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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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301.  L.A.コンフィデンシャル
出世第一主義のエド(ガイ・ピアース)、暴力刑事バド(ラッセル・クロウ)、汚職刑事ジャック(ケヴィン・スペイシー)など、個性的で存在感あり。謎の娼婦役キム・ベイジンガー(当時40半ば)も中年女のフェロモン満開。 エドが刑事になった理由でもある、殉職した父を殺した犯人ロロトマシのエピソード。その名が罪を逃れて笑う男を指して、真相解明へとバッチリ効いているのがオシャレ。 ストーリー、キャストとテンコ盛りの内容でエンターテイメントとして面白いんだけど、最初見たときはいろいろ盛りすぎてごちゃごちゃしてしまったような印象。わかりにくくなっている部分もあって、じっくり見直してみると真犯人側の刑事たちの中にカーライルの死亡とか初見では見過ごしていたのもあった。なので、ネタバレした二回目でも十分楽しめるし、印象が前よりも良くなる。 マフィアのミッキー・コーエン、、用心棒のジョニー・ストンパナート、その愛人のラナ・ターナーが実在の人物で、その関係性を知るとまた別の観点でも興味深い。
[DVD(吹替)] 7点(2017-08-27 20:28:03)
302.  ヤングガン 《ネタバレ》 
アウトローの群像劇はそれなりにおもしろいのだが、肝心の主人公に好感が持てない。 ビリーは人を殺すことに躊躇がなく楽しんでいるようで、新入りのくせにボス気取りで生意気なキャラも鼻に付く。 あくまでもグループのトラブルメーカー、はねっかえり的末っ子というサブ的な扱いならしっくりくるキャラ。 リーダーとして仲間がついていく器量とは思えない。 ドクやディック、チャべスらのほうが魅力的に映った。 敵役だけど六人のヤングガン相手に戦った老雄ロバーツの猛者っぷりもカッコいい。 ビリーを愛すべきならず者と感じるか感じないかで作品全体の印象が違ってきそう。
[DVD(字幕)] 6点(2017-08-18 10:07:27)
303.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 《ネタバレ》 
ギャング映画の中では『ゴッドファーザー』の次に好き。 4時間近い長尺なのに、最後まで引き付けられる。  ヌードルスの青年~老年期を演じたデニーロはさすが。 それに比べて、デボラ役のエリザベス・マクガヴァンは見劣りする。 少女時代を演じたジェニファー・コネリーは、イメージぴったりだったのに。 音楽もいい。優雅な「アマポーラ」とエンニオ・モリコーネの切ない調べが胸に響く。 音楽も相まって若き日々へのノスタルジーを誘う。  ゴミ清掃車のくだりが、こねくりすぎてわかりにくい。 もっとすんなり落とすような話にしてほしかった。 ヌードルスが阿片でトリップして笑うラストシーンが印象的。 こちらも捻ってはいるが、まだ腑に落ちる。 つらすぎる現実から目を背けて、楽しかった頃に逃避しなければいけないほど、ボロボロになった姿が浮かび上がる。 ヌードルスはいい時代の思い出だけを拠りどころに、なんとか正気を保ってきた。 だから、マックスの告白した真実を今さら認める必要はなく、撃たなかったのだろう。 ヌードルスにとって、マックスはベイリー長官ではなく、あの銃撃戦で死んだ親友なのだ。 このとき流れる「イエスタディ」が、良き時代への郷愁を表している。  惜しいのは、マックスが仲間を裏切る動機が、いまひとつ説得力をもたないことか。 いくつか伏線は張ってはいるけど、それでもまだすっきりとはしない。 『ゴッドファーザー』との比較でいうなら、『ゴッドファーザー』のほうがわかりやすい。 描き方が素直なので、解釈が分かれる部分もない。 その点、本作は変にこねすぎた嫌いがあって、すぐには理解しづらい箇所がある。 また、時系列が少年期、青年期、現在と行きかうので、少し混乱する。  ただ、見直すと、初見では気づかなかったセリフや表情を確認できる。 冒頭で、ヌードルスがファットモーの店に戻ってきた場面。 「時計の鍵を返しに来た」 あの時に止まっていた時間が、再び動き出す。 そこからラストに至るまで、無駄なシーンがなく、いたるところに伏線が張られているのに気づく。 ところが、最初の劇場公開では、監督の意向に反して、製作サイドの都合で無残にハサミを入れられたとか。 計算されつくしているのに、それでうまくつながるわけがない。 監督は不本意な編集を不服とし、後に自らの手で完全版を出した。 作り手としての意地と執念が結実したことに拍手。
[DVD(字幕)] 9点(2017-08-17 10:20:11)
304.  ウエスタン 《ネタバレ》 
