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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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281.  卒業(1967) 《ネタバレ》 
この映画を最初に見たのは学生の頃、主人公ベンとほぼ同年代だった。(役者ダスティ・ホフマンは10も上、彼は新人ながら30歳でこの役を演じている) この頃は、アメリカン・ニューシネマという波に乗り、反体制反倫理(暴力、セックス、ドラッグなど)の映画が多く作られた。この映画もまた「俺たちに明日はない」や「イージーライダー」などと並び称されるものかもしれない。 映画は花嫁を奪って逃げるラストシーンももちろんだが、私はその直前の教会の屋上から「エレーン! エレーン!」叫び、それに「ベーン!」と答えるシーンの記憶が忘れられない。 映画の後、二人はどうなったかはわからない。少なくともハッピーエンドではない。両親が敷いたレール、社会常識や規範を卒業した二人は、二人だけの新しい世界へと向かっていく・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2011-02-28 13:19:51)
282.  白い巨塔 《ネタバレ》 
白い巨塔と言えば財前五郎、財前と言えば田宮二郎、まさに映画の財前と役者田宮が重なってしまうほどだ。 白い巨塔は、私が学生の頃見た山崎豊子原作最初の映画であり、それまで物の裏側まで見ることのなかった私には、強烈な映画となった。 野心に燃え傲慢不遜な財前、東教授ならずともまったをかけたくなるだろう。そこに渦巻く策略、利用できるものは何でも利用し、用済みともなれば捨ててしまう、医大病院の裏側の汚れた部分を見事に描いている。 この映画の後のテレビドラマも、もちろん見た。田宮二郎だけでなく、小沢栄太郎 、加藤嘉も映画と同役で、映画で描ききれなかった細部や続編を付け加え、より完成されたものとなった、。 
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-26 06:34:11)
283.  天地創造 《ネタバレ》 
映画「天地創造」は学生の時、封切りで見た。たぶん子どもの時見たモーゼの「十戒」が良かったからこの映画も見ようと思ったのだろう。今でも「十戒」と「天地創造」は混同することがある。 「十戒」は旧約聖書でも「出エジプト記」、「天地創造」はそれ以前の「創世記」、それも50章まである中の22章までである。こうして考えると、旧約聖書がいかに膨大なものかがわかる。 さてこの映画「天地創造」の主題だが、私は「神への畏敬の念」だろうと思っている。神を冒涜し享楽にふける民は、ことごとく神の罰を受けている。 禁断の実を食べて、エデンから追われたアダムとイブ、弟アベルをねたみ殺してしまったカイン、ノアの方舟 、バベルの塔、ソドムとゴモラの滅亡と続いた・・・。 しかし、映画後半部の主役アブラハムは善人であり、神から罰を受ける理由は全くない。それなのに、年老いてできた息子イサクを神に献げなければならないという大きな試練を受ける。神の御心を得るには、我が子までを犠牲にしなければならないのか、これがこの映画の一番のテーマだろう。 息子を縄で縛り、まさに刃物を突きつけようとした瞬間、アブラハムは許される。それほどまでの信仰心ゆえに、後の人から崇拝されることになるのであろう。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-24 10:44:15)(良:1票)
284.  007/ロシアより愛をこめて 《ネタバレ》 
初めて見た007であり、シリーズで一番印象に残っています。私が見た時の題は「007/危機一髪」で、マット・モンローの歌うテーマ曲も大変好きでした。 映画の最初のシーンからすごい緊迫感、あっさりジェームス・ボンドが首を絞められたかと思ったら・・・。 ダニエラ・ビアンキもとてもきれいだったし・・・。これ以降「ダイヤモンドは永遠に」までショーン・コネリーのシリーズをみるはめになった。「ドクター・ノオ」だけは見ていない。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-22 06:48:02)
285.  下町の太陽
私たちの少年時代は、吉永小百合や倍賞千恵子はあこがれの的だった。そのころ、吉永さんの「寒い朝」や倍賞さんの「下町の太陽」といった歌が、ヒットし、「寒い朝」は映画「赤い蕾と白い花」、「下町の太陽」は同名映画のそれぞれ主題曲となった。 吉永さんの映画はもっと後から見始めたのだが、この「下町の太陽」は高校生の時に見た思い出の青春映画として今も記憶に残っている。
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-21 22:20:09)
286.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 
