201. 大陸横断超特急
懐かしきアメリカ映画というテイスト。吹き替えなのでローカライズされてますけど。何でもアリアリの幕の内弁当みたいなこういう作品は色々と楽しめる反面。中途半端さ・物足りなさも感じる。最後は驚きましたけど、物語としては分断されてますし、蛇足感も否めない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-03-09 14:20:27) |
202. M★A★S★H/マッシュ
《ネタバレ》 野戦病院という特殊かつある種の閉鎖空間に常識ぶち壊し男がやってくる。で、そこでの常識なりルールを揶揄するという『男はつらいよ』的な作品。戦争モノなのか病院モノなのかよくわからないが、死と隣り合わせであるからと言って、戦場や病院に笑いがあっちゃイケナイって事はないわけで、これはコレでいいのかなと。特に反戦という印象もないですね。どっちかと言うと、官僚組織を皮肉る『ポリスアカデミー』的というか。ただ、ラストのアメフト試合は設定としての戦場も病院も関係なくなってしまって幅を広げすぎという感じで、終盤萎えてしまった。お笑いをやるにしても最低限の舞台設定というかテーマ性は保持して欲しいところ。野戦病院でしっかり完結して欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-03 16:18:28) |
203. 一条さゆり 濡れた欲情
最近リブートプロジェクト等で再評価されているようなので見てみたが、期待しすぎたか。反権力という社会派作品としては中途半端だし、かと言って「女の戦い」の人間ドラマとしてもインパクトが弱いし。まだ初期段階で手探り状態だからなのか、ちょと遠慮がある感じ。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-12-27 16:57:59) |
204. 父/パードレ・パドローネ
毒親モノで父子の確執があるわけだが、物語的には結構過酷なハズなのに、息子の演技力の問題なのか、イマイチ苦悩が伝わってこない。展開もギクシャクしていて、たどたどしいというか。日本も一応家父長制社会ではあるのだが、いまひとつ共感できないのは国民性・民族性それに伴う文化の違いが原因だろうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-16 16:11:09) |
205. ダイナマイトどんどん
看板役者の文太を使って、『仁義なき戦い』と『トラック野郎』を足して2で割った作品を作ればウケルとでも思ったのか。原作は何度か映画化されているようだが、これは企画と脚色の失敗だな。戦後の混乱期のエネルギー溢れる反戦・反米映画と見れなくもないが。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-01 11:54:34) |
206. 春琴抄(1976)
原作未読ですけど、健康美と好青年のカップルではどうも雰囲気違うような。設定や世界観は面白いしある種の変態愛なのでもっとエキセントリックな役者でリメイクして欲しいです。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-07-09 09:53:46) |
207. トラック野郎 男一匹桃次郎
「トラック野郎」は小学生の頃、時々見ていて今回夏目雅子目当てで久しぶりに見たんだが、やはり「男はつらいよ」に比べると子供向けというか、下品というか、俗というか。東映と松竹の違いと言ってしまえばそれまでなんだが。夏目雅子もまだまだイモネーチャンで魅力ないし。人は大人になるに従って「トラック野郎」から「男はつらいよ」へと好みが変わっていくのだろうし、芸術作品としては「男はつらいよ」の方が上であっても、下品で俗な「トラック野郎」も見られる素養は残しておかないとイカンのだろうなあ。 [地上波(邦画)] 4点(2014-09-16 09:23:06) |
208. リスボン特急
アラン・ドロンがカッコイイのは認めるけど、展開・内容が陳腐なのは否めない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-29 04:32:34) |
209. コールガール(1971)
なんか犯人がバカだし、ストーリーもイマイチ。犯人がバカだとサスペンスとしての緊張感が無くなる。 4点(2004-04-26 02:37:43) |
210. ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的
前作から10年近く経過しての続編。ストーリーは相変わらずたいしたことなく、オチもムリヤリとという感じ。ニューマンの活躍も前作に比べると弱い。収穫は若きメラニー・グリフィスの出演ぐらい。 4点(2004-04-04 00:35:16) |
211. サンシャイン・ボーイズ
