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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作年 : 1920年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  風(1928) 《ネタバレ》 
この作品のリリアン・ギッシュはとにかく可愛いく、美しく、怖い。  列車からはじまるファーストシーン。外は猛烈な風が吹き荒れ、ちょっとでも窓を開けようものなら風がビュッーと砂を撒き散らして人々に襲い掛かる。  列車におけるレティとロディの出会い、 レティを迎えに来た兄のビバリーとお爺さん。奥さんが牛の解体をする傍らレティとコーラの子供たちはとても仲良く遊ぶ。あたしがこんな仕事をやっているって時にこの女は…とでも言いたげな表情。だからってそんな血まみれの手じゃ子供じゃなくたって驚くわ。  ダンスパーティー、レティを誘惑するロディの再登場、コーラの嫉妬の爆発、そこにサイクロン(竜巻)まで来る。避難所が常設されている辺り頻繁に来るのだろう。西部劇で竜巻に襲われる作品は貴重。幸いな事に竜巻で被害は出なかったが、レティが悩む度に画面に映される風は絶えない。  レティはコーラの虐めに耐えかねて家を出る。そして何を思ったか近くに住む荒くれ者のライジと婚約。ライジは喜んでレティを受け入れるが、レティはまだライジに心を許す覚悟をしていなかった。衣服を脱ごうとするレティ、ライジは既に夫になっているので遠慮はしない、レティはまだ恥ずかし気な様子。いやもうちょっと遠慮しろよライジ…抱きしめる時もちゃっかり胸に腕を回しやがって(終盤)。  ライジは不器用ながらもレティの夫になろうと努力するが、心が中々通じない事に苛立ちを募らせる。レティもまた吹き止まない砂嵐で徐々に神経をすり減らしていく。  二人の心が通じ合わず距離が開いた様子を足だけで伝える。レティは太陽が照りつける熱さ、砂嵐に怯えてどんどん神経をすり減らす。めまいがし、風で家が揺れ、窓ガラスが割れ、その衝撃でランプが倒れて火が付く!火の熱か音かレティは正気に戻って慌てて火を消す。もう彼女の精神状態は限界。そんな時に再びレティの前に姿を現す衰弱したロディ。それを運んできたのは兄のビバリーとお爺さんだった。ビバリーもお爺さんも去ってしまい、回復したロディはレティを再び誘惑する。レティは相次ぐ風、幻影、好色漢のショックで気を失ってしまう。  翌朝。嵐は去るが風は依然強いまま。レティは昨夜の出来事を思い出し、去ろうとするロディに向って…。ここからが怖い。埋めた筈の者が風によって砂の中から顔を出す瞬間…ゾッとする場面。男が扉を開け、レティに向う…!
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2017-03-27 07:54:11)
2.  結婚行進曲(1928) 《ネタバレ》 
まずは、私が投稿した要望に加筆・修正をして下さった鱗歌さんに感謝してもしきれません。誠にありがとうございます。  本作は個人的にシュトロハイムの映画の中で一番好きな作品。 「愚なる妻」のコメディタッチ版とも言えるこの作品は、自ら騎士の甲冑に身を包むシュトロハイムの姿で幕を開ける。 いつも通りシュトロハイムは好色な貴族として登場するが、今回は若く純真な様子も覗かせる。空中から映される市街と人の群れ、群れ、群れ、教会を行進する人々の群れを捉えた優美なショット。その部分だけテクニカラーのフィルムとなる。 またこの映画は“指”も象徴的に映される。 娘を物色する指、嫉妬で往復ビンタを喰らわす女の手の指、結婚が決まり期待と不安で胸を膨らます心理を表す指、指、指。 美しい平民の娘に心を奪われるシュトロハイム。零落の限りを尽くす男は何人もの女性と関係を持つ。部屋に散乱した女の服が昨夜の情事を物語る。 わざと事故を起こし娘を病院に連れ込みキッカケを作ってしまう周到振り。猛犬を餌付けで買収するなど手馴れたもの。肉屋の男と花をめぐるやり取りは爆笑。 月夜の晩に花が咲き誇る広場のなんと幻想的で美しい事。 二人の男の間で苦しむ娘は、激しく流れる川の向こうに黒い化身の幻影を目撃する。 まるで彼女たちの運命を嘲笑うかのように、甲冑に身を包み彼女そっくりな女性を腕に抱えて去っていく。その姿は彼女にしか見えない。 