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ともともさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 508
性別 女性
年齢 47歳
自己紹介 皆様ご無沙汰しております。
やく四年ぶりにネット環境が復活しました。
私の事、覚えていてくれてる人、いるかな?
まだじゃんじゃんレビューしたいと思います!

以前は見た映画すべてをレビューしていましたが、最近は見て「いいな」と思った作品、他の人にも見ることをおススメしたい作品だけをレビューしています。
歳のせいか、辛口コメントを書くのがしんどくなってきました。なので今年からのレビューは、総じて平均点が高めです。

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201.  ハワーズ・エンド
アイボリー作品はほとんど見ているが、この作品が一番パンチが効いていない。ようするに「どうだっていいじゃん」という次元の話が延々続き、最期だけがドラマティックに盛り上がっている。ハングリーじゃない。かといって貴族の退廃を感じるには、エマ・トンプソンのキャラクターがあっけらかんとしすぎている。英国田園風景と、そこに溶け込むヘレナ・ボナム・カーターの絵画的な美しさには、目をみはるものがある。
6点(2003-11-18 20:50:25)
202.  愛しのローズマリー
わたしもハッキリ言って、過度のデブは嫌いです。自己管理能力と健康に対する認識の欠如だと思うので。けれどこの映画のように、デブを笑い者にしていながら、「やっぱ人間は心だね」みたいな結論のもって行き方には、反感を覚えます。もちろんファレリー兄弟の映画を、「ノートルダムのせむし男」や、「エレファントマン」、「道」や藤山直美の「顔」と同列に論じる気はさらさらありません。だがハルが何故「デブでもいいや!」と思ったかという所に、この映画は全く説得力がありません。これなら「やっぱデブは嫌い」という結論だった方が、よほどマシです。いくらコメディーだからといって、「デブ」という女性にとって大いにデリケートな問題を扱う以上、もっとなにかしてくれる結末(大笑いさせてくれるとか、みたこともない結末にビックリさせてくれるとか)を見せてもらいたかったです。結論としてこの映画は、グィネスを女性誌で「オードリーを彷佛させるデビューを飾ったスタイリッシュなアカデミー女優」から「女に嫌われる女性タレント」に引きずりおろすのに一役買っただけになりました。
1点(2003-11-18 06:53:58)(良:3票)
203.  耳に残るは君の歌声
小さな少女が父を探す物語に託された、あの暗く重い時代を語るスペクタルロマンです。全体に抑えたトーンの中に、時折きらめく色(例えば花火、ジプシーの焚火、ケイトの真紅のくちべに)に、女性監督ならではの繊細な感性が伺えます。多くを語り過ぎず、短い時間の中で、あえて少女の将来を決定しない余韻を持たせたラストも好きです(いつか彼女がチェイザーと再会出来ることを、勝手に想像)。またそういった分析を排除して、音楽を楽しみながら、環境映画の様に、ただ眺めるという見方も出来るでしょう。それなりにアラもあり、傑作とはいえないかもしれませんが、私はこの映画を手に取って良かったと思えました。
9点(2003-11-17 22:33:25)(良:1票)
204.  ダイヤルM
ワイシャツに黒パンツにガーターストッキングでウロウロするな~! 脱ぐならもっといさぎよく脱いでくれ!