ミュージカル映画を見まくった1960年代、もちろんこの映画も見ました。ただし、大学の時リバイバルで。私のまわり特に女性陣には、この映画の評判がよく、私は「ウェスト・サイズ・フトーリー見に行った?」と茶化しまくった覚えがある。その手前、私は後で一人でこっそり見に行った。 この映画がミュージカル版の「ロミオとジュリエット」だと知ったのは、オリビア・ハッセーの映画を見てからで、その頃はシェークスピアも何も知らなかった。 さてこの映画、ダンスシーンに定評があるようだが、なじめなかった私には、登場する人物の誰が誰だかわからないありさまだった。 評価が平均点以上になったのは、「ロミオとジュリエット」を見た後でもう一度見直してからである。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-21 08:52:17)
287.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 
1960年代は、「サウンド・オブ・ミュージック」から始まって、ミュージカル映画が日本で上映されると逃さず見たものです。 この映画もその一つ、フランスのミュージカルということで期待して見に行ったのですが、びっくりすることばかりでした。 まずはオープニング、雨の歩道にカラフルな雨傘、流れる主題歌、もうたまりせんね、なんとお洒落なのでしょう。 そして台詞がすべて歌ということでびっくり、カトリーヌ・ドヌーブさんはすばらしい歌手だと思ったら、すべて吹き替えだったということで、またびっくりでした。 後に私の好きな「ふたりの天使」を歌ったダニエル・リカーリさんとわかって、またまたびっくりしたものです。 
[映画館(字幕)] 9点(2011-02-21 08:09:48)(良:2票)
288.  メリー・ポピンズ
映画が作られたのは、「サウンド・オブ・ミュージック」の前年だが、日本公開はそれより遅かった。 ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」に感動し、ジュリー・アンドリュースの歌唱力に参ってしまった私は、当然のように「メリー・ポピンズ」も見て、サントラレコードを買い、歌も覚えた。 この映画は子ども向きということで、内容的には「サウンド・オブ・ミュージック」とは比較できないが、ジュリー・アンドリュースの歌唱力や魅力は勝るとも劣らない。 歌は「チム・チム・チェリー」が有名ではあるが、「鳩に2ペンスを」という歌が私は特に好きで、映画でこの曲が歌われるシーンはとても好きだった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-20 18:06:13)
289.  ポケット一杯の幸福 《ネタバレ》 
原題はMiracle、ポケット一杯の奇跡なのですね。ギャングの親分がアニーのために一肌脱ぐのも奇跡なら、アニーが貴婦人に変身するのも奇跡、ラストで市長夫妻ら大勢のお客が登場するのも奇跡です。しかし、その奇跡がアニーだけでなく、皆の幸福をもたらす・・・、すばらしい映画です。 登場人物も、見たことのある顔が並び、とても親しみやすい。フランク・キャプラの映画はとても甘いと言われるけど、皆が幸福になればそれでよいのでは・・・。 彼がずっと以前に作った映画を手直ししたのも、理解できるような気がします。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-19 07:33:57)
290.  冬のライオン
正直にこの映画の人間関係を理解するのはむずかしい。とても予備知識なしでは「何だ、この映画は?」となる。 私も最初見た時はよくわからなかったが、数年後平幹二朗の舞台公演に合わせて再度見て、どうやらおぼろげながらも概要がつかめた。まさに舞台劇、台詞の駆け引き、騙しあいである。 K・ヘプバーンとピーター・オトゥールは親子ほど年齢が違うのに、映画での夫婦対決は見事なもの。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-11 14:01:05)
291.  霧の旗(1965) 《ネタバレ》 
松本清張の推理小説は学生の頃よく読んだ。「点と線」「眼の壁」「ゼロの焦点」「霧の旗」「砂の器」など、それらの多くは映画化された。中でも「霧の旗」は私が最初に見た松本清張映画として、鮮烈に記憶に残っている。 松本清張の推理小説は、奇抜なトリックや犯人捜しをするいわゆるミステリーものとは違って、社会派推理小説と言われるもので心情面を特に重視している。犯人の動機に重点を置くことによって、現実社会の矛盾や非条理を追求している。 この「霧の旗」はそういう社会派推理小説の代表みたいなもので、殺人容疑の兄の無罪を信じて奔走する妹が主役となる。 両親を早く亡くし貧乏な生活の中で、どうやって兄を救うことができるのか、また、汚名を着せられたまま死んでいった兄の無念をどうやって晴らせばいいのかを、私たちに投げかけている。 この桐子を演じた倍賞智恵子は本当に素晴らしい女優である。
[映画館(邦画)] 8点(2011-02-11 12:26:29)
292.  東京オリンピック
そういえば、「記録」か「芸術」かの論争がありましたね。制作時に映画館で見た時の感動は薄れたものの、何十年もたって見たDVDはとてもなつかしいものを感じました。 好きな競技はあっという間に終わってしまうし、あれもこれもと入れて編集すれば長くなるし、本当にむずかしいものです。 しかし、なんと言ってもこの映画の良さは競技そのものよりも、昭和の時代の風情を記録として残していることだと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2011-02-02 20:17:51)
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