シュトロハイムも金目当ての政略結婚は嫌なようだ。結婚相手くらい自分で選びたい。 美しきその娘もまた、昔からの知り合いである肉屋の男が度々ちょっかいを出してくる。無理矢理キスするものならツバを吐かれる始末。ただ、次第に粗暴ながら自分の事を思う肉屋に心を動かされかける。 ラストの雨が降りしきる中での結婚式。 短いショットの連続で緊張感を高め、祝福と殺意が飛び交う会場。ピアノを弾く手が死神のような白骨に変わる。 シュトロハイムは自らの運命を受け入れ、娘もまた身を引く潔さ。 だが涙は嘘をつけない。暴力的だった肉屋の男も、ようやく優しく彼女を励まし支えていく決意を固める。 冒頭のシュトロハイム扮する騎士は、幻想に出て来た黒い化身に代わり幕を閉じる。
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2017-03-27 07:44:35)
3.  サンライズ 《ネタバレ》 
「最後の人」とか「ファウスト」とか傑作揃いのムルナウだが、やはり1本選ぶとするとこの「サンライズ」。 田舎の幸せな夫婦の中を引き裂こうとする小悪魔的な女、その誘惑に男が打ち勝って夫婦の愛を取り戻すという話だ。 ストーリーは至極単純、中身は超ドラマティック。 天使のような嫁さんジャネット・ゲイナー、筋肉的な夫ジョージ・オブライエン、それを唆す都会女のマーガレット・リビングストン。 夫婦には既に赤ん坊がいる。 だが可愛い嫁がいるにも関わらず都会女に惹かれる夫。 どんな美人でも「見飽きた」存在になれば誘惑に惹かれてしまう。男の性という奴か。 何も無い田舎・・・全てが存在するような都会の魅力が男を虜にする。 女は「私の夫になってよ。あんな女殺しちゃってさ。」恐ろしきは女の換言よりも、その言葉に支配されてしまう夫の方だ。 「吸血鬼ノスフェラトゥ」や「ジキル博士とハイド氏」の頃から恐怖演出がズバ抜けたムルナウ。 愛する女性を「邪魔者」として殺そうとする夫の狂気。 魔が差した人間ほど恐ろしいものは無い。 強烈なモンタージュ、湖面の美しさが余計に怖い。 「ミズーリ横断」や「廃墟の群盗」で常軌を逸した映像の美しさを残したウィリアム・A・ウェルマンも、ムルナウの恐ろしさに勝てる気がしない。 湖面に浮かぶボート、二人きりの「密室」・・・犬の乱入や夫自身の葛藤・・・ただこの様子を見るだけなのにまったく飽きない、見入る、見入ってしまう。  うーむ、この先もガンガン書きたい。ただこの続きを書いてしまうと全部ネタバレになってしまう。 いや本当この後の展開が「常軌を逸した」感じになっちゃうんだもの。 取り敢えずリア充爆発しろ。 いろんな意味で夫婦愛に溺れまくりっす。すごく微笑ましい。爆ぜろ。 余りに空気が変わったので笑ってしまうほど別の映画になる。 なのに何の違和感も無かった。 更にラスト20分でまた「突然変異」だ。 何なんだよこの映画・・・ムルナウ万歳。  ラストの夕陽と髪をといた「天使」の寝顔が最高に美しかった。こんなにもキレイな映画があって良いのか・・・。 真相は是非とも本編で堪能してもらいたい。
[DVD(字幕)] 10点(2017-03-27 07:43:29)(良:1票)
4.  東への道 《ネタバレ》 
再見。 グリフィスで一番好きな映画はコレだ。「スージーの真心」とともに最もリリアン・ギッシュが可憐で、儚く、美しい。  のどかな田舎町で母と二人暮らしの少女。柄を持ちうつむき、眼差しを動かし何かを想う姿。手や瓶で口元を隠す仕草からして可愛い。 マッチの火でランプを灯し、帽子を被りオシャレな服に着替え、抱擁を交わし、トコトコ付いてきてスカートにくっつく犬を抱きかかえ家に戻し、街に出掛けていく。 所々見られるコミカルな場面は、田舎の安らぎと人々の優しさが散りばめられている。  暖かい日差しが照らし風が自然を揺らす故郷の居心地の良さ、未知の世界である街と華やかに着飾った人々の中に入っていく緊張。 嫌らしい笑みを浮かべポーカーに興じる男、平気で人を騙す毒牙が待ち受けるとも知らずに荷物を抱えやって来てしまった少女。開かれる扉、扉、再会。 入り口の影で獲物を見つけた男、見つかってしまった少女。初めて座るソファで不安そうに座って待つ。鶏や牛、猫といった動物とともに暮らす優しい青年もまた、誰かにめぐり逢うのを待ち続けていたのかも知れない。  ドレスのチェック、開かれた胸元を恥ずかしそうに手で覆い、手を引かれながら降りていく新しい世界。