これぞ西部劇。 165分の長尺なのに、漂う緊張感とサスペンス性で、珍しく長さが気にならなかった。 長いとダレてイライラするのが常なのだが、この作品にはたっぷりした間の演出が合っているということだろう。 三人組が出迎えるブロンソンの登場シーンからもう心を持っていかれる。 「俺の馬は?」「おかしいな。一頭足りないようだ」「いや、二頭余る」 笑っていた三人組が、ブロンソンの返しに顔色を変える。 セリフがいちいちキザだけど、含みがあって唸らされるカッコよさ。 子供も平気で撃ち殺す悪玉ヘンリー・フォンダの存在感が、対決を一層盛り上げてくれる。 フランツが死に際にハーモニカの正体にやっと気づく、ドラマティックで印象的な決着。 一対一のガンファイトは、西部劇の醍醐味だ。  悪玉だか善玉だかわからないシャイアンが、ハーモニカとフランクの戦いに絡んで良い味を出している。 その登場シーンも秀逸で、何者かまったくわからない状態で、酒を飲み干すときに両手の手錠が露になる演出が憎い。 それが直前の外での銃声と合わせて、警備を撃ち殺して逃げてきた囚人とわかる。 そんな男と主人公に芽生える友情が、いかにも漢っぽくて良い。 ジルも従来の西部劇での清純なヒロイン像とは違って、美しくて強かな娼婦上がりの女というのも面白い。 レオーネ監督の演出、セリフが冴え渡って、彼の西部劇の中では一番良かった。
[DVD(吹替)] 10点(2017-08-15 12:44:33)
305.  王になった男 《ネタバレ》 
賎民と王様がすり替わった物語は『王子と乞食』にもある。それ以降、容姿の似た物が入れ替わるストーリーは手を変え品を変えいろんなバージョンで作られている。エンターテイメントとして水準以上のものを作りやすい設定なのだろう。本作も安定感があって楽しめた。本物の王がそんなに簡単に改心するかといえば疑問だけれど。 クスッと笑えるシーンにセンスを感じる。おどおどした偽王をコミカルに演じるイ・ビョンホンもうまい。
[DVD(吹替)] 7点(2017-04-29 19:39:32)
306.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
ずいぶん予想と違った。不時着するまでをドラマティックに演出するのかと思っていたが、ハドソン川への不時着が妥当なものだったのかどうかを検証する公聴会がクライマックスに、ドキュメンタリー映画のような構成。リアリティがあって面白い。
[DVD(吹替)] 6点(2017-04-29 19:38:21)
307.  レッド・ファミリー
キム・ギドク作品は暗くてシュールというイメージがあって苦手だけれど、これはわかりやすかった。 監督を別の人に任せているからなのだろうか。
[DVD(吹替)] 5点(2017-04-29 19:35:19)
308.  フライ・ダディ
予定調和で退屈なストーリー。途中で早送りしたくなった。 似たようなシチュエーションでも「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のほうがはるかに面白い。 こういう軽いタッチのコミカルな韓国映画は笑えないし、どうも自分のツボにはハマらないようだ。
[DVD(吹替)] 3点(2017-04-29 19:34:04)
309.  怒り 《ネタバレ》 
東京、千葉、沖縄を舞台に三つの話が並行しているので、どこかで絡んでいくのかと思えば、まったくリンクしていかなかったので拍子抜け。 群像劇というより3本のオムニバスで、それを犯人のミスリードに利用した感じ。サスペンス効果はあるけど、どうしても一つの作品としてのまとまりに欠ける印象は拭えない。 少し気になったのは沖縄の米兵の描き方。好意を寄せている少女が米兵に乱暴されているのに、震え上がって何もできないほど怖いというのがちょっとリアリティがないような…。米兵なら大声だせば民家が近いこともあって立場的にも絶対逃げるだろうし、それなら地元のチンピラや不良少年のほうがタチが悪くてよっぽど怖いはず。そこに政治的偏向性のようなものを感じたのは気のせいか。 豪華キャストの競演は見応えがあった。
[DVD(邦画)] 5点(2017-04-16 10:29:43)(良:1票)
310.  最後まで行く(2014) 《ネタバレ》 
内部監査で不正を摘発された殺人課の刑事たちが、内部監査部の弱みを調べようとする。 「奴らだって警官だ。たたけばホコリは出る」 警察不信の韓国だからこそリアリティを持つ言葉なのかも。 汚職仲間のゴンスだが、車で轢いてしまった死体の隠蔽に一人で悪戦苦闘で、内部監査どころではない。母の葬儀を利用して死体を母の棺に入れて隠すのだが、特殊工作員並みの必死の働きが笑える。死体が実は訳ありの犯罪者で、ゴンスは事件に巻き込まれて脅迫を受けながら事態はどんどんエスカレート。もう何でもアリのハチャメチャな展開に。 ターミネーターじゃあるまいし、爆破されても死なない不死身の黒幕が追ってきたり。警察内部も収賄、犯罪の隠蔽、押収麻薬の密売と、腐りきっている。 巻き込まれながら秘密を隠そうとして事態が悪化していくのは、シリアスなサスペンスにちょっと三谷幸喜のコメディーテイストを加えた感じ。 ストーリーは意外性があって面白いが、好感の持てる人物がいない。 主人公が悪でも憎めないってケースもあるんだけど、刑事のくせにチームで汚職はするは轢き逃げで死体を隠そうとするような奴では…。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-13 19:50:02)
