281. 現金に体を張れ
《ネタバレ》 まったくムダの無い作りなのにどうしてこうも登場人物達の個性をハッキリ描けるのか!緊張感とスピード感を保ったままラストへ突入、そしてあの虚脱感。すごいっス!ただし競馬好きとしては「やめて~!馬撃たないで~!」でしたけど。 8点(2003-12-25 13:46:04) |
282. カリートの道
小指にしている指輪とかしぐさとか隅々までヤクザな男!パチーノかっちょいい~! 8点(2003-12-25 13:34:46) |
283. 旅情(1955)
名作なのは分かる。洒落てるし映像も美しい。けど、ハイミスでオールドミスで行かず後家の私としては、「バカじゃないか、この女」と思ってしまって入れなかったス。 6点(2003-12-25 13:29:05) |
284. ミーン・ストリート
キレやすくて頭悪そうなちんぴらデニーロがイイ!これ見るとゴッドファーザーで彼が最初にスクリーンテスト受けたのがソニー役だったのは頷ける。 7点(2003-12-24 16:01:38) |
285. ポーラX
ポンヌフ見てガッカリしたカラックス好きはこれ見て安心したかも。原作の雰囲気でてるんじゃないスかね。 7点(2003-12-24 14:58:23) |
286. ペレ
子供の自立物語としての感動を求めてこの映画を見ると失敗すると思います。随分昔に見たんですがとにかく悲惨。寒さは貧乏を更に過酷にするもんだとしみじみ思ったス。オヤジはだめだめだし、どんなに努力しても厳しい境遇からは抜け出せそうもないし、ラストもあまり希望がない感じで気が滅入りました。決して批判しているワケではないですよ。いい映画です。ただ、甘っちょろくないので覚悟がいるかな、と。 7点(2003-12-24 14:49:51) |
287. マーズ・アタック!
スカッとはしないが、そこそこ笑えた。火星人の容赦無用のところがちょっと好き。そこには話し合いなど存在しない。「バカの壁」ってやつ? 6点(2003-12-24 12:41:46) |
288. スコーピオン
何もかも中途半端だな~。やるならもっとやっちまいなー!けどミュージックビデオ感覚で見ればまぁ気軽に楽しめる。TVでなんも知らずに見てて、てっきりソダーバーグの映画だと思った。それにしちゃあ音楽のセンスいいなと感心してたら別の人でした。(誉めてるの?けなしてるの?) 5点(2003-12-24 12:36:18) |
289. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
何故この映画を見に行ったかと言えばテーマ曲はサイケデリックファーズだし、その他にもOMDとかインエクセスとかニューオーダーとか当時のUK音楽シーンを賑わしてた人達の音楽がふんだんに使われていて「おしゃれ映画」の位置づけにあったからなのだ(トホホ・・)。内容はありがちな青春学園ものでモリー・リングウォルトのボテッとした感じが可愛いとは思ったが今見たら寒いだろうなぁ。【つちのこ】さんも書いておられるが80年代の、特にファッションに重点をおいた映画って恥ずかしい・・。 5点(2003-12-24 12:18:15) |
290. バスケットボール・ダイアリーズ
原作のジム・キャロル著「マンハッタン少年日記」は全米でベストセラーになった若者のバイブル的な作品。続編の「ダウンタウン青春日記」にはバロウズ等のビート詩人をはじめディランやアンディ・ウォーホールなどニューヨークのアートシーンとの交流が描かれていて興味深いス。ディカプリオの美少年ぶりが一番堪能できる映画だと思うなぁ。彼とジム・キャロルってどことなくイメージもだぶるし。 5点(2003-12-24 11:33:15) |
291. ラスト サムライ