その姿を一目見て固まり群がる紳士たちの誘惑、語り聞かせる御伽噺の中の美女。服で口元を隠すのは、自分に優しくしてくれる異性にドキドキしているから。  そんな彼女を陥れる“嘘”、映される胸元と脚が語る性、群がる女たちを選ぶ「裏切り」、踏みにじられる待ち続けた女の想い。  愛した男は腹を痛めて産んだ子供にも、それに命をかけた女にも会ってくれない。それは暗い影を落とし、同時に一人で赤ん坊を育てようとする強さも与える。一本道を歩いていくしかない後ろ姿…。  歩みを止める見つめ合いと出会い、隣に座り迎え入れようとする好意、それを拒んでしまう過去の傷。やがて暖かい自然と水辺は、彼女の心の様に雪が降り積もり凍り付く。 農村の人々は雪も溶かす勢いで歌いながらぎゅうぎゅう詰めの馬車で雪道を駆けていく。愉快なバートレット家のやり取りで溶けかかる心の壁、それを破壊するかのように再び現れた悪魔が知らせる真実。  拒まれ、のうのうと目の前に現れた悪魔に爆発させる怒り、どうしようもなくなり扉を開き嵐の中に飛び出していく哀しみ、それでも受け入れランプ片手に呼びかけ追い続ける者の愛情。  冷たい風が吹き荒ぶ極寒の中を揺らめき彷徨い、砕ける灯、馬から千切れるように落とされる乗り手、扉を開き鉢合わせ、殴り取っ組み合い、凍り付きそうな哀しき表情、殴り飛ばして続行される追跡と叫び、目の前に拡がる氷の大地。  力尽き川辺に倒れる肉体、投げ出される腕と髪、雲が覆う空で薄っすらと輝く太陽、激流が予告する“崩壊”、流れ始める氷、氷、氷上の命。 砕け、千切れ、沈み、接近し、駆け抜けようとする命を呑み込もうとするうねり、落ちていたもの、見つめる先にいた者めがけ飛びながら駆け寄り、抱きかかえ迫り来る死から遠ざけるように走り続ける“命”。 冷たくなった手を握り、そっと頬に手をあて、暖かく迎えられ、手を差し伸べられる命。顔を背ける別れ、祝福される結婚、結婚、結婚。手袋が落ち、抱擁と口づけを交わしまくる祝福。  「散り行く花」を見た後だと、より一層この幸福に満ちた映画に出会えたことに感謝したくなる。
[DVD(字幕)] 10点(2016-12-18 03:01:33)(良:2票)
5.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 
もう密度が半端ないですね。 最初30分だけの短編にしても面白いですし、ラスト1時間も最後まで飽きずに見てしまいました。 雪山で出会った男が伏線だったり、二段構えとも言うべき傑作です。 また単なるコメディで終わらない所がいいですね。 実はこの作品は「偽牧師」と共に西部劇としての一面があるんですよ(まあ作品を見た方なら既にご存知だと思いますが)。 ゴールドラッシュで沸き立つ街、一山当てようと死に物狂いで山に挑む人間たち。 ある者は富を築きますが、その多くが飢えや殺し合いの中で消えていきます・・・事に本作は飢えの恐怖。 チャップリンなんか靴まで食べてしまうし、隣の大男は腹が減りすぎてチャップリンが巨大なターキーに見えてしまう・・・ちょっとオーバーかなとも思いましたが、飢えた人間たちが略奪や殺し合いに発展する様は恐ろしいです。 山での死闘、そして下山した街で巻き起こる騒動・・・クリスマスのシーンは笑いを通り越して涙が出てしまいます。 それでも最後まで彼女のために奮闘する健気さ。山小屋が雪山を滑り落ちるシーンなんか口あんぐりでした。 貧乏を経験したチャップリンだからこそ描ける凄い映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2016-11-01 19:12:43)(良:2票)
6.  キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 