311.  奇跡の海 《ネタバレ》 
良くも悪くもラース・フォン・トリアー監督の作品は印象に残る。人間や社会のダークな部分をえぐり出すのが巧みだからだろうか。 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」「ニンフォマニアック」 中には悪趣味なほどに後味が悪いものもあって、ハッピーな気持ちにはなれないが、何か突き刺さるものはある。 宗教色の濃いものはあまり好きではないのだが、神を信奉するベスの生き様が凄まじい。歪んで真っすぐな愛と献身は、神に手酷く打ちのめされたような結末で哀れを誘う。 ベスの願いは聞き入れられて瀕死の夫は奇跡の生還を果たした。が、最愛の妻を惨殺された夫にとっては皮肉な結末でしかない。
[DVD(字幕)] 6点(2017-03-13 19:48:24)
312.  セッション 《ネタバレ》 
フレッチャーが『フルメタルジャケット』の鬼軍曹そっくり。汚い言葉で罵倒してニーマンをぎりぎりまで追い込んで鍛える。そんなやり方にろくに怒られたことのない現代っ子がついていくのは難しい。 ニーマンにもあまり好感は持てない。友達ができないのもわかる、嫌なヤツだ。フレッチャーに潰されたという気持ちは理解できるが、父親が出しゃばって密告したのはガッカリ。もう大学生なんだし、自分から情け無用の競争に挑んでしくじったのは自分の責任でもあるんだから。 ただ、密告の報復を謀るフレッチャーのワナにハマり、負け犬のように去るかと思えば、引き返してからのセッションは息を飲む。 まさに闘い。憎悪に狂ったフレッチャーを、音楽の力で目覚めさせる。「なかなかやるじゃねえか」フレッチャーの目がそう言っていた。 ラストで彼女とよりを戻すといったような、興ざめなラブストーリー色を入れなかったのも良かった。
[DVD(吹替)] 7点(2017-03-12 08:31:50)
313.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
ヒトラー暗殺を試みた史実は知らなかった。 失敗することはわかっていても、興味深く見応えがある。 独裁者へのクーデターって、よほど周到にやらないと。失敗したときの手酷い制裁が恐ろしい。 そんなリスクを冒して挑む勇気に、思わず感情移入。 今も人権無視の独裁国家はあるけど、そこを舞台に空想してしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2017-03-12 08:29:44)
314.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 《ネタバレ》 
子供の頃に読んで忘れていた児童書の三銃士の面白さが蘇る。 この映画では三銃士とダルタニアンの葛藤が見もの。 世継ぎや伝承者が実は双子で…てのは、マンガや映画でもよくみかける。 デカプリオの双子の演じ分けは上手かった。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-12 08:24:18)
315.  メビウス(2013/韓国) 《ネタバレ》 
音はあるけどセリフは一切ない。でも、セリフが想像できるように伝わってくる。 ペニスを失っても痛みでエクスタシーが得られるとしても、リアルに考えれば誰もがそうなるものでもないだろう。 そこにリアリティを離れた寓話性を感じる。タブーに挑んだ変態的でちょっとホラーな寓話。 キム・ギドク監督の独特の歪みが滲み出た作品。タブーや恥部をえぐり出してシュールに描く。 同じく鬼才とされるクローネンバーグ監督にも通じる苦手意識を感じる。ついていけない。
[DVD(字幕)] 4点(2017-03-12 08:22:14)
316.  忘れられた人々 《ネタバレ》 
弱肉強食のようなメキシコ貧民街が生々しい。不良少年が障害者を何の容赦もなく襲うのが衝撃的。 クソガキ代表のようなハイボはどうしようもないが、子分扱いのペドロは同情の余地がある。盗難ナイフの罪をペドロに擦りつけようとしたハイボの策にはまり、必死で無実を訴えるペドロの言葉を母はまったく信じようとしない。子を顧みない母親の愛を健気に求め続けたペドロが哀れ。 ただ、ろくでもない大人達ばかりではなく、ペドロをちゃんと人として扱い、ペドロに大金を預けてお使いを頼んだ感化院の院長のような人もいた。その慈悲と信頼に応えようとしたペドロを、またもハイボが踏みにじる。まさにクズ中のクズで、殺意が湧くほど。 こんな疫病神のようなハイボも、社会の犠牲者と言えるかどうか。大きな要因ではあるんだけど、恵まれない生い立ちや劣悪な環境の中でも真面目に生きている者はいるので。 ブニュエル監督の描く、最後まで救いのない世界。暗い気持ちになってしまうが、一見の価値はある。