時代劇は大好きだし「滅びの美学」は積極的に好きなのだが感傷ばかりが先にたち、勝元達が何の為に戦っているのかその大儀がよく見えない。頭では分かっているのだが心情的に納得できないため合戦のシーンではイヤなもの感じてしまい、むしろ官軍兵に同情してしまった。それと、渡辺謙が好きなので見に行ったのだが確かに戦闘シーンでの彼は迫力あるけど静と動のメリハリがない(と私は感じた)。むしろ真田の方が雰囲気があり、この二人の上下関係に違和感があった。とは言え確かにハリウッドが「見えないもの」にこれだけ敬意を払った静かな映画を作ったことは驚きだし、作品に対する真摯な気持ちも伝わってくる。西南戦争を元にしているらしいが風景はどう見ても「ロード・オブ・ザ・リング」だし、まぁファンタジーとして見れば良い映画だ。アカデミー賞をとっても不思議じゃないと思う。生まれて初めてトム・クルーズがかっこいいと思えたし。それにしてもアメリカ人から「日本の伝統を大事に」などと言われるような映画を我々日本人がありがたがって見なくちゃならないとは、まったく嘆かわしいことだ。 7点(2003-12-22 12:34:13)(良:1票) |
292. バーフライ
ブコウスキーだからなぁ。そりゃもう飲んべえのヒドイありさまがリアルに表現されています。ミッキー・ロークが「足短~い」、「汚~い」と当時ちょっとショックだった。撮影はロビー・ミューラーなんですね。そんな映像でしたっけか? 6点(2003-12-19 12:28:30) |
293. 最後の誘惑
洗礼を受けている信者達にボカシを入れるのはやめて欲しい。 6点(2003-12-19 12:11:37) |
294. ニコラ
私はごくごく普通の家庭で普通に育った子ですけど、子供の頃って「もし親が死んだら」とか「寝ている間に親に生き埋めにされたら」とか、ランドセルに入っている恐怖漫画に呪われたらとか、それはもう無数の恐怖を空想していたもんです。この映画見ながらそんな子供の頃の不安な気持ちを思いだしました。ジェットコースターのシーンなんか特に気持ちかき乱されたし、言われてみればホラー映画なのかも。 7点(2003-12-19 11:59:40) |
295. カリフォルニア・ドールス
「ロッキー3」を見に行ったらこの映画と2本立てだった。すんごい力技的映画でこっちの方が面白い!と思った記憶があります。館内でコオロギが鳴いていて、売店ではリボンシトロンが売られていたあの映画館、今もあるのかなぁ。 7点(2003-12-19 11:38:17) |
296. 蜘蛛女(1993)
私が唯一ゲイリー・オールドマンにうんざりさせられなかった映画。あの人はこういうダメ男の方がキレ役より絶対あってる。 6点(2003-12-19 11:21:46) |
297. 卒業(1967)
S&Gの音楽が持つ世界観が映画全体を形作っています。これを例えば音楽Bzにしたら・・。全然違う映画になりますねー。バークレーに帰る為、赤いアルファロメオ(でしたよね?間違ってたらスミマセン)に乗ったダスティンホフマンがS&Gの音楽をBGMに橋を渡っているところをフカンでとった映像がすごーく好きです。 7点(2003-12-18 15:04:49) |
298. ゴジラ対ヘドラ
私が生まれて初めて映画館で見た(と記憶している)記念すべき映画、それがこの「ゴジラ対ヘドラ」。とにかく暗くて薄気味悪くて映画見てからはどぶ川の澱みからヤツが出てきそうで恐ろしかった記憶があります。先日CSでその時以来初めてこの映画を見た。驚いた。こんなにサイケデリックでメッセージ性の強い映画だったとはね。自分が小学生の時世の中こうだったのかぁとしみじみ。今の小学生はハリー・ポッターとか見てるんでしょ。違う感性が育ちそうだな~。 4点(2003-12-18 14:48:08) |
299. アメリカン・ビューティー
中途半端じゃないスかね。使い古されたアメリカンホームドラマをちょいと頭良く見えるように手直しした感じ。「ガープの世界(原作の方)」みたいな感じはどぉよ?あそこまでやっちゃうと評論家ウケするかもしれないけど一般ウケしないからさ。まぁギリギリの線で。そんな企画制作会議が聞こえてきそうな気がした。 でも「映画はたくさんの人が楽しめなくちゃいかん」と言う観点から言えば大人の決断かも。 6点(2003-12-18 13:45:07)(良:1票) |
300. ビッグ
好きな映画だったしニューヨークに旅行した時は「FAOシュワルツ」に行って「ビッグだよー」と感激した。けど、最近ひっさしぶりにTVで見たらトムハンクスにちょっとイライラ。どーも大人が幼児化してるような最近のカルチャーに反感を持っているので「いつまでも子供みたいな大人」である彼に昔のような好意を持てなくなったのかも。映画自体は非常にチャーミングな良い映画だと思います。 6点(2003-12-18 13:04:01) |