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自己紹介 主として最近映画館で観た作品の感想をメモ代わりに書き込んでいます。

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1.  時計じかけのオレンジ
初めて映画を芸術だと感じた作品。素晴らしい芸術作品に出会った時、それを語るに足る言葉が見つからず、余計な思考の介入は一切許されない、まさにそんな衝撃に脳天を撃ち抜かれたという感動があった作品です。まあ、間違っても人に軽々しく勧められる作品ではありませんが。自分の人間性を疑われかねない。
[DVD(字幕)] 10点(2006-05-05 00:49:54)(笑:1票)
2.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
カッコ良すぎ。これ以上本当に何の言葉も語りたくなくなるほどの映画。いや、ストーリーについてはちょっとズルイなあ、って思うんですけどね。思いついたもん勝ちじゃないですか、あんなの。センスというかフィーリングに訴えかける作品なので評価は割れると思いますが、絶対一見はしておいてほしい映画。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 12:53:52)
3.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 
トレーニングによって鍛えられた肉体に自己満足しながら鏡の前で色々とポーズをとって悦に浸るシーン。この映画に高い評価を下した人はこのシーンで「カッコイイ!」と思ったか「いたたまれなさすぎて涙が出てくる」と思ったかに、だいたい二分できると思います。社会に対する不満を持ち、何らかの形でそれに抵抗したいという気持ちは凄く純粋なところから出てきているし、好きな女性に精一杯尽くしたいという思いも極々自然な感情であり、彼の心から生じている気持ちそのものは一般の人が持つそれとなんら変わりない。ただ「価値観」のあまりにも大きなズレから行動すればすればするほど、その感情はどんどんと明後日の方向に飛んでいってしまうという、このどうしようもないほどの疎外感と世の無情さ。悲惨すぎて、だけどあまりにも滑稽でもう泣くしかない。最後に少々救いがあってもいいじゃないか。本当にテーマ性が素晴らしい作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-23 01:48:13)
4.  バベットの晩餐会 《ネタバレ》 
こんなに淡々としたつくりなのに、晩餐会の準備が始まる頃から一気に話に引きずり込まれる。村人達の悪意のない無知さから生まれる一挙一動の滑稽さから本当に美味しそうな食事シーンを通して、全てを包み込むような優しさを感じられるラスト。鑑賞後は自分の気持ちも何か優しいもので満たされる。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 00:34:12)(良:1票)
5.  北北西に進路を取れ
主人公の見ていて気持ちのいい直情型の人となりと、事態を発展させつつも必要な手順をきちんと踏んで話を回収していく丁寧な脚本が秀逸。さらにヒロインを非常に魅力的に撮ることに成功していたりと、ヒッチコックらしからぬ作品でありながら、氏の持ち味が存分に生かされている傑作。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-23 23:54:53)
6.  ブレインデッド
まあ、見とくべき作品の一つですかね。初見の衝撃は凄まじいものがありますが、自分ぐらいの世代の映画好きにとって悲しいことは、この作品をアホ映画だって分かった上で観ることになってしまうことでしょう。全然前知識無しに今作を見れていたらもっと楽しめただろうに。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-12 02:04:29)
7.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
「傘なんかいらん。恥ずかしい。」傍観者にしかなれない僕らのあんまりにもあんまりな無力さに泣きたくなった。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-04 23:50:03)
8.  鳥(1963) 《ネタバレ》 