[DVD(字幕)] 7点(2017-03-12 08:20:40)
317.  モテキ 《ネタバレ》 
31才セカンド童貞男の妄想が炸裂して面白い。詩がストーリーにリンクしたカラオケの演出もいいし、作品の中で使われている音楽もいい。パフュームとの唐突なダンスも楽しかった。 未練たらしく最後に一回やらせてとまでみっともなくもしつこく迫る藤本に、「あなたでは成長できない」と心臓をぶち抜いてトドメを刺すみゆきの一言。 観ているこちらがいたたまれなくなるほど。 みゆきが苦悩するのは不倫の自業自得だけど、振り回される藤本はたまらない。 麻生久美子がフラれて藤本に泣きすがるシーンも同じく痛かった。人間の情けなくてカッコ悪い部分が見事に描けている。  キャストがどれもばっちりハマっている。男をその気にさせる長澤まさみが、とにかく魅力的。この作品はこれに尽きる。 童貞の理想の彼女であり、既婚者の理想の愛人にもなっている。 麻生久美子も十分魅力的だが、さすがに旬の長澤まさみには勝てない。フラれてエロ親父のリリー・フランキーに高級寿司をご馳走になり、ベッドを共にしてしまうのが妙にリアル。 グダグダしている森山未來に、ドSなくらいにカツを入れる真木よう子もスカッと気持ちがいい。  ところが、あのラストはなんでストーカーから奇跡の大逆転となったのか。夢物語すぎてちょっと冷める。 今までいろんなことから逃げてきたみゆきが泥だらけでしがみつく藤本の姿勢に気持ちが揺らいだということだろうけど、いくらなんでも不自然で唐突なのでついていけない。気持ちが変わるにしても、ストーカー行為で警察に捕まってという展開を経ていれば、また違ったかもしれないが。大逆転にも説得力があれば最高だったのに。  『ボーイズ・オン・ザ・ラン』と本作が、痛いダメ男の応援歌としては双璧か。 恋愛ソングに勇気をもらってみゆきに告白に行こうとした主人公のように、この映画に勇気をもらって同じようにする人がいるかも。 リアルではまあ勘違いの玉砕に終わるだろうが、それも青春かな。奇跡が起きれば儲けものだし。
[DVD(邦画)] 8点(2017-03-01 21:14:51)(良:1票)
318.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
アニメを映画館で見るなんて、子供の頃以外は記憶にないが、「君の名は。」とこの作品だけは見る気になった。 見てみると評判通りの佳作。日本昔話に出てきそうな朴訥でほんわかした雰囲気。 そんな中で絶対幸せになるしかないと思える主人公が、戦争で悲惨な目に遭う衝撃。 ほんわかした声や画柄と、シリアスなストーリーのミスマッチにやられた。 それでいて陰惨に終わるのではなく、最後に救いもあるので後味は良い。 ただ、そこまで深く感情移入はできなかった。
[映画館(邦画)] 7点(2017-03-01 21:09:09)
319.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
アニメは見るならDVDで十分と思っているが、これは映画館で見て良かった。好きな画柄だったし、ストーリーにも惹かれた。 男女の入れ替わりやタイムスリップだけなら凡庸なものになりそうなところを、口噛み酒、隕石落下の大災害、組紐などの要素を入れて、ドラマティックにしている。 よく考えると綻びも目につきそうなストーリーで、腑に落ちないところが幾つもあるのだけど、勢いに飲まれて作品世界に巻き込まれていく感じ。終盤は映画館で必死で涙をこらえるしかなかったのだから、心を動かされたのは間違いない。
[映画館(邦画)] 8点(2017-03-01 21:06:39)
320.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
なんだこのできそこないゴジラは?とそのカッコ悪さにビックリ。 が、それは進化途中の形態で、最終形態はゾクゾクするようなカッコよさ。待ってました大統領って感じ。やっぱり映画館で見ると大迫力。 フィクションの世界なら、正義の味方だろうが悪の化身だろうが、強くて存在感のあるものには得も言われぬ魅力がある。 従来の怪獣ものと違い、ゴジラを巡る政府や官僚の動きがリアルで面白かった。
[映画館(邦画)] 7点(2017-03-01 21:05:28)
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