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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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201.  ドラえもん のび太と翼の勇者たち
ドラえもんの映画に観客は何を求めているのだろうか。僕の場合それは①ドラえもんの道具によって四方八方に広がる摩訶不思議な冒険フロンティアと、②そこで繰り広げられる、異次元ではない、しかし世界をちょっと違う視点から見つめる事によって異次元性とリアリズムが調和する骨太のアドベンチャー、③どんなフロンティアであろうと存在する人間の過ちとメッセージだ。しかし冒険フロンティアはすでにネタとして出しつくされ、ドラえもん映画は開拓された冒険舞台をさらに深く掘り下げ、発展させる段階に入ったようだ。この映画はその過渡期において悶絶するドラ映画シリーズの象徴ではないかと思う。ストーリーやメッセージはなんだか学校の先生が作ったみたいでいまいちだが、レースシーンや映画の中で一応完成される鳥人たちの世界観などを見る限り、決して惰性で作ったのではないと思う。だから僕はこの作品は嫌いではないし、視点を変えるだけで地球には無限の世界があることをガキだった僕に教えてくれたドラ映画が、これからどんな変化を遂げるか楽しみにしている。
[地上波(邦画)] 7点(2008-10-17 16:27:34)
202.  ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 
ラストでインディージョーンズとハムナプトラを見た気分です。あとネビル君が引っかかった塔から落ちる時CGを使わずに落ちてくれたら、彼はジャッキーを超えていたのにと思うのであります(怪我するので本気にしないで)
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-16 23:34:04)
203.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
妻投稿・・・この映画は「何で主人公には弾が当たらないんだ」「何で主人公が何百人も敵を殺せるんだ」という事が気になって、アクション映画を楽しめない硬派な方が作った映画ですね。こうした疑問がこの映画を面白くしているんだと思います。でも私はそれに+「何で悪人とはいえたくさん死んじゃうんだ」という事も気になってしまうんです。悪人の中で生き残ったのは殴り倒された黒人とフランス人の2人だけ。殺すなとは言わないけど、「悪党全員死亡」という事がわかりきっていると面白くないんです。
[地上波(吹替)] 7点(2008-08-06 11:47:11)
204.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
宮崎駿の映画で面白かったのはうちらにとっては、「天空の城ラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」(「もののけ」は面白いけどえぐい)で、「千と千尋」以降は21世紀版ゴジラみたいな印象しか持てなかった。そんな中でこの作品。まさにゴジラという名前のイグアナ怪獣がニューヨークを突っ走っていったような、シリーズのイメージの崩壊というか衝撃というか、まず見終わった後の第一印象はそれだった。宮崎五郎監督アナドレン。父親の作風を継承しているようでその作風をぶち壊してやがる。「働く」というキーワード、「人間の心がおかしくなっている!」といった台詞。シリーズでもさり気なく出ていたテーマを、グロテスクと形容したくなるようなあからさまさでバンバン出してくるこの行為はまさに父親である駿に対する宣戦布告に他ならない。冒頭で親父がぶっ殺されるシーンがそれを物語っている。映画はその後派手な迷走ぶりを見せるが、これは父親を殺したアレンが迷走しているのと連動しているので無茶苦茶だと思いつつも納得はでき、最終的に「未来を恐れることはやけくそを生み、後悔を生む」というテーマは少なくとも僕らにはストレートにぶつかってきた。つまりこの映画は「宮崎アニメの歴史を踏み台にして自分の目指すステップに到達する」という後継者の宿題を「額面通り」に成し遂げているのだ。問題はその「目指すステップ」をもう少し映像で誰でも納得できるようにしてほしい。次回作の「ポニョ」では宮崎駿が再びメガホンをとった。息子と対決するためだ。ジブリからは当分目が離せそうにない。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-08-05 00:27:13)(良:2票)
