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ルクレツィアの娘さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 349
性別 女性
自己紹介 基本的には、お金を掛けた映画と歴史時代物が好き。

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201.  007/消されたライセンス
スーツより砂漠の衣装が似合ってしまう、ティモシー・ダルトンのジェームス・ボンド。個人的には好きなんだけど、007シリーズとしては、やはり貫禄負けしてる。
5点(2003-11-17 15:37:24)
202.  突入せよ!「あさま山荘」事件
まじめに作っているだけで、要は、踊る大捜査線と同じ。警察内部のばかばかしい序列や意地の張り合いによる命令系統の混乱、現場指揮官と本部との乖離、民間人に協力を要請しながら現場の事実をきちんと調査しないお粗末さ。etc・・・・・・。しかも、過去の物語なので、語られるだけで、良い方向へ向かうための指針も示されないし、どこが問題だったのかをきちんと分析するわけでもない。孤軍奮闘する主人公がカッコイイだけで、浅間山荘事件の真相すら見えてこない。犯人たちに有名役者をそろえる意図も不明。面白がっているだけなのか?
3点(2003-11-17 15:34:06)
203.  阿修羅のごとく
小さな波風がありつつも、非常に狭い世界の中でゆったりとストーリーが進む。まさに邦画です。昭和の雰囲気もちょっとイイ感じ。特に灯屋提供と思われる、レトロキモノは素晴らしい~。主役級の役者がそろっているせいで、誰が主役なのかも分からないところが、良いのかもしれない。みんなそれぞれスゴイし、そんなに上手にでもない深田恭子までもが、熱演に加わってしまってる。大竹しのぶと桃井かおりの対決シーンなんて、役を超えて女優対決ですよ。すごすぎる~。中村獅童さん、いいキャラです。
5点(2003-11-17 15:18:36)
204.  アザーズ
耽美的な雰囲気が良かった~。こういうのを、ゴシックホラーと呼ぶのですね!!! 特にニコール・キッドマンの格調高い美貌が素晴らしい。重厚な作品に出演してアカデミー賞もらうのも良いけど、ため息が出るほど美しくコスプレが似合っちゃうのだから、キッドマンにはこういう作品にもっと出演して欲しいです。霧に包まれた館全体の低温な雰囲気と、不思議な病気の子供たちの妙な切実感が、何だか最後まで引き込まれてしまいました。話自体はオチが見えているし、それほど素晴らしいとは思わなかったんですが。
5点(2003-11-17 14:48:29)
205.  リベリオン 《ネタバレ》 
男の子の妄想(あるいは少年漫画の原風景)を、丁寧に結晶させて、映画化したような作品。非常に単純なストーリーだし、ガン=カタなる武術の、笑っちゃうほどの圧倒的強さは、ツッコミをせずに楽しみなさいという感じ。犬に愛情をおぼえた主人公が、その犬のために部下を殺し、反逆者を逃がすために、さらに多くの部下を殺す。自分の身が危うくなれば、職務に忠実なだけの同僚を陥れようとする。感情が芽生えはじめても、周囲の人間を同じ人間として認識していない主人公の、ゆがんだ部分というのは、意図したモノなのか???  主人公の息子と、ショーン・ビーン演じるパートリッジが、なかなか存在感があって興味を惹かれた。芸術品や装飾品の一切を禁じた独裁者の部屋に、名画が飾られ、装飾的な内装になっていたのは皮肉たっぷりだ。たぶんかなりの低予算で制作された映画なのだと思うが、一つ一つのカットが案外に美しいので感心した。マトリックス3部作で、CGを多用しすぎた映像に食傷気味だったので、こういう映画のほうが制作者の思い入れが伝わる気がしてくる。抑圧された独裁体制下より、節制無き無秩序状態のほうが、実は恐ろしいので、独裁者を倒して市民が武器を取って反乱を起こしたラストの「その後」のほうが、壮絶なストーリーがありそうだが、だからといって続編を作ろうと思わないで欲しいものだ。
6点(2003-11-10 09:39:32)(良:1票)
206.  フィラデルフィア
問題提起がハッキリしていて、考えさせられて、しかもテキスト的にならずにいるので良い作品。トム・ハンクスもさすがだったけれど、デンゼル・ワシントンの演技も秀逸。あの弁護士のキャラクターが何よりとても良かったのだと思う。実際に、まったく偏見を持たずにいられるわけがないのだ。だが、偏見はあっても差別をしないということは、とても大変だと思うので、あの弁護士はとても素晴らしい。当時は新人のアントニオ・バンデラスが、なんていうか、たしかにさりげなくそこにいて、存在感がある。
9点(2003-11-06 14:07:12)
207.  スパイダーマン(2002)
