201. セブン・イヤーズ・イン・チベット
実話を元にした映画なので、普通の映画より際立って面白いというわけではありませんが、これによってチベットや当時の世界の様子をうかがうことが出来ると思います。 6点(2003-12-26 02:39:55) |
202. KYOKO
幼い頃にダンスを教わったGIを訪ねにアメリカへ渡り、そこで数々の人と出会うヒューマンストーリー。軽快なラテン音楽が作品の雰囲気をより引き立てているし、軽薄な人や人情深い人など、登場人物も様々で、人との出会いによって主人公も少しずつ変わっていく様子がとても良い。 6点(2003-12-26 02:30:41) |
203. 深海からの物体X
題名は【遊星からの物体X】をパロった物なんだろうけど、あちらさんの原題がThe Thingに対してこちらさんはCreatures from Abyssだから、特にいい加減なタイトルじゃないと思います…と思ったらなんとこの映画!調べて見ると実は94年の製作で大元の原題は【PLANKTON】だそうな!なんともいえないなこれは…大元は違えどとりあえず遊星~のパクリのような邦題を持ってるんで比較して見ますが、作品としては断然前者の方が上。ストーリーは、リバイアサンのようなものだけど、演出と展開がどうもイマイチ。汚染されたプランクトンの粉末食って魚に変身ってどういうことだ?そもそもあんな危なそうなもん喰わねぇだろ、普通…。変身した魚クンのメイクの安っぽさは許せてもこれは…どうもね。もう少しストーリーを練ってくれれば、結構いけたと思いますよ、多分…恐らく…十中二三くらい…。 3点(2003-12-22 03:03:05) |
204. クリスチーナの館
《ネタバレ》 う…なんか言葉に詰まる…。見る前と見た後じゃだいぶ印象が変わった。パッケージから、オカルトめいた話を想像したんだけど、どうも後半の展開が…特にいきなりカラクリ屋敷に変貌するところがヲイヲイって思ってしまいました。うーん、微妙だ…。 3点(2003-12-22 02:47:43) |
205. 死霊のはらわた 最・終・章
本家本元が【死霊のはらわた】→【死霊のはらわたⅡ】→【キャプテン・スーパーマーケット/死霊のはらわたⅢ】と続くのに対し、こちらは【新・死霊のはらわた】→【続・死霊のはらわた】と続く(死霊のはらわたとは全く関係が無い)似非続編の最終章でございます。…といってもストーリーが全部繋がってる訳ではなく、原題のままリリースするより有名な作品の続編としてリリースした方が客が寄り付きやすいというような考えの元付けられたであろう題名です。【死霊のはらわた】がオールタイム・ベストである僕にとって、この作品は文字通り「踏み潰したくなるような映画」なのですが、あくまで製作者側は続編として作っているわけではないので、ここは単品として評価しますが…えぇ、感想…駄作!ストーリー大雑把だし演出もイマイチだし、おまけにBGMがホラーなのにバリバリのロック!意味不明です。チリソースから出てくるお化けのBGMが「チリィ~」って、笑うなって方が無理です。真面目に見るより、ひねくれた見方をする方が面白いという作品があります。これが正にそうです。 2点(2003-12-21 03:24:52) |
206. ドラミちゃん アララ♥少年山賊団!
懐かしいなこれ。見たのいつだったっけ?そうそう、幼稚園くらいの時だ。今と違ってこの頃のドラえもんやドラミちゃんの映画は面白かったなぁ。のび太たちのご先祖様ののび平のママが一瞬だけのび太のママになるところから製作者の遊び心がくるよ。 7点(2003-12-21 02:48:57) |
207. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
“好きな歌”というサブタイトルだからでしょうか、この作品は随所に歌の世界が登場しますが、まる子がお父さんとお風呂に入ってるシーン、はなわくんの好きな歌を聞かせてもらうシーン、ロールスロイスに乗せてもらうシーン、ふとしたきっかけで出会った絵描きのお姉さんの絵を見せてもらうシーンなど、とても綺麗な映像や音楽が見ものです。 7点(2003-12-16 19:25:31) |
208. アメリカン・パイ
冒頭の両親とのやりとりからしてすでに大爆笑でした。真面目に見ると、アメリカ人ってのは馬鹿なのか?と思ってしまいますが、これはそういう映画なんで、全然そうは思いませんでした。妙に理解者であるお父さんがいい味出してますし、最初はただ女の子とエッチするというそれだけの理由だったのに対し、次第に心が変わり、恋に目覚めるオズのエピソードなど、純な恋愛ものとしても充分面白いと思います。 8点(2003-12-15 03:52:51) |