鳥が本格的に出てくるまでの人間模様の描き方が、このままヒューマンドラマにしてしまえば良いのではないかと思うくらい非常に素晴らしい。その分、鳥の襲撃には少々唐突さを感じてしまうのですが、「日常に突如現れるイレギュラー」のメタファーとして見れば物語を彩る絶妙なスパイスに感じられる。ただ終盤になるにつれ、やっぱり題名どおり、ただの鳥のパニック映画になるので残念です。鳥の意味するものは「原因も意味も全く分からないものへの恐怖」というようなものなのでしょうが、自分にとっては「丁寧な脚本の中に突発的に見られる不条理」と感じられてしまって、それに対するストレスのほうが先にきてしまいます。十分楽しめたけどマイナス要素もあるということで、これくらいが妥当な点数ですかね。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-24 00:16:07)
9.  オール・アバウト・マイ・マザー 《ネタバレ》 
冒頭の息子の事故死から病院でのやりとりまでのシーンの演技に安っぽさを感じてしまったため、ちょっと不安に思いながら観ていたのだけど、意外や意外。予想外の骨太なストーリーに自然と魅入られてしまった。過酷な現実を力強く生きる女性を描くリアルさと、様々なテーマを断続的に提供して観る側を圧倒する良い意味でのハッタリのきかせ具合が絶妙なバランスを作っていて、「創作物」としての面白さを快く感じることができる。特に秀逸だったのはペネロペ・クルス演じるシスターの父親(痴呆気味)の初登場のシーンで、久々に意表をつかれた!っていう素直な驚きと感動があった。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 13:34:03)
10.  セブン 《ネタバレ》 
グロテスクな描写など雰囲気こそダークな感じを装っていますが、個人的にこの映画は熱血映画です。血気盛んなルーキーと実力派のベテランが最初はいがみあいつつも次第にお互いを理解しあい犯人を追い詰めていくなんてベッタベタに熱い展開じゃないですか。テンポのよさもあいまって中盤以降はテンション上がりまくり。で、ラストで一気に突き落とされると。このアップダウンの激しさで最後まで楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-15 18:29:54)
11.  勝手にしやがれ
ゴダールの監督作品ということで、かなり時代性を考慮してみないといけないな~と、あらかじめ覚悟して観たのだけど、意外にもかなり見やすい作品だった。アルファヴィルなどでちょっと理解ができなかった映像を省略するセンスも今作では見事に効果を発揮していたし、白黒ならではの映像の上品さもあいまって、とことんおしゃれな作品に。単に「映画史上、重要な意味を成す作品」という範疇にとどまらない良作だと思います。あと、フランス語は分からないから、直訳なのかもしれませんが邦題がベストマッチ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-15 09:36:40)
12.  敬愛なるベートーヴェン 《ネタバレ》 
アンナが持ってきた作品をめちゃくちゃ楽しそうにコケおろすベートーヴェンがお茶目すぎる。フィクションだと割り切って見れば、ストーリー的な破綻も特にないし、広い層が気楽に見て楽しめる作品だと思います。ベートーヴェンの「孤高の天才」という象を思いっきり崩してしまうほどの創作人物の介入というものが、たとえフィクションでも許せない!と感じる人にはキツイかも。
[映画館(字幕)] 6点(2006-12-26 01:57:26)
13.  カーズ
今回のは個人的にテーマ性が肌に合わなかったのが残念。なんかこういう利便性という発想から少々後退したような性格を持っている、一部の人間(車)の一時的な働きかけによる衰亡した町の復興っていう懐古主義チックというか自然美を敬う的な考え方って、どーも見ていてすごいハラハラするんですよ。彼らは時代の進展というごく自然な生存競争から一度は淘汰された存在であって、それが一時的なブームとして復活したとして、いずれは本当に時代の変化に己を適合させていく転換期を迎えなきゃならんわけで、その時彼らは再び時代の荒波を乗り越えることができるんだろうかってえらい不安になるんです。まあ、そんな個人的な杞憂を置いとけば、やっぱり十分楽しいですね。どう楽しかったのか説明しにくいけど。うん、楽しかった。キャラクターは、とにかくキングに全く威厳が無かったのが本当に残念。
[映画館(吹替)] 6点(2006-07-25 00:48:33)
14.  RENT/レント 《ネタバレ》 
自分としては、こういう映画は基本的に前知識全くなしで観に行くので映画が始まってからその内容を判断しないとならんのですが…最初、主人公達がただの家賃滞納者の無職どもだと分かったとき、社会に訴えるという側面も持ったマジメな作品なのかシュールギャグやるつもりなのか分からなくて本気で迷いました。前者かよ。歌や踊りなどのミュージカルのシーンはレベルが高く鑑賞後の耳残りしている感じの心地よさはグッド。問題は構成ですかね。話→歌→暗転の繰り返しでいいかげんひつこいと思いました。後、映画監督志望の青年が作っていた作品が結局内輪向けの作品だったことが残念。いやラストの演出ということもあったんでしょうけど、せっかくマトモな職に就けたのに、それを蹴ってまで貫いた信念なので、ちゃんと志の高さを分かるように示して欲しかったです。