2点(2003-11-17 15:08:08)(笑:2票)
205.  夜になるまえに
一介の主婦やサラリーマンを、伝記映画にする監督はいない。だからレイナルド・アナレスという、かくもドラマティックで波瀾万丈の人生を送った人物を映画の題材として選んだ時点で「ズルイ」のである。ストーリーは面白く、ホコリっぽい世界と澄んだ水の対比が巧妙で美しい。主演のハビエル・バルデムは文句なしに上手い。歩き方や話し方のカマっぽさの中に、鋭い視線が光っていた。また、ほんのチョイ役のジョニー・デップが、さすが大スターのオーラを感じさせる二役で、同性愛という性質上、女性キャストが少ない本作に、華を添えている。だから二時間以上の長い映画にもかかわらず、楽しむことが出来た。しかしこの監督は、アナレスに関するある程度の予備知識がない観客を相手にしていない。この時代の、バティスタ政権→カストロ政権→キューバ危機にいたる流れが、解っている上での運びとなっていて、キューバ人には当たり前の歴史でも、日本人の私は、少々混乱した。アナレスが最期に弱っていくのが、「エイズのため」という明確な言葉による説明もない。全体が詩的でスタイリッシュにまとめられているため、芸術の香りは強いが、エンターテイメントとしての解りやすさが、あまりにも無視されている様に感じた。少々辛いと思いつつの7点。
7点(2003-11-17 15:04:09)
206.  D.N.A.
スタッフキャスト全員に、退化を抑える血清を・・・・
1点(2003-11-14 22:45:59)(良:1票)
207.  クリムゾン・リバー
ひとつのテーマをじっくり掘り下げて描くのが、ヨーロッパ映画の良さなのに、この作品はハリウッド製豪華弁当みたい。あれもこれもと詰め込みすぎて、全ての味がマズい。ネオナチ、猟奇的殺人、雪山、大スター、悪魔、アクションと、観客の興味をひきそうなものを並べ立てたはいいが、そのどれもが中途半端で、オチが綺麗にまとまらなかった。発想とカメラは良かったから、作り様によっては面白い作品になり得たと思うのに。ひじょうに残念です。
3点(2003-11-12 22:46:37)(良:1票)
208.  シザーハンズ
私の人生No.1映画。美しく、楽しく、感動的で、少し残酷な原題の大人の童話。この映画について、あれこれ語る術が見つかりません。この映画に出会えた幸せをかみしめて、家族にも友人にも、いじわるな人にも嫌いな上司にも、のべつまくなしに薦めまくっている1本。
10点(2003-11-11 12:03:17)
209.  マレーナ
あるがままを淡々と追う中に、胸がしめつけられるような哀愁と、涙が出る程のせつなさを盛り込めるのは、まさにヨーロッパ映画ならでは。マレーナを眺める少年の視線に徹底しているようでいて、どこか一歩引いた所から眺めおろす第三者の目も感じられる。音楽も美しく、海辺の町の明るい太陽と、戦争の中で殺伐とした人々の心の対比が、痛いほどだった。女性をあまりにも生生しく描いているせいで、反発や嫌悪感を覚える女性も多いとは思う。私は、その醜さを直視する痛さがまた、この映画の良さのひとつに思えた。だがこの映画の成功の一番は、何と言ってもモニカ・ベルッチ。個性的なファニーフェイスが大流行の今、こんなに完全なる美貌を持った女優がいたとは! 彼女の目の動き、指の仕草、衣服が風にはためく様までに、うっとりさせられる。ある女流作家が「女は自分よりあまりにも美しい女に出会った時、崇めて服従するか、徹底的に虐めるかの2パターンの行動しか取らない」と語っていた言葉を思い出した。裸になってリンチされていても、少年たちのオカズになっていても、決して高貴さを失わないあの姿は、女として究極の憧れです。
10点(2003-11-10 22:52:32)(良:1票)
210.  ゴスフォード・パーク