再見。 やはり何度見ても・いつ見てもアクション映画としてまったく色あせない面白さだ。 「将軍」または「大列車追跡」「大列車強盗」の名でも知られる、「トイストーリー」や「怒りのデスロード」をはじめ様々なアクション映画に影響を与え続けるキートンの傑作の一つ。  個人的には冒頭から濃密に展開される「カメラマン」が一番好きだが、南北戦争を描いた作品はコレが一番だろうな。  キートンの映画にしてはかなりゆったりしているが、走りはじめ徐々に加速していき最高潮に盛り上がる展開は「セブン・チャンス」や「蒸気船」に並ぶ後半大爆発型の面白さ。 それに第一次大戦を生き残ったキートンの南北戦争時代の服装や武器へのこだわりも徹底している。   のどかな風景の中を列車が疾走し、キャメラは機関士と列車に刻まれた“General(将軍)”の文字を捉える。キャメラはひたすら横に移動し続け、キートンや列車たちの運動(アクション)をフィルムに刻んでいく。  列車から降りていく人々の賑わいと活気、愛する女性の写真をしまい家へと向かう。 愛しの人が外にいるとも知らずに、家のドアの前まで子供を連れて進み続けるとこからして微笑ましい。 2人っきりになるために子供たちを外に追い出し、自慢の機関車の写真を見せる。 ドアを開けた瞬間に鉢合わせする男たちは、握手を交わして何処かへ消えていく。キートンもまた足元がお留守になるくらい恋人との別れを惜しむ。  街に響き渡るであろう戦争と志願する男たちの足音、狭い室内で軽々と机に飛び乗り、列の前まで飛んでいってしまう身のこなし。 理由もわからず腕っぷしや身長を見比べたり、帽子を被りなおしたり職業を偽ったり再挑戦したり、一生懸命な姿がコミカルだけど物悲しい。  しょんぼりして機関車の連結棒に座り込んでいると、誰かが乗り込んで列車を突き動かしてしまう追い打ち。戦争にしょんぼりしている時間なんて無いのだ。  野営地、スパイ活動の作戦、地図。  物語が大きく動き出すのは列車が駅に停車する瞬間から。 車両に乗り込む者、引き抜かれる鉄棒、杖の一振りとともに列車に雪崩れ込む部隊、置いていかれたら、奪われたら全力で走って走って走りまくり奪い返しに戻って来る! 家族同然の愛する列車のため、愛する人のために命懸けの追跡劇へ。  断ち切れらる電線、破壊工作、ポイントの切り替え、一人手漕ぎトロッコ、盗んだ自転車ですってんころりん、列車だけ頂戴して追跡続行。こういうジリジリとしたチェイスは最高だね。  休憩する間なんて与えるものか、列車砲を拾い、列車の上を駆けずり回りあの手この手で駆け引きを続ける闘い、タンクの水がかかろうが、砲弾かついで込めて発射準備、勝手にピンチになって材木ブン投げたってどうしようもない、徐々に距離を詰めたり引き離されたりを繰り返し、吹き上げ続ける煙、線路に落とされるもの、線路から弾き出すもの、自力で担ぎ上げ乗り上げる材木との格闘、自らを切り離し破壊され燃料にされていく列車、トンネルだって燃やし、空回りするなら砂利をかけてまた追いかけ、襲い掛かる蒸気と煙、いつの間にか南北戦争の戦場に迷い込んでしまう、無我夢中で気づかず我武者羅に動き続ける、慌てて軍服を脱いで隠したり、橋の上と下、降り注ぐもの、密林への疾走と降り注ぐ雨。  敵地でうっかり情報を掴んでしまうスリル、変装、罠との格闘、雷雨の中で抱き合う恋人たち。  袋に隠すもの、担ぎ上げるもの、引き抜かれるもの、めまいがしそうなほど重いものが詰め込まれ、板切れで殴りつける大列車強盗!  ロープをくくりつけ薙ぎ倒し叩っ切り、踏んだり蹴ったり水責めされて散々、垣根は解体され燃料となり、ロープは一直線に張られ木を根こそぎ引っこ抜き、積み荷は線路にばら撒かれ蹴散らされ、材木は脳天を直撃する。  鎖でくくりつけ、斜面を滑って登って、ランプは火種になって橋を焼き尽くし、撃たれた理由、運ばれてきた情報と出撃、群衆の中を轢かれかけながら突きっきる再会、人馬が駆けだす出陣、狙撃、死に様はブラックユーモアも混ざり、砲弾の行方、押し流すように畳みかけ、引き継がれるものは消耗品としての兵士が描かれる。 敵として・仲間として闘った者への粋な計らい、サーベルをめぐるやり取り、機関銃のように繰り返される敬礼。
[DVD(字幕)] 9点(2016-09-28 05:15:17)
7.  キートンの空中結婚 《ネタバレ》 
帽子を被ったキートン、息をふくと光が消える→マッチの火が消えるという演出、左の扉には骸骨、右には煙、真ん中は竜?の化物、穴があいてアトラクションから飛び出してくる。  そんなとこり立ってるから、次の人に激突、背広は車でグシャグシャ、遊園地、ボートに乗り込む、一体中で何をしたんだオマエ、飛び上がってしまう気球、気球の上で必死にしがみつく、紐を伝ってどうにか操縦席に。  後のキートンは「世界一周80日旅行」にも出演。  鳥を撃って獲ろうとして気球をドカーン、アレで生きてるキートン。たまに他の作品でアッサリ死んだりするのが不思議だ。  