てる、アイディア自体は新しくないが、そこだけを掘り下げ余計なことをしなかったのが非常に良かった、このアイディアにエンターテイメントと金とアクションを入れるとブレードランナーになっちゃう、この映画はこれで大正解。 起こりえる未来だとは思いにくいしラストの後の話でもあと1本映画になりそうだが、SFとしては久しぶりに心に残る良作。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-27 09:52:46)(良:1票)
15.  オーケストラ! 《ネタバレ》 
素直に楽しめた。全体を通してロシア語?やフランス語?なので、細かいニュアンス俺に伝わってんのかなぁ~などと思いながら観てたけど、メラニー・ロランの登場でグッと引締まる、なにしろ美しいのなんの、見とれちゃうよ。話はベタだがベタ自体は嫌いじゃないしギャグもまあ笑える(銃撃戦の最中に資金交渉するとこは爆笑)そしてラストの演奏部は涙腺崩壊に十分の盛り上げ方だった、演奏中にその後のシーンを挿入するのは新しいなぁと思えた、演奏終了と共に映画が終わるという上手い演出だと思う。 アンの出生部や脇役団員のエピソードなど多少弱い部分もあるがラストへ向けての高揚感などオーソドックスだけど映画の王道だ。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-23 14:56:37)
16.  愛のむきだし
最初の30分我慢すればドップリ楽しめる4時間、観終わってストーリーを思い出すと、どう考えても4時間かからないはずなのに、これが間延びせずに観れるから不思議。多分各シーンのセンテンスが長いからだろう。 たしかにB級ではあるが、金をかければどうなるのかという内容なのでこれで良し。若者3人に対する作品の比重がハンパでない、残りの登場人物は絵に描いたような脇役を演じきっているのでさらに笑える。 大昔流行ったエロ、グロ、ナンセンスという風化した言葉がこれほどピッタリはまるだけに、オープニングの事実に基づいている云々の文字が空々しいがそれも許す。 それにしても満島ひかりのカワイイこと、初めて観た時の薬師丸ひろ子を彷彿、そりゃいろんな監督が群がるはずだわ、西島隆弘、安藤サクラも好演。これからの日本映画を背負って立つよこの子達。
[DVD(邦画)] 7点(2010-06-28 11:14:05)
17.  ミッション・トゥ・マーズ
ロードショーで観たがこのたびDVDで再見。 意外と低評価だが、私は全然大丈夫、デ・パルマそつなくこなしてる、しかしそこが不満に思われる所か。 オープニングのどえらい長回し(無駄に長い気もするが)から、1次隊の悲劇、そして2次隊の宇宙船映像とかなり渋い。 ラストに既視感はあるが、あれだけ具体的に映像化されたものは観て無い気がするのでOK、妻との思い出により彼が選んだ選択も違和感が無く、仲間がやさしく見送ったのも良い、宇宙人の造形も説明のためのキャラクター(東京電力のでんこちゃんのように)だと考えれば有りだと思うし、スパッと終わるのも面白い。 デ・パルマらしくないのが不思議だが、映画の評価には関係無し。良質のSFだと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-30 09:50:28)(良:1票)
18.  第9地区
事前に聞こえてきた情報による、アパルトヘイトなどへのメッセージ色が濃いと「めんどくせーな~」などと多少構えて鑑賞したが、大丈夫。根底にあることは解っているが、結構エンターテイメントに徹している部分が多く普通に楽しめる。アイデアと重要な部分のみに絞った金のかけ方で構築した監督の手腕に感服。 惜しむらくは劇中TVインタビュー映像と現場ドキュメンタリー風映像そして映画としての映像にもう少し明瞭な違いを出してもらうとメリハリがついたのになぁ~とか、音楽がワンパターンで凡庸だとか、ラストには言及しないが、3年と聞いた瞬間にヤツを殴り倒しちゃう所など、もう少し頑張ってほしかった。 それでも、一見の価値のある非常に面白い映画です。どれだけ目を見開いて一生懸命観てたのか、観終わった後、まぶたが痙攣してたよ俺。
[映画館(字幕)] 7点(2010-04-21 10:00:37)(良:1票)
19.  ぐるりのこと。
良い映画だ。 一応の設定と結論、いろんな材料をバラバラと提供したので。あとは観る人が自由に考え好きなところを持ち帰ってください。という作り。 自分は。かなりいい加減な夫が仕事を通じ、いい加減さを残しつつ男らしくなるところ、きっちりしていた妻がきっちりいかなくなり壊れていくが、時間と夫に癒され立ち直っていくところに感動し、たまに発する台詞にドキッとさせられ、脇役の役者陣に敬意を表し、チョイ役の役者にも驚いた、結構スキ無く作ってあるので、飽きずにどっぷり映画に浸れる。 日本映画としてこのテの映画の、ある程度の到達点に達していると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 16:24:16)
20.  ディア・ドクター
まるで過去何十本もの大作を撮った大監督のような老練な演出、キネマ旬報の写真で見る美しい西川美和の顔からは想像できない恐ろしさを感じる。なんなんだこの女は! 鶴瓶もそうだが他の役者の演技にも感服、すばらしい。 あらすじは知っていたが観始めて、いきなり失踪後のシーンから始まり、それでいいのかと思ったがすぐ杞憂に、前後を交互に見せながらエピソードと登場人物たちの心の葛藤を表現、共犯者にはなりたくないが否定はしていないという一番大事な部分をうまく表現していた、うまいな~という言葉を何度つぶやいただろう。 そして問題のラストシーン「ゆれる」でもそうだったが、西川監督が故意に完成度を下げているのではないだろうか、この人ならそれぐらいヤル。電車が通過するシーンから以降とてもファンタジックだった。
[DVD(邦画)] 7点(2010-02-12 10:31:27)
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