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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 698
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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181.  ミミック 《ネタバレ》 
ギレルモ監督は、どの映画でもその作り上げる世界観で観るものを作品の中に引き込んでくれる。 我々の暮らすこの世界も、一皮むけば異形の者が跋扈する居心地の悪い世界なのかもしれない。 現実の世界を描きながらも、どこかおとぎ話の世界を観ている感覚。 それがあるからこそ、ギレルモ監督の映画を安心して観ることができるのかもしれない。 今回も、異世界の象徴のような地下鉄が舞台。 異物が潜む暗闇と、発光灯や電源を繋げて光るライトとのコントラストが美しい。 残念なのは一点、後半は終始油まみれのミラ・ソルヴィーノしか観られないこと。 設定上仕方ないんだけど、そりゃないぜ、監督。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-01 09:49:51)
182.  めぐり逢えたら 《ネタバレ》 
空港で偶然アニーを見かけるサム。 道路に佇むアニーに声をかけるサム。 そして、エンパイアステートビルの屋上で交わす言葉。 そりゃ、恋に落ちるよ。メグ・ライアンだし。 アメリカの映画って、クレジットも無さそうな脇役がいい味出すんだけど、この映画も例に漏れず。 「ケーリー・グラントかい?」って営業の終わった屋上に上げてくれる警備のおじさん。いいなあ。 それを引き出すメグの仕草も最高にキュートだし、本当に何度も観たいシーン。 こう言う印象的なシーンがある映画は、何度も観たくなる。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-29 22:06:21)
183.  ゼイリブ 《ネタバレ》 
大学生の頃に友人たちとレンタルビデオで借りて大いに盛り上がった名作。 今観ても、やはりその稀有な輝きを失っていないのは嬉しいばかり。 サングラスをかけると異星人を見分けられるって、なんてB級なんだ! そんな設定を映画にしてしまうなんて、やっぱりカーペンター監督は普通じゃない。 カントリー調のBGMは西部劇のテイストで、カーペンター監督の「最後の聖戦」を思い出した。 しのごの言わずにやっつけるぜ!なノリがたまらない。 風刺もピリッとな後世に残したい名作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-25 22:35:49)
184.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
キャスティングの勝利。 トム・クルーズはさておき、エミリー・ブラントがハマり役。 でっかいナタ的な刀を振るう姿にしびれた。 ヴェルダンの女神って、言葉も音もカッコいいんだよね。 引っ張って引っ張って、最後の最後で交わすキスも美しい。 オメガとかアルファとかちょっと複雑で、最後もなんであの場面に戻るのかも理解ができてないが、そんなの関係なく楽しめる映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-11 21:44:56)
185.  いいかげん馬鹿 《ネタバレ》 
いやー笑った。 リアルタイムで映画館で観た人たちも、きっと声出してみんなで笑ったんだろうなあ。 出稼ぎや集団就職で上京してきた若者は、岩下志麻が口ずさむ犀星の歌で、急に切なくなったりしたんだろうか。 観終わって、そんなことが頭に浮かんだ。 映画って、庶民の大事な娯楽だもんね。大いに笑って、ちょっと涙して。 実る恋じゃないけど、弓子からもらった絹のハンカチを、ずーっと首に巻いてるやっさんがいじらしい。 岩下志麻はマドンナとしては最高にキュートだし、宿の主人や巡査など、脇を固めるドタバタな人たちも、人間味があって素晴らしい。 シリーズ化して三部作あるってことだから、他のも必見かな。 この時代の映画って、こんなに面白いんだって新たな発見。 いや、佳作。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-10-06 00:20:18)
186.  お早よう 《ネタバレ》 
それにしても、よく「おはよう」なんてタイトルつけたもんだ。 でも、これが効いている。 子供たちのだんまり作戦の後の、プラットホームでの空を見上げての天気の話題。 互いに思いを寄せている者同士の、距離を測るようなもどかしいやり取りが、とても微笑ましい。 洗濯機やテレビがまだ普及していない時代の、近所付き合いや噂話を見ていると、現代の我々はなんだか殺伐としているなあと考えさせられる。 何気ない日常を切り取って見せてくれるのが、小津監督の流儀なんだろうな。 そして、この時代の女優の存在感。 久我美子が登場するだけで、画面が華やかになる。 女性らしい言葉遣いも、品があって美しくて、そして嫌味がない。 のんびりした時間を楽しめて、そしてクスッと笑える、懐かしくて温かい時間を過ごせる映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-10-03 01:16:27)
187.  キャビン 《ネタバレ》 