多様な見方が出来る意欲作だと思う。イギリス上流階級の雰囲気溢れる美術を楽しみながら、ボーっと眺めるもよし。頭をクリアにして、アガサ・クリスティーの小説を読むように、犯人探しにせいを出すもよし。まるで自分もこのお屋敷の使用人の一人になった気分で、貴族たちのスキャンダルにわくわくしながら観るもよし。まるで二層の舞台があるかのような演出が巧みで、ごちゃごちゃしているようで、全てのシーンに意味がある。さすがはロバート・アルトマンと敬服しました。いわゆる名画とはまた違う、「映画を観る愉しみ」を存分に味あわせてくれる。ただ、もうあとほんの少しでいいから、最初に登場人物についてのある程度の情報を与えてくれたら、はじめからもっとこの映画を楽しめたのにとは思いました。
8点(2003-11-10 22:21:26)
211.  恋のドッグファイト 《ネタバレ》 
いやもう陳腐ったら陳腐なんですよ。海兵隊員たちが「誰が一番不細工な女を連れて来れるか」というパーティーを開くんです。そこでリバー演じるかっちょいい海兵隊員が、町でリリー演じるブスでデブ(特殊メイク! かなり恐い)な女の子を連れて行くわけです。まあお決まりパターンで、最後はかなり強引な展開ながらリバーとリリーが恋に落ちると・・・ あらだらけ、低予算、オイオイという突っ込み所満載の映画でしたが、まだ恋に恋する中学生だった頃(ちょうど自分の容貌を気にし、自信をなくしたりする時期ね!)に、憧れのリバーが、自分より不細工な女の子と恋に落ちるのを見て、胸を熱くしたあの気持ちは、一生忘れません。他人にはぜったい薦めませんが、わたしの中では結構重要な位置を占めている思い出の映画だったりします(笑)。
8点(2003-11-10 14:44:12)(良:1票)
212.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
素晴らしく、悲しく、かつ恐ろしい映画だ。人間は、邪魔な他者を排除することによって生き延びてきたのだという、お綺麗な社会の中で忘れ去られていた現実を、まざまざと見せつけられた。ラストのジョージの行動を、善とも悪とも描かずに、ただ深い悲しみで描いたことにより、切り取られた人類の歴史の中のある現実のひとつの悲劇が、胸に痛みを残す。「人は泣きながら生まれてくるのだ」という言葉を思い出した。レニーもジョージも、牧場主もその妻も、泣きながら生まれ、少しの楽しい出来事と、たくさんの辛い出来事が起きる人生を、悩みながらも生き、けれどその生はふとしたきっかけで、紙切れのようにちぎれてしまう。生命を持つものなら誰もが感じながら、忘れたふりをして日常を送っている哀愁に、正面から向き合った、勇気ある作品だと思う。スタインベックの世界を表した色調も素晴らしかった。
10点(2003-11-10 08:48:54)(良:1票)
213.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 
マイケル・ムーア氏は、とても頭の良い人間だと思う。主張も斬新かつ的を得ていて、魅力的だ。(銃なんて、我々には関係ないわ、と思って見始めた本作。問題は「恐怖」である、という結論には、戦慄を覚えた。殺傷能力はともあれ、我が家の台所の包丁だって、人は殺せるのである。)だが彼に一抹の「うさんくささ」を持つことも、大切だと思うのだ。あの野球帽、あの語り口、あの強引さ。彼も「アメリカの白人」のひとりなのだ。わたしたちが彼に同調する必要はない。私たちは「日本人」として、独自の、アメリカなんかより長くて美しい文化を持っている。そして多くの殺戮を行った大日本帝国、ハラキリの侍文化を経ていながらも、平和憲法9条を制定し、少なくとは表面上は、平和で治安の良い国家を作り上げたのだ。そのことをムーア監督にもブッシュ大統領にもC・ヘストンにも、その他アメリカ国民にも、もっと胸を張って威張るべきなのだ。アメリカの属州になり下がることは、絶対に避けなければならない。この事を我々に明確に指し示したことが、この映画の最も大きな意義だと思う。
8点(2003-11-09 23:22:37)(良:2票)
214.  日の名残り
映画のたのしみの一つに、自分がまったく知らない世界を、疑似体験出来る、ということがある。この映画はまさにそれ。アイボリー監督独特の、奇をてらうでもなく、衝撃を与えるでもなく、重厚かつ眈々とした作り込みは、小さな住宅すらまともに管理出来ないグウタラな私を、二時間十分の間、イギリス貴族の有能な執事の世界に浸らせてくれるのである。映画という性質上、たしかに原作と比べて、スティーブンスの微妙で繊細な心理描写は描ききれていないが、この音楽と背景と効果音(この映画の効果音はなかなか素晴らしいと思う!)と役者の上手さは、総合芸術として、見て損はない、美しさだと思う。