ボートをより合わせて制作、川で釣り、流されかける、深く入りすぎて、魚を手づかみで獲ろうと川を上る、せき止める、天然のダム、水位が下がって取り放題、でもカバンには、耐え切れずに決壊、川に呑まれていたキートンと激突ダイブ、今度はカヌーで川下り、ロープ、即席、欠陥品、再び釣り、そこで焚火をするな、ラケットは網にはならず、ウサギの親子、船底にあいた穴、そのまま足を出して狙撃しようとする。後のガウォークである。  滝にぶつかり転覆、ことあるごとに邪魔される女性涙目、またお前か、突然の牛、思ったより浅瀬、水鉄砲、ポンコツの銃、角を掴んで格闘、強え。 熊は「北極無宿」にも出てきたね。  後ろからトコトコついていく熊、リス、思わぬ収穫、船で脱出、滝、謎ギター、あああああああ?えー!?  船「パージします」
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:22:15)
8.  キートンの北極無宿 《ネタバレ》 
雪原 宿?、今回のキートンは悪党。  背中に背負ったもの、カジノ、カウボーイ?、ポスターを切り裂く、金を奪いまくる、すぐバレる、窓ごと叩き出される。  キートン「リア充死ね!」  やさぐれ亭主、警官は「踊って」ごまかす、神の供物で気絶、犬ソリ、花は蝋燭で燃える、人妻をナンパ、バラバラの犬種、やわい紐。  馬車のタクシー、雪上バイク、キートンの工作、凍った池にダイブ、馬車もひっくり返る(上だけ)、かまくらにギター、うっかりもたれかかれない、ギターで滑る、まるごと穴に落下、絡み合う糸、糸の引き合い、雪玉を打ち返す、熊 、セルフ閂、雪だるま、謎軍人、シュトロハイムみたい、NTR?、銃を撃つ女性、勘違い…という夢を見たのさ。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:15:10)
9.  キートンの電気館(電気屋敷) 《ネタバレ》 
大学?、取り違い、文字が多い、お客さんをおもてなし、アイデアが豊富、エスカレーター 、自動で本を出す、風呂が走ってくる、ベッドがしまわれる、ボタン一つでドア、エスカレーターの勢いで窓ガラスごとプールにダイブ、カタパルトのように人を射出、プールの水位を自在に操る。  ビリヤード、自動で球を補充、たまつき棒をへし折る、交換しろ、台の上にのってゴルフ。そういうスポーツじゃねえ!  自動で椅子が来る、料理を運ぶ列車、猫、自動洗浄機 、簡単に壊れるレール、酷い事故だ、復讐 配線をズタズタに。  人が入った箱を持ち上げるキートン、エスカレーターに弄ばれるキートン、キートンの演技力、ブランコ 、幽霊のようにタオルをまとう、ベッドに飲み込まれる女性、襲い掛かる洗浄機から飛び出す皿、ビリヤード球、扉に首をはさまれる、パニック、鍋攻撃、スパーク 、巻き添え 、自殺、死にたくても死ねない、放流。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:11:12)
10.  キートンの警官騒動 《ネタバレ》 
再見。 キートンのアクションが思う存分炸裂する最初の作品の一つ。  刑務所?と思ったら屋敷の門、落とした財布を中身を確認して拾ってあげたのに「余計なことを!」、引き返して財布をとる、財布だけ、入れ替わりにキートンが車に。このスピーディーかつ流れるような展開。  それを見ていた男、引越し中の家族、男の一計、ちゃっかり半分貰う、馬車、なれゆきで家族の引越しの手伝いをすることに、中々入らないカバン、ビン割りやがった、手紙捨てんな、通りがかりに犬に噛まれる、グローブでガード、即席パンチマシーン、警官ぼっこぼこ、運転中に寝ないでください、馬に直接電話、馬に直接喋れよ、馬が中々進まないのでしまいにはみずから馬になって引っ張り出す。  獣医に診せたら馬が元気よく飛び出して来てさっきから笑いっぱなしだ。  ところ変わって夥しい警官、警官、警官たちが駆け抜ける大スペクタクルへ! 群れが無尽蔵に増殖して追いかけてくる恐怖と笑いはキートン映画の名物。  パレード、行進に迷い込んでしまう、爆弾テロリスト(最古のテロリストを描いた作品の一つ)、導火線で煙草に火を、爆弾と知らず投げ落としてしまう、ブチ切れた警官隊が猛然と迫りくる!水道管が破裂だ!荷馬車は置き去りにされグシャグシャに踏み荒らされる。  壮大なおにごっこ、のらりくらりと警官隊をかわす、明かされる真実、ネクタイ、髭、車に飛び乗る!  木の板でシーソー、彼女、扉を開けた途端…唐突に締めくくられる結末。墓石!