209. 肉の鑞人形
《ネタバレ》 これは最初、ルチオ・フルチが製作するらしかったんですけど、残念ながら他界してしまったので、ダリオ・アルジェントとセルジオ・スティヴァレッティの二人が引き継いで製作されたそうですが、そうか、フルチ爺さんが死の間際まで製作していた作品ってこのことだったのか。監督は違えど、もとはフルチ監督の作品なだけに、ストーリー性は皆無…といってもいいでしょう。いやだって、序盤あいつが犯人だろうなと思ってたら、なんの捻りもなくそのまま犯人発覚、しかも終盤でターミネーター(マジ)が出てきた時はあきれましたよ。それでもやはり、フルチ爺さんが撮ってたら残虐表現はもっとねちっこく撮ってたんだろうな…。 4点(2003-12-15 03:27:51) |
210. 沈黙の陰謀
セガールって今回医者役ですよね?それにしちゃ随分強いなぁ…っていうか、全然沈黙してないんですけどどうなんでしょう?以前にも書いたと思いますけど、これはセガールが沈黙するんじゃなくてセガールにボコにされた方々か沈黙するって意味なんでしょうか??感想…感想ですか。子役の女の子が可愛かったな…って、ダメですか? 5点(2003-12-12 01:52:24)(笑:1票) |
211. 絶体絶命2001<TVM>
正体のわかっている【激突!】といったところですかねぇしかし、そんな作品でもドイツが撮ればこんなに陰険になるんですかねぇ…って、それじゃあ明らかにドイツに対する偏見だけど、実際こういう類のドイツ映画は明らかに他よりもずば抜けてるような気がするんですよ。気のせい?でも、なかなか面白かったと言う事で7点。 7点(2003-12-08 03:50:23) |
212. 学校の怪談3
ホラーというジャンルにして良いのか怪しいところですが、例によって怖くは無いです。まあ、暇つぶし程度にはなるかな…と。 3点(2003-12-08 01:40:45) |
213. That’sカンニング!史上最大の作戦?
《ネタバレ》 ※2021年更新 結構設定とかはヘロヘロで、「そんな労力と技術あるならもっと勉強しろよ(笑)」と突っ込みたくなるんですけど、後半のカンニング合戦がもはやスパイ映画さながらのノリで、その荒唐無稽さは結構好みだったりします。 一応、劇中の太陽フレアの云々という伏線も回収されていたり、カンニングに対する制裁も行われていて勧善懲悪というか、主人公側の勝ちにげになっていないのも逆にいいと思います(初見が小学校くらいだったので、なんでみんな留年になってんの?とか思っていましたが笑)。 ただ、久しぶりに観返してみて、安室ちゃんや某メンバーなどテレビで見られなくなってしまった人が数人いることにちょっと時代を感じてしまいちょっと寂しいですが。 [ビデオ(邦画)] 6点(2003-12-08 01:33:43) |
214. ロッキー5/最後のドラマ
ロッキーが現役から引退し、トレーナーになるので、今までとは少し変わっている設定。今回はどちらかといえばロッキーの闘いに対する情熱、そして家族の事に重点を当てて描かれていると思います。引退しているので、リングの上では闘いませんが、大事なのは心だということを教えるためのラストのストリート・ファイトもなかなか見ごたえがあると思います。 6点(2003-12-07 03:23:18) |
215. 蝿の王
人間も所詮は動物。秩序や規則が存在したとしても、生きるか死ぬかの境地に立たされた場合はそんなのも全て無意味であり、ただ本能によって突き動かされるだけ。文明の恩恵を受けている我々からしてみればこれらは確かに異常であるが、それはただ僕たちが忘れてるだけで、これこそが本当に“生きる”ということなのかもしれない。 6点(2003-12-06 03:02:19) |
216. ジャンヌ・ダルク(1999)
恐らく知らない人は居ないであろうフランスの英雄、ジャンヌ・ダルクを、スペクタクルなアクションやフランス特有の哲学的趣向を織り交ぜて描くなど、さすがリュック・ベッソンといったところだが、自分の国に誇りを持ち、たとえ知っていても他の言語を絶対に使わない頑固なフランス人が自国の英雄を英語で描いているとはそちらの方が少し驚きか。始めは救世主ともてはやされながら、最終的には自分の信じた王などにも見捨てられ、異端者として処刑されていく彼女は実に哀れだ。中世の教会とはかくも薄情であり、富と権力をむさぼり、自分の都合の悪いものは全て排除するという利己的な考えが充分見て取れるし、戦争とはかくも無益なもので、信仰厚きジャンヌはその十字架を背負うのにはあまりにも弱かったのだろう。 6点(2003-12-05 03:49:24)(良:1票) |