発想が掟破りで、これまでのホラー映画とは一線を画している。 モンスターのフルラインナップは強烈で、エレベーターホールでは数が多すぎて暴れっぷりを把握しきれないのがもどかしい。 モンスターボックスの中にジェイソンとかフレディがいたら、さらに面白さが増したんだろうけど、権利の関係とかでダメだったのかな。 その点は残念。 ホラー映画の型を踏襲しながらその裏側を描いて、観るものの予測を超えていく様が心地よく、スピード感も抜群。 いや、佳作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-30 21:38:39)
188.  アジャストメント
サスペンスアクション大作!っていう紹介のみの、ほとんど予備知識なしで観たのが良かった。 少なくともアクション大作ではない。 ほぼロマンス。 いや、でもこれが良かった。 先が気になって気になってワクワクしながらヤキモキしながら観ることができて満足。 そして何よりエミリー・ブラントが魅力的。等身大で飾らない女性役が完璧にハマっていた。 顎割れてるし、絶世の美女って訳じゃないけど、素敵な女性。デートしたら楽しそうだなあ。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-29 00:02:58)(良:1票)
189.  秋刀魚の味(1962)
娘を嫁に出した後の笠智衆さんの演技、良かったなあ。 この人うまいんだか下手なんだかよくわからないんだけど、いいんだよね。 嘘がなくて、誠実で、温かい。 自分も月を見ながら涙する時が来るのかもなあ。 そんな人生の現実を見せてくれる映画。 岩下志麻様が目当てで観たんだけど、小津監督と笠智衆さんの凄みに改めて気づかされる映画だった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-27 20:12:48)
190.  影の車 《ネタバレ》 
映画にはいろんな楽しみ方があると思うが、美しい人を観るのも楽しみの一つ。 この映画はまさにそういう一本。 岩下志麻は年を重ねてもその美しさは微塵も揺るがないが、若い頃も気が遠くなるくらい美しい。 エプロンをさっと付けて料理する姿も可憐だし、湯船につかってこれからの情事を思う表情なんて、もう言葉が出ないくらい美しい。 筋立ても松本清張だけあって、サスペンスとしても充分楽しめるのだが、正直そんなことはそっちのけで志麻様の神々しいまでの美しさを堪能する90分。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-26 23:20:17)(良:1票)
191.  Re:LIFE リライフ
クスッと笑えて、最後にいい気分でエンドロールを迎えられる。 ヒュー・グラントの映画は、その点でハズレがない。 さらに今回の相手役はマリサ・トメイ。 この人もいい年の取り方をしている印象。 実在する俳優や映画が随所にちりばめられて、それもこの映画の大きな魅力になっている。 そしてイギリス映画かと思ったら、ハリウッドだった。 やるじゃん、ハリウッド。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-22 20:33:44)
192.  THE GUILTY ギルティ(2018)
「カメラを止めるな」もそうだったけど、映画にはまだまだいろんな可能性があるなあということを実感させてくれる映画。 硬質で良質。 サスペンスとして一級品。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-19 01:29:11)
193.  この愛のために撃て
妻のためなら後先考えずに突っ走る。 これ、自分ならできるかどうか疑問が残る。 善良な一市民と、殺し屋の指名手配犯。 硬軟と善悪のバランスが絶妙で、互いの特徴を引き立て合う演出は素晴らしい。 手を取り合わないものの、二人の信頼関係が深まっていくのも自然。 そして何より筋立ての面白さ。 こんなに短い85分は久しぶりの、隠れた佳作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-13 16:01:47)
194.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
兄とも折り合いが悪く、母親にもあんまり愛されてなさそうな、ちょっと弱々しいイングマル少年。 彼の毎日はかなりつらそうだ。 望んでもいないのに宇宙に飛ばされたライカ犬よりはマシ、が彼の自己防衛。 そんな彼が大好きな母親と離れて預けられた先が、叔父夫婦の暮らす片田舎なのだが、この町の人々がイングマルの心を解きほぐしていくさまが、とにかく心地よい。 叔父夫婦も、日がな一日屋根に登って修理を続けるおじさんも、イングマルにファッション雑誌を読ませる老人も、スタイル抜群の憧れの女性も、みんな自分の人生を楽しんでいる。 生きている限り、そこに喜びは見つけられるんだ。 そんなささやかな幸せに気づくことを、この映画は教えてくれる。 ハルストレム監督らしい、じんわり心にしみてくる穏やかな映画。 そしてなんと言っても素晴らしいのは、イングマルの相手役のサガ。 まさに宝石のような愛くるしさで、彼女の成長物語としても成立する作りになっている。 男勝りだった彼女がスカートをはき、イングマルと笑い合う場面は、本当に記憶に残るワンシーンになった。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-29 00:47:46)(良:1票)