[映画館(字幕)] 6点(2006-07-04 01:02:43)
15.  DEATH NOTE デスノート(2006)
少年漫画の実写映画化作品としては十分許容範囲というか、むしろよく頑張ったほうなんじゃ?と言ってあげたいです。基本的なスタンスとしては原作既読者を楽しませようとしているんだなって演出が多く観られたので自分としては楽しかったです。心臓麻痺の描写が驚くほど画にならないということと、役者さんの演技力が微妙だったことで、全体的に安っぽさが感じられるのはまあ仕方ないでしょう。以下登場人物ごとの感想。 夜神月→最後には原作にも劣らない鬼畜外道っぷりをちゃんと見せてくれました。スゲェ。リューク→もう存在がギャグにしかならんだろうと一番危惧していたのですが、意外にインパクトが薄くて残念。夜神パパ→エンドロールのキャストの欄で最後に名前が出てきたのによく分からん面白さが。他の警察関係者はもっと前にまとまっているのにパパだけトリですよ?絶対何か狙ってる。それとも自分が見間違えただけでしょうか?ミサ→パッと見AV女優に見えたというのは僕の眼がおかしいのだと思います。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-07-04 00:43:34)
16.  ボーン・スプレマシー
前作で気に入らなかった部分がさっぱりなくなって純粋に質の高いアクションシーンとスパイムービーらしい敵勢力との頭脳戦の応酬を楽しめるようになったので、ずいぶん観れる作品に。前作も今作のための「振り」として考えれば十分許容範囲な気がしてくる。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-15 23:48:06)
17.  ブラザーズ・グリム
自分にとってテリー・ギリアムにかなり親近感を感じられるようになったというだけで価値がある映画。ああ、この人不器用なんだなって。
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-17 23:45:14)
18.  知りすぎていた男
画面全体からあふれ出ている気品の高さ、ウィットに富んだ会話とヒッチコック作品ならではの上品さが心地よかったです。ただストーリーはテンポがあまり良くないのに結末を引っ張られるので、そこまで長い作品ではないハズなのに少々グダグダさを感じてしまいました。冷静に見てるとツッコミ入れたくなる場面も多いですし。年代を考慮すれば仕方ないことなんですが、脚本だけとれば火サスと同程度なんですよねえ。ただ、題名の付け方が秀逸で、ストーリーに集中する上で非常に良い牽制となっているので全体的には楽しめたほうです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-17 00:59:33)
19.  フルメタル・ジャケット
前半のハートマン教官の雄弁っぷりが素晴らしすぎる。それだけに後半はややタルさも感じられたか。やっぱ、ベトナム戦争という題材に必然性が感じられなかったことが最大のネックで、キューブリックの意地の悪さとシニカルな描写が楽しめたという点だけでも十分及第点までは行くけども、それ以上は特筆すべきところはなかったような。良くも悪くも「キューブリックの作品の一つ」という枠に収まってしまっている映画だと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-15 09:32:45)
20.  M:i:III
どこをほめてよいのかも、どこをけなしてよいのかも判断に難しい感想書くのに非常に困る作品。明らかにスパイ映画としてもアクション映画としても一定のレベル以上のものを提供できているのに何なんだろう、この鑑賞中に漂う眠気は。そもそも娯楽映画って言葉の基準は何なんでしょうね。頭を使わずにというか思考を停止させて全くの受身の姿勢で観て楽しいなあと思える作品?お金を存分に使って製作者の技術の粋を見せつけて観客にすごいなあと思わせてくれる作品?見た後でテーマ性を深く考えさせられたり後味の悪さを残されることもなく、僕らの後の人生観にとって毒にも薬にもならない作品?何か最近「娯楽映画だから」「娯楽映画として」っていう考え方がよく分からなくなってきた自分にとって解釈が苦しい作品でした。まあ、個人的な本能に従って率直な感想を出すと「別に観なくても何ら差し支えなかった作品」なんですが、それは映画好きとして映画を愛してるといえないんじゃないか、映画に対する真摯な姿勢を放棄してんじゃないかとか思えるわけで。まあ、要するにもっと映画見て視野と感性を広げろってことですかね。
[映画館(字幕)] 5点(2006-08-06 21:58:01)
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