205.  クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者 《ネタバレ》 
わーい、本郷みつるバージョンが帰ってきた・・・と、思わず暗闇の街でしんのすけと一緒に飛び跳ねてしまいました。クレヨンしんちゃんの面白さはサイクロン幼稚園児しんのすけが現実非現実にかかわらず大人の構築した世界観をかき乱すことにあると思います。それをМ16やハマーではなく、魔法のアイテムとシュールな異次元暴走で見せてくれる本郷監督は個人的には原監督より好きです(悪党を殺しちゃう所は除く)。しかしやはり10年以上のブランクは大きく、話的にだれてしまっている部分は中盤なんか特にそうです。それに「夜襲い来る不思議な空間」という面白いシチュエーションにもう少し「不思議なりの臨場感」が欲しかったかなあ。それでも子供のころに見た不思議で怖い夢のような、本郷しんちゃんの独特な世界観に懐かしさを感じたので、今後の期待を込めて・・・。あと、一緒に見た奥さんはマタが女の子だったことに最初に気付いたみたいです。さすが・・。
[映画館(邦画)] 7点(2008-04-19 23:26:46)(良:1票)
206.  サンダーバード(2004)
制作者は「サンダーバード」をネタに新手のファミリー映画を作りたかったのだろう。テンポの良いストーリーや躍動感あふれる音楽、原作を知る人間には嬉しいネタの数々など、ファミリー映画としてのクオリティーはけして低くない。ジャングルの中で胸の大きな女の子と走り回る冒険活劇でおこちゃま(&俺)を楽しませつつ、「人命を何より尊重する」という信念を持ってきてくれる所も素晴らしい。しかし「サンダーバード」には「科学の発展への期待と危惧」というもうひとつ外せないテーマがあり、次回はそれを前面に出した硬派な物語を期待したいと思う。
[ビデオ(吹替)] 7点(2008-03-11 01:18:52)
207.  怪獣島の決戦 ゴジラの息子 《ネタバレ》 
蜘蛛怪獣とカマキリ怪獣を見たくて見ました。見れて良かったです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-03-06 22:06:25)
208.  パール・ハーバー 《ネタバレ》 
妻投稿■私はゼロ戦が大好きで(ゼロ戦について詳しいわけではない)、モノホンのゼロ式戦闘機が飛んでいるのを見れるだけでこの映画の価値はあるんです。しかもモノホンの空母やアメリカ軍の軍艦をロケに使用して、爆破しているわけですから・・・。ただ、仮にも太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾攻撃において、ベン・アフレックとベッキンセールの恋愛を見せ続けられるのは正直つらい。こういうのは映画館ではなく、9時ドラマで食傷気味なんで・・・。■真珠湾攻撃に対して私は人並みに知っているわけでもないのかもしれませんが、靖国神社の博物館を見る限り、ハル・ノートという無茶苦茶な要求を突き付けられたのが、日本を真珠湾攻撃に走らせたみたいです。つまり、日本が一方的に悪くないのだと思います。が、実際に自国兵隊を殺され、攻撃をされたアメリカ人に対して、「日本にもこういう事情があったんだ」「日本軍も我々と同じ人間なんだ」という見方を求めるのは虫のいい話で(そもそも暴力ってのはそういうものでしょう)、攻撃してしまった以上、日本人はその正当性や歴史的評価は別として米国人のそういう反応は理解すべきだし、当時の軍隊の首脳も予測すべきだったんだと思います。日本人だって原爆投下を絶対正当化出来ないわけですし。■とにかく、戦闘機を描いた映画では間違いなく5本の指に入ると思う凄い空中戦と、実際に人が死んでいくという野戦病院のシーン。戦争の高揚感と悲惨、また高揚感と悲惨という人間の愚かさがそのままループしたようなアドレナリン映画を見られた事に9は入れたいんだけど、そのループにどうでもいい恋愛を入れられた空気破戒を考えると7点が限界。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-11 01:24:52)
209.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
この映画を見るときのコツは、観客自身が自らを変態と自覚すること。だって変態じゃなかったら家の壁や犬がチョークで表現されているなんて「幻覚」は見えないでしょう? そう、あなたは目撃するのだ・・・変態の監督によって撮影された変態映画に登場する変態登場人物たちを変態の視点から。そしてこの幻覚世界の中(だけ)では現実世界の衣や良識を殴り捨て、残虐な心と偽善的な心、支配欲、ニコール・キットマンをいじめる変態嗜好を満足させるのだ。それでよいのではないだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 11:24:10)
