221. グリーンマイル
もう少し感動するのかとも思ったが、見終わってもぐっとくるものはなかった。長いし、一度見たら充分という作品。でも、俳優の演技や作品全体の出来から見ても5点は付けるべきだと感じた。勧善懲悪、宗教の匂い、死刑制度等いろいろ議論のあるのは納得。 5点(2004-08-17 09:32:17) |
222. 毎日が夏休み
まず、佐伯日菜子のしゃべり方はなんとかならんもんでしょうか。慣れたらさほど気にならなかったものの、最初はなんじゃあこりゃあ状態でした。佐野史郎も暗い。頼みは風吹ジュン(若!)のみであったが、彼女も不幸のどん底へ落ちていくかのごとく、周りを気にしてどんどん落ちていく。途中はだめだなあコレと思いながら見ていた。爽やかコメディものと思ったら、ぜんぜんスッキリ爽快じゃないじゃない。でも、最後はうまくまとまっていて、ほっとしました。皆さんおっしゃっているように、ところどころでいい味出している映画です。でも、私には一度見れば充分でした。 4点(2004-08-16 13:51:36) |
223. マトリックス
最初観たときはやはり衝撃が走りました。しかし、難解です。途中はグロいし。 6点(2004-08-06 21:30:31) |
224. シックス・センス
《ネタバレ》 全体的な感想は可もなく不可もなくといったところ。ホラーはあんまり好きではないが、泣かせる話もあったりしてちょびっと感動。 でもなあ、無理があるよ、あのオチは。期待しすぎたせいか、また見たいとは思わなかった。ただ、ラストのオチへの伏線を再確認するために、完全版のDVDを見るのもまた一興かと。 (2020.5再鑑賞。私の好きなアンブレイカブルに共通する監督の雰囲気は同じで、静かでセリフも抑揚がない。主人公が正義に目覚めて生きる目的を発見するのも同じだが、こちらは盛り上がりに欠けるうえにホラーシーンも出てきて趣味が悪い。ラストに向けてポジティブな方向へ収束していくのはさすがの手腕だけど、ホラー好きじゃないかぎりおすすめしません。) [地上波(字幕)] 5点(2004-07-31 17:32:31) |
225. 12人の優しい日本人
思ったより面白かった。日本が陪審制度を導入したらこんな風になるんだというのがよく分かる。最後までおどおどして自分の意見を言わない人とかありがち。やはり日本人には、陪審員制度より裁判員制度のほうが合っているのがよく分かる。 二転三転するストーリーもよく出来ていて面白い。 (2020年9月再鑑賞。7点→8点へアップ。) やはり面白い。改めてみると、ものすごくよく出来た脚本なのが分かる。それを演じる俳優さんたちの演技も、演技と感じられないほどの出来栄え。こういうのってすごく難しいことなんだけど、この作品では見事にこなしていて素晴らしい。 各キャラクターはいささか誇張されすぎているが、日本人の特徴をよくぞ描いており感心させられる。人の意見を聞く→自分の意見を言う→妥協点を見出して解決に導くという大事な、しかし当たり前の訓練を、学校や社会で学んでこなかったツケの象徴のような人々が出てくる。対話拒否やらメンツやらでぐちゃぐちゃになってしまうところを、奇跡的にうまくまとめている。しかも笑えるコメディー要素もふんだんに出てくる。傑作。 [地上波(邦画)] 8点(2004-07-29 22:56:43) |
226. 父の祈りを
《ネタバレ》 ものすごく出来はいい作品。しかし、15年という重さを受け止められるかというと、それもまた難しい。「ショーシャンクの空へ」と似たような展開だと思ったけれど、最後になってやっと冤罪が晴れるなんてね。救われない。重い気分になるだけ。自分が理想とする映画は、何度も見られて、気分がすっきりする映画なんで、こういう映画はどうしても点数が低くなってしまう。でも、6点以下にすることはできない。それほどリアリティに満ちている。演技が迫真に迫っている。実話がベースなんだよね、これ。自分としては、燃やした紙が舞うシーンよりも、テープを引きちぎって人格が壊れるシーンが頭に焼き付いている。 6点(2004-07-28 00:19:28)(良:1票) |
227. Coo/遠い海から来たクー
かなりつまらん。いわゆる癒し系かと思って見たのが間違いの元だった。中身は、どうでもいいようなシリアスな展開ばかり。原作を読んでいないので、題材自体がダメなのかよく分からないが、この映画はたぶんもう二度と見ないだろう。 3点(2004-07-21 16:18:25) |
228. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 この映画の良さは、デクスターの母親リンダの存在が大きい。愛情を持ち、勇気を忘れない彼女が良い。男性医者もいい。 正論を言うと、エリックたちの行動は無謀。「独善的で危なっかしい行動」って、このぐらいの歳の男の子の専売特権だけど、結果的に誰も得していない。まあこういうバカなことをいくつもして、初めて健全な大人になっていくもんですが。 「僕は急いで大人になろうとしていた」ってキャッチコピーはいい。 ビデオ版の人気ジャニーズの吹替え版はひどい出来、それだけに多くの人の思いが実ってDVD化されたのは感慨深い。 (2023.9再鑑賞)8点→7点 エイズ少年との友情を描いたストーリー。 淡々と進む雰囲気は悪くないが、ユーモアを感じさせるエピソードが少ない。 中盤のニューオリンズ旅篇はちょっと痛々しすぎて感心できない。 終盤病院での描き方は、なかなか魅力が詰まっている。 [ビデオ(吹替)] 8点(2004-07-20 22:08:54) |
229. いとこのビニー
46【きょうか】さん、43【きりひと】さんの意見とまったく同じですね。最後は笑えて爽快でした。6点と7点の間といったところでしょうか。 6点(2004-07-18 22:55:17) |
230. フリー・ウィリー