195.  ハウス・ジャック・ビルト 《ネタバレ》 
なんて不快な映画を作るんだ、フォントリアー。 彼の不快な映画は何本か観たけど、これは群を抜いている。 だが、観ているうちに不思議な感覚が生じてくる。 フルメタルジャケット弾の辺りでは、ジャック自身も完全におかしくなっているのだが、彼の犯行がバレて、警官隊が冷凍庫のドアを焼き切って入って来ようとする。 そこまでの犯行でジャックにも映画にもうんざりしていた筈なのに、心の中では彼の作品を最後まで見届けたいという思いが兆していて、警官隊を邪魔者のように感じる自分に気づいて少し怖くなった。 製作の意図は理解できなかったが、強烈な力のある映画。 ただ、観るのに覚悟は必要。
[DVD(字幕)] 8点(2020-08-16 12:36:55)
196.  オーヴァーロード 《ネタバレ》 
冒頭の空挺団の落下シーンから、ただのB級映画ではない丁寧な作り込み。さすがJ・J・エイブラムス製作。 戦争映画としてのクオリティを保ちつつ、そこにゾンビ的モンスターを絡めた斬新な面白さ。 ちゃんと意志を持っているだけでなく、数倍のパワーを手に入れてほぼ手に負えない。 話をあまり大きくさせず、小さな田舎町での出来事、としたのが舞台として必要充分で、ハラハラ感が終始持続する佳作。 ヒロインも魅力的な設定だし、最初は嫌な奴に見えた戦友が実はナイスガイっていうベタな設定もハマって、観終わった時の爽快感が気持ちいい一作。
[DVD(字幕)] 8点(2020-08-10 19:16:57)
197.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
予備知識無しに鑑賞したのだが、それが良かった。 というわけで、ネタバレなしで鑑賞されることをお勧めするのだが、感想はネタバレ有りで書きたいというワガママをお許しいただきたい。 下手に兵学校を出ていない叩き上げの艦長は、規則よりも生き残ることが優先。 そんな艦長に反発を覚えながらも、その決断力と実力に徐々に敬意を払うようになる副長や、開戦を何とか避けようと最善の策を練る海軍少将やNSAの女性エージェントなど、脇を固める人物もなかなかに魅力的。 急遽ロシアの大統領を救うことになる特殊部隊の隊長も最高に男前。 脚を負傷した部下を見捨てず、救出に見事に成功するシーンには胸が熱くなった。 そして何と言っても、米露の潜水艦艦長同士の友情が素晴らしい。 ラストで大事にしていたコインをさりげなく渡すシーン、良かったなあ。 海に陸にと観るものを惹きつける2時間。 観て損は無し。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-02 13:39:42)
198.  アナと世界の終わり 《ネタバレ》 
いや面白かった。 風景が一変した朝に、能天気に歌いながら踊るシーンなんてシュールで最高。 『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ドーン・オブ・ザ・デッド』にミュージカルの合わせ技。 そして歌のクオリティが高い。 アナを取り巻く友人たちもそれぞれ特徴的で好感が持てる。 描かれる世界はちっちゃな街なんだけど、結局世界に眼を向けていた若者と悪党だけが生き残るという展開。 筋立てはゾンビ映画として眼を見張るものはないが、あの終末観の中で歌わせてみようという発想が稀有。 はてさて次はどんなゾンビ映画が現れるのか、まだまだこのジャンルに期待大。
[DVD(字幕)] 8点(2020-08-01 23:11:36)
199.  少林サッカー 《ネタバレ》 
中途半端にせず、とことん振り切ると、こんな楽しい映画ができるんだ、という典型。 しかし、本当にできそうと思わせてしまう所も、少林寺三千年の為せるわざかも。 笑いと本気のバランスもちょうど良くて、ムイがゴールポストにぶつかるシーンは秀逸だし、兄弟子たちが体を張ってチームに尽くすシーンには胸が熱くなる。男のツボを押さえた憎い演出。 ラストでチャウ・シンチーに喋らせない所も上手い。 ジャッキーの頃から積み重ねてきた映画作りのノウハウが、惜しみなく注ぎ込まれた良品。 ヴィッキー・チャオのキュートさにも当然加点。
[DVD(字幕)] 8点(2020-07-27 23:09:34)
200.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
沖縄の少女たちの受難を、見事に切り取っていると思う。 戦後23年で未だ本土復帰も果たしていなかった沖縄ゆかりの人は、この映画をどう観たのだろう。 吉永小百合演じる主人公の母親が乗る輸送船。 対馬丸でなければいいのにと願ったが、やはり対馬丸だった。 あの船に我が子を乗せた両親が沖縄戦を生き残っていれば、あのシーンをどう観ただろう。 本来なら人生の門出であるはずの卒業式は、米軍の爆撃が周囲に炸裂する中で行われる。 お国のためと命を投げ出す少女たちと比して、大本営の幹部たちの何と卑劣なことか。 少女たちの魂の何と無垢ではかないことか。 死と隣り合わせの日々を送ったことのない私には、まさに想像を絶する瞬間を生きて、そして散っていった少年少女たち。 救いのないラストも、戦争の虚しさ、悲惨さを私たちに突きつけている。 次代に残すべき映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-07-26 23:38:38)(良:1票)
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