221. レミーのおいしいレストラン
ピクサーの作品は全て観てきたんですが、着実に「CG技術は進歩」し「ストーリー性は劣化」していますね。 今回の映画もリングイニという人キャラクターの描き方が非常に弱い、というより単に嫌でどうしようもない。深みも何もない。 作品もリングイニが出てくる後半になると、一気にグダグダになり キャラクター同士の心のつながりも見出せず 誰にも感情移入もできず「結局、こいつら、己の利益の為に利用しあってるんだ・・」という冷めた感情で美しいCGを鑑賞するだけで終わった。 「モンスターズインク」や「トイ・ストーリー」が奇跡だったのか? ピクサーが現在のように大ブランド・大プロダクションに成長したのは「CG技術」だけではなく 実写でも出来ない「人間性」を描けていたからだったはず。 ピクサーの今後に期待をこめて、あえて「2点」を献上します。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-14 20:10:07) |
222. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
豪華な出演陣に完全に 騙された! 非常につまらないもの観てしまった。 主人公がただ単に自己中心でいやな女だからだろうな。 こういう女に気をつけろ映画ですね。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-04 13:58:56)(良:1票) |
223. 俺は、君のためにこそ死ににいく
《ネタバレ》 なんか・・説明がくどくないですか?石原閣下。能天気なパラソル飾りの付いたパイナップルジュースを前に「国体とは何か?!」をグダグダと語る中将にいたっては、中将を愚弄してるようにも見えます。映画なんですから映像で伝えることも考慮して脚本を書かないと。 しかしこの監督・・映像がテレビのフレームみたいで狭苦しい。石原閣下とやり合って映画を作るには篠田級の主張のある監督じゃないとダメなんでしょう。完全に「閣下のお気に召すように」が目標の映像作り・映画製作がバレバレ。「請負監督」を脱するためには監督自身が「映画監督」として自分の映画をつくらなきゃ。結局、素材も観客もスタッフも全てを裏切ってると思います。渾身・献身して製作したはずの石原慎太郎が一番、見事に裏切られたのかもしれませんね。この監督には「人間魚雷回天」のように真摯に特攻の方たちに向合った作品を観ていただきたいです。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-12 00:36:38) |
224. 雷桜
《ネタバレ》 もうねぇ・・止めようよ・・こういうのー。日本人がちゃんと日本の映画を撮らなくてどうすんのさぁ・・。他の方々のコメントに詳細はありますから細かい文句は言いませんが・・。だいたいね、蒼井優もかわいそうだわ、キャラつかんでいるのか滑っているのかも分からん、異様なキャラ。殿の方はただきれいなだけだしぃ・・。これ、まじめに作ったモノ?しかし133分なんて編集もできないのかね・・。 [DVD(邦画)] 1点(2011-05-08 23:13:25) |
225. アマルフィ 女神の報酬
ひど・・い・・。つまらない・・。確かに景色は綺麗だけど・・。全部が陳腐!脚本が酷いからか、役者も酷くヘタに見えてウンザリ。天海は子どもが誘拐されても「フルメイク」ですか?せめてスッピンに見える顔立ちの女優を選ぶべきですねぇ・・。ミスキャスト。ひどい、ほーんと酷い。 [DVD(邦画)] 1点(2010-02-15 00:07:41) |
226. 赤い月
これは酷い・・。2時間ドラマでもここまでの駄作はめったにない。常盤貴子が演じた波子は長男が大卒で召集され、夫が46歳なら40代前半という年頃なんだよね。スカーレット・オハラを意識しすぎてるけど、元のキャスティングで無理なんじゃない? 日本の40代の女優で主役をはれる人がいないのも問題なんでしょうね。たぶんフランスだと中年女優がガンガンいるからイザベル・アジャーニ(50代前半)やモニカ・ベルッチ(40代半ば)あたりが豊満に母性タップリに演じられるんだろうなぁ・・と思う。日本やアメリカだとこの辺りの女優が薄いよなぁ・・。 [DVD(邦画)] 1点(2008-01-27 00:42:47) |
227. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
元はテレビシリーズなんですよね?その番組を知らない日本人には強烈すぎて・・というところ。 不愉快なシーンばかりなんですが、基本は「ブッシュのアメリカ」「WASPアメリカ」の嫌な部分のあぶり出し。 でも基本は「やらせ」なんだろうな。 映像的にはきちんとしたカメラ撮影を使用し照明も使用しているし、窃盗をしても暴行をはたらいても警察は一切、出てこないしね。 それをふまえてアメリカ批判コメディとして見るべき映画ですね。 (しかしカザフスタンの人々に対して失礼すぎる。この点はどうしても不愉快。) [DVD(字幕)] 1点(2008-01-13 00:31:12)(良:1票) |
228. アーサーとミニモイの不思議な国
《ネタバレ》 リュック・ベッソンがティム・バートンに憧れて作ってしまった「ベッソン版・ジャイアント・ピ-チ」でございました。 はっきり言ってバチもんです。 小人さんたちの国のキャラも立たず、存在意義も理解できず・・ 突然、アメリカにアフリカの部族が現れる理由も,どこにいたのかもわからず・・ 主人公の少年の親の行動も理解不可能・・ ただ、「子どもを 小さくさせて 小生物と冒険 させてみたかった」ということか? そうとしか思えない。 上手くこれがヒットしたらシリーズ化しようとしている魂胆も見え見えのラストに嫌悪感ブルブルです。 悪者は逃げ、誰も追いかけず、主人公は「また来るね♪」 もういい。もう作らなくていい。TVシリーズであっても辞めたほうがいいね。 一方、ミア・ファローとフレディ君の演技には敬意を持ちました。こんな救いようのない子どももだませない程の「子供だまし映画」で、映画を最後まで観れたのはお二人のお力です。 しかし、だからこそ、こんな酷い映画にしてしまった巨匠監督に対して「評価:1」を献上させていただきます。 [映画館(吹替)] 1点(2007-10-22 16:00:08) |
229. アレクサンドリア
一応、大学で西洋史学専攻でしたし、歴史モノは好きですが、本当につまらん映画でした。映画館に行かなくて正解でした。 「宗教VS科学」なんて定型な古臭いテーマをこんなにお金をかけて、作る必要ってあったんですかね?福島の原発の事故の影響に脅かされている人間としては、本当にくだらないです。だいたい、「科学や学問に一途な人って、すてきだよね♪」って信じがたい。原発にしても、臓器移植にしても、クローン技術にしても、そんなに科学が素晴しいとは思えない。科学が進むと、結局、宗教や文化の積み重ねが試されることになるわけで、科学自体にはこんなにすてきなチカラがあるなんて思えないです。科学自体は「vs宗教」なんていえるようなものではないと思う。「vs宗教」なんて言う単純な図式で気持ち良いなんて人は、逆に危ない人たちじゃないの?この映画、すごく「マッチョ」で下らない。 女性を主役にしているところもあざとい。 [DVD(字幕)] 0点(2011-09-12 20:51:02) |
230. 茶々 天涯の貴妃
《ネタバレ》 あはは・・見ちゃった・・。大河の「江」の評判が悪いので、「比較してみよっかなー」と軽く思ったのが運のつき。信長は品のない貧相なヤクザだし、茶々はジャンヌ・ダルクもどきのホラーだし、秀吉も家康もキモイ、秀頼が長身であることだけが史実に忠実だけどさー。だからチビの秀吉の実子じゃないってオチもなし。ただお城や燃える大坂の町は良かったな。CGは良かったけどー、流行の「戦国ゲーム」と変わらないか~?ま、結局、呆れ返った私です。 [DVD(邦画)] 0点(2011-03-10 18:18:56) |