《ネタバレ》 少年と、シャチの心温まる友情は素晴らしいものがある。ラストあたりでのシーンも、ありえないと分かっていながらグッとくるものがある。しかーし。子供向けということで、どうしても感情移入できない部分も。たとえば、ショー当日でのシーン。子供が窓を叩きまくってシャチが脅える、なんて下手過ぎでは。海へ逃がすシーンも車が道から外れたりして冗長。もう少し少年の成長とか友情等丁寧に描いて欲しかった。どうでもいいが、ドラマ「ビーチボーイズ特別編」でイルカを海へ戻すシーンがあるが、どうしてもそれと比べてしまった。 5点(2004-07-15 14:12:02) |
231. スリーピー・ホロウ
こういうホラー・ミステリーというジャンル自体が嫌いとはいえ、この映画から学ぶべきことはほとんど無かった。薄暗い村の雰囲気の中で、雷鳴だけがやたらおどろおどろしく、雷光も光まくる。中身は人間関係が複雑でわかりにくいし、暗い。雰囲気というか、演出面ではそうとう評価できるが、それ以外では点数はあげられない作品だと感じた。 3点(2004-07-04 12:24:24) |
232. トキワ荘の青春
かなり面白くない。観るのが苦痛になるレベル。 33【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 2点がほぼ言いたいことを言ってくれたので、付け加えるとすれば、いろんな登場人物が出てくるけどエピソードがぶつ切りで誰が誰だか訳がわからない。 周辺の予備知識があって、マンガにそうとう詳しい人なら良いのかもしれない。 以下はずっと前に見たときの感想。 あの昭和の時代は、みんなが貧乏であることが当たり前で、あんな風に過ごしていたんだなあ。昔の女性もあんな感じだった。助け合って、素朴で純粋で、思いやりがあって。一種のドキュメンタリーのような映画だった。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2004-06-29 11:40:45) |
233. Shall we ダンス?(1995)
さえない中年オヤジが、ダンスに夢中になるというストーリーの着眼点がまずいい。それに加えて、ときどきにいちいち笑いを誘うコメディチックなところもよい。 7点(2004-06-27 14:40:57) |
234. 酔拳2
《ネタバレ》 いや、面白いよこれ。普通のアクションだったら7点の作品なんだけど、酒飲んでからの暴れっぷりがたまらないんだなあ。敵の背中の上で酒を飲んじゃうシーンなんか、可笑しくて涙が出る。人の背中をテーブル代わりにするなっての。最後の敵と戦うシーンで飲んでるのは、工業用アルコール?そりゃ火も出るわな。よい子は決して真似しないでね。途中で銃に打たれて絶命する老格闘家もよい。アニタ・ムイ演じる母親の変幻自在っぷりも印象に残る作品。泡吹いて終わり?玉璽は取り戻さなくていいのか、ジャッキー!? 8点(2004-06-22 13:31:31) |
235. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 女性から見ると、主人公は男勝りでかっこいい、となるのかもしれないが、個人的には剃髪シーンやしごき等々女性が散々な目にあうような映画は好きではない。ましてや、「ゴースト」ヒロインのイメージが定着しているデミ・ムーアの、男勝りの振る舞いなど見ていたくない。体を張ったことは評価に値するが。 3点(2004-06-18 17:10:27) |
236. 交渉人(1998)
カネのために人を殺し、人が殺されるような映画はもう沢山。主役二人の交渉シーンがたくさんあるのかと思って期待していたが、それも前半だけで、最後まで消化不良だった。何も真相を突き止めるために自分が人質を取ることないっしょ、という思いでずっと観ていた。期待していたが、残念。 3点(2004-06-13 23:04:49) |
237. レオン(1994)
私にとってはただの普通な映画。というより、無闇に銃殺シーンが多くて引いた。275【ひよこた】さんのおっしゃる通り、殺し屋に対しては感情移入も難しい。ナタリーとの友情(愛情?)も分からないではないけれど、観ていて面白くは無かった。ストーリーの中身というより、ナタリーの可愛さ、スティングの主題歌と、ゲイリー・オールドマンのラリってる姿でずいぶん点数を上げている作品のように感じた。 3点(2004-06-11 21:34:22) |
238. プライベート・ライアン
私の評価はたいていのところ、自分がいかにその映画に共感できたか、どれほど楽しめたか、また観たいかという点にしかないのでこの映画の評価は、はっきりいって下すことが出来ない。なので、皆さんの評価の平均である7点献上。中身は素晴らしいとしかいいようがないけれど、また積極的に観たい映画ではない。(特に最初の30分は)実際の戦争よりもリアルな映像だと思った。 7点(2004-06-07 10:26:16) |
239. コン・エアー
いろいろてんこもりのアクション映画で、飛行機が車つけて飛ばすとか、ここまでやるの?みたいなシーン続出。それでも、無闇に人に銃を向け、無闇に人を殺すのはやめなさい。っていっても無理か(笑)。ブシェミが存在感があり加点。そのキャラを生かして活躍してくれたら評価が高くなったのに。 5点(2004-06-06 21:31:57) |
240. ホーム・アローン2
私はこっちのほうが1より好きですね。ホテルでのマシンガン等爆笑シーンあり、鳩のおばさんのほろりと温かくさせるシーンありで、よくできたコメディだと思います。今改めてみると、多少飽きてきていますが、何度みても面白いところは面白い!よくみると、今回はカルキン君がホテルにいて悪戯する時間のほうが長いんですね。皆さんおっしゃる通り「っていうか、やりすぎ。死ぬだろ、普通」という場面が多いですが、私は嫌いではないです(笑)。 8点(2004-06-04 14:07:16) |