2241. 眠狂四郎無頼控 魔性の肌
成田三樹夫を目当てで鑑賞。 しかも私の好きな市川雷蔵が出ているとくれば、それだけで満足・・・のはずが、どうもなぁ・・・ まるで西部劇の主人公の様な眠狂四郎の強さ。 あまりに強すぎてつまらない。 しかし、娯楽作品として素直に観られれば満足できるはず。 それにしても、成田三樹夫の出番が少なすぎ! それが私にとっては一番痛かった。 やっぱり成田三樹夫はヤクザ役が一番だなぁ~。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-03-23 00:48:53) |
2242. 風が踊る
ホウ・シャオシェンの初期作品。 この頃はホウ監督も普通にストーリーを語ってます。 しかしながら、どうも退屈。 後にホウ監督は、映像重視の監督になっていきます。 やはり、彼自身もストーリーを語るより、映像で語った方が向いていると悟ったのでしょうか。 そう感じてしまうほど、ストーリーは何の変哲もありません。 ただし、観ていて気分が心地よくなる感じは、この頃から変わっていません。 特に音楽の使い方が印象的。 思わず口ずさみたくなるようなポップな音楽が終始流れています。 センスはともかく、音楽の使い方は個性的なホウ監督です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-20 20:16:03) |
2243. ニノチカ
《ネタバレ》 映像や演出は洗練されているが、いかんせん、テーマが悪い。 資本主義を手放しで褒めすぎ。 社会主義国を根本的に下に見ている。 そんな部分がどうも好きになれなかった。 グレタ・ガルボもトウがたっていて、魅力はさほど感じなかった。 主演の男優も、いかにもアメリカ人といった感じで好みに合わなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-09 23:36:02) |
2244. バルボーザ
新規登録されるのを待っている間に内容を忘れてしまいました・・・ [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-06 21:09:10) |
2245. 魔像(1952)
《ネタバレ》 ベタベタのチャンバラ喜劇。 個人的に苦手な系統の時代劇。 ただし、津島恵子の美しさは特筆モノ! おかしいなぁ、彼女の出演作を観るのは初めてじゃないのに、今までこんなに美しいと感じたことはなかった。 これは監督の手腕のせいか?! 今一度、その美しさに注目したい女優となった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-03-03 23:03:19) |
2246. 雲ながるる果てに(1953)
《ネタバレ》 “カミカゼ特攻隊”の特攻までの数日をドキュメンタリー・タッチで描いた本作。 戦争の悲惨に関わる史実を、忠実に描いたことに関しては賞賛に値するし、何より反戦的な訴えも見事に表現されている。 しかしながら、そもそもお国の為に命を捧げるということ、それ自体に嫌悪感を持っている私は、最後まで感情移入できなかった。 こういう悲惨な事実が戦争中にはあった。 それはよく伝わるが、個人的好みとして、感情移入しがたい戦時中の「天皇万歳」的な悪しき風潮は、観ていて不快感が募りっぱなしであった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-03-02 23:44:50) |
2247. 最後の一線
サスペンスフルな展開は最後まで観させる力がありました。 しかし、特段、優れた作品ではありません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-22 20:53:07) |
2248. 天使の卵(2006)
《ネタバレ》 本作に高得点はつけようがない、といったところか。 それだけ、作りが稚拙、ベタ。 小西真奈美、いや、こにたんを目当てで鑑賞したので、それでもそれなりに満足はできた。 こにたんが好きな人なら、ストーリーや演出には目をつぶって観ましょう。 きっと楽しめるはず? さて、更に言うと、セリフ回しがとにかく酷い。 学芸会に毛の生えたレベル。 ただし、唯一凄かったシーンがある。 それは、山を望む廃屋屋上での長回しシーン。 長い長い。 長ければいいってもんじゃないかもしれないけど、あれには感心した。 そして、沢尻エリカ。 本作では純真な妹を演じていて、非常に好印象。 とてもかわいい。 教師役におけるスーツ姿がグッド。 タイトスカートが眩しかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-02-08 08:48:29) |
2249. 地獄の黙示録 特別完全版
《ネタバレ》 これはベトナム戦争を客観的に描いた一大叙事詩的作品だ。 マーロン・ブランドがトップクレジットながら、ラスト付近にしか出てこないがおかしい。 面白くはないが、ベトナム戦争に興味がある方なら興味深く観ることができるに違いない。 それにしても、途中出てきたフランス人女性、とても美しく見えた。 やはり白人女性は、アメリカ人よりも欧州女性に限る。 そんなことに着眼して本作を観た人はいないかもしれないが。 全体的に冗長なだけに、そんなことにでも執着して観ない限り、3時間超なんて耐えられっこない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-07 00:32:00) |
2250. 肉体の悪魔(1947)
まず、ヒロインに魅力を感じない。 年下の少年を惑わす魅力が感じられない。 そしてストーリー。 どこかありがちで、型にはまっている。 面白いとは思えないが、ラブロマンスとしては王道的なもので、安心感はあるにはある。 そこを素直に楽しむことができるか、ありがちといった感想を持ってしまうか。 そこが本作を楽しむことができるか否かの分かれ目であろう。 主演の貴公子ジェラール・フィリップだが、25歳にしては随分と若く見える。 そして痩せすぎ。 もう少し晩年のフィリップの方が魅力があるかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-28 22:20:59) |
2251. The Follow