217. 悪魔のえじき/ブルータル・デビル・プロジェクト
明らかにブレア・ウィッチ・プロジェクトを意識しているパッケージと宣伝文句。【ジャージー・デビル・プロジェクト】の一件もあるので、またもや真祖の登場か?と思われるかもしれないが、そんなの全部真~っ赤なウソ!これはドイツ製のスプラッタ映画で、ブレア~の類でないことは映画が始まってものの“5秒”で解ります。ドイツと言えばその凄まじいまでの残虐描写。この作品も確かに例外ではないんだけれども、ここまで死に方を誇張して描かれると「人間の体って、本当にこんな風になるんかい?」と違う疑問が沸いてくるのですよ。実際、この系統に無縁の友人もそう言ってましたし。でも、そんな事よりもっと凄まじいのがこの映画の展開!冒頭、ブレア~を彷彿とさせるテロップと共に始まり、いきなり第三者の視点からの映像が始まります。「え??」という言葉を尻目に3人の男が漂流して謎の島に上陸するシーンが主人公のうちの1人のモノローグによって描かれます。そして上陸するや否やジェイソンマスクを被った軍団にあっさり捕まり、1人があっけなく処刑、残った二人、そして軍団の裏切り者の東洋系青年は“狩り”の獲物にされ、森へ逃亡。そこに現るはゾンビ軍団!そしてお次はニンジャ軍団!!ゾンビの登場シーンでロメロの【ゾンビ】のアレンジが流れたり、ここで東洋系青年の仲間2人が登場してそれからの闘いが明らかにギャグ(水平飛行してくるニンジャが垂直に掲げた刀に自分から突っ込んで真っ二つになるシーンは爆笑必須のシーン!)だったりと、このあたりからストーリーが破局してきます。そしてなんと、ここで冒頭の主人公と思われていた2人があっけなく殺されてしまう!あのモノローグは何?という疑問はさておき、物語はいよいよクライマックス。装弾数無視しての銃撃戦、無敵に思われた東洋系青年が雑魚にあっさりやられるというハプニングがありながら残った仲間がようやく黒幕を倒し、「やったぁ!勝ったぁ」と夕日に向かいハイタッチ!―完!!いやぁ今までこれほど展開がコロコロ変わる映画は見た事無いです。マジで。この映画のもたらす影響を考えるとゾッとする?こんな映画に影響される奴なんて居ないでしょう。この映画を手の込んだイタズラと判断?こんなものを本物と思い込む奴は明らかに馬鹿でしょう。いやぁ本当に、恐ろしすぎて、息もできない…×→面白すぎて、息もできない…○映画です。 8点(2003-12-04 02:09:28) |
218. ハロウィンH20
いまだに1作目しか見てませんが(いつかまとめて見る予定)、時代が変わるごとに恐怖も変わり、オカルト色は薄れたと思います。今でこそ大女優になったジェイミー・リー・カーティスとジョシュ・ハートネットの共演は嬉しいけれども、シリーズの顔であるドナルド・プレザンス扮するルーミス医師が登場しないのは少しつらいと思うし、冒頭の殺人から約1時間何も起こらず淡々とストーリーが進んでいくのもホラーとしてのテンポを鈍くしていると思う。まあ、それがこのシリーズの作風だと言われればそれまでですけど。余談ですが、劇中に【スクリーム2】を見ているシーンが登場するのは、【スクリーム】で【ハロウィン】の記念すべき1作目を見ているシーンが登場する事へ敬意を込めての御返しなんでしょうか? 3点(2003-12-04 01:55:49) |
219. ザ・ロック
難攻不落と謳われたアルカトラズ刑務所、通称ザ・ロックを占拠した海兵隊と、それを阻止しようとするFBI、化学分野のスペシャリストとザ・ロックから脱獄した唯一の男とのスリリングな攻防戦が最大の見所。特にザ・ロックに進入してからの攻防戦などはとにかくスリル満点だし、ショーン・コネリーがとにかくカッコいい!余談だけど、コネリーの役柄、元英国諜報員とはジェームズ・○ンドの事なんだろうか?? 8点(2003-12-03 00:18:34) |
220. シャイン
ロックばかり聴いてるようで実は結構クラシックも聴いてたりする私ですが、思うに、真に素晴らしい音楽というのは全身全霊を込めて音と一体となり、魂そのものの叫びを音で表現するものだと思うのですよ。それ故デイヴィッドの訓練のシーンや大勢の前でラフマニノフの第3番を演奏するシーンはとても鬼気迫るものがあると思います。音楽とは、かくも素晴らしいものなのですよ!! 8点(2003-11-30 04:21:07) |