210.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾! 《ネタバレ》 
ロケットの中で、「シロ君ありがとう」というリボンと一緒に開かない缶詰が置いてあるのを見て、宇宙に飛ばされるというよりも「地球から追い出される」悲劇を感じました。あー、シロ君かわいそうだよ(涙)。でも野原ひろしがきっちり蹴りをつけてくれました。あと、宇宙人がさり気なく謝りに来てくれたので良かったです。ムトウ・ユージ監督は話の流れはイマイチだが、こういう配慮をしてくれるのがいい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-02-09 01:02:29)
211.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
原作も映画1も見ていない。でもノートに名前を書いただけで人間を殺せるというとんでもない力をもったモンスターに立ち向かうリスクとスリルは、『バトル・ロワイアル』と同じくらい悲惨で、『シティー・オブ・ゴッド』と同じように絶望的だ。法律を守るとは何か、人間の命を尊重するとは何か。それらが全て空虚に思える状況。追う方も追われる方も通りすがりの人間から自分の命まで粗末に扱いながら、それによってやっと達成できる信念。死神は別に怖いとも感じなかったが、ラスト東京タワーの周辺を舞っているシーンだけは怖かった。そう、そのノートを明日僕が拾うかもしれない、そしてその死神は僕にとりつくかも知れない死神だからだ。そして、もしかしたら、お父さんが妻子にいった「息子はキラに殺された」というのは、嘘ではなく、彼にとっては本当なのかもしれない。
[地上波(邦画)] 7点(2008-02-09 00:46:08)
212.  クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ 《ネタバレ》 
ある時点までは完璧だった。そう、こんにゃく人間が水中からガオーと出てきて、機械に入って、ちびっ子三人組に変身する場面までは・・・。だが、その後笛が鳴った瞬間から狂い始めた。原監督作品になかった「恐怖」と「侵略」という2つのセオリーは、クレヨンしんちゃんみたいな普通の住宅街を舞台にしたガキ物語において、最強のスリルと興奮を僕に与えてくれた。そしてそんな作品は、『押し入れの冒険』という絵本以来、すべての媒体において数作品しか僕は出会ってこなかった(パラサイトとか無駄にグロテスクなのはあったけど)。そして今回、僕は久々に懐かしささえ感じる恐怖と興奮に再会できたのだ。しかし、あの笛がなった瞬間、何かがガラガラと崩れ落ちた。べたでもどこかでみたような結末でもいいし、教育的でも高尚である必要もない。でも、笛が鳴った後の展開は恐怖と興奮の後に一抹の何かが残るようなものであってほしかった。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-01-21 00:34:34)
213.  徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑 《ネタバレ》 
妻投稿■母親を豚の丸焼きにするシーンで、代官が「thats perfect」といきなり言い出したり、音楽がいろんな意味でああだったり、牛裂きの女の子の股間から綺麗な内臓が流れ出してきたり、ラスト生首で遊んだりと、凄まじい内容なのに全然悲惨に見えない。というのも、観客は権力を持った拷問者の側から拷問を楽しめる映画だからだ。ならラストまで通してほしかった。頭のおかしいサイコが面白そうに鋸を引くシーンでは、拷問の担い手が観客じゃなくなっている。どうせなら最初から最後まで代官が、若い女性ばっかり切り刻む映画だったら9点は行けたと思う。でもあのラストも、文句は言いつつ面白いんだよな。生首が関西弁で喋るシーン。ま、いいや。
[インターネット(字幕)] 6点(2013-10-11 14:24:10)
214.  恐竜・怪鳥の伝説 《ネタバレ》 
妻投稿■これをタダで公式ユーチューブで見せてくれた東映さんに感謝! プレシオサウルスは怖かったな。ブラジャーの女の人が室内にいる状態で窓に顔が映り、そして屋根を突き破るシーンは「ギャオスに襲われたらああいう死に方するんだな」と思ったし、ボートの女の子が食い殺されるシークエンスは、シャチが大型のクジラやサメを仕留めるのと同じ、体当たりにして、振り回して獲物を弱らせて動けなくしてから食いちぎるというやり方と同じ! でも肝心の翼竜との戦いは国立科学博物館で15年前くらいまでやっていたロボットティラノサウルスとトリケラトプスの戦いの方がまだ迫力があるレベル。死後硬直した生き物をロープで吊るして遊んでいるような代物。モンスターは一匹でいいよお。■あと最後主人公は助かったの?