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2016-08-28 02:05:43)
11.  キートンの白日夢(成功成功) 《ネタバレ》 
花、花束、ドアを開け、婦人が投げ捨てた花をそのままキャッチし、自分の花を加えて再び渡す。粋だ。  車道で車が走る中も婦人に挨拶を続けられる強運振り、動物園、猫、穴のあいたバスケット、にらみ合う犬と猫が可愛い、スカンク、あまりの匂いのために服と首輪を埋める、回収車も穴だらけ、マンホール、パレード、飛び交うゴミの雨、ヤケになって燃やす、燃え移る、放水、水の入ったマンホールの中に生き埋め、手紙、劇場、舞台、演劇、エキストラ、衣装のまま、警官と全力で追いかけっこ、中国人街、服屋、スリ、すんなり溶け込むキートン、握手じゃない金だ、不幸中の幸い。  警備員、パレード、大量の警官に全力で追われる様は「警官騒動」を思い出す、市街列車に飛び乗る、梯子を使った飛び降り、穴に落とす、延々と続くおにごっこ、港、船に飛び乗る、船という密室、水車、まるでハムスターのように、郵便で人ごと送られる、ヤギさん、自殺用の拳銃、窓ごと叩き出す。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:56:05)
12.  バスター・キートンの華麗なる一族(キートン半殺し) 《ネタバレ》 
粘土?、パン生地?、どんどん伸びる生地、生地で縄跳び、郵便配達員にブチ当たってしまう、泥まみれの手紙、避けたら窓ガラスに、オバサンと激突、リンゴ 、で結婚しちゃったよ!  勘違い、痰をコンロに、物騒な一家、悪が揃ってるな、「あれとって これとって」、中々食べられない、砂糖にコーヒー入れやがった(え?逆だって?見ればわかるよ)、家族だんらん、お祈り、一斉に肉をブッ刺して取る、カレンダー、ベッドの移送、人が寝ていると知らずにその上に寝る、ベッドでシーソー、粉砕されるベッド、いびきには耳あてで対応、耳あての取り合い、仕返し、花瓶を頭にぶちあてる、胡椒、クシャミで目覚める、クシャミ地獄、手紙、気絶、目覚まし、カーペットを布団にして寝るな、事情を知って祝福に、一気に金持ちに、カメラ、頼りない三脚、みんなもつられて下へ、みんなフラッシュにビビりまくり、入れすぎ、あふれ出る生地。  手紙の泥、真実、張り詰める空気、逃走、あふれ出る生地、猛然なダッシュで逃げ去る、ぶつかりまくる、花瓶、レンガは砲弾に、乳母車、レンガの枕、激しい戦い、カーペットで華麗に避ける、二階から一階への飛び降り。本当は椅子に座って着地したかっただろうね。  列車に乗って逃亡。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:48:03)
13.  キートンの船出(漂流) 《ネタバレ》 
後の「蒸気船」や「海底王」といった海ものに繋がる作品の一つ。  揺れる船室、子供が揺らしているイタズラ、尻叩き、倉庫を開け、船を引っ張り出発、船が出ないので壁の破壊、ひもは車につながっており倉庫は木端微塵に。  小さなボート、港、車は海に落ちる、落とす、船出の儀式、マークがバキッととれる、ハンマーで修理(破壊)。 進水したら沈む船、船作り、子供が、グダグダ、セーラーを着込む奥さん可愛い。  船着き場を破壊して今度こそ出発、橋の下もマストとその他もろもろを畳んで回避。凄い。  足、操舵、脇見運転には御注意、思ったより浅瀬、釣り、川を遡る、下る、だからちゃんと運転しろよ、釘打ち付けたら穴があいて浸水、パンケーキで塞ぐ、揺れる揺れる、ボートが行き交い水面が揺れる、ピタッ スイー、何だあの動き、自動操縦じゃあるまいし、ベッドッもガタガタ、嵐の予感、窓から海水が入り叩き起こす、大嵐、一人嵐と格闘、ベロンベロンの望遠鏡、モールス信号、SOS、字幕も電信風、船も大回転 、服を布に打ち付けてまで救助信号を送ろうとする、穴増やしてどうすんだよ、キリ、飲むな、コップで水をかきだせない、パニック状態、救命具はつけようぜ 、船が小さい、蛇口みたいに、濾過機能つき?、まんま風呂のやつかよ、栓、得体の知れないところに流れ着く。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 01:38:51)
14.  キートンの即席百人芸(一人百役) 《ネタバレ》 