なんでヒーローのくせに、アンタ、こんなヒロインに一途なのよーっ!! と叫んでしまいたかった。でも、ごくフツーのレベルすら下回っていた存在の主人公に、急にエグゼクティブなヒーローになれというほうが無理だったんだね。普通の人間がヒーローになっていく、その段階に現実感がある。まずは賭け試合で儲けようとしたり、自分で写真を撮って売り込んだりとか、セコイとこがイイね。そして、やっぱりビルの谷間を飛んでいく場面は爽快!! 「運命を受け入れろ」というキャッチコピーに、プラス1点をあげたい。
7点(2003-11-06 11:33:37)
208.  ピアノ・レッスン
映像が美しく、音楽も良い。あまり語りすぎていない(少々説明が足りない部分もある)が故に、ハンターの演じるエイダの内面を、ピアノの音にシンクロしながら自分勝手に想像して観た。ピアノが彼女の言葉の代わりであり、意志と感情である。それを捨てさせて自分の保護下に入れようとしたダンナの行動もわかるような気がするが、やはり、女性としては主人公母娘に共感する。ピアノを与えた原住民の男は、彼女の存在そのものに興味を抱いたのである。彼女の内面を解き放ち、直接捕らえようとしてくる男に、エイダは答えたのだ。「娘にとって、ああいう母親は道徳的に問題がある」という意見もあるが、閉じこめられた母親の悲しみに、娘が気づかぬはずない。
10点(2003-11-04 20:13:55)(良:1票)
209.  キューティ・ブロンド
ファッションと小道具に凝っているので、軽く楽しめる映画。個人的には、お金を掛けて、ピンクのファッションをするセンスがよくわからん。犬が可愛かった。お金持ちの女の子が大学で「社交」と称して遊び回っているのも、法曹界で男尊女卑なのも、なーんだ、アメリカでもこんなものなのね、と認識した。個人的には、エルを振った男の婚約者が、案外と素敵だった。
5点(2003-11-04 19:43:22)
210.  ワーキング・ガール
公開当時、私もスニーカーで通勤しよう!!と、意気込んだことを思い出す。会社の買収話が軸になっているあたり、アメリカも日本も、まだ経済に元気があった時代の映画なんだなぁと、懐かしい気分になってしまう。また、新聞や雑誌の切り抜きをならべているところが、時代を感じさせる。しかし、インターネット時代になって、多くの情報を手に入れられるようになっても、メラニーのように「見える」ようになっていかないなぁ、自分。
5点(2003-11-04 19:31:57)
211.  セブン
サスペンス映画としては非常に秀逸。役者たちが、それぞれ主張しすぎることなく、うまく調和していて良かった。ただ、あまりのグロテスクさに、不快感が残る。
6点(2003-10-31 14:35:54)
212.  キャスト・アウェイ
無人島で生き抜く、サバイバル映画だと思ったんだけど、突然4年後に飛んでしまい、驚いた。全体的にはあまり面白くなかったけど、ラストが良かった。すべて新しく始めようと決意した主人公が、とりあえず自分の生還に手を貸してくれた荷物を、本来の持ち主へ届けるところから始めたラストが、非常にすがすがしく印象的だった。
5点(2003-10-31 14:31:54)
213.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
デュカプリオで観客を釣っておいて、実は四銃士のお話、というのは素晴らしいかも。あり得ないよ~と思いながらまで最期までストーリーを楽しめた。デュマの原作ファンからすると、あんまりにもあんまりな内容の変更で、いろいろ文句が言いたいのだが、換骨奪胎の良い例だろう。ガブリエル・バーンの静かな迫力のダルタニャンも渋くて素敵だったが、なにより、配役を見た瞬間目を疑ってしまうほど非常に不安だったのに、ちゃんとアトスに見えたマルコヴィッチに敬意を表したい。
7点(2003-10-31 14:27:03)
214.  アンナと王様
チョウ・ユンファがそれなりにタイの王様に見えてしまったが、たぶんタイの人から見ればブーイングものだろう。しかし、押し寄せる欧米文化に立ち向かう、という意味でかつての日本とも重なったし、全体として今までの「王様と私」から比べれば格段に良い作品。明らかに今までの作品は、タイを低い文化と見なし、バカにしている傾向が強かったが、この作品はタイの王室とタイの文化歴史に敬意を払っている。「アンクル・トムの小屋」のエピソードにもそれを感じた。また、アンナがインドをイギリスだと思っていて、インド人の使用人を当然のように使っているところとか、アンナが決して一般の女性より開明的で賢いわけではなかったことを教えていて、興味深かった。後半は安易だと思う。とくに、ラストの二人のダンスは、ちょっとやりすぎ。原作を読んでいないので、詳細は分からないけれども、なんだかアンナのうぬぼれっぽい。ただ、ラストのラストを王太子の視点にきりかえてタイの近代化が始まることを示したのは良かった。後半にたくさん文句があったのに、これだけで感動させられてしまった。そして、セット・衣装がこれだけゴージャスだと映画を観ていて嬉しい。