[インターネット(字幕)] 6点(2012-10-07 01:05:20)(良:1票)
215.  チョコレート・ソルジャー 《ネタバレ》 
妻投稿■感想は前作と一緒。つまり何でアクションは素晴らしいのにいちいち無駄に主要キャラクターを殺して悲劇性をあらわにするのだああという事。こういう映画にはヒーローを際立たせるサイドストーリーが必要なんだけど、その際立たせ方が相変わらず下手くそ。別に高尚で無駄に練られたものじゃなくていい。でも、アクションシーンで「うおおおおお、いてもうたれええ」という高揚感が湧かない「ここで敵に勝っても何もいいことないな」という鬱展開はそろそろどうにかした方がいいと思う。私はもうタイ映画のアクションシーンはストーリーをリセットして見ることにしている。これはエンターテイメントとしては失格なんだと思う。■とはいうものの、この映画のラスボスとの戦いははっきり言って、酔拳2やサイクロンZ、A計画に匹敵する小細工も引用もない全く新しいタイプのハイクオリティバトルとして歴史に残ると思う(だから、「それだけ」の映画になったことが余計に悔しい)。ジージャーは凄いかわいいお姉さんになったんだけど、あの敵と戦う間の踊りはヒップホップと言うより、同国で作られた某巨大ヒーロー兄弟の特撮映画に出てきた「例のあの白い悪魔」のサル踊りにしか見えん。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-12 22:29:24)
216.  マッドマックス2 《ネタバレ》 
妻投稿■前半の演出が秀逸。ヘルメッドとお皿でガソリンを受け止め、それでも受け取れないガソリンは布に浸らせて掬い取るという場面は、この世界で主人公が何をしたいのかを観客にわからせる見事な演出だし、そんなメルの遠方で敵役のバイクが来るのか来ないのか微妙なところで、メルがその方向をひたすら気にするシーンは、臨場感という点では完成された演出だと思う。■カーチェイスのシーンも最高。普通カーチェイスって車や路面電車やアーケードや急斜面のバラックなんかがあると引き立つのだが、この映画は平面勝負。しかもマシーンだけで勝負している直球勝負だ。その直球さが、社会人の概念がなくなった暴力直球主義の世界観とクロスして、映像美というよりも空気美として、冴えに冴えまくっていると思う。■なんだけど、そのあとの展開は「文明崩壊後の混沌」という点においては何か違うような気がする。いや、もちろんジェイソンみたいなお面をつけたやつとか、モヒカン野郎とかは面白いんですけど、そいつらの闊歩する背景が豪州の砂漠だけというのが勿体ない。変な火星人が火星で暴れているようにも解釈できる。やっぱりカーチェイス以外の人類破滅後の物語の舞台は文明の廃墟に限ると思う。背景が文明の廃墟になるだけで、文明秩序社会と文明崩壊後の暴力の世界に継続性が生まれ、北斗の拳の雑魚キャラ似の連中に心地のいい「狂気」が宿るんじゃないかと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-31 02:06:39)
217.  Coo/遠い海から来たクー 《ネタバレ》 