キートンがジョルジュ・メリエス「一人オーケストラ」にオマージュを捧げた作品。  ポスター、ゴリラが演奏、どういう財布だよ、指揮者?、いきなり分身して演奏をはじめるキートン。分身を始める過程がないんだね。  どんどん楽器や楽譜を破壊していくキートン楽団、舞台の上で横一列、面白黒人、白人が黒人の真似をするやつ、夫人にまでならんでいい。 キートン的「全部俺」。後の大嵐浩太郎こと内村光良である。5分にも及ぶキートンショー…という夢を見たんだ。  スタジオ、箒が刺さってしまう、汚れがとれない、あの女性は双子?それともキートンのようにトリック撮影なのか?、鏡、オランウータン、キートンも猿に扮する、大きさで気付け、猿の真似、海中(絵)にダイブ、綺麗に並んで回転 、大砲もロクに組み立てられない雑兵、何度も壊れる壁、組体操、壁をジャンプ、役者なんだからキップ買え、押さんでも、髭をつけて煙草を吸うのはやめましょう、斧で紐を剃る、危ねえ、水中ショー、ハプニング、半端ない水の量、背中に「×」。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:32:48)
15.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 
窓口、服屋のマネキンの後ろに並んでしまう、気付け、警察、帽子でカメラを塞ぐ、馬蹄、財布、馬蹄を投げると幸運がくるかも・・・キートンに来たのは警官だったけど。  マネキンかと思ったら人だった、車の下に滑り込む、トラックに閉じ込める、下に潜り込んで見事な馬乗りへ、列車でのおいかけっこ、いつの間にか機関車の前に座るキートン。後の「将軍(大列車追跡/大列車強盗)」へ繋がる要素がかなりあった。 新聞、この写真「警官騒動」の使い回し?と思うくらい。  塗装屋の喧嘩、強盗団たち、ポスターに髭つけてもなあ、髭が萎える、、後ろのドアから発砲、タイヤではなく看板、馬に乗るキートン、馬も「生まれたて」なのでまだ足腰が弱かった。  荷台のトラップ、新聞の効果は絶大、犬、思わぬ再会、俺を踏み台にしたぁ!?、ドアの上の扉から脱出、手動でエレベーターを上へ、エレベーターアクション、磁石かよ、エレベーターが上に吐き出される…どんな発想だよ。  ストップ・モーション、残骸が上から降り注ぐ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:22:57)
16.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン) 《ネタバレ》 
まさにアイデア勝負。  列車が横切りそこから吐き出されたキートン、メリーゴーランド、椅子、新聞がすごい折れる、叩かれてる、ちゃっかり銃を奪う、おい警官、試し撃ち、瓶、オッサンが物凄い速さで逃亡、どうやって鳥に当たったんだ。  射撃場、見事な入れ替わり、パチンコ、怪しい組織の匂い、暗殺計画、変な「サイン」、即席装置、犬がちょっと可哀想、黒猫、犬、慌てて乱射、ペンキで帽子掛けを創造、そんな馬鹿な、射撃屋が売り物で脅されちゃシャレにならん。  自分の銃を、威力が違う、惨状、そんなバナナ、皮で滑らないキートン、「サイン」に助けられる、家じゅうの仕掛け、コーヒーに映るもの、巧妙な芝居、壁をよじ登ったり、ベッドで犯人を射出…凄い構造だ。流石キートン。  裏切りの「サイン」。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:17:08)
17.  キートンの鍛冶屋 《ネタバレ》 
木にもたれかかる、しかしデカい木だこと、服がふくれて筋肉があるように、針で「プス」っと、鍛冶屋、飯も作る、あーもったいない、熱々の馬蹄で足と尻を火傷、馬蹄は磁石になって吸い寄せる、消える工具たち、車輪も保安官バッヂも銃も、親父強えー、巨大な馬蹄で攻撃。  時計もダメになったら鞴、火の中に突っ込む、白馬に乗った貴婦人、色んな馬蹄、馬に直接言ってもしょうがない、足のサイズ、贅沢な馬、鏡、インクで真っ黒・馬も真っ黒になり模様のように、次々来るお客さん、鞍はどうした鞍は、梯子、それでいいのかアンタ。  車の修理、迷い込む子供、アイス、風船凄え、クソガキ、パチンコ、車がお釈迦に、だからインクが…あーあーーあーあー。  どんどん破壊されるスクラップと新車、エンジンは紐に吊るされ鉄槌に、逃げ支度の速さは異常、親方の帰還、帽子もビックリ、ブチギレ、親方!上から親方が!とどめの一撃、夫人の逆襲、四面楚歌、馬に引きずりまわされる、列車がー、馬に跳ねられる、ハンカチ、馬草、指輪、水、列車で脱出。  エンディングはキートンによるNG集?と思いきや…キートンみずから幕を下ろす。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:12:50)