6点(2003-10-31 14:19:30)
215.  ティファニーで朝食を
何度観ても、オードリーの美しさや可愛らしさに驚嘆のためいきがでてしまう。あやうく、もろく、あさはかなホリーが、オードリーが演じたとたん、可憐で魅力的でお手本にしたい女性に見えてしまうところが、すごい。舞台であるティファニーのお店の前を行き交う、ゴージャスな人々も、チェックしているとなかなか面白い。個人的には、ホリーではなく、ポールを囲っていた奥様に感情移入してしまうので、ポールに別れ話を持ち出された彼女が、精一杯の虚勢を張って、すがりつくまいとしているのが可哀想で痛々しかった。ヒモ男でなくなったポールと、前科持ちになったホリーが、今後きちんと生活していけるとは思えないが、ムーンリバーの音楽にのせられて、ラストシーンで「良かったねぇ」と思ってしまう。古き良き傑作映画ではあると思う。
7点(2003-10-28 21:07:35)(良:1票)
216.  フェイス/オフ
何人もの人に「面白いよ」と勧められたが、トラボルタの顔も、ケイジの顔も、嫌いな私にとっては、ストーリー以前の問題だった。一応、最後まで観て、娘の反撃がカッコよかったのと、教会の中での銃撃シーンが笑えるほど荘厳だったのが、印象に残った。
3点(2003-10-28 20:51:13)
217.  チェンジング・レーン
最初から、オチは分かっちゃう感じのストーリーだったけど、感情の暴走というものをうまく描いた作品だと思った。それにしても、サミュエル・L・ジャクソンは、作品によって風貌がだいぶ違って見える素晴らしい役者だ。この作品のような、粗野で節制が効かずキレやすいキャラも演じられるんだなぁと、感心してしまった。でも、心の奥底にきちんと良心を持っているのが、伝わってくるのがいいですね。対するベン・アフレックがまた、傲慢な役の似合うこと。映像より小説(文字)のほうがこのストーリーは面白かったと思う。原作ってあるの?
5点(2003-10-28 20:44:10)
218.  ゴールデンボーイ(1998)
凍りつかせるような空気を持った演技のできる美少年ブラッド・レンフロと、上品で穏やかな物腰の裏に不気味なものを持っていそうな雰囲気のイアン・マッケラン。まさに、人の心の闇がテーマとなっている映画で、妖気ただよう怪演のぶつかりあいがすごかった。が、脚本としてはもう一ひねり欲しかったような。
7点(2003-10-24 21:49:49)
219.  スタンド・バイ・ミー
自分のせいではない、さまざまな不幸にさらされ、自身を取り巻く現実に傷つけられた少年たちの物語といえる。リバー・フェニックスの存在感は抜群。ほかの子役もうまい。冒険の途中のいくつものエピソードも切ないが、エピローグによって、彼らがその後も現実と戦いながら一所懸命に生きて、結局は敗れていくことを知り、涙が止まらなかった。
8点(2003-10-24 21:41:18)
220.  ロング・ウォーク・ホーム
ウーピー・ゴールドバーグは、こういう静かな力を演じられる女優なのだと、改めて感嘆した。非常に淡々と、差別の実態を描き出している。ミリアムは熱心な差別反対者ではない。ただ、おかしいと思ったから、ただ、ついでに車に乗せてあげたほうが都合がいいと思ったから、という、本当に単純な善意なのだ。その善意は育ちの良さ・裕福さに起因することが、さりげなく冒頭で示される。黒人女性に理解を示すことを、夫をはじめとする白人社会から非難され、攻撃されたときに、はじめてミリアムは差別に気付く。そして積極的に運動に加担するが、夫には内緒にする。一方で、バス・ボイコットをして長い距離を歩くことを決心し、そのことが大きな力になって白人社会を揺さぶるのだと知っているオデッサは、ひたすら歩く。決して声高に主張するわけでも過激に運動するわけでもない。そして自分たちの側に踏み出してきた、善意あふれる奥様が、攻撃を受けることを心配する。そして、最初バス・ボイコットなんかしても何も変わらないと思い、母親が家事をできなくなったためにとばっちりを受けていると不満だった高校生の少女が、自身の危機と弟の無抵抗の抵抗の中から、ようやく抵抗運動の意味を学ぶ。黒人の中にも温度差があり、白人の中にもおかしいと思いながら行動できない人々がいる。いじめや差別の、いつもある構図ではあるが、それをきちんと直視しながら、3人の女性が、丁寧に愛情を持って描かれている。
8点(2003-10-24 21:30:40)(良:1票)
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