妻投稿■こういうテーマって大御所「のびたの恐竜」とどれだけ差異がつけられるかが勝負なんだけど、その差異というのがイルカが殺されたり村の老人が殺されたりと無駄にシリアスな所。うーん、+に働いているとは思えないなあ。こういうテーマって「少年が友情の為に大人の汚い部分と戦わなくてはならない」という、ある意味自分が存在する世界を否定する「シュール」さが求められるのであって、「シリアス」さが求められているのではないと思う。さらに軍艦や最新装備の軍隊や核兵器の話をされてもそれは「国際問題」の話で、「暮らしなれた等身大世界への挑戦」という少年の冒険談には絶対なりっこない。挙句にスピリチュアルに頼る後半は安っぽく見える。■フィジーという国はこの映画が出来てから今まで3回クーデターが発生している国だ。こういう日本ではあり得ないけどリアルに存在する「大人と子供の社会の日常」に潜む怖い問題を絡めた方がもっと奥の深い作品になったのではないかと思う。 ■とはいうものの、フィジーの自然と文化、情勢を濃厚かつ面白く描いた演出や、クーという生命体の動きの臨場感という名のかわいらしさ、映画前編の展開の面白さを鑑みれば6点はいける。
[ビデオ(吹替)] 6点(2010-11-28 16:23:08)
218.  中国の鳥人 《ネタバレ》 
妻投稿■中国と言えば毛沢東、チャイナマネー云々といったイメージがあるが、この映画は初っ端の「毛沢東知らない」の台詞でそれらを排除。よくイメージされる現代中国とは違う「もう一つの中国の世界」を描いたんだと思う。この映画は「純粋」「健気」な社会を不自然で偽善的なエピソードに頼らず描き出している稀有な映画。「迫力」と言う意味では似たような設定のトンマッコルとは格が違う。「のどか」「癒し」というキーワードに「甘え」ではなく「迫力」を与えるなんて、かなり凄い映画じゃないだろうか。旦那の友達が戦争があったバルカン半島の国に行ってきた人がいるが、「向こうの女性の大半が強姦され子供を産まされていたような国のラブコメドラマは、設定は日本の下らないドラマ以上に下らないが、下らない物事に対する意味の与え方が凄い」と言っていた。これはそういう映画なのではと思う。ラストの方で傷ついた羽を背負ってがけを登るシーンから日本の通勤電車風景にガラッと変わるシーンで私は確信した。■でももう一つ言わせてもらえれば、こういう世界、地球上のどこにもないです。映画の題材としては穴ぼこチーズのような厭らしさがあると思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2010-11-25 06:39:10)
219.  みんな~やってるか!
妻投稿■この映画は「馬鹿」を描いている。つまりは、馬鹿なたけしが確信犯的に馬鹿なことをすると「馬鹿だ」ってみんなに馬鹿にされないという事を。馬鹿の異次元トライアングル。たけしと私たちの双方にあるジレンマ。
[ビデオ(吹替)] 6点(2010-11-19 16:34:19)
220.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
妻投稿■日本の東宝特撮とイギリスで当時はやったサンダーバードの特撮が一緒になったようなシーンが見られてうれしかった。だけどヒロイン一号の死亡と忍者がうようよ出てくる意味がわからない。■破天荒な映画だけど、丹波さんはまだ地上に存在している感じですね。「人間革命」に出ていた時にはすでに「大霊界」に繋がっていそうな雰囲気だったけど(^_^;)。
[レーザーディスク(字幕)] 6点(2010-11-18 00:25:53)(良:1票)
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