9点(2003-11-09 11:47:09)(良:2票)
215.  ロミオとジュリエット(1968)
まだ恋に恋していた少女の頃に見ました。真っ直ぐで潔癖で美しい愛、愛、愛! 憧れに胸を焦しました。ストーリーにドキドキハラハラし、オリビアの美しさに憧憬を抱き、彼女のセクシー・ショットに思わず一時停止。ラストは涙涙でした。この映画を見ている時間の、何と濃かった事! 音楽や衣装やカメラも完璧で、まさに非のうちどころ無い傑作といえるでしょう。
9点(2003-11-07 19:54:44)
216.  イングリッシュマンinニューヨーク
この映画を見て、「面白い」とか「可愛い」とか「キャー!」とか思う人は、紛れもなくダニエルファンでしょう。つまり、それ意外の人には何の意味もない駄作という事です。まぁ天才の気まぐれって事で・・・
4点(2003-11-07 06:55:52)
217.  存在の耐えられない軽さ
「せつない」という言葉が、これほどしっくりくる映画は、これをおいて他にないでしょう。男とはこういうもので、女とはこういうものであるという差異をきちんと描いた上で、歩み寄り、愛を深めて行く男女のかたちが、こんなにも見事に描かれた映画を他にしりません。欧米ではテレザの「重さ」が、日本ではサビナの「軽さ」が、女性たちに憧れの対象として支持されたそうです。私はどちらも、それぞれに好きです。これは究極の恋愛映画だと思います。
10点(2003-11-05 13:59:21)
218.  恋する人魚たち
極度に誇張された思春期の女の子と極度に誇張された我が儘な熟女のコンビは、とてもコミカルなのに、観る女性に様々な事を考えさせる。自分で「いやだなぁ」と思っている自分の部分を、この二人がハッキリキッパリ演じていて、身につまされる。見た目は冴えないけど、完成された精神を持ったルーと、格好いいけど不完全なジョーの対比もまた、地味ながらよかった。シェールのスタイリングが、昔のバービー人形の様で素敵。
8点(2003-11-05 13:45:39)
219.  パルプ・フィクション
まさに90年代感覚。私は90年代に青春を送った世代なので、この感覚がたまらなく好きです。人が死ぬ映画には、考えさせる映画と、考えさせない映画の2種類があると思う。前者は例えば「カッコーの巣の上で」「二十日鼠と人間」「ギルバート・グレイプ」など。これらの映画の中の死を見る者は、噛みしめ、考え、飲み下さなくてはならない。けれど後者における人の死は、「!」と同じ。ちょっと見るものをビクッとさせる感嘆符みたいなものだ。これを「命が軽い」などと論ずるのはナンセンスだ。そういうB級精神の生えていな人間は見るべからず。加えてこの映画が、作られては忘れられて行くB級映画たちとの一線を画すのは、タランティーノの全てのセンスのすごさ。髪型、家具、車、バイク、音楽。こういう細々したものがまた、見るものを飽きさせない。この映画がキライな人とは一緒に生活出来ないなぁ、と思う映画の一つ。
10点(2003-11-04 21:41:03)(良:1票)
220.  ダメージ 《ネタバレ》 
ジュリエット・ビノシュの独特のいやらしさ(何というか、セクシーではなく「いやらしい」の。少し不潔な感じ。ふてぶてしくて、どっしりした)と、ジェレミーの紳士ぶりが映画にベストマッチ。中盤までは興味深く、適度にハラハラさせられた。でもあそこで息子があっけなく死んだのには「?」。そんなのってあり!?  見終わって、監督があの「ルイ・マル」と知って目が点。キューブリックといい、マルセル・カルネといい、若い頃斬新な映画を作っていた人って、老いてもその時代に合った斬新さを求めるもついていけず、駄作を作ってしまうものなのでしょうか。
4点(2003-11-03 22:26:21)
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