221. 彼女が結婚しない理由
あちゃー。ありえない。何があり得ないかを書くとネバタレになるので書けないけど、展開がありえない。せっかく石田ゆり子と鷲尾いさ子を使っておきながら、もったいない。何がいいたいのか、という点でもいまいちわかりづらかったし。でも大林作品の一つとして、やっぱりどこかファンタジックで何とも言えない雰囲気が出てる映画なのは不思議というか、これこそ大林監督の手腕だろうか。 4点(2004-11-05 20:54:47) |
222. アメリカン・ビューティー
全体的に、可もなく不可もないという印象。家族の崩壊というのがテーマだろうが、見ていて楽しい気分になれない映画は好きになれないのでこの点数。ただ、主人公のレスターには共感できる部分が多く、台詞も練られているので、アカデミー作品賞をとったのはけっして不思議ではないと思う。(VIDEO、日本語吹替版) 5点(2004-11-01 10:41:12) |
223. フェイス/オフ
最初のほうは銃撃戦ばかりで「二度と見るまい」と思っていたけれど、途中で顔が入れ替わってから俄然面白くなってきた。人間ドラマの部分が大きくて、感情移入できるせいだろうと思う。最後も感動できる作りになっているし。でも、最後まで銃でむやみに人を殺す場面が多いうえに長いので、結果としては5点。(VIDEO、日本語吹替版) 5点(2004-10-28 09:27:15) |
224. フライド・グリーン・トマト
こりゃー!テレビで放送してくれるのは嬉しいんだけど、電車から飛び降りる名シーンをカットせんでほしい。それはさておき、女性の方には心の糧となるべき映画でしょう。特に前半の若きイジーとルースの友情を育むシーンが秀逸。蜂蜜とフライド・グリーン・トマト。「Towanda!」(TV、日本語吹替) 7点(2004-10-22 18:41:00) |
225. 裸の銃を持つ男 PART2 1/2
相変わらず笑える、後半になればなるほど面白くなっていく映画。でも、やはり前作よりはパワーダウンかな?パロディは元ネタ知ってないと効果ないので「ターミネーター2」や「ゴースト」等見ておくといいでしょう。 6点(2004-10-19 13:40:56) |
226. 午後の遺言状
数々の賞を取ったということで期待したのがまずかったかな。「阿弥陀堂だより」でみたような心癒されるシーンはほとんどなく、心中、強盗、痴呆などただでさえ重いテーマを重く描いているので、見ていて疲れた。わざとらしいところも目だったし、二人の大女優についてもそれほど魅力を感じなかった。歳を取って見直したら面白いのかな? 3点(2004-10-17 21:02:10) |
227. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
なんだ、この映画って「事実」ではないの?ご丁寧に日付まで拵えて、本物の事件そっくりに製作した振りしていただけのことなのね。それなら、この点数。終始ヒステリー気味にギャアギャア言っておいて、最後に私のせいなの、ごめんなさい等とのたまった女の人間性が一番怖かった。(VIDEO、日本語吹替版) 2点(2004-10-13 17:59:27) |
228. アポロ13
なぜだかあまり印象に残らない作品。おそらく事実ゆえに、最初から結末が分かってしまっているという1点があるから、ハラハラドキドキしてみていられない、ということだろう。ただ、最後までしっかりとまとめているし、擬似体験としては飛びぬけているところがあるので、6点。(ビデオ、日本語吹き替え版) 6点(2004-10-09 14:28:48) |
229. スペインからの手紙 ベンポスタの子どもたち
いやー、思わぬメッけもんだった。何といっても主人公の見た目や愛嬌のかけらのなさに初めはどうなることかと心配したのも束の間、周りの少年たちに励まされて立ち直っていく、素晴らしい物語じゃないですか。空や花を指差して一からスペイン語を教えていくベンポスタの少年たちが素晴らしい。緒方直人や原田知世もこの点数に大きく貢献している好演。しかし、あの陰気少年が、まさか阿波踊りまで踊りだすとはね・・・(^^;;内容的には6点なんだけど、スペイン語が豊富に入っていて勉強になったこともあり、おまけで+1点ということで、7点献上。しかし、あの少年は本当にベンポスタに入学したんだろうか??スペイン語とサーカス上手すぎ。(ビデオ) 7点(2004-10-07 20:56:02) |
230. ブレイブハート
映画としての完成度がものすごい。戦闘シーンも妥協していない。リアリティがありすぎて少し残酷すぎるほど。3時間弱という長さにしては、一気に観ることができた。音楽も○。(ビデオ、日本語吹き替え版) 8点(2004-10-04 11:39:33) |
231. ギルバート・グレイプ
見ていてなんともやるせない映画でした。270【ドレミダーン】さんのいいたいこともすごく分かります。あのラストでギルバートは幸せになれたのでしょうか。映画というのはやはり、非日常の物語、マイナスをプラスに変えてくれるもの、と信じている自分には、リアルすぎるこの家庭の物語には、プラスのエネルギーをほとんど感じられません。それは「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」でも感じたことです。やはり名作であるので6点としましたが、心情的には5点かも。全部見るのにとても時間がかかりました。台詞も訛りがあるのか聞き取りずらかったです。(VIDEO・字幕スーパー) 6点(2004-09-29 17:49:36)(良:1票) |
232. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
すぐ↓の方とまったく同感。この映画には2000ヶ所ものSFXを使っているとか。「飾れば飾るほど、カッコ悪くなる」というキャッチフレーズを思い出した。(VIDEO、日本語吹替版) 5点(2004-09-29 17:47:06) |
233. スター・ウォーズ<特別篇>
この特別編は、基本的にオリジナルをもとに、多少の修正を施し、一部を追加したバージョンで、全編リメイクされた作品ではありません。残念ながら、子供の時に見た修正前の本編の記憶が途切れ途切れでしかないので、この特別編との違いはよくわからないのですが、オリジナルに思い入れのない人にはそれはそれでいいのかもしれません。ただ、個人的には70年代のアイデアと90年代の特撮のミックスには多少違和感を感じました。77年当時としては、もう満点をつけるしかないのだろうけれど、今となってはどこを見渡してももっとすごい特撮映画ばかり。そんな中で、独自の宇宙観をもったこの作品に根強いファンがいるのは分かりますが、今見た自分の中での感想は7点。何か今一つ感情移入というか、見ていてその世界観に入り込めることはできませんでした。期待しすぎるのは良くないのかもしれません。 7点(2004-09-24 21:41:10) |
234. GODZILLA ゴジラ(1998)
前半は迫力があってそれなりに面白かったが、後半はどうしたことか。ただのパニック映画に成り下がってしまっている。これではゴジラは、人間を食い殺して繁殖するだけの、ただの凶悪な悪者。そこには「ゴジラとしての哲学」はないといってもいい。人間が生き延びられるかどうかだけの映画では、興味は半減してしまう。パニックものなら他にもおすすめの作品が山ほどあるというのに。点数は4点としたが、心情的には3、5点。 4点(2004-09-19 22:50:28) |
235. L.A.コンフィデンシャル
最初からいやな予感はあった。多すぎて錯綜する人間関係。次から次へと銃で人が殺されるシーン。この二大要素は私が最も苦手とするところ。「スナッチ」と同じだ。50年代だか知らないけれど、最初のほうで人が殺されるときに場違いな陽気な曲が流れていた時点で、もう受け付けなかった。その後は訳が分からずに、苦痛な思いばかりで見た。まして「かっこいい」とはこれっぽっちも思えずにいた。ここで点数を入れるために最後まで見つづけなければならないのでなければ、私は前半でもう見るのをやめたことだろう。映画館で金を払って見ずに済んで、本当によかった。 2点(2004-09-17 10:29:44) |
236. リング(1998)
今回やっと初見。それなりに怖くてビビったし、ストーリーも原作を元にしているだけあってうまく出来ていると思うけど、自分としてはどのぐらい楽しめたか、また見たいか、という視点で点数をつけているので、ホラー系、グロ系が苦手な自分にはやっぱりこの点数。全体的に、画面が暗く、夜中に一人で見るとマジ怖い! 2点(2004-09-15 13:09:41) |
237. ギャラクシー・クエスト
確かに最高のB級映画といわれてもおかしくないほどの映画。おバカ映画にして、出来としては良い。面白い人にはとても面白いだろうね。だけどこれを何回もみるかといわれたらうーんと困ってしまう。「ネット掲示板には感涙に咽んだと賞賛の嵐が・・・」といわれてもねえ。自分にはもっと見たい映画が他にあるもんで。でも、ネバーギブアップ!! 6点(2004-09-09 11:16:12) |
238. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 この映画には悪い点はつけられない。それほど熱く、純粋でまっすぐな映画だった。とはいえ、序盤前半は主人公についてあまりいい印象がなかった。友達のパシリをやったり、口先ばっかりで全然結果が出ないところ等々。それが後半は周りの素晴らしい登場人物たちとも相俟って我々に感動を与えてくれる。特に一旦は挫折したときに黒人の中年の男が熱く語るところや、レギュラメンバーがルディのために次々とユニフォームを脱ぎ捨てていくシーン等々。そしてラストの「涙のウイニングラン」。ルディコールの中、その数十秒のために今まですべてをかけてきた想いをぶつけるルディに、青春の栄光と挫折、勝利の輝きを思い起こさずにはいられないだろう。見終わった後も、我々の頭の中には「ルーディ!ルーディ!」のコールが鳴り響いている。 8点(2004-09-02 15:43:11)(良:1票) |
239. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
ディカプリオの運命にハラハラドキドキ。でも、すきとはいえない。 6点(2004-08-31 09:51:20) |
240. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
切ないストーリーですね。ちなみに、ビリーホリデイの曲名は「君を想いて (THE VERY THOUGHT OF YOU)」です。 7点(2004-08-28 10:25:40) |