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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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201.  殺しのドレス 《ネタバレ》 
デ・パルマ版『めまい』(『愛のメモリー』)の次はデ・パルマ版『サイコ』。ちょいと横領を考えちゃった女に対し、ちょいと浮気をしちゃった女に降りかかる恐ろしすぎる罰。剃刀の切り口と切られるときの音楽。主役の変更。二重人格。どこまでも『サイコ』。中年女の性欲を露骨に描くあたりがいかにもこの当時のデ・パルマっぽい。あのオチもデ・パルマのオリジナリティを感じる。ただ、ナンシー・アレン出演のデ・パルマ作品ってどうも細かいところでごちゃ混ぜになってしまう(私の頭ん中で)。あと、無駄に裸が多いのがどうにも安っぽい。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-25 19:14:36)
202.  リトル・マーメイド(1989)
ディズニー・プリンセスの中で最も等身大の女の子。我が娘のお気に入りプリンセスでもある。性格の良し悪しではなく、キャラクターの魅力はたしかにずば抜けているかも。お話はアンデルセン童話とは全く異なるハッピーエンドのミュージカル。べつに悪くはない。ただ、うちの娘は一度気に入ると、同じものばっかり観続ける(『となりのトトロ』『アラジン』が最長期間のヘビーローテーションでした)んですが、これはいっしょに観ててちょっと飽きたかな。たぶん絵が単調なんだろうか。例えば『アラジン』の空飛ぶ絨毯の動きの繊細さとかジーニーの表情の豊かさだとかって何度観ても楽しめるんだけど、『リトル・マーメイド』にはそういった絵の魅力が乏しかったような。せっかく人魚の尾ひれとかセバスチャンの動きとかアニメーションとしての見せ所の多い設定なのに。鑑賞環境は字幕版も観ていますがオリジナル音声が思い出せないくらいに吹き替え版を観まくってますんで「吹替」にしときます。
[DVD(吹替)] 5点(2008-03-14 14:51:00)
203.  カクテル
バスで都会へと向かう主人公の様は80年代版『真夜中のカーボーイ』といったところ。たしかナントカドッグとかいう犬のマークのバスで、車窓から主人公が見る景色にも犬が登場していたと思うのだが何か意味があるのか当時気になっていたことは覚えているんだけど、実際なんか意味があったんだろうか。中身は一人の男のサクセスストーリーを強烈なまでの省略を伴って進行させてゆく。その結果、なんの苦労も無しにプロフェッショナルなカクテルさばきを獲得し、唐突な出会いと別れが描かれるというご都合主義もいいところのトレンディドラマになってしまったのだが、アイドル映画としてトム・クルーズを際立たせようとしなくとも、トム・クルーズって人は勝手に輝いてくれる絵になる男なわけだから、もうちょっとトム寄りでないものにしてくれたほうが良かったような気がする。ま、でも巷で言われるほどの駄作でもないと思う。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-12-11 12:55:50)
204.  幻の城/バイロンとシェリー
詩人バイロンと詩人シェリー、シェリーと駆け落ちしてきたメアリーとバイロンの愛人でありメアリーの妹であるクレア、そしてバイロンの主治医のポリドリ。この男女5人がバイロンの別荘にて、暇をもてあましそれぞれが怪談話を創作しようということに。不屈の名作「フランケンシュタイン」と「吸血鬼」が誕生する歴史的一夜である。映画はその文学史上最も重要なこの史実を発端にその後それぞれに訪れる不幸とメアリーが生み出したフランケンシュタインを結びつけて物語ってゆく。もともとバイロンやシェリーはもちろんメアリー・シェリーのこともよく知らないので配役云々は違和感を覚えることなく鑑賞できました。フランケンシュタインをメアリーの幻想として描かずに、メアリー以外の人物にも見える、ほんとうに想像上の怪物が一人歩きしてゆくような実態を伴っているのが独創的。ただ、それぞれの葛藤がストーリー上でなぞられるだけなので感情移入の余地など全く無いし、そもそもいったい誰を中心に話が進んでいるのかが話が進行するたびに変わってて全体的に散漫な印象。もっと長尺にするかメアリーの描写を中心とした短いお話にするか、どっちかにしてもらわんと。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-21 13:45:31)