もうちょっと「笑い」を期待していたのですが、そうでもなかった。 4点(2004-03-04 04:45:26) |
212. ひきしお
歪んでるなあ。理解し難い世界です。 4点(2004-02-20 05:00:07) |
213. おもいでの夏
もうちょっと少年3人の友情が描かれるスタンドバイミー的な展開なのかと思ったら全く違ってた。まあ「夏に少年は大人になる」というところは似ているんだが・・・ 4点(2004-02-20 03:39:55) |
214. 天国の日々
んー期待はずれ。そんなにいいかなあこの映画。単なる田園風景に対して特に映像美も感じない。女のしたたかさが印象に残った。 4点(2004-02-03 05:17:23)(良:1票) |
215. いちご白書
《ネタバレ》 「みんな時の回転木馬の捕らわれ人 戻れない過去を人は振り返るだけ 回って回って終わりのないゲーム」という印象的な主題歌から始まり、てっきり回想物かと思ったのだが違っていた。ノンポリ学生が異性目当てで運動に参加するというのはよくある話だし、普通はここから泥沼化しているのだが、特に追い込まれるわけでもなく、盛り上がるわけでもなくあっさり警官突入で終了してしまった。日本には安保闘争や安田講堂事件という物語があり、何度も映画・ドラマやドキュメンタリーで見ているので、それと比較してしまうとなんとも味気ない。 この手の話は若気の至りと言ってしまえばそれまでなんだが、かと言って納得いかない事に対して声をあげずに泣き寝入りする事は結果的に自分を傷つける事になるので、権力に対する闘争心は大人になっても持ち続けるべきである。もちろん戦略性や勝算を計算した上での話だが。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-01-20 11:53:39) |
216. 1941
期待していなかったがその通りだった。いろいろ理屈を捏ねれば評価も可能なんでしょうけど、スピルバーグだからという前提なわけで、そうじゃなければ見向きもされないでしょう。三船が子供映画とバカにしてオファーを蹴った『スターウォーズ』のヒットを悔やんで、引き受けた作品がコレだったという話をどこかで聞いたか、読んだような気がする。という意味で人生とは選択やらタイミングやらで大きく変わるものであるという事を思い起こさせる自分にとっては教訓的な作品。ある意味、戦争におけるパニック状態を茶化すというのは視点としては面白いとは思うんですけど、架空の戦闘ならまだしも、史実である日米開戦をパロディーにしちゃうってのは戦勝国の余裕なんですかね?日本ではまず無理でしょう。と安倍が真珠湾慰霊した日に痛感する次第。 [地上波(吹替)] 3点(2016-12-28 10:58:00) |
217. 犬神家の一族(1976)
カネと怨念は人間の普遍的テーマであるが、ここまでアカラサマでクドイと古臭さも感じる。戦後のゴタゴタという時代背景はあるのだろうけど、誰にも感情移入も共感もできない。役者の演技も総じて仰々しい。金田一の活躍もイマイチ。信州の風景・街並みはよかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-03-10 11:56:59) |
218. おさな妻
《ネタバレ》 肝心の主人公の成長過程の描き方が弱い。結果、女子高生を後妻にしたいと考えているロリコン中年男が楽しむだけの作品になってしまっている。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-02-09 10:47:21) |
219. 獄門島(1977)
《ネタバレ》 戦争で負けて体制変化する中、たかが瀬戸内海の孤島の網元程度の本鬼頭家が継ぎたくなるような家とは思えず、その事に躍起になっているというのがそもそも理解できない。のは置いといて、精神異常者を跡取りにしたくないという感情で全員殺してしまうのはいいのだけれど、もうちょっとやり方というものがあるのではないのか?。何らかの怨念とかメッセージを伝えたいわけでもなく、単純に消えてほしいならワザワザ俳句を題材にして目立つように殺さなくともいいのではないのか?。そもそも殺す必要があったのか?病人扱いで隔離してしまえばよいのではないのか?また、闘争しているのが本人不在で親達がムキになっているのもどうも滑稽で。瀬戸内海の爽やかさも舞台としては不適合だし。 月代が浅野ゆう子だったり勝野の幼少期が荻野目姉妹だったりとイガイな配役、大原麗子、太地喜和子、坂口良子といったもはやこの世には居ない女優陣。そして現在でも朝ドラでバリバリ活躍している草笛光子等々、各々の女優たちのその後の運命を感じつつ、その存在感・演技には魅せるものがあるが。(司葉子も健在のようですけど、女優業はしていないようですね) [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-07-22 14:04:30) |
220. 妹
んー、わけわからん。 3点(2004-08-29 01:22:31) |