18.  幕間 《ネタバレ》 
モンタージュを駆使した前衛的なコメディ映画。 パリの街並み、ひとりでに前進したり後退する砲台、それにスローで飛びかかる二人の男。 砲塔を倒し、砲弾を込め、ぴょんぴょん飛びはねる男たち、砲弾の行き先は・・・? 斜めになったり逆さまで次々とうつされる街並み、萎む人形たちの顔はまた膨らむ、バレリーナが踊る下からの視点が時折現れる、突きあうグローブ、パリの街並み、夜。 男の頭の上の棒切れの山、そこに火をつけられて頭をかきむしる、遺跡の柱、チェス。  チェス台に注がれる水、雨のイメージ、荒れ狂う海を進むように浮かぶ紙の船。 徐々に現れるバレリーナの全身、脚元だけが光に包まれる海、交わされる腕、どんな美女かと思いきやオッサンww 海原と二つの眼、口元、向けられる銃口が狙うのは噴水の上の丸いもの、水がなくても浮かんだり分裂したり、鳥が漁師の頭の上にとまる。それを狙うもう一人の狙撃手。  派手な馬車・・・いや駱駝車をスローで追いかける人々、まるで踊るように町を行く人々もスローモーションに駆ける。  再び現れるバレリーナの脚、駱駝車の後をゾロゾロとついてく人々、いつの間にか後ろの霊柩車だけ離れてしまう、それを追いかける人々も全力で駆ける。 やがて坂道を下るように早回し・すべてのスピードが上がる、車の列、自転車の列、飛行機、船まで猛烈なスピードで進む。木々や河川、街中を横切る視点・ジェットコースター。  延々と走り続ける、激しいカットバック、あまりのスピードに振り落とされる棺桶は原っぱを転がり、追いついた人々が棺を取り囲む。ひとりでに棺の扉があいて・・・タラーン♪ 目撃者は全員消されてしまう。自分自身も。 「FIN」だと?誰が終わらせるものかっ!うるせー終わりっつったら終わりなんじゃ!逆再生で戻されるオッサンたち。わけがわからんがとにかく楽しい映画だった。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-28 17:02:41)
19.  突貫小僧 《ネタバレ》 
フィルムセンターで鑑賞。  いきなり「人攫いの出そうな日である」という出だしからして既におかしい。 悪い顔で現れる斉藤達雄、遊ぶ眼鏡の子供に声をかける、顔芸をかましまくる達雄。とうとう体全体でパフォーマンス、通りかかった女性も思わず笑って去っていく。  パンを買いそれにかぶりつく子供、それを取り上げると泣き出してしまう、泣く子供を黙らせるために色々と買うハメになる達雄。 警官にも仲の良い親子くらいにしか見えないのだろう。付け髭だった事がバレる、髭を取ったらただのイケメン、子供に付け髭をつけたり。  泣き出す子供、人攫いの親分?のところに連れて行く10円ハゲだらけのオッサン。ハートマークだらけの襖、松之助って尾上松之助?  オッサンに食べ物や飲み物をガンガンすすめる子供、「やめなさい」とぶっ叩いて叱る、撃ったおもちゃの矢が10円ハゲに命中ww  水鉄砲にたじたじ、桶でガード&叩きつける、尚もおもちゃの矢を打ち込み知らんぷり、あまりにもやんちゃなのでさらっておいて「捨ててこい」と言い出す親分。 一応お辞儀してお別れ、情が芽生えてしまう達雄、おもちゃも置いて一人寂しく・・・と思ったら自分たちも買ってもらおうと子供たちに追いかけまわされるwwwもう子供は懲り懲りだ~
[映画館(邦画)] 8点(2015-07-28 16:56:50)
20.  和製喧嘩友達 《ネタバレ》 
フィルムセンターで鑑賞。  炊けた釜に手をやる、外で歯を磨く男に向かって朝の会話、まともに出来た卵を分ける仲の良い食事。 車を走らせる視点・うっかり人を轢いてしまう事故。  巨大なゴムのチューブを枕代わりに寝る、地下の鶏、被害者なのに「送ろうか?」という恩義に応えてか毎朝来る女。  重い荷物を運ぶ重労働、仲の良かった二人にも亀裂がはしりだす、殴り合い、取っ組み合い、喧嘩を止めようとする仲間、やらせろと止めようとしない上司。  古着屋で買った着物をプレゼント、着物から出てきた白い角砂糖、女に嫉妬する男心、食べ比べ、甘すぎるのか金魚鉢の水を飲む。   女の真のお相手、恋に破れた二人の寂しげな表情、潔く身を引いていく男たち。汽車を追いかける車の疾走感!大きく手を振って幸せを祈る。良い奴らだなあ。
[映画館(邦画)] 8点(2015-07-28 16:54:06)
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