205.  お葬式
誰も扱わなかった隙間の題材を使い、その内幕とノウハウを面白おかしく見せるその手腕は、その後の伊丹映画の特色として継承されパワーアップされてゆく。パワーアップされてゆくごとに映画から離れてゆく。この伊丹十三初監督作である『お葬式』は、いわばテレビ的ともいえるその作風の中にあって必至で映画たらんとしていることが見てとれる。流れの中で実に浮いているシーンが2ヶ所ある。ひとつは浮いているゆえの違和感が鼻につき、ひとつは浮いているゆえの違和感が感動にも似た感慨を与えてくれる。おそらく映画たらんとするためにあえて浮かしているのだろう。前者は運転しながらのサンドイッチの手渡しシーン。意味不明でバカバカしいだけ。『新幹線大爆破』のパロディのつもりだろうか? 後者は宮本信子が丸太のブランコに乗って延々と揺れているシーン。これももしかしたら何かのパロディなのかもしれないが、そんなこと以上に、けして画面には映らない夫婦の人となりを垣間見てしまったような、あるいは見てはいけない恐怖の対象が延々と映されているような、目を見張らずにはおれないシーンでした。冒頭のホラー映画のような別荘地の描写なんかも好きですが、山崎努の声が邪魔してる。
[ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-03 14:58:50)
206.  4番目の男
ヴァーホーヴェンがオランダ時代に撮った『氷の微笑』です。『氷の微笑』のほうがシンプルで洗練されていて楽しみやすいが、こちらは宗教がらみということもあって、悪魔的な色合いがあって、より心理的に迫ってくるものがある。ただ、アルコール依存の男が見る幻想がエグイわりに「いかにも」なものばかりで、とくに宗教がらみの幻想がそのエグさも含めてありがちなものにしか見えない。「いかにも」な部分を大切にするのが娯楽映画に徹するヴァーホーヴェンなわけで、その徹底ぶりがときに幼稚に見えるのだろう。この「いかにも」なものを如何に楽しむかがヴァーホーヴェンの作品を楽しむコツなのだ。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-23 11:42:24)
207.  神田川淫乱戦争
浪人生の部屋は「文字」が張り巡らされたり、他の映画のタイトルが出てきたり、セックスシーンにジャンプカットがあったりと「ゴダールの洗礼を受けました」と臆面も無く宣言している映画ではあるけれども、その点に関してはだからどうなのよ、とも思ってしまう。実験にしては斬新さが無いし、面白いとも思えない。というかワクワクとかドキドキがない。ポルノとコメディとゴダールが絡み合った映画なんだけど、一番肝心な黒沢清がいないからだと思う。それでも全然ダメってこともなく、なぜ浪人生を救出しに行くのかを女二人の「これはいかん」「実にいかん」という言葉だけで納得させてしまう展開はかなりいい。笑ってしまった。笑うといえば、神田川での女同士の格闘の末の流されてゆくお母ちゃんも笑った。劇場用映画デビュー作にしてこの破綻ぶりというのが黒沢清らしいと言えばそう言えるかもしれない。
[映画館(邦画)] 5点(2007-06-11 13:35:54)
208.  パパは、出張中! 《ネタバレ》 
米アカデミーの外国語映画賞とカンヌ・パルムドールを獲っちゃってるらしい。たしかにここで描かれる時代のユーゴスラビアの政治体制に翻弄される家族の描写は、時代が様変わりした今でもある意味においては普遍性を持ち、人生に介在してくる政治がいかにその人生に影響を及ぼすかが痛々しく表現されている。そしてそんな体制に自己を装いながら強く生きる様のその奔放さに後のクストリッツァの原型を見る。ただ、僻地へと送られた主人公のどこかあっけらかんとした生活の描写に対して、主人公を逮捕した義兄と妹との深い溝、そして密告者である元愛人がラストのくだりで自殺を図るシーンの痛々しさはどうだろう。体制につく人間もまた翻弄されるというのはわかるが、ここだけ重すぎるような気がする。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-29 13:10:48)