ウォン・カーウァイの送り出した幻の短篇。 幻と呼ぶには、取るに足らない作品だったが、さすがの映像美であった。 [インターネット(字幕)] 5点(2008-01-21 21:11:40) |
2252. 一人息子
後の小津代表作『東京物語』の原型ともいえる小津の王道的作品。 つまりは、私の苦手な系統の小津作品である。 やっぱり小津の魅力はコミカルさにあるんではないか。 本作は終始淡々と進み、コミカルさは成りを潜めている。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-01-16 22:14:55) |
2253. 独立少年合唱団
大林宣彦監督の『青春デンデケデケデケ』を好きな人なら楽しめるはず。 私は苦手なジャンルの作品だ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-01-13 23:35:22) |
2254. 肉片の恋
この監督の作品の中では唯一良かったですね。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-13 09:05:07) |
2255. フード
なんというか点数がつけようがないです。 生理的に全く合いませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-13 09:02:29) |
2256. ナイルの娘
映像センスと音楽センス、そして登場人物の服装や髪型が、おそろしく痛々しい作品であります。 例えるならば、一昔前の香港映画、もしくは1980年代辺りのイケてない日本映画に似た香りがしました。 ホウ監督の作品としては、並といったところでしょうか。 特別面白くはありませんが、この監督ならではの雰囲気は良く出ています。 ホウ監督の作品を楽しむためには相当な鍛錬が必要なようです。 少なくとも私はそうでした。 いくつものホウ監督の作品を観ているうちに、だんだんとこの監督の魅力が分かってきたような気がします。 というか、この監督の作品を観慣れていないと、退屈極まりないと感じる人も多いと思われます。 ホウ監督の撮る映像は、おそろしく自然です。 その為、何にも起らないという気分になってしまうかもしれません。 ところが、その優しい映像を通して、私達が日頃何気なく感じている「何か」をさり気なく訴えかけてきます。 ホウ監督は紛れもなく天才です。 こんな暖かみのある自然な映像を撮れる監督は世界中探してもそうはいません。 観れば観るほど、病みつきになる。 そういった魅力がホウ監督の作品には漂っているのです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-09 21:29:25)(良:1票) |
2257. 飲酒運転の報い 破滅への道
《ネタバレ》 自動車免許証の書き換えにおける「違反者講習」として鑑賞。 その他、ビデオの貸し出しをしているところもあるらしいです。 試験場で観たので、鑑賞環境に適切なものがなく、やむを得ず「試写会(邦画)」としました。 「現在は、個人販売は行っていませんが、各都道府県によっては視聴覚ライブラリーで無料で見ることができますよ(東映株式会社 教育映像部)」 だそうです。 ちなみに本作は“R-20”。 R-18なら聞いたことあるけど、R-20かぁ。 これは凄い・・・ 実話に基づいている上に、“あなたの身にも襲いかかるかもしれない”的な恐怖度は、『リング』以上なのは間違いないので、そういう意味では確かにR-18を超えているかもしれません・・・ 飲酒運転をし、幼い子供を車で跳ねた上、更にひき逃げまでかますという凶悪犯を演じたのが原田龍二。 それを調査する雑誌編集者に里見浩太郎。 そして製作は「東宝」と、運転試験場の違反者講習としては、何とも豪華な顔ぶれ。 映画好きの私にとっては、生まれて初めて楽しめた違反者講習であった。 さて上記の様に凶悪犯を演じた原田龍二であるが、劇中では何故か“いい人”の設定に。 これはおそらく、“どんなに人柄のいい人でも、一歩間違えれば「破滅への道」を辿るハメになりますから、他人事ではないですよ!みなさん違反はしないように気をつけましょう”ということを伝えるが為の演出に違いない。 何とリアリズムに欠ける設定だろうか。 まっとうな人間は飲酒運転をした挙句に、幼い子をはねた(はねた直後はまだ生きていた!)上に、ひき逃げはしないだろうに・・・(一応、数日後に自首をしたことになってはいるが) 2004年東宝製作、R-20、劇場未公開、幻の短編作品。 今日は“4250円”でいい作品を観させてもらいました。 ちなみに、講習者の中には泣いていた女性もいました。 私も目が潤みました。(マジです) リアリティに欠ける部分はあるものの、なかなかに出来のいい作品だと思います。 なので、皆さんも是非、交通違反をして本作を鑑賞する権利を得ましょう! 失礼致しました。 実話に基づいているらしいので、不謹慎な冗談はこのくらいにしておきます。 [試写会(邦画)] 5点(2008-01-09 21:20:27) |
2258. 鴛鴦歌合戦
《ネタバレ》 東京は京橋の国立近代美術館フィルムセンターにて鑑賞。 16mmだったので、大スクリーンとは呼べず、又、かなりピンボケ画像だったのが残念。 さて内容だが、時代劇ミュージカルであり、歌って踊って、ちゃんばらもアリの内容。 楽しいが、ミュージカルを苦手とする私には相性が悪かったようだ。 しかしながら、お春さんのあまりに可愛すぎる言葉の数々にプラス1点。 「チェッ!」もサイコーでした。 私も言われてみたーい。 [映画館(邦画)] 5点(2008-01-05 15:03:39) |
2259. 巌窟の野獣
《ネタバレ》 チャールズ・ロートンが結局何の病気だったのか分からず、後で調べたら「心の病」だったとは・・・何とも分かりにくい作品だった。 “ヒッチコック作品を全て観る!”という目的がない限り、それこそ観る価値のない作品かもしれない。 それでもヒッチコック作品である以上、普通に楽しめてしまうところは凄い。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-12-25 23:00:42) |
2260. 次郎物語(1987)
リアルタイムで映画館でみた。 内容はとにかく真面目だった。 [映画館(邦画)] 5点(2007-12-19 21:16:37) |