209.  風の輝く朝に
貧しさも戦時下の厳しさも日本兵の残忍さも、すべて三人の男女を輝かせるために存在するかのように三人ともが実にいい顔をしている。ただ三人の中でチョウ・ユンファだけ、やたらとかっこ良すぎ。全然うろたえないし、焦らないし、強いし、頭良いし、二枚目だし。スクリーンではなくテレビ画面だったせいか、画面が暗くて見づらかったのも残念。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-11-30 11:26:48)
210.  ロサンゼルス 《ネタバレ》 
ニューヨークからロサンゼルスに移っても家族を襲われちゃう不幸な主人公ポール・カージィーもさすがに復讐にも手馴れた感があり、プロの殺し屋のように淡々と一人一人、どこまでも執拗に追い込んでゆく。前作『狼よさらば』の70年代映画の独特の空気を継承するも、70年代の世相はこのときすでに無くなりつつあり、前作のようなアクション映画でありながらも社会派の様相を呈した作風を堪能することは出来ない。ブロンソンの感情を押し殺した復讐っぷりに「さらば、『狼よさらば』」という郷愁を感じる。その郷愁に浸れるだけまだ良いとも言える。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-11-20 11:29:43)
211.  グーニーズ
シンディ・ローパーのPVで見ただけでもいかにもお子様向け冒険活劇だったので当時は無視していたのだが、なぜだか映画をほとんど観ないヨメさんのお気に入り作品としてDVDがウチにある。正直、なんで人気があるのかわからん。遊園地のアトラクションを疑似体験してゆくだけの映画にしか見えんのだが、それゆえに童心に返れば楽しめるということなのだろうか。いちいち無理やりな展開を指摘するつもりもないし、むしろ「無理やりやなー」と笑って観ていられる空気はちゃんとあったから、全く楽しめなかったわけでもありませんが。一番の見所は物語が始まる前、脱獄からカーチェイスのシーンでしょう。ここはリチャード・ドナーしてます。
[DVD(字幕)] 5点(2006-11-16 12:42:05)
212.  3人の逃亡者
これ見たときはオリジナルとあまりにいっしょで拍子抜けしちゃいましたが、なるほど、鱗歌さんのレビューで納得。でも同じことをしてるのに雰囲気が少し違う。どこか軽い感じがするのはキャストが違うからだけではないでしょう。照明の明るさやちょっとした新ギャグがオリジナルのフランス版にはない軽さを演出している。好みの問題もあるだろうがアメリカ映画に山ほどあるこの軽さを催したこの作品よりやっぱりオリジナルのほうが好き。それに唯一大きく異なるラストシーンが断然いいんですよ、オリジナルは。笑いと涙の織り交ぜ具合は変わらず良し!ということで。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-27 15:53:24)
213.  デストラップ/死の罠 《ネタバレ》 
まず中盤に一つ目のどんでん返しがあるのですが、へちょちょさんのおっしゃるように『悪魔のような女』を見ている者にとっては予想の範疇なわけです。というより、そのどんでん返しはまさか使わんわな、という不安が敵中してしまうわけです。ま、中盤だからと気を取り直すも、その後もだいたい予想できる展開で、ミステリーとしては弱いです。カメラを固定して長回しで撮るスタイルは舞台劇のようで、なんで舞台劇の映画化なのにわざわざ舞台劇のように撮るんだろうと思ってたら、その撮り方がラストのオチに繋がる伏線になってたのには参った。劇中のトリックはショボイけどルメットのトリックはなかなか高度ですよ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-20 11:55:33)(良:1票)
214.  その男、凶暴につき
静かな間を置いて唐突に描かれる暴力描写。今ではすっかり定着した北野武のこの暴力描写は、それまでのバイオレンス映画には無い身近な怖さを再現することに成功している。当時、バイオレンスでありながら、なかなか撃たないので一発の重みがある、なんて評を読んで見に行ったわけですが、最後の方はけっこうドンパチしてて、今にして思えば北野色よりも奥山色が強い作品だなぁと思う。もともと奥山×深作の予定だった映画なのであたりまえといえばあたりまえなんですが、その中で北野色をしっかり垣間見せたのは、監督・北野の手腕として評価できると思う。でもあのオチはガク-ッときました。アレさえ無ければねぇ。まさに蛇足。
[映画館(字幕)] 5点(2005-04-11 16:19:12)
215.  ビクター/ビクトリア
劇中のショーでたっぷりとジュリー・アンドリュースの歌を聞かされるわけですが、私には助長に感じられた。ドタバタに撤してもよかったんじゃなかろうか。ところどころで笑わせてもらったが、ドカーンと爆笑まではいかない。コメディだから冒頭のジュリー・アンドリュースが飯も食えないほどの貧乏に見えないとか、男のどこに魅力を感じて好きになっていくのかがわからないとかは目を瞑るとしても、結局この手の作品は主演女優に魅力を感じるか感じないかで評価が左右されてしまうところがある。魅力を感じられたら最高なんでしょうが。
5点(2005-02-02 10:44:39)
216.  溝の中の月
よ、よーわからん..。ジェラ-ルの弟もロレッタの兄も結局だれかれかまわず疑惑の目を向けるジェラ-ルの内情を見せるためだけに登場し、ジェラ-ルの妹をレイプした犯人を探し続ける行為も廃墟から抜け出せない自分を正当化するためのものでしかない。そして廃墟から抜け出したい願望がロレッタとの恋愛感情に化け、踏ん切りよく抜け出したはいいものの、やっぱり廃墟がお似合いさ。って話?(かなり独善的解釈かも。)まあ、内容よりもベネックスによって作り出された異世界を楽しむ、そんな映画でしょうか。
5点(2005-01-25 11:41:10)
217.  月の輝く夜に
その辺にうじゃうじゃ転がってるラブコメより内容は薄いかもしれない。ただ、イタリアのエッセンスをまぶしただけで独特な作風に仕上がっている。男が複数の女を追うのは死への恐怖から、という哲学的な会話があるが、男と女の考え方が一致し女の自分の気持ちに対する確信を得る材料だけに終わってしまっているようで残念。じいさんの一言は笑いました。
5点(2005-01-24 10:16:36)
218.  コックと泥棒、その妻と愛人
あのオッサン、このレストランのオーナーでしょ?なんであんなに下品な振る舞いを自分の店でするの?いやいや、これはストーリーを見てはいけない映画でした。ストーリーを追わなければ、人物を食材や調理器具を隔ててとらえる画といい、緑や赤の色使いといい、”美”を作れば同時に”汚”も生み出すという判っていても目をつぶってきたものを見せつけるこの作品の意図的な無神経さ(なんか日本語おかしいですね、、)といい惹かれるものはいたるところに散らばっている。でもいくらストーリーを追わないっていってもあのオチはどうかなぁ。コックが一度は断わっておきながら「それならば」と了承した、その「それならば」がよく解からん。てか、妻とコックの会話は無いほうが最期までストーリーを無視して鑑賞できたような気がする。
5点(2004-10-27 10:52:11)
219.  セックスと嘘とビデオテープ
嘘で固められた自己の深層心理に迫るという小難しい題材でありながら、登場人物を4人に絞りシンプルでわかりやすく退屈しない作品に仕上がっている。ただ、【らふらんす】さんもご指摘しておられるように旦那のキャラが突出しすぎている。わかりやすすぎる。旦那の行く末もありきたり。ビデオに告白するシーンがなんとも言えぬエロスを感じさせ、謎めいた部分が徐々にあらわになっていく緊張感を見事に表現しているだけに、旦那のキャラの明快さは勿体無い。そんな観客に媚びなくても4人に絞った時点で十分わかりやすいのに。
5点(2004-10-25 11:22:30)
220.  フェーム
みんなで歌い踊るシーンが本当に盛り上がって歌い踊っているのかミュージカル風演出なのかわかりずらい。前者なら醒めた性格の私には寒いだけ。後者なら生徒だけのダンスに不満。オーデション風景や授業風景はそれなりに楽しめるし、青春につきものの「夢」と「挫折」、「喜び」と「悲しみ」が適度に散りばめられているのも好感が持てるが、イマイチのれなかった。ノリノリのダンスムービーに「挫折」や「悲しみ」といった「負」の部分や、人種や貧富の問題、あるいは環境の問題、大人も含めた個人の悩みなどをさりげなく導入するあたりがいかにもアラン・パーカーらしい。
5点(2004-08-